8月26日の広島市内ウォーキングで最初に参拝したのが秀玉稲荷神社です。

秀玉稲荷神社:広島県広島市南区京橋町13

2017,08,26  00:25 PM



                                 秀玉稲荷神社由緒書
  御祭神    秀玉稲荷神大明神
          堰稲荷大明神
           桃柘榴稲荷大明神
  守護    水難除商工業繁盛福ノ神
  例祭日   春分  秋分
広島の町の誕生する天正17年より前、五ケ浦、五ケ村の名称で呼ばれた時代
に既に農耕守護神として崇敬されていた。 五ケ浦、五ケ村の時代に治水干拓
工事が行われた広島三角州の拡大が謀られ毛利元就は広島城下町の形成
拡大に関連して輝元の広島築城に遡る事三十有余年前の弘治元年寺家の内
川内衆有力者 山県就知に約束し種々の名称で堤が築かれ耕地の拡大が奨
励された故、今の京橋川、猿猴川分岐点になった台奥の鼻(通称デビ)に治水
用築堤工事を行い出水の被害から守り又これより南に当る段原比治山新開地
に農業用水を引く堰の工事も行われその際の事故犠牲者を堤の守護霊として
後に秀れた魂の持主と言う意味で秀玉の神号を奉り祭祀が行われてきました。
付記
明治12年広島区神社調査の折前記三神を当時の農耕神倉稲魂神御一体に
ご神号を統一さえましたが戦後は又御鎮座当時に戻り祭祀を行い附近住民
の崇敬を受け万般にわてって大きな御加護を戴いています。
                    昭和57年10月吉日  鶴羽根神社々務所