2011年10月19日

妖怪プロジェクト

「A Fool's Life」の公演と同時並行で始まり、今取り組んでいる「妖怪/monster project/プロジェクト」!

今回はアユリの仲間とは別に、完全に違うバックグラウンドをもったアーティスト達との国際共同創作です。

2009年度からプロジェクトの話が始まり、2010年夏にはクレア(カナダの俳優)とサラ(アメリカの演出家/ルコック卒)がリサーチ&トレーニングのために来日。クレアとは一夏一緒に過ごして様々な体験を共にしました。

その後は、サラから様々な課題が出されて各自それぞれの国でリサーチ継続。

そして今回トロントにて集まり、稽古場での創作第一段階開始です☆

再会〜♪
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創作第一段階は三週間。
稽古場には、創作のコラボレーターとして違う専門をもったアーティストたちも加わります。
今回の目的は、とにかく稽古場で身体を動かしながら、リサーチ&ディスカッションを重ねることによりお互いの共通言語を見つけていくこと。そして、各自の専門をぶつけあいながら即興などでアイディアをどんどん試し、テーマを深く深く掘り下げていくことです。(open canvas)


初日恒例のミーティング
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演出家のサラ、クリエーター&パフォーマーのクレアと私の他にプロジェクトに加わっているのは、

劇作家のアントンポランスキー。
彼はカナダの演劇界では知らない人はいない!という程著名な作家だそうです。今回は稽古場で毎日私たちの即興を見たり、ディスカッションに加わったり、彼自身も即興のアイディアを提供しながらストーリーを構築していく役割。
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一緒に創作に加わってくれるアダムとリニア。
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アダムはパリのフィリップ・ゴーリエでトレーニングをした後、ゴーリエと共に様々な所で教えたり演出したり、個人ではカナダ国立演劇研修所で教えたりしています。(もちろん俳優としても主にブッフォンの専門アーティストとして活躍中です!)

リニアはとても素敵なダンサー。いつも舞台で忙しく飛び回っています。彼女は主にダンスのバックグラウンドからリードしながら一緒にアイディアを出していきます。

皆がそれぞれの専門を持ちながらも、一つの目的に向かって思いきりぶつかり合っていく。
私がいつも日本で創作ワークショップをやるときに言っている ”皆が出る杭になりながらも共鳴し合って一つのものを創り上げていく” 環境がここにはあります。
もちろん真剣であればある程、バックグラウンドが違えば違う程、厳しさも大きくなりますが、国や文化の違いを越えて、心が通うような信頼関係や共通言語を生み出していくにはそのプロセスこそが重要なのだと痛感しています。

いよいよ最後の一週間です!
次の日曜日には公開試演をして、客観的な意見を取り入れながらディスカッション。
それからしばらく各自の国に戻り、温めながら次の創作第二段階に備えていきます♪









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2011年10月16日

公演終了♪次なるステップへ

アユリテアトル最新作「A FOOL'S LIFE」の公演も無事に終了♪

トロントでのお客さんの反応はとっても良かったので、本当に嬉しかったです。

稽古中に「このシーンは面白い!」と皆で笑っていたとしても、お客さんにとって面白いかどうかは本番にならないとわからない。。
今回は、話全体の流れや構成など、とても悩んで、色々試して、ディスカッションを積み重ねて創り上げたオリジナルであり、また仮面や人形、ビジュアルなども色々とチャレンジの部分が多かったため、幕があがるまでの緊張感も大きかったです。

しかし、ふたを開けてびっくり!

お客さんのリアクションがものすごい。
笑うところは大笑い、気持ち悪いところは「おえ〜」というような声が聞こえてくる、そして予想外のところでの大きなリアクションや最後の静まりかえった雰囲気。。。それに合わせてこちらの出すエネルギーも変化する。

本当に舞台はお客さんと一体になって初めて形が見えてくるものなのだな、と強く実感した舞台でした。

色々な大変興味深い感想も頂いたので、ぜひ少しずつ紹介できたら、と思っています。
そして、次は日本公演にむけてどのように取り組むか、色々と考えなければな〜〜!!

【各新聞のレビューから抜粋】

カナダ全国紙 THE GLOBE AND MAIL
「A Fool's Life は、知的・感情的・視覚的、全てのレベルにおいて満足させてくれる創造的な舞台である」(4つ星/4つ星が最高)

トロントで最もポピュラーなフリーペーパー NOW MAGAZINE
「アユリテアトルは、心と体、裏切りと救いーなど人間の持つ様々な二面性をユーモラスに、かつウィットに富みながら優雅に融合させている。芥川の芸術性を讃え、神話や芸術に取り憑かれていく男のどうしようもなく人間的な部分を、魔法にかけるような手法で見事に表している。」
(4つ星/5つ星が最高)

トロントの新聞 TORONTO STAR
「三つの話(鼻・馬の脚・地獄変)は才能の塊のような5人の役者によって生き生きと命を吹き込まれている。5人で全ての役を演じ、全ての役者がそれぞれ輝いている。」(3.5星/4つ星が最高)

全ての舞台を網羅する演劇専門レビュー MOONEY on theatre

「この舞台に完全に圧倒された、役者の身体のムーヴメントは非常に美しく絶妙で、演技は実に見事である」

ラジオ放送 CLASSICAL 96.3FM

【プロダクション紹介】
千秋楽本番前の楽屋にて。
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左から:デレック(中国系カナダ人)馬の脚の動きが本当に素晴らしい
クレア(アイルランド系カナダ人)絶妙な演技がとても魅力的
春菜(日本人)じいさんの役なども色々やりました☆
ジュリアン(イタリア系カナダ人)ものすごくおちゃめ、芥川も素敵だけど他にも多数いい味出してる
リチャード(中国系カナダ人)中国の地獄の番人の役がとっても面白い!

千秋楽本番前のダン
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写真となるといつも変になるけど、とても素敵なディレクター

ビジュアルアーティストのショーンとソーニャ
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彼らのアートは特別。アナログにこだわり、本番には役者と一緒に彼らも毎回ビジュアルアートを創って融合させていく。

音楽家の亥士さん
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禅僧のように静かな中に力強さを兼ね備え、音楽も毎回の舞台に融合していく感じで奏でられる。

照明&舞台監督のアンドレ
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きっちりしっかり、本番中は毎日みんなのお母さんのようでした☆

みんな〜ありがとう!
そして観に来て下さった皆様、遠くから応援して下さった皆様、本当に本当にありがとうございました。さあ〜〜次は日本にむけてエイエイオー♪





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2011年10月02日

「A Fool's Life」初日@トロント・シアターセンター

無事に初日の公演を迎えることができました!
公演後、ダンとクリスティーナと。
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初日には、なんと英語劇をやっている立教の後輩が突然観に来てくれました。
トロントに交換留学に来ていて、たまたま情報を見つけて来てくれたみたいで本当に嬉しかった〜

今回は一つのストーリーを舞台化するだけでなく、芥川の自伝や「河童」の話などを何度も何度も読み直し、その中でも彼の代表作「鼻」「馬の脚」「地獄変」三つの話を組み合わせて創作してきたオリジナル作品です。

地獄変のワンシーンの稽古風景。
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三つの話の根底にある深いダイナミックは何か、そこからどのように芥川自身の抱えていた人生の葛藤を描いていけるか、そして、現代に生きる私たちになぜこの話が重要なのか、本番ギリギリまで悩み、色々と試し、変化し続けてきました。
その結果出来上がった作品は、稽古初日の最初のアイディアからはまるっきりかけ離れた全然違うもの。しかし、根底に流れる大きな構想は変わっていません。ダンや私が奥底に感じていた深いものを、稽古場で実際に身体を動かしながら少しずつ皆で共有し、頭で構想を練るレベルを遥かに超えて最終的にたどりついた結果がこの「A Fool's Life」なのだと思います。

このような創作は、みんな精神的にも肉体的にもギリギリの所で生み出していきます。
思い返すと、毎日新たな壁へのチャレンジばかり。トライ&エラーの繰り返し。。。
本番を迎えるまでは本当にドキドキです。しかしその分、お客さんが何かを感じ取ってくれた時の感動もとても大きい。

初日には、テクニカルな部分での小さなミスはそれぞれありましたが、
(役者五人で様々な役に入れ替わったりスクリーンを動かしたりするので、舞台裏では早着替えなど常に気が抜けません!)無事に初日を迎えられて本当に良かった〜。

スクリーンには、ビジュアルアーティストの様々な背景(全て手描き!)が映し出されます。
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これから8日間安心して、皆で思いきり楽しく充実した舞台にしていきたいと思います!

芥川役のジュリアン。
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2011年09月21日

日系文化会館

今週一週間は、トロントにある日系文化会館にお世話になります。
月曜日から稽古&仕込みをして、23日(金)には当会館のホールで初めてお客さんの前での試演会。
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日系文化会館は、以前トロントに来た際にも訪れたことのあるとても素敵な施設です。

日本に関する様々な催しのちらしや
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武道場
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そして、おにぎりなどが売っている売店♪
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私はぜひみんなに試してもらいたくて、さっそく肉まんを買って一口ずつ食べました。
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久しぶりで美味しかった〜〜。

日本のお菓子も♪
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などなど久しぶりの感覚を味わっていたら、こちらに来て始めて少しホームシック気味に。
お風呂に入りたい、鎌倉に行きたい、野菜たっぷりのおいしいご飯が食べたい、魚が食べたい、
道着を着て空手がやりたい。。
とりあえずその日のランチタイムは一人で過ごして気分転換♪ 

この一ヶ月間、ダンと毎日朝から晩まで共に過ごし、稽古中はもちろん、行きも帰りもずっとディスカッションをして作品の内容を練り上げてきました。
産みの苦しみもあったけれど、その分内容の深いものが仕上がってきたと思います。
また、アユリの作品に初めて出演の役者さん達も、今では雑巾がけもご真言の発声もすっかりなじんで取り組んでくれていて、時には思いきりふざけながら充実した創作時間を過ごせています!
あと一ヶ月半。多少の不自由はあるけれど、こちらでの恵まれた創作時間を思いきり堪能していきたいと思います。

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思い返せば芥川龍之介の作品には2005年から取り組んでいるのだなぁ。

先週から稽古に音楽家の亥士さんが加わってくれ、今週からはプロジェクションや小道具&衣装などもどんどん加わっていきます!

今日は初ランスルー。

平穏な家庭生活を望んでいた一人の父親として、そして人間の世界に自分の居場所を見つけられず常に河童の世界に憧れていた芥川の抱える様々な葛藤を、彼の代表作「鼻」「馬の脚」「地獄変」などの話を織り交ぜながら描いていきます。
また、舞台は五人の役者のみで様々なキャラクターを演じていきます。同じ役者でも、キャラクターによって全然違う雰囲気に変身していくのもとても見応えがあって面白いです♪ 

「A Fool's Life」は、トロントシアターセンターにて9月30日から10月8日まで公演です。
(9月23日日系文化会館にて試演会/10月29日プレビュー公演)

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ぜひ日本でも公演できるよう、精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします!!

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2011年09月08日

ワークショップ@トロントの大学☆part2

ワークショップでは、一週間をかけてグループ毎に一つの作品を創作します。
お題は「仕事」

各グループごとに、まずは様々な「仕事」のロケーションに実際に観察&インタビュー。工場、コミュニティセンター、駅、美容院などなど。。。その次に、六種類の様々なワークショップメニューの中から各自三種類ずつワークショップを受けることができます。
「バスキング(ストリートパフォーマンス)」「ダンス」「アウトドア舞台美術」「プロデューサーの仕事(ダンが担当)」など。私と亥士さんは、それらワークショップメニューのうちの一つ、日本の「儀礼的な空間を創る(ritual&movement with Japanese drum)」を担当しました。

創造が生まれるような神聖な空間をつくるためには、まずは日常の汚れを落とすことから。
ということで「空間」「呼吸」「身体」を整えるためのワークを中心にやりました。
最初は、アユリですっかり定番になった雑巾がけから!
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みんなつまずいたり、転んだりしながらも一生懸命床そうじ。
とても細身で少し身体に不自由のある男の子が、みんなが拭き終わっても一人で転びながら必死で雑巾がけをする姿には心を打たれるものがありました。

そしてきちんと正座で整列し、武道の始まりの礼。
ウォームアップの後は呼吸を整え、深い丹田からの呼吸&発声とご真言。
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これは、稽古の際に「A Fool's Life」の役者達も毎日やっています。
「声が勝手に自分の奥深くから出て来てとまらなくなった」というような子もいたりして、みんなとても熱心に取り組んでくれました笑)

そのあとは、亥士さんの太鼓に合わせて、神楽のお清めのための結界をはる動きです。
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とつもシンプルで静かな動きですが、亥士さんの太鼓の迫力にどんどん気が上がり、半トランス状態になってしまった人が!
そこはさすが亥士さん。気を降ろす方法で「えい!」と彼を正気に戻していました。

最後はみんなで気を合わせて、礼をして終わり。

今回はテーマもかなり特殊ですが、日本のあらゆる伝統芸能は歴史的に、仏教、神道など宗教儀式を基盤に成り立っています。修行を積んでいるお坊さんは、発声も姿勢や立ち居振る舞いもとても美しい。
そして、神道の儀式である神楽には、動き・仮面・リズムなど様々な芸術につながる知恵が詰まっている。
今の日本では、役者の発声法というと西洋からのものが多いけれど、日本に昔から受け継がれて来た修行から学べることも多いと思います。特に、子音がメインの言語の発声法と、母音がメインの言語の発声法は明らかに違うはず。

今回は、亥士さんと共に不動真言と神楽と、宗教の壁を越えたワークができたことをとても嬉しく思っています。

反応もよくて「今まで受けたワークショップの中で一番面白かった」「こんなクールな音を自分が発声できると思ってなかった!」などなど熱心に言いに来てくれた子達もいました。
少しずつでも、新たな刺激になれたら嬉しいな。



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2011年09月07日

ワークショップ@トロントの大学演劇科

今週は、トロントの大学Humber Collegeの演劇科で一週間ワークショップです☆

ダンがプロジェクトリーダーを勤めるこのワークショップは、普段余り接することのない演劇科のperformers(俳優)とproduction(舞台スタッフ)が混じって様々な体験を共有し、それを基に一週間で各グループ一つの作品を創り上げる、というものです。

大学の先生達と打ち合わせをするダン
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そして参加の学生は150人!
ものすごいテンションの高い人達で一気に会場は酸欠状態に(><)それでもみんなはお構いなしで、土足のままものすごいテンションです。
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こちらの学生はいい意味でも悪い意味でもオープンすぎて、稽古場でもけじめがないことにダンは日頃から問題意識を感じています。
そこで「ワークショップの始まりは何かきちんとした、日本の儀礼的なもので始めたい、なにかいいアイディアはないか?」と突然ダンにふられたため、整列し直していつも空手でやっている武道の礼をすることにしました。150人の礼は迫力があって面白かった笑)
しかも、空手ではいつもあたりまえにやっている始まり・終わりの礼にこちらの人々が「that's so beautiful, oh wonderful!」と感動している所がとてもおもしろい。

まずは、ダンが全体にアイスブレーキングのゲーム。
面白かったのが、日本でもよくやる「仲間探し」
特に面白かったお題は「自分が生まれた国」です。
150人の中で、自分が生まれたのと同じ国の人を探して集まります。
きっと日本だったら90%以上が「日本」のところが。。。。「カナダ」「アメリカ」は多かったものの「イラン」「イタリア」「ナイジェリア」「韓国」「イエメン」「ブルガリア」「アイルランド」。。。15カ国以上。

みんな興奮して仲間を探します!
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そこで感じるのは自分の国への愛国心。
多人種が共同で暮らしているからこそ、こちらの人は自分のルーツやアイデンティティをとても大切に持っています。そして、仲間を見つけた時の家族を見つけたような喜び方。

次のお題「自分の両親が生まれた国」となると、さらに国名が2倍くらいに増えていきます。

彼らにとっては、多国籍・多文化の人とのやりとりが日常。
このようなバックグラウンドで暮らしている人達と、日本に住んでいる人の文化背景やメンタリティーは全く違います。
日本の常識はこちらではまるきり通用しません。
だからといって、どちらがいい悪いでもない。
まずは、冷静に違いを分析して理解する目を持つこと、そして対等に渡り合えるための実力をつけること。
その上で日本独自の強みを生かし、そして弱点を克服するようにアクションしていくことが、まずは何よりも大切なのではないかな。
今回の私たち日本チームの役割は、創作が生まれるための「神聖な演劇空間を創る」こと。
さあ、どうなるかな〜。


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2011年09月06日

日本からの音楽家

日本からの音楽家・神楽太鼓奏者の石坂亥士さんが到着しました♪
今回は、日本からもう一人招聘することができるということだったので、私の兄弟子にあたる亥士さんに来て頂くことにしました!

空港は大混雑。。。
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でしたが無事に再会し、早速ダンの家へ。これからは亥士さんも一緒にダンの家で合宿です!

とてもお世話になっているダンのファミリー♪ 
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到着翌日はスーパーに買い出しに行ったり、夕ご飯を作る担当のスケジュールを作ったり。
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そして、今日はこちらの祝日Labor Day(勤労感謝の日かな。)だったので、
トロントの中心街に、観光ついでにショッピング♪

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亥士さん。さすが音楽家の風采(素敵なシャツに、絹のタイパンツ、和ぞうり)に、色んな人に「そのシャツいいね〜、クール!」と声をかけられていました。
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私はこちらに来て三週目で初めての連休。今まで日曜日は大体疲れ果てていたのでスーパーに買い出しに行くのみでしたが、二日目の休みでやっと出かける気分に。のんびりアイスを食べたり、いい香りのシャンプーやボディクリームを買って嬉しかったです☆ 明日からは大学でWSだー!

石坂亥士さん公式ブログ

■私たちの師匠■

パリのピーターブルックの劇団で、ずっと専属の音楽家をされていた土取利行さん。土取さんの太鼓の力強さは本当に格別です。今は日本に帰国して活動されているのでぜひ聴きにいって下さい!
土取利行さんHP

桃山晴衣さん。芸術はもちろん、生活の中から常に感性を研ぎ澄ますことの大切さを教えて下さいました。パリの太陽劇団での俳優指導などもされていて、一人の女性として憧れるとても素敵な方です。
桃山晴衣さんについて
私が初めて桃山さん・土取先生に出会ったのは大学生の頃。パリでもお世話になり、帰国後もちょくちょく郡上の家をたずね、朝から晩までの生活・稽古を通して本当に様々なことを学びました。二人は人生のパートナーであり、その在り方は私の心に深く響いています。亥士さんがいると、カナダでも桃山さん・土取先生も一緒にいる感じがして嬉しいな!




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2011年09月01日

創作経過

今週末で一区切り。
これから一週間、稽古はおやすみです。(といっても、私とダンと音楽家の亥士さん(また後で紹介します☆)は大学でワークショップです!)

今回の「A Fool's Life」は、前回からさらに深く練り直しています。
ダンは2005年から芥川について研究しているため、全作品も自伝なども読んでいて専門家みたいになっている笑)し、河童や日本の妖怪についてもすごく詳しい!毎日いろんな詳細を教えてくれます。

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色々と試しては捨て、試しては捨てて。。。様々なトライ&エラーの中から、前作とは全く違う雰囲気の作品に仕上がってきました。

トライ&エラーの中で結局使わなくなった、河童マスクの試作品(ショーン作)。。すごいお気に入りなんだけどなぁ。。残念。

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今回の作品は、芥川龍之介が最後に詠んだ河童に関する歌「橋の上ゆ胡瓜なくれは水ひびきすなはち見ゆる禿の頭」や、数々の自伝・手紙にインスピレーションを受けて「ある男」の心の旅を描いています。
また、その中でも「鼻」「馬の脚」「地獄変」などの話を同時並行に織り交ぜているため、とてもコミカルかつ内容の濃いものになる予感です☆(現在創作中)

芥川龍之介の作品は、私は教科書で習ったせいか文調が少し古いせいか、「暗い」「難しい」というイメージが強かったのですが、実際に動いてみると全然違う!
海外の人が芥川の作品を読むと、そのユーモアのセンスにすごく大笑いしてとても楽しみます。
今回もいくつもの短編小説を、みんなで声に出して一緒に読んだのですが、
その時のみんなのリアクションがとても面白い。
英語で聞くとすごく面白くて、あ!そういう意味なんだ!と改めて発見する事も多いです。

今回は彼のユーモアに富んだ面にもぜひ焦点を当てたい、ということで、稽古場でも創作中に笑いが絶えない面白い作品なので、ぜひ日本公演もできたらいいな!!

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踏切で見つけた、誰かのかじりかけの胡瓜。かっぱの大好物はきゅうりの端っこの部分だそうです。こんなものにも運命を感じて、ダンと一緒に大喜びをしている今日この頃♪

公演情報はこちら→ bits Web Magazinehttp://www.bitslounge.com/nikkei/083111_08









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2011年08月28日

トロントの夜♪

土曜日の夜の稽古後、「トロントのナイトライフを体験させなきゃ!」というクレアの提案で、みんなのオススメの地区のオススメのバーに飲みに連れて行ってもらいました。

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まずはかんぱーい!私は、バーおすすめの「ブルーベリーモヒート」☆

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ダンは、パリでもクラス中の女の子が追いかける程モテモテだった、イケ面ジェントルマンのはずなのに、変な顔をするととことん崩れます笑)

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照明家のアンドレ。フェミニンで優しい。

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クレア〜!

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後から合流したデザイナーのショーン。

そして、絶対に食べろ!というカナダ名物「プーチン」購入。バーに持ち込んで食べました。

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かわいくてオーガニックな感じの「プーチン」やさん。
でも、「プーチン」自体は。。。。。

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大量のフライドポテトに、グレービーソースをたっぷりかけてチーズをのせた食べ物です。。。笑)

そして締めには、バーに来たからにはショットを飲め!と言われて、
ヤガマイスターのショットを一気飲み!

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私は大抵飲みにいっても一杯で酔っぱらいになるのですが、ショットを飲んでしまった〜!
でもヤガマイスターは養命酒みたいでけっこう美味しかった☆









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2011年08月25日

シェイクスピア♪

稽古後に、クレアに観劇に連れて行ってもらいました☆

"Dream in High Park"と題して、大きな公園の中にある野外劇場で、毎年夏の期間恒例でシェイクスピアを上演しています。

Dream in High Park

料金は、"好きな分だけお支払い(20ドルが妥当)" と書いてあって入り口にある箱に好きなだけお金を入れます。こちらはそういうシステムが多いみたい。

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大きな劇場に

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毎日満席、すごーい! こうもりやたぬきも潜んでいます。
演目はシェイクスピアの"Winter Tale" でした。劇が進むにつれて日没を迎え、どんどん暗く神秘的になってくる。。自然の光の照明効果はすごいなぁ。何年か前にトロントで「薮の中」を上演した時も、自然の照明効果を使いたくてわざわざ半分外の場所を選んだのを思い出しました。

観劇前はクレアの俳優仲間がやっているレストランでお食事♪

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"Broken Bread"というプレートで、色んな種類のパンに、手作りディップや何種類かのサラダがのっているもの。

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ボリュームは大きかったけど、健康的だし美味しかった〜♪
その後は、セブンイレブンでたくさんグミやチョコレートを買ってしまいました笑)
こちらのセブンイレブン、グミがいっぱい〜。

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