坐摩神社の正式名は「いかすりじんじゃ」ですが、通称「ざま
じんじゃ」と呼ばれています。
6月21日に大阪市内を歩いた時は、この神社を探すのが目
的でした、御堂筋沿いにある、南御堂の西側にあるのが分か
っていたのですぐに見つかりました。
神社の由緒書きには、全国の渡辺姓の発祥の地と記載され
ています。

以下神社の由緒書きを転記しました。
「神功皇后が新羅より御帰還の折、淀川南岸の大江、田蓑島
後の渡辺の地に奉祀されたことに始まる。
延喜式神名帳には攝津國西成郡の唯一の大社と記され、住吉
より産土神として今日に至る。
坐摩(いかすり)の語源は、土地又は住居地を守り給う意
の居所知(いかしり)が転じたものと伝わる。
天正10年(1582)豊臣秀吉の大坂築城の際替地を命ぜられ、
寛永年間現在地に遷座。現在の鎮座地名を渡辺と称するのは
元の地名が移されたことによる、故に全国の渡辺・渡部等の姓
の発祥の地とされる。
明治天皇御降誕に際し宮中より御安産の御祈願を仰せつかり、
秋季大祭当日(旧暦922日)
皇子継承後降誕あらせられる。
明治元年、明治天皇大阪行幸の折当社に御親拝なり、境内で
相撲を天覧遊ばされる。昭和11年官幣中社に列せられる。」