ずっと以前に切り抜いていた新聞記事の中に「日本一低い山」
天保山がありました。日本山岳協会認定の日本一低い山
す、歴史は古く、天保2年に安治川の大規模な浚渫工事が行
われ、その土を盛り上げて出来たのが高さ18メートルの人工の
山です、幕府は「目標山」と名付けましたが、庶民は「天保山」
と呼びました。

この絵葉書の天保山は明治5年に英国人技師プラントン
によって建設された天保山にあった灯台です、今は有りません
(この時7.2メートル)

 天保山、高さの変遷
  ①天保2年(1831)、人工の山建設 18 m
  ②元治元年(1864)上部を削って大砲を設置 7.2 m
  ③昭和42年、に計測したら7.1 m
    ④昭和52年地盤沈下のため4.7 m
    ⑤平成5年 4.5 mになり国土地理院の地形図から抹消
  ⑥地元有志が署名を集めて復活運動を行い、平成8年
   天保山は標高4.53 mの日本一低い山に返り咲きまし
   た。

グーグルマップによる現在の天保山


葛飾北斎の描いた天保山


2015,7,1追記 厳密にいうと天保山は2等3角点のある日本一低い山です、
1等3角点のある日本一低い山は蘇鉄山(堺市)です、なお三角点はない
が日本一低い山は宮城県仙台にある日和山です、下記をクリックして確認し
てください。

天保山(2等三角点のある山で日本一低い山)
日本一低い山に登る「蘇鉄山」(堺市)