愛育心理研究会

愛育心理研究会のブログです。 http://www.aiikushinri.com/

2014年03月

遺作展「吉田きみ子金工レリーフ展(2014年3月17~23日)」のご案内

愛育心理研究会顧問で金工作家(新協美術界委員)の吉田きみ子さんが昨年610日に急逝されました。横浜・金沢区で永らく創造アトリエ・コスモスグループを主宰されており、子どもたちの心を“絵を描くことで自由にする”活動を続けてこられました。霜田静志の縁戚でもあり、作家活動の傍ら、永らく愛育の活動を支えていただきましたことに感謝いたします。
吉田さんの遺作展となる「吉田きみ子金工レリーフ展」が、銀座七丁目7-1・銀座幸新ギャラリーで317日(月)~23日(日)に開催されますのでご案内します。

開館時間は午前11時~午後6時(初日は午後1時から、最終日は午後5時まで)

http://kosin.blog76.fc2.com/blog-entry-307.html

吉田さん遺作レリーフ展2











なお、展示会では金属板に絵柄を叩き出し彩色を施した作品
25点が展示されます。  (担当:餘家)

平成26年2月16日、佐田宏講師の研修講座「ホスピタリティ(おもてなし)とは」開催

2014(平成26)年216日(日)、波止場の風が歴史の香りを運んで来る、港ヨコハマは「開港記念会館」にて、『ホスピタリティとは?』というテーマで、研修講座が開催された。人気スポットの会場が使えたのは、大変にラッキーで、内容の濃い会に花を添えた。

お迎えした講師の佐田宏氏は、長年「プリンスホテル」に勤務された後、「アローアーバンホスピタリティ教育研究所」を主宰され、大学や専門学校でも若者たちを教えておられる。

柔和なお人柄があふれるレクチャーに、さすがは筋金入りの元ホテルマンの、スマートな立ち居も美しい。お話しは、サービスとホスピタリティの違いから。

かつての主従関係の時代では、サービスの提供を求める側が、評価もする。今は提供者と評価者の相互関係でバランスが作られる。そこで得られる満足感の先に、より広い協働で「感動」などを生むのがホスピタリティとされ、具体的な実践まで、ご教示いただいた。

講座風景(講師は佐田宏氏)。下の写真は会場となった開港記念館とかの有名な「ジャックの塔」
佐田氏講演 写真 開港記念館 写真


















(講座写真撮影:愛育心理研究会広報部・餘家清、横浜開港記念館写真は同館HPより)

「愛育」の心理・カウンセリングの視点から興味深かったのは、「サービスは、等価価値に付加価値を乗せること。ただし、いったん与えた付加価値が次からは等価価値に収まる」というお話しで、カウンセラーの余計なサービス(私だけができるという思いあがり)や親切の押し売り(自己満足のお節介 <評価するのは相談者だ!>)は、「協働」を妨げると、示唆に富んだフレーズであった。感謝して、自己の戒めとしたい。

また、佐田氏は、「互いにもてなしあうことは大事だが、群れない力も必要ではないか?」と問われた。この問題は、「愛育」の基本理念にも触れる。独立性・独自性→自由の尊重につながっている。フロアからも発言があり、「群れなければ、イジメられるのではないかという不安」が指摘された。それは、現代(昔から?)の大きな社会問題でもあろう。

だが、「群れていてはいけない」も、かたくなスタンスで、「群れていなければならない」と同様、その不自由さがイジメのターゲットになりやすいのではないかとも思う。

講師が面白い事例をあげられた。「写真を撮って欲しい、と頼まれる数を競うコンテストで成績の良いのは、一見ボーッとしている者。相手に余裕を感じさせ、安心感を与えるのだとか。「群れない」にせよ、自由・自在を楽しむ心を持ち、育てたいものだ。

講師が会の冒頭で言われたように「しっている」と「している」はたった1字で大違い。理屈はおいて、この日のお話しを実践に生かしたい。勝手なコメントで、ご講演の主旨を外れていたら陳謝申し上げる次第である。                        (報告と感想:愛育心理研究会代表 小林強)

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