あいち妖怪保存会 公式ブログ

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こんにちは 【あいち妖怪保存会】です
愛知にゆかりのある 「あやしい」モノゴトを 掘り起こし カタチを与え
ふるさとの妖怪として 皆さんへとつなぐ さまざまな取り組みをしています

私たちの周りに 妖怪たちはたくさんいます
ぜひ いっしょに愛知妖怪を楽しみましょう

【猩猩】平成26年 笠寺 七所神社例大祭のおしらせ

きたる平成26年10月11日(土曜) 、12日(日曜)
名古屋市南区 笠寺地区にて
七所神社例大祭が執り行われます。
11日は宵宮(前夜祭) 、12日の本祭は昼前から夕方くらいまで。
町内の氏子たちによる多様な猩猩や傘鉾、囃子車・傘鉾車が町内を練り歩き、
七所神社・丹八山へ出揃うさまは圧巻です。

七所神社例大祭御神輿渡御神事について
名古屋市南区に鎮座する七所神社は、天慶3年(940)、
平将門平定祈願をした熱田の宮、七柱の神々を勧請したのが起源とされています。
10月第二週末に執り行われる例大祭では、
笠寺地区の各町内から猩猩や傘鉾、囃子車・傘鉾車が道行をし、
現在の七所神社と、かつて位置していた丹八山とで神楽を奉納します。

七所神社

あいち妖怪保存会メンバーは11日、12日の両日、
七所神社の氏子として参加される笠寺猩々保存会さんを訪問、
町内廻りにご一緒し、神楽奉納を拝覧する予定です。

笠寺猩々保存会について
笠寺猩々保存会さんは、平成の現代において、
古来からの伝統的な技法により猩々を制作し、
後世へと継承する取り組みをされています。
また、お祭りやイベントに出演するなど、名古屋南部を中心とした広い範囲で、
猩々の楽しさを伝えるさまざまな活動も精力的に行っていらっしゃいます。

笠寺猩々保存会HP(http://www.geocities.jp/shoujouhozonkai/)

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ゆうに2mを超える巨躯! 笠寺猩々保存会さんの猩猩 

朗読Special レポート【後編】伊勢湾台風55年 市民防災の集い

朗読Specialレポート第1部【前編】は こちら よりご覧ください

第2部〈名古屋に伝わる妖しい話 ―怪異譚に刻まれる土地の記憶―〉
「今から400年ぐらい前、熱田神宮のすぐ南あたりは海だった――」
と読み上げられたのは、瑞穂区『牛巻』の地名の由来となった伝説。
第2部では、“土地の記憶” とは場所の歴史・風土・文化、
すなわちその土地で記録を残した人びとの営為でもあるという視点から、
名古屋、さらには東日本大震災によって被災の地となった場所にも触れ、
地名やいわれを中心にお話が展開されました。

伊勢湾台風により海へ還ったと伝えられている
中川区・下之一色町 青峰堂の観音絵巻の来歴は、
当時の人びとが台風や地震といった自然災害をいかように受け入れたかを語るもの、
同時に、私たちに自然との付き合いを再考させるものだともわかりやすく説きます。
 
土地のいわれ、社のいわれに続いては、名古屋市周辺の祭りのいわれ、
「せともの祭」にまつわる悲しいお話が朗読、解題されました。
ラストに読まれた 「伊勢湾台風とくつ塚」 ともに、
時代を超えて受けつがれてきたお話には、
ひとの変わらない心の在りかたが言葉に託され物語に託されている、 
そこに刻まれている想いを汲み上げることができたら、と語りました。
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第3部〈伊勢湾台風とくつ塚 ―語り継がれる物語―〉
第3部は「伊勢湾台風とくつ塚」の朗読よりはじまりました。
ここで、東日本大震災の被災地復興を支援している
ふるさと怪談トークライブ」(代表発起人:東雅夫氏)を紹介。
自分がこの地方での実行委員長を務めており、
ふるさとのあやしい・ふしぎな “怪談” を扱う活動のなかで、
くりかえし「くつ塚」のお話を取り上げてきた、と説明します。
名古屋市民にとって伊勢湾台風は重く大きな記憶。
今回朗読した「伊勢湾台風とくつ塚」は、しかたしん氏による再話であり、
実際の「くつ塚」の成立過程には不可思議なところはない、
しかし、このお話を語った人たちにとってはまぎれもない事実です。
また、当地はいつ東南海・南海地震が起きてもおかしくないと
言われている土地でもある――
と、語りつがれているお話の喪失に対し、防災のひとつの形として
残し続けていくことの必要性を訴えました。

関連して『遠野物語』や東日本大震災にまつわる数々のお話。
喪くした人やものへ想いを交流させるお話は
亡くなった魂を鎮めるとともに私たち生きている側を鎮め、
平生を取り戻させるものでもある、と語ります。

最後に、愛知県一宮市に伝わる「織姫乃碑」が朗読されました。
人びとの災厄の記憶というのは、日が経つにつれ薄れてきます、
残された悲しい物語、ふしぎな話といったお話に触れながら、
背景や込められた願いや想いを振り返り、
いま自分のいる平生は、たくさんの犠牲の上に成り立っていて、
またいつ喪われるかわからないものだということを
常に自覚することが肝要なのでは、と述べ、
これらを風化させない機会として今回お話をさせていただきました、と結びました。
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朗読Special レポート【前編】伊勢湾台風55年 市民防災の集い

伊勢湾台風来襲から55年目を迎える平成26年の9月20日、
とりわけ被害が甚大だった名古屋市南区で、市民防災の集いが開催されました。
あいち妖怪保存会 共同代表であり、
ふるさと怪談トークライブin名古屋/静岡/田原 実行委員長でもある島田尚幸が
3部構成の【朗読Special】を担当。
地元名古屋―愛知に伝わる “あやしい・ふしぎな” 「お話」の朗読と解説によって、
私たちの営みと自然や災害とのさまざまな関わりをひもときました。

第1部〈なごや・南区のふしぎな話・こわ~い!? 話〉
お話は妖怪ウォッチからはじまり、
手にしたジバニャンの「妖怪」っぽさの解明から、
愛知妖怪「尾張の踊り猫」へ。
名古屋にもたくさんお化け・妖怪がいます、と、
「椿の森の河童」の朗読のあと、同じく河童の「無三殿さん」が紹介されました。
そのほかにも、杭に化けて魚を横取りしていた港区のタヌキのお話や
塩付街道で牛をかつぎ上げた力じまんの男のお話など、
会場周辺をはじめ名古屋の土地をたどります。
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昔の人がどのような自然環境に囲まれていて、
どのようにものごとを捉えていたのかわかると語る一方、
これらのお話を語りつぐ場がなくなっている現在の状況を指摘。
伊勢湾台風 悲劇の現場に子どもたちのくつが集まったという物語
「伊勢湾台風とくつ塚」では、
人びとのかなしみや苦しみが伝説や伝承、民話の中には残っている、
これからも子どもたちに語っていきたいと第1部を締めました。
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後編につづきます)
 

伊勢湾台風55年 市民防災の集い【朗読スペシャル】

ありがとうございました。無事終了しました。
平成26年9月20日


伊勢湾台風被災から55年を迎える今年、
名古屋市南区で「市民防災の集い」が開催されます。
その中の企画 【朗読スペシャル】を
当保存会の共同代表でもある島田尚幸が担当します。
予約不要、入場無料。どなたでもご覧いただけます。 

伊勢湾台風55年 市民防災の集い
日時:平成26年9月20日(土)午前11時~午後4時
場所:大同大学(愛知県名古屋市南区滝春町10-3
主催:伊勢湾台風55周年市民防災の集い実行委員会・南区役所
後援:中日新聞社
問合:南区役所総務課 電話(052)823-9315/(052)811-6360
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【朗読スペシャル】
朗読に加え、伊勢湾台風「くつ塚」を中心としたお話をします。
◆11:30〜12:00 <子ども向け>  
 なごや・南区のふしぎな話・こわ〜い!? 話
◆13:30〜14:00 <親子向け>
 名古屋に伝わる妖しい話 ー怪異譚に刻まれる土地の記憶ー
◆14:30〜15:00 <大人向け>
 伊勢湾台風とくつ塚 ー語り継がれる物語ー

「くつ塚」
激しい風と雨、胸までつかる水――
無情の高潮は遂に280に近い人命を一時に呑み込んでしまったのです。
水が退いてこの付近一帯からひろい上げられた遺品の雨靴が、
道路わきに山と積まれ又人々の新しい涙を誘うのでした。
そこはいつのまにか、“くつ塚”と呼ばれ
道行く人々までが花と線香と静かな祈りを捧げるところとなりました。
(浜田南公園「伊勢湾台風殉難者慰霊之碑」碑文より抜粋)

会場:大同大学 2階 自習室
講師:島田尚幸
(あいち妖怪保存会共同代表・
   ふるさと怪談トークライブin名古屋/静岡/田原 実行委員長)

【当日プログラム】伊勢湾台風55年 市民防災の集い/朗読スペシャル

平成26年9月20日 土曜日に開催される
伊勢湾台風55年 市民防災の集い
当日の案内プログラムです。
各企画の場所、タイムテーブル、出演者、内容など、
詳細はこちら()からご確認いただけます。

当日の案内プログラム(PDFファイル)

当保存会共同代表 島田尚幸による【朗読Special】は、
プログラム 左側中段に掲載されています。
 
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伊勢湾台風55年 市民防災の集い
日時:平成26年9月20日(土)午前11時~午後4時
場所:大同大学(愛知県名古屋市南区滝春町10-3)
主催:伊勢湾台風55周年市民防災の集い実行委員会・南区役所
後援:中日新聞社
問合:南区役所総務課 電話(052)823-9315/(052)811-6360

【朗読スペシャル】 会場:大同大学 2階 自習室
◆11:30〜12:00 <子ども向け>  
 なごや ・ 南区のふしぎな話 ・ こわ〜い!? 話
◆13:30〜14:00 <親子向け>
 名古屋に伝わる妖しい話  ―怪異譚に刻まれる土地の記憶―
◆14:30〜15:00 <大人向け>
 伊勢湾台風とくつ塚  ―語り継がれる物語―


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あいち妖怪保存会 打ち合わせ

9月10日 水曜日
あいち妖怪保存会、この秋に向けての打ち合わせをしました。
「あの場所で、この人がそれを、あれはどの妖怪が!?」
……と真剣な保存会メンバーの様子。
meeting 0910
 
お化けの季節 夏が終わっても、神出鬼没な愛知妖怪
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
 
PROFILE
お問い合わせ
aichi.youkwaitai@gmail.com