昨年、平成28年8月30日に襲来した台風10号は、岩手県を始め、多くの地域に甚大な爪痕を残しました。
遠野市立図書館も被災し、貴重資料2500冊が水損しました。

そこで、1月28日(土)におおぶ文化交流の杜図書館Allobuで開催される第10回ふるさと講座「〜語りつなぐ大府と遠野〜モノノケハイ→モノガタリ」にて、募金箱を設置します。

集められた募金は、遠野市立図書館と連携の上、水損資料レスキューで行われる応急乾燥処置等に必要な物資をおおぶ文化交流の杜図書館が購入し、寄付します。

また、募金活動は、イヴェント当日だけでなく、その前から実施します。
1月14日(土)から「おおぶ文化交流の杜 総合受付」ならびに、「おおぶ文化交流の杜 図書館」、「大府市歴史民俗資料館」「大府市石ヶ瀬会館」「大府市社会福祉協議会」の5箇所にて募金箱を設置します。

当日のトークセッションの中では、遠野文化研究センター調査研究課学芸員の前川さおりさんに、遠野の置かれた状況や、この取り組みに関してもお話を伺えれば、と考えています。

(この募金活動はおおぶ文化交流の杜図書館お山の杉の子・あいち妖怪保存会により構成される「語りつなぐ大府と遠野実行委員会」によって、企画・実施されます)

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一方、遠野市立図書館では、この水損資料レスキューをお手伝いして下さる方を募集しています。
 
「水損図書レスキュー実技講習会」が開催され、その中でレスキュー作業が行われます。
以下に必要となる事項を列記します。
 
案内はこちら(水損図書レスキュー実技講習会(PDF))からダウンロードができますので、興味のある方は是非ご覧ください。

1 目的 
 平成28年8月30日に発生した台風10号で水損被災した遠野市立図書館所蔵の江戸時代から明治時代までの和本教科書の応急乾燥処置(スクウェルチ法)を行う。この方法は、身近な資材を使って習熟が容易な方法のため、文化財取扱い経験の有無を問わず広く参加を募って実施し、自然災害時などの有事において資料救出活動を迅速に行うことができる人材の育成に資する。

2 場所 
〒028-0515 岩手県遠野市東舘町3番9号 
遠野市立図書館 視聴覚ホール(釜石線JR遠野駅から徒歩8分)

3 対象 
図書館・博物館・文化財関係職員、文化財レスキューに関心のある市民
(市民とありますが、遠野市以外でも構いません)

4 定員 
各回30名(先着順)

5 実施日程 
平成29年1月31日(火)、2月7日(火)、14日(火)、21日(火)

6 スケジュール
① 開催日の都合のよい日を選んで何回でも参加できます。
② 午前のみ、午後のみの時間帯別でも参加できます。
③ 講師は、遠野文化研究センター職員です。
 9:30~9:40 開講あいさつ
 9:40~10:00 被災経緯とスクウェルチ法の説明
 10:00~12:00 レスキュー作業
 12:00~13:00 昼食
 13:00~15:00 レスキュー作業
 15:00~15:30 後片づけ、閉講あいさつ

7 服装・持ち物
① 作業服など動きやすく汚れてもよい服装で来てください。
② 昼食は持参するか、周辺の飲食場所をご利用ください。
③ 駐車場は、図書館駐車場または市民センター駐車場をご利用ください。市民センター駐車場利用の方は駐車券を受付に持参ください。無料駐車券と引き換えます。

6 申し込み・問い合わせ
電話・FAXなどで、氏名、住所(所属住所)、電話番号(所属電話)、参加希望日を平成29年1月24日(火)までにお知らせください。

【申込・問い合わせ】
遠野市立図書館
〒028-0515 岩手県遠野市東舘町3番9号
 TEL0198-62-2340 FAX0198-62-5758
 水損図書レスキュー実技講習会 担当


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 我々にできることには限りがあります。
 ただ、何が起きたのか、そして、今どうなっているのかを知り、今の自分にできることは何かを一緒に考えることができればと思っています。