たまには音楽

2018年07月11日 21:21

180711音楽

















実を言いますと、けっこう音楽が好きです。
散歩、掃除、料理、飲酒など生活の様々な場面でも音楽は欠かせません。
聴くジャンルは多岐に渡っていて、ぼくのウォークマンには常に、HR、フォーク、ブルース、ジャズ、クラシックに民謡、雅楽、音頭、歌謡曲などが、容量のほぼ上限近くまで詰め込まれています。
時期によって多少の入れ替えはしますが、中身はほぼ上限ぎりぎりです。
目一杯詰め込んでいるために、聴きたいアルバムを探すのも一苦労、ウォークマンの場合検索ワードを入力できないため、頭文字順に並んだアルバムを矢印キーでグイグイ送っていくくらいしか手がありません。
お目当てのアルバムにたどり着くのはなかなか大変です。
とくにアルバムタイトルを度忘れしてしまったりしたときには、左側に小さく表示されるアルバムのアイコンを頼りに一つずつ送って行きますので、なおさらイライラします。

考えて見れば、かつてのウォークマンの音源は、カセットテープでした。
現在のMP3などという得体の知れないデジタル情報ではなく、由緒正しい磁気テープにアナログのレコードやラジオからのエアチェックなどで、カセットテープに録音をしていたのです。
いくら小型軽量のカセットテープとは言え、外出時に持ち歩くには限度があり、たいていはウォークマンにセットした1本と予備にもう1〜2本といったところでしょう。
1980年前後にはその程度で満足していたはずなのに、なんで2018年のいまでは何百曲も持ち歩かなければいけないのか、不思議でしょうがない話です。

物理的な空間を占拠する事のないデジタルデータの場合、いくら溜め込んでも質量としての重さは感じませんし、持ち運びの不便もありませんから、溜め込む事への罪悪感を感じにくくなっているのは間違いありません。
その結果、何がどこに入っているのかわからないという、ウォークマン内ゴミ屋敷状態となって、間抜けなストレスが生まれてしまうわけです。
ぼくらを幸せな気分にさせてくれるはずの音楽が原因でストレスをくらってしまうのでは本末転倒にもほどがあります。

ぼくらは科学の進歩による利便性と引き換えに生物として大切な決断力を失ってきているのかもしれません。
臭いものにふたをして、面倒なことは先送り、なんていう姿勢を続けていては、座して滅びるのを待つの存在に成り果ててしまいます。
滅びの道を断ち切るためにも、ぼくらは今こそ立ち上がるときなんです。

そんなわけで、なんだか大げさな話をしているようで申し訳ないのですが、要するに何が言いたいのかと言うと、こんなところで愚痴ってる場合じゃなくて、大事なのは整理整頓だということなんですよw
いやあ、今後は心を入れ替えて、何事もめんどくさがらずにデータを整理整理して、快適に音楽を楽しみたいと思います。

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2008年10月17日 23:40

081017太鼓081017舞踏







知人の写真家さんに誘われて、メキシコ大使館へ行ってきた。
メキシコに限らず、大使館なんてとこに来るのは生涯初なわけだが、なんだか実にシャレた建物で、直線と曲線の入り混じった中の空間は、不思議と居心地が良い。
ちなみに、初めて知ったが、メキシコの漢字表記は墨西哥となるのだそうだ…

今日は、神楽奏者の石坂亥士さんという方のイベントで、タイトルは【死者の日に捧げる儀式的舞】という、なんとも仰々しいものだった。

手に持った銅鑼を小刻みに奏でながら、石坂さんが舞台に上がると部屋が暗転し、舞踏家の方が登場して、不思議な空間が形成されていく。
松明を振りかざしてみたり、床を尺取虫のようにへこへこしてみたり、奇声を上げてみたり…
舞、というのはどうも私にはよくわからなかったのだがw
神楽太鼓をはじめとした、石坂さんの刻む音は、すばらしく滲みてきた。
途中、目を閉じてみたら、太鼓や鉦の音が頭の中を静かに廻り始め、だんだん恍惚としてくる。

不思議な体験だった。
誘われなかったら、多分一生知らない世界だったろう。
いやあ、写真家さんに感謝であります。


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2008年08月17日 12:43

昨日観てきた【崖の上のポニョ】の主題歌は、言わずと知れた崖の上のポニョ
ぽぉぉにょぽぉにょぽにょぽにょさかなのこぉ〜
というあの、愛らしい女の子のボーカルが耳について離れない方も多いことだろう。
しかし、その女の子と一緒に歌っている男の来歴を見て、驚天動地の衝撃を受けた。
なんとこの男、あの伝説の【まりちゃんズ】のアイツじゃないかよお!!!!!!!
その昔、私がまだフォーク少年だったころ。
しだいに世界はフォークではなく、ニューミュージックという括りで、その多もろもろを、そういうカテゴリーを扱い始めていた。
ようするに、民謡や演歌、歌謡曲の範疇から外れたものは、すべてこのニューミュージックに入れちまえ、という安易な括りだ。
甲斐バンドとさだまさしが同じ種類の音楽じゃないのは、どんな子供だって理解できたはずなのに、メディアはそういう括りをしたわけだ。
そういう正体不明のカテゴライズに不満を訴えた私は、愛だの恋だのをねちっこく歌う連中はさっさと排除w
目新しさを狙っただけの、理解不能な音楽(中には、そのうち面白くなるのもいた)も除外。
エレキを使ったロックバンドは、別のカテゴリーと認識して、なんだかんだで、あまりのめりこめずにいたわけだ。
そんな音楽的放蕩生活の末、たどり着いたのが、フォーク歌手のMCの楽しさを曲にまで反映させた、いわゆるコミックソングだ。
御大所ジョージの存在感とカリスマ性しかり、一時期のアルフィーの完成度の高さしかり、なかなか楽しめるジャンルだったのである。
そんななか、度を越した一つのグループに出会う。
それが、まりちゃんズ】だ。
その当時、私が聞いたのは、たった一枚のアルバムだったわけだが…
その一枚がすごすぎたw

ぼぉくは○んこをぉ するたびにぃぃぃぃぃ…… 
まりちゃんのぉ こぉとぉをぉ 考えるぅぅうううう
まりちゃんもぉ う○んこを するのかなぁ
まぁりぃちゃんの うん○も くさいかぁなぁぁ…

という衝撃的な歌詞ではじまる、あるいみ強烈なラブソングなわけだがw
超絶なコミックソングだ。
当然放送禁止処分を受け、発売すらナンだったはずの一枚だ。
どうせ売っているはずが無いと、検索をかけたところ…
あのアマゾンで、しっかり在庫がある辺り、恐ろしい世界になったと言えよう。
こうなったら、全日本人は、このアルバムの凄まじさを体験すべきである。

あまりにも自由なこのアルバム。
インパクトは詞の部分が大きいのはしかたありませんけど、実は、何度聞いても飽きない曲のクオリティも、極度に優秀と言えましょう。

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2007年11月18日 21:45

遅ればせながら、私もMP3プレイヤーなんぞを買ってみました。
実際使ってみると、これはなかなかいいものですねえ。
以前はやったウォークマンよりも小型だし、カセットテープをガラガラ持ち歩かなくても済む。曲の入れ換えも簡単だし、充電もPCにUSBでつないどくだけときている。
まあ、CDからMP3への変換はちと手間取りましたがw慣れてしまえばどうということは御座いません。
それに、会社からの帰り途に音楽を聴いていると、なんだか心が癒されるようでいいもんですなあ。

いまでこそだいぶ慣れてきて、アレコレといろんな曲を聴いてますが、最初にこのプレイヤーに入れたのがこのアルバム
最初に聞いてから、すでに○○年ばかりは過ぎてますがw
聴くごとに、その良さが沁みてくるような気がします。
深く温かみのある歌声もしかり、小刻みに鋭く刻まれる印象的なギターのフレーズもしかり。
「たった一音で泣かせたい」
と言ったのは、たしかエリッククラプトンさんでしたが、そういう感覚を体現してるのがこの人ではないか、とも思ったりします。

そんなわけで、毎日ブルースを持ち歩ける幸せってのを体感しているのです。







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2007年10月14日 07:29

071013おーちゃーどほーる渋谷BUNKAMURAオーチャードホール
渋谷駅ハチ公口から109の右手の道
所謂本店通りを上り、東急本店の角を左折
本店のすぐとなり。




知人からチケットをいただいたので、ありがたく鑑賞してまいりました。
【塩谷哲 スケッチ・オブ・ニューヨーク】
塩谷哲ってダレよ?
と思ったのはここだけの秘密だがw
軽くググってみると…
こんな感じだったり、こんな感じだったり、でも一番馴染みのあるキャリアはこれか
基礎知識(浅すぎw)もインプットされ、さて演奏会の始まりであります。


音楽のカテゴライズに明るい方ではないので、ここで演奏されたのがどのようなジャンルに属するのかは不明だ。
所々にジャズ、クラシック、ポピュラーミュージックなどの欠片を感じるのは確か。
あとね、アニメーションの劇伴曲という印象がずいぶんありました。
旋律の端々にカット割りが見えてくるような、個人的には【ヤマト】を感じました(演歌のエッセンス?)。
演奏では、塩谷氏のピアノは実にテクニカル。
単調になりがちな曲のあちこちで、ピリッとしたスパイスを効かせてくれていました。
パワフル&ソウルフルなリズムチームも凄かったですよ。
とくにドラムの坂田氏は、リッチーやベックの後ろで叩いてもらいたいw と思うほどカッチョ良かった。

あとね、ゲストが三人来たんです。
セロの溝口肇氏、素晴らしく深みのある癒しの音を聞かせていただきました。
三味線の上妻宏光氏、日本人の魂に響く音ですね。
そして歌い手の手嶌葵女史、このヒトの歌には魂消ました。
最初の一声でKOされたというか、まるでパイプオルガンのような反響する声(なんのこっちゃw)っつーか…
ぐぁってこもって、ぶわって広がって、ふんわかと包み込むような…
う〜〜ん、さらにわからない表現にw
とにかく良かったのですよ。
一発でファンになっちゃいました。
テレビやCDじゃわからないものですねえ.
やっぱり音楽は生で聴かないとだめすねえ。

そんな感じで、久々の演奏会。
堪能させていただきました。

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プロフィール

ahi

好きな食べ物はお蕎麦とお寿司。
趣味は野遊びに読み書き落画き街歩き
なお、加齢な事情から食べ歩きは中断中(泣)

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