2024年12月18日 17:30
「この仮面の悪魔に相談を」を読みました。
「この素晴らしい世界に祝福を!」で異様な存在感を放っていた「見通す悪魔バニル」を主役に据えた原作者暁なつめさんご自身によるスピンオフ作品です。
はじめのうちは、ちょっと違和感を感じるかもしれませんが、所々出てくる本編のメインキャラを揶揄する発言など思わず笑ってしまう場面が多々あり、10ページも行かないうちに馴染んできました。
収録された物語は5つの短編とエピローグが1つ。
あまりにも赤字を出しまくる貧乏店主の補填をするために新しいビジネスとして「相談屋」を始めるきっかけとなる、はじめてのお客様が紅魔族のボッチ、ゆんゆんのボッチ解消作戦w
本編内でゆんゆんが最近バニル、ダストと一緒にいるのを見かけることが多いという、あの謎のカズマの言葉の解答がここにありました。
そうか、そういうことだったのか!
って感じ。
次は王都のアイリス王女がチリメンドンヤの孫娘「イリス」と身分を偽って(実はバレバレ)アクセルに訪れ、何を勘違いしたのかカズマの語った水戸黄門をなぞって、「ご老公」と成りすまし世直しをしようというよく分からない話。
ここでバニルはお調子者の「ハチベエ」を命じられ(高額報酬アリ)、クレア、レインが扮する助さん角さんと4人でアクセルの街を練り歩きます。
アイリスの目的は、アクセルの街で事件を納めて名声をあげ、カズマに存在をアピールすることです。
しかし、平和でのんきでちょっと狂っているアクセルの街では大した騒ぎには行きあたりません。
せいぜいダストのナンパ(迷惑行為)程度のもので、明らかに不審な爆裂音などは誰一人騒いでいません(バニル曰くアクセルの風物詩)。
そんななか、例のクソ領主の血縁というアウリープ男爵と言う下司が町娘を手籠めにしようとしている場面に遭遇します。
ここからバニルの破竹の大活躍が始まるのです。
所々出てくる主要メンバーのエピソードとかもそうとう笑えます。
三つめはなんと!
バニルが冒険者ギルドの受付嬢?をするという話。
これは最初から最後まで面白いので、もし興味が湧いたならぜひともご一読をw
このエピソードでの目玉は、バニルの言葉に右往左往するウィズやゆんゆんをはじめとした街の冒険者たちと、普段感じのいい受付のお姉さんことルナさんの本音の吐露です。
四つ目の話は、いかにもこのすば!というガチャガチャした展開から、いつもの感じになるお話です。
アクセルの街に悪辣な警備詐欺集団がはびこっているなか、勘違いしたアクアが余計なことをして、最終的にカズマに叱られて泣き叫ぶという、なんともいい感じw
そして最後はウィズがリッチーにになったころを回想する話です。
度々本編で語られる「氷の魔女」と呼ばれたころのウィズの姿が描かれます。
イケイケの武闘派だったころのウィズにはちょっと違和感ありますけど、当時はまだ爆裂魔法を覚えていなかったようですね。
ウィズにとってはドレインタッチありきなのかもしれませんね。
そして、当時から仕入れの間抜けさが飛びぬけていた描写もあり、能力はあるのになんとなく間抜けなところもあったりと、現在のウィズを髣髴とさせるものも多々ありました。
リッチーになる決断を下す理由もウィズらしいし、それを受け入れるバニルも実にいい。
個人的にはバニルとの決戦でそうなったのかな、と思っていたのですが、きっかけはよりによって、「こっち来いよ!」でお馴染みのベルディアだったというのが意外でした。
でも、この短編集で一番楽しかったのはこのすば本編とは別視点でアクセルの街を見渡せたところでしょうか。
とくに、バニルやルナさんのカズマに対する捉え方がパーティーリーダーと言うよりも、狂犬、変態、駄女神の保護者というところ、さいこーでっすw

はじめのうちは、ちょっと違和感を感じるかもしれませんが、所々出てくる本編のメインキャラを揶揄する発言など思わず笑ってしまう場面が多々あり、10ページも行かないうちに馴染んできました。
収録された物語は5つの短編とエピローグが1つ。
あまりにも赤字を出しまくる貧乏店主の補填をするために新しいビジネスとして「相談屋」を始めるきっかけとなる、はじめてのお客様が紅魔族のボッチ、ゆんゆんのボッチ解消作戦w
本編内でゆんゆんが最近バニル、ダストと一緒にいるのを見かけることが多いという、あの謎のカズマの言葉の解答がここにありました。
そうか、そういうことだったのか!
って感じ。
次は王都のアイリス王女がチリメンドンヤの孫娘「イリス」と身分を偽って(実はバレバレ)アクセルに訪れ、何を勘違いしたのかカズマの語った水戸黄門をなぞって、「ご老公」と成りすまし世直しをしようというよく分からない話。
ここでバニルはお調子者の「ハチベエ」を命じられ(高額報酬アリ)、クレア、レインが扮する助さん角さんと4人でアクセルの街を練り歩きます。
アイリスの目的は、アクセルの街で事件を納めて名声をあげ、カズマに存在をアピールすることです。
しかし、平和でのんきでちょっと狂っているアクセルの街では大した騒ぎには行きあたりません。
せいぜいダストのナンパ(迷惑行為)程度のもので、明らかに不審な爆裂音などは誰一人騒いでいません(バニル曰くアクセルの風物詩)。
そんななか、例のクソ領主の血縁というアウリープ男爵と言う下司が町娘を手籠めにしようとしている場面に遭遇します。
ここからバニルの破竹の大活躍が始まるのです。
所々出てくる主要メンバーのエピソードとかもそうとう笑えます。
三つめはなんと!
バニルが冒険者ギルドの受付嬢?をするという話。
これは最初から最後まで面白いので、もし興味が湧いたならぜひともご一読をw
このエピソードでの目玉は、バニルの言葉に右往左往するウィズやゆんゆんをはじめとした街の冒険者たちと、普段感じのいい受付のお姉さんことルナさんの本音の吐露です。
四つ目の話は、いかにもこのすば!というガチャガチャした展開から、いつもの感じになるお話です。
アクセルの街に悪辣な警備詐欺集団がはびこっているなか、勘違いしたアクアが余計なことをして、最終的にカズマに叱られて泣き叫ぶという、なんともいい感じw
そして最後はウィズがリッチーにになったころを回想する話です。
度々本編で語られる「氷の魔女」と呼ばれたころのウィズの姿が描かれます。
イケイケの武闘派だったころのウィズにはちょっと違和感ありますけど、当時はまだ爆裂魔法を覚えていなかったようですね。
ウィズにとってはドレインタッチありきなのかもしれませんね。
そして、当時から仕入れの間抜けさが飛びぬけていた描写もあり、能力はあるのになんとなく間抜けなところもあったりと、現在のウィズを髣髴とさせるものも多々ありました。
リッチーになる決断を下す理由もウィズらしいし、それを受け入れるバニルも実にいい。
個人的にはバニルとの決戦でそうなったのかな、と思っていたのですが、きっかけはよりによって、「こっち来いよ!」でお馴染みのベルディアだったというのが意外でした。
でも、この短編集で一番楽しかったのはこのすば本編とは別視点でアクセルの街を見渡せたところでしょうか。
とくに、バニルやルナさんのカズマに対する捉え方がパーティーリーダーと言うよりも、狂犬、変態、駄女神の保護者というところ、さいこーでっすw
