318日の研修会に、何と國分康孝・久子ご夫妻が参加してくださった。ご夫妻は霜田静志の弟子であり、愛育心理研究会を立ち上げた方であり、会沢信彦講師は國分氏のお弟子さんというつながりだ。

國分氏は開講前の挨拶で、「霜田先生が語ったアドラーと最近のアドラーは切り口が違う。ぜひ会沢さんから聞かせてもらおうとやってきた」と話され、久子氏も、「東京へ出て霜田先生のもとで教育分析を受けた。教育に携わる人は霜田静志からいろいろ学ぶべきだ。私も國分の大好きな会沢さんのお話を聞いてみたかった」と話され、講義がスタートした。

会沢講師の軽妙洒脱な講演の後、國分氏は「会沢さんが“アドラーが教育相談の元祖だ”と話した理由がわかった。僕は、ニイルとアドラーの共通項は“共同体”という中心概念だと思う」と話され、また「霜田先生は僕の言葉では“エンカレッジメントの提唱者”でした。会沢さんは「叱らない教育はない」と話されたが、「霜田先生が“叱らない教育”という時はエンカレッジメントの教育という意味だった」と、あるとき霜田先生の長男がほったらかしていた自転車を見て「いらないなら捨てる」と崖の下に投げ落とした逸話などを交えてお話をされた。
参加者はみな、子弟の和気あいあいとしたお話から深い感銘を受けた。(報告:餘家)


100_9510(部分-小)横顔の國分ご夫妻

 お話をされる國分氏と奥様。右は司会の岡田幸子氏        いつまでも仲睦まじいお二人だ