ダイズくんです
無農薬でも、こんなにぷりんぷりんに育ってくれました
オーナーさんの脱穀・選別作業も終了し(お持ち帰りされた方々はいかがでしょうか・・・?)、もうすぐ味噌仕込みです。
仕込みの指導には、地元のお母さんグループに来ていただきます。
今日は、その味噌仕込みに使う「麹(こうじ)」を作っておられるとのことで、ちょとのぞきに行ってきました。
作業場に「おじゃましま〜す」、と入っていくと
中は湯気でまっしろです。
一晩水に漬けておいたお米を蒸して、冷ましているところでした。
お母さんたちは楽しそうにおしゃべりしながら、ひたすらしゃもじを動かしています。
ちなみにお米は愛東のnomuさんちでとれたものです。
蒸し加減はやや硬め。手でさわってもくっつかない程度だそう。
麹菌をふりかけます。
薄緑色で、抹茶みたい・・・
「モヤシ」っていうんですね。
「昔はどこでも売ってたんやけど、最近はあんまり売ってへんかな。」とサダコさん。
サダコさんは味噌づくり教室をしたりしてたくさんモヤシを使うので、神戸のメーカーから取り寄せているそうです。
すき間のないよう、ぎゅぎゅっと詰め込みます。
おうちで作る場合は、保温鍋やこたつ、布団や湯たんぽなどを利用するといいみたい。
24時間ほどたったらかき混ぜて、空気を入れます。
その後さらに24時間の間に何度かかき混ぜればできあがり。
まる2日発酵させることになります。
2日前に仕込んであった麹を見せてもらいました。
真っ白できれいです。
こうやって白くなることを「花が咲く」というそうです。
べたっとせず、ぱらぱら・ふかふかしているのが「良い麹」。麹の出来次第で味噌の味がまったく変わってしまうので、とっても大事な工程です。
実は今回、麹は買ってこようかと思っていたのですが、
「そんなん作れるがな。」というお母さんたちのおかげで地元産の米麹を使えることになりました。ありがとうございます
さて、準備万端、いよいよ今度の土日は味噌仕込みです!
ちなみに、サダコさんちで麹を見た私。「これで甘酒ができるんですよね・・・」と、ぽつり。
「そやで。作ったやつあるで、飲むか?」
てことで、自家製甘酒をいただいてきました。
美味しかった〜