藍色工房(あいいろこうぼう) オフィシャルブログ

自社農園で藍を育て、藍の石鹸や藍染め雑貨を製造販売している四国の小さな工房からスタッフみんなでお届けします。
スキンケア、アロマテラピー、藍染め、薬草、四国の素敵&面白情報をぼちぼち更新いたします♪

<<店長 坂東未来(ばんどーみき)ラジオ出演>>
毎月第一土曜日 西日本放送ラジオ 1449kHz
『波乗りラジオ まんぷくタイプ』

~あいいろ日記コーナー~
藍農園・石けん工房の様子をおススメのクラシック音楽とともに
お届けしています♪

こんにちは!スタッフ太田です。

先週末、お伊勢参りに行ってまいりました。
一日目はあいにくの雨でしたが、二日目は気持ちのよいお天気となり、
桜が満開でうっとりしておりました(●´ω`●)


岩座5


伊勢神宮の参道には、「岩座(いわくら)」さんというお土産物やさんがあります。

■岩座公式ホームページ
http://www.iwakura-stone.jp/

天然石やお守りなど、祈りをテーマにした雑貨類を販売されています。

こちらのお店に、藍色工房の石けん&雑貨が!!!

岩座1

藍染め石けんと、タオル・手ぬぐいは、藍色工房オリジナルの商品として置いていただいております。
実際に手に取ってご覧いただけます♪

そして、藍色工房の染め場で藍染めした麻の糸を使って・・・
この様に素敵なアクセサリーを作っていただいています!!

岩座4

↓こちらは淡い色の藍の糸です。

岩座3

どれも天然石と色がぴったり合っていて、素敵です!!
手首で調整できるので、男性でも女性でも使えそうですよ♪

こうして実際に販売していただいているところを見られて幸せです.。゚+.(・∀・)゚+.゚

※麻糸のアクセサリーは、岩座さんのオリジナル商品になりますので、
藍色工房ではお取り扱いがございません。
ご了承くださいませ。

販売サイトを紹介いたしますので、こちらからどうぞ。
■岩座(IWAKURA)ZOZOTOWN店
http://zozo.jp/brand/iwakura/


こちらが、岩座さんの店舗一覧です。
■岩座店舗一覧
http://web.amina-co.jp/iwakura/shoplist

実は、香川県のこんぴらさんにもお店があります。
もしお近くに立ち寄られる機会がございましたら、ぜひご覧くださいませ♪
その際には、ご希望の商品があるかどうか確認されてから向かうと良いですよ。

それでは、また岩座さんにお邪魔することがありましたら、レポートさせていただきます(☆゚∀゚)

色々なことがあった一年です。

振り返りの時季に入りつつありますが、新たに一つ、挑戦を始めました。

いつもありがとうございます、藍色工房店長の坂東未来(ばんどうみき)です。

ああ、速いですね、速いですよね、一年が経ってしまうのって。。。


<クラウドファンディングを立ち上げました>

敢えてクラウドファンディング。

これは今までの私たちの様々な反省を込めて、実行に移した結果です。

それというのも、まだまだ発信力が足りないこと。

言ったつもりになっていることがあまりに多く、本来お伝えしていきたいと思っていた

ことが、ちゃんとお伝えし切れていないことへの反省。

そして、それだけでなく、これからも続くこの道の行く先を気にかけてくださる方を

少しでも増やしたいと考えました。


政治や経済などの大きな話はもちろん、私たちのような小さな物づくりの世界に

おいても、どれだけの人が自分事として身近な感覚を持って気にかけてくださるか

どうかで、その先の道のりもゴールも精度が変わってしまいます。 


だから。。。

藍染め業界の現状をある程度お伝えした上で、背中を押してくださる方と

敢えて今出会いたい。

そう考えました。



<ちょっと特殊な私たちの立場>

藍染め業界において、私たちは異質な存在となっています。

石鹸がメイン商材だから、というのは分かりやすい表向きの理由です。

分かりにくい裏向きの理由のがあるのかというと、無いのかもしれませんが

この業界ならではの、業界人にしか分からない仕組みが私たちを「異質」な

状態にさせています。


それは、確固たる「分業制」。
BlogPaint


藍を栽培する農家は藍を栽培するだけ。

染料に加工する藍師さんに葉をお納めしたら仕事は終わりなのです。

藍師さんの先には染め師がいるわけで、染め師の周辺には絞り師や

型を彫る彫り師、そして型に糊を乗せる職人も別に存在します(今はいません)。


そういうわけで、藍の栽培農家が自分たちでエキスや顔料を精製し、それを使った

製品づくりも行い、自ら販売する、などということはこの業界においてあり得ない

動きなのです。

ハイ・・・お陰様でごく一部地域において「得体のしれない女」と呼ばれています。。。


また、徳島県では「藍は徳島のもの」といった意識が根強く、畑も染め場も徳島県内に

存在しているにもかかわらず、本社機能と石鹸工房が香川県にあることで様々な

誤解や嫌がらせを受けてきました。

何の事情も知らない人から突然「早く本社を徳島に還せ」と言ったメールが飛んで来たり(笑)


香川県にいるのには、それなりの事情がありますし考えもあります。

どの土地の物かといったことに固執するより、よりスムーズに藍の力を発揮できる環境を

整えた結果が今の形ですが、それもまた私たちの有り方が特殊もしくは異質な印象を

様々な方面へ与えてしまう結果となっているようです(笑)


でもですね、落ち着いて考えましょう。

徳島県の物だから徳島でこだわって続けてきたはずの事が先細っていく一方なら

考え方も行動も変えなくてはいけないタイミングではないですか?

あれ?今日の私はアグレッシブだなぁ。。。(笑)

特定の誰かを攻撃したり否定したりするつもりは全くありませんのであしからず。。。



<敢えて赤ちゃんギフト>

話をクラウドファンディングに戻します。←おもむろに

今回のクラウドファンディングで挑戦したかったことの一つは、ユーザーさんの

「若返り」です。

藍染めというと様々な物をご存知の目利きの方のお楽しみといったイメージも

有ろうかと思います。

ある程度お年を重ねられた方には、ほとんど説明しなくてもこの天然の色に

一定の応援を頂ける状態であることは肌で実感しています。


ですが、藍染めの染色の仕組みを知るほどに、これは赤ちゃんへの祈りを込めた

ゲン担ぎの贈り物に良いのではないかという気持ちが強くなっていきました。

aibaby


何故かということはクラウドファンディングの概要ページに書いていますので

どうぞご覧ください。

◆ 伝統色「藍」をモダンに贈る赤ちゃんギフト製作プロジェクト
  https://readyfor.jp/projects/indigostudio


このファンドが成立したら、背中を押してくださった皆様全員のお名前を

新しく作る赤ちゃんギフト専用カタログの中に掲載することにしています。

たくさんの方が応援してくださった中で生まれたカタログです、という事を

ハッキリ記録してたくさんの方にお話ししていきたいと考えています。 

どうぞ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。


支援の方法:

その1、藍色工房のファンドページから任意の「あいあるコース」を選んで購入

その2、藍色工房のファンドページから、facebookやtwitterにURLを拡散する

◆ 伝統色「藍」をモダンに贈る赤ちゃんギフト製作プロジェクト
  https://readyfor.jp/projects/indigostudio


私たちの背中をグイッと押してやってください。

皆様の1票を投じるような応援のお気持ちを、きっと形にしてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします!!

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テレビ「知っとこ!」「笑ってコラえて!」「魔女たちの22時」「グラン・ジュテ」で
紹介された元祖藍染めスキンケア洗顔石鹸と藍染め雑貨の藍色工房はこちらです☆
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伝統と一言で言ってしまえるのは便利でたやすいことです。

それが何ゆえに伝統となったのか、どうつなげて行ったらいいのかは

実は常に更新されているはずの流動的な事象だと、私は感じています。

おう、今日も真面目な話になりそうだ。。。

いつもありがとうございます。藍色工房店長の坂東未来(ばんどうみき)です。

今日は抹香臭い記事にならないように注意したいと思います(笑)←最近口が悪い



<伝統の正体>

伝統と言えば、昔から引き継がれてきた技術や素材から生まれるもの、

もしくはそういう世界観を取り巻く独特の仕組みや価値観も含めて

認識されていると思います。


藍という深い歴史を持つ素材に携わってきて 、私のその認識が若干変化しました。

素材そのものが持つ本来の働きや意味合いに変化はないけれど、使う側が常に

いかに使うかを変化させながら繋いできたという事が実はとても重要なこと。


4000年以上前のエジプトのミイラを巻いている包帯が藍染めをしたものだという事を

ほんの少しこのブログで触れたことがあります。

今はミイラは作られませんし、包帯を染めることも無いです。

でも藍染めは世界各地で細々と続いている。


当たり前のことですが、 ミイラの包帯を染める事だけが世界の藍の伝統では

ないという事。


それは、身近な日本に当てはめて考えても同じはずだと考えています。

作務衣、暖簾、風呂敷、浴衣・・・かつて藍染めで身近にあつらえられたものだけが

伝統かと言えば、もうそれは当てはまらない。

今、藍がどのように必要とされるのか、それをちゃんと考えて形にしていくことが

正しく伝統に連なる行いだろうと思っています。 


昔の人がなぜ藍を多用したのか、それをちゃんと踏まえて勉強し続けることが

前提としてあり、その上で今生きている自分にとっていかに役立てるかを

考える。


伝統を守るときに一番してはいけないことは「思考停止」だと思っています。

考えることをやめたら、伝統は終わる。

終わってしまうんです。


「伝統」という言葉にはどっしりとした安定感が漂っているように見えますが、

私にはその逆のデリケートな空気が感じられます。

未来を見据えてより面白く変化させていく思考と行動力がそこに伴わなければ、

伝統は終わる。

実際に、毎日ものすごいスピードで「伝統」が失われている現実を、ここ数年間

目の当たりにしてきて感じていることです。




<例外ではない藍染めの世界>

藍染めは日本の伝統産業で安泰だ、というイメージをお持ちの方が

ときどきいらっしゃるのですが、そのたびに腰を抜かしそうになります。 

現状を放っておけば、日本の藍染めはほぼ絶滅に近い状態になるでしょう。

ここ20年が正念場です。


その理由を事細かにここに書くことが今回の目的ではないので控えます。


私達は藍染めの業界では異端児です。

本来、藍農家は藍染め用の染料を作る藍師さんに染料の材料となるタデアイの葉を

お納めすることが仕事で、自分で物を作って最終商品を販売するなどということは

起こり得ませんでした。


でも、そんな伝統的に築き上げられた関係性の中だけでは、藍農家の存続そのものが

危ぶまれるようになってきました。

藍染めそのものの需要が下がり続けていることがその大きな理由の一つです。

反物や作務衣は必要とされるシーンが激減し、いくらでも大量に安く様々な色に

染められる現在となっては、藍で染めなければならない根拠も希薄になり、 

生活必需品ではなく「分かる人には分かる」文化人的嗜好品になって久しいのです。


藍という素材にその立ち位置はふさわしいのかな、と俯瞰してみたとき、

ジワリと湧いてくる違和感があります。


数千年も人の歴史と共に歩んできた素材が単なる嗜好品で終わっていく?

変です。

直感的に変と感じます。


このまま終わっていいはずがないけれど、その根拠を理路整然と展開することもまた

不勉強な私には難しい。

ならば、存続させながら考えるしかない。←いまここ


失ってから実感される大切なことが現実には多すぎて、藍をその列に並べてしまうのか

どうかは、原材料を栽培している自分たちの肩にかかっているという事を自覚した時、

「伝統的関係性」に「思考停止」したままよりかかっていたのでは叶わない世界があると

思い知りました。 



誤解されたくないのではっきりと書きますが、暖簾や作務衣や浴衣や反物を

否定しているのではありません。 

それ「だけ」では生きていけないという現実といかに向き合うかという話を

したいのです。 



その結果、藍農家でありながら、自分たちで葉の加工から商品化・販売に至るまでを

手がける今に至っています。

何もかもめんどくさいことだらけで、思わず天を仰ぎたくなることなど山のように

繰り返されますが、弱音を吐いたからってどうなるわけでもないですから…ボチボチ

歩いて行くしかありません。



ある人は私を「革命児」と呼んでくれますし、ある人は「得体のしれない女」とふれて

回ります。

誰にどんな風に言われてももう気にすることも無いのですが、ある面では破壊者であり

ある面では継承者でもあるという自覚を持っています。



<それからどうなる>

いくら私たちが頑張ったからと言って、受け入れられることが無ければやはり

ここで終わるのが藍の運命。

人事を尽くして天命を待つしかありませんが、医療やコスメティックの世界で

少しずつ注目されつつある状況は、私たちにとても明るい未来を想像させてくれます。

今はとにかく、お役に立てる「かもしれない」ことにどんどん首を突っ込んで、

藍の可能性そのもののプレゼンテーションを繰り返すのみです。


それからどうなるのか。

それは、それらが形になった時、皆さんがどんな風に受け入れてくださるかに

かかっています。

出来るだけ…楽しんでいただけたりお役に立てたりする形に仕上げて行けるよう、

今は水面下で様々な試みを繰り返しています。

私たちのしていることは、次の伝統の礎になり得るでしょうか。



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デビューしてそこそこ人気を獲得したお菓子の第2弾ってイチゴ味が

定番な感じですね。

ああ、もうどうでもいい話から突入してますがいつもありがとうございます。

藍色工房店長の坂東未来(ばんどうみき)です。 

似たようなタイトルの記事を連続で書く言い訳を考えていたら、こんな書き出しに

なっちゃいました。ごめんなさい。←今日は素直



<そもそも合成の何が悪いのか>

香りの好き嫌いは人によってさまざまですから、一様に合成の香りは良くなくて

天然の香りが良いと言うつもりはありません。

とりあえず最初にお断りをしてから本題に入ります。


天然色素と合成色素の違いでお話したように、そもそも香りが作られる仕組みが

違うため、 その香りが身体に入ってからの影響が異なってきます。


かなり乱暴に振り分けてお話しすると、天然の香りは鼻から入った香りの成分が

肺の中で吸収され、血液に交じって毛細血管まで行きわたります。

合成の香りは鼻から入って肺に到達した時点で「異物」として濾過されてしまいます。

つまり、天然の香りは何らかの働きかけを期待して体中に送られるのですが、

合成の香りはゴミ扱いとなります。

それどころか、若干肺に負担を掛けます。濾過しなければならないので。 


植物の芳香成分もやはり、自分の身を守るために備えられた工夫の一つ。

様々な化学物質を自らの体の中で絶妙にブレンドして作りだされた渾身の

「生き残るための知恵」です。


合成の香水や芳香剤の香りは苦手なのに、精油の香りは全く平気という人は

少なくありません。

私もその一人です。

それは身体からの警戒シグナルと捉えたらいいのではないかと思います。



<合成は苦手だけど天然はOKの代表的な香り ジャスミン:私比>

もの凄く局地的な例えで申し訳ないのですが、合成のジャスミンの香りは

苦手ですが、天然のジャスミンの香りは平気です。 

今回、無料プレゼント用にとスタッフ太田が仕込んでくれた天然素材ばかりの

ポプリがまさにそれでした。


ポプリの中身

ジャスミンの花やリンデンウッドを基材にしています。

ここに、ジャスミン、ジュニパーベリー、オレンジ、バニラなどの精油をブレンドして

馴染ませ、2日ほど寝かせてから小さな袋に分けました。

これはなかなか深みと拡がりのある、いい香りに仕上がっています。

ポプリ

この袋のまま洋服ダンスに忍ばせておけば、箪笥中がいい香りに包まれます。

玄関先にそっと置いておくのも素敵です。

本日風呂の日(26日)にお買い上げの皆様に、プレゼントとしてお届けいたします☆


という宣伝で終わるのですが、いかがでしょうか。


って言われても困りますよね。。。


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効率を取った先に何が起こるのか。

そうなってみなければ分かりませんし、大事なものは往々にして失ってから

その重要さに気が付くことになります。

いつもありがとうございます。藍色工房店長の坂東未来(ばんどうみき)です。

何か今日はまじめな話になりそうな気配。。。←いつも真面目だってば


<藍の染料に起こっていること>

天然藍、とわざわざ書かなければならない事情があります。

合成藍が存在するからです。

天然藍とは藍色に染まる成分を含んだ植物から得られる染料・顔料を指し、

合成藍はその名の通り、化学成分を合成して作られる染料・顔料を指します。


日本においては明治時代にドイツ発祥の合成藍(インディゴピュア)が流入し、

全国の染料製作ギルドが瞬く間に破壊されることとなりました。


天然藍で染めるのは、時間も手間もかかり効率的ではありません。

翻って合成藍で染めれば、短時間で濃く染め上げられる上にコストを大幅に

削減することも可能です。


効率とコスト。

物づくりの現場では、常にジレンマに晒され続ける問題です。

速く安くたくさん作ることができれば、たやすく収益を上げられます。

ということは…

時間をかけることが必要なメカニズムを持つ染色作業、染料そのものがたくさんの

人の手を経てできているということと染色作業にも人手がかかることから量産品と

比べて割高な価格になること、そして結果的に少しずつしか作ることができない…

そんな藍染めで商売をしていこうと思うのは、なかなか無謀なことのように思えます。

はい、基本的に私はお勧めいたしませんよ。。。



染色の現場では様々な試みが行われ、この効率とコストとのジレンマ解消に努める人と

腹を括って天然藍を貫く人とに分かれています。 

染めあがった品物をパッと見ただけでは、天然藍なのか合成藍なのかほとんど分からない

仕上がりになると思います。 

それならなぜ、天然藍にこだわる必要があるのか…

もう少しお話を進めようと思います。



< 藍が医療分野で注目されている理由>

私が石けんに藍を配合するようになったきっかけは薬草図鑑に「藍(タデアイ)」が

掲載されていたことでしたが、その情報をもっと深く掘り下げたいと資料を探しても

有効と思われる記述に出会うことがほとんどありませんでした。

つまり、藍の染色技術については様々な蓄積がありますが、効果効能に関しては

ほとんど民間伝承の域で立ち止まっているという状況でした。

2003~2004年頃の話です。


ところが海外の藍についての書籍を頼ると、そうでもなさそうな雰囲気です。

海外の藍染め資料

きれいな色だから、という以外の理由があったからこそ、世界中でこの色が

スタンダードになるほど使われていたはずだという確信が強くなります。


植物に含まれている藍の顔料成分を抽出して粉末化したものと、合成された

藍顔料には大きな違いがあります。

植物由来の物には薬効があり、そうでないものにはありません。


なぜなのか。


植物は一度芽を出し根を張ったら、自分でその場所を移動することができないため、

様々な外敵やストレスから自分を守るために有効な成分を自分の体の中で生成します。

タデアイやウォード、ナンバンコマツナギやタイセイにとって、生きるための工夫の一つと

して蓄えている成分がインディカンだということになります。

おそらく、植物に含まれているインディカンはそれそのものが単体で薬効を持つのではなく

その他に含まれている様々な工夫との相互作用で機能しているのではないかと

推測しています。


実際に、タデアイに含まれる抗菌成分トリプタントリン(トリプタンスリン)とインディゴの

化学式はそっくりで、ちょっとした都合でお互いが働きかけ合っているかもしれないと

期待が膨らんだりするのです。 


ですが、合成で作られた藍には「命を守るため」という根拠がすっぽり抜けているため、

薬効の様な働きかけを持つことも無く、ただ青い色を表現するために存在していると

いう感じでしょうか。。。


現在、医療分野の特に難病指定されている潰瘍性大腸炎の治療に、生薬の

青黛(せいたい)が大変有効であると認知され、研究が進められています。

青黛とは、藍含有植物から精製された藍顔料の事です。

青黛

現代の技術なら、「かもしれない」という推測のもとで様々な検証を行うことが

できます。

藍の本当の力を知るための扉が、少しずつ、少しずつ開こうとしている気配を

感じながらの毎日を過ごしています。

藍色工房の藍も、そうした研究のお手伝いができるように備えています。

きっとお役に立てるよう、みんなで頑張ってまいります。


合成で大量に作ることができる藍に得ることのできない働きかけが、植物由来の

藍にはある。

それが、手間をかけてでも天然藍にこだわり続ける重要な理由ではないでしょうか。

現存する最古の藍染め生地は、4000年前のエジプトのミイラを巻いているヘンプの

包帯を藍染めしたものだそうです。

ただきれいだからという理由だけで使われているわけではないことを、感じませんか?



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