藍色工房(あいいろこうぼう) オフィシャルブログ

自社農園で藍を育て、藍の石鹸や藍染め雑貨を製造販売している四国の小さな工房からスタッフみんなでお届けします。
スキンケア、アロマテラピー、藍染め、薬草、四国の素敵&面白情報をぼちぼち更新いたします♪

2015年04月

いつもお世話になっている人への感謝の気持ちは、大切。

そして、目には見えないけれどいつも見守ってくださっている方への

感謝の気持ちも同じくらい大切。

いつもありがとうございます。藍色工房店長の坂東未来です。

今日は藍農園の父が氏子を務める地元の神社の例祭でした。


<種穂山の種穂神社>

藍の畑の写真にかなりの確率で写っている種穂(たなぼ)山。

種穂山

上の画像は2年前の夏の藍畑の様子です。

画面左側から、はっきりとした輪郭ですうっと右へきれいに下がっている山が

種穂山です。

この山の頂上に種穂神社があります。

父はこの神社の氏子です。



この神社は阿波忌部の祖神・天日鷲命(あめのひわしのみこと)が拠点とされた場所にあります。

種穂神社の正式名称は「種穂忌部神社」。

その由緒はこのように伝えられています。

種穂神社由緒書き

ここに拠点を置いた阿波忌部は、麻、楮、藍などを栽培し、加工して

神事に必要な道具を作り、朝廷祭祀を司るお役目を担っていました。



忌部氏が藍を日本で初めて産業的に栽培したのは、私たちの農園のある

山川町一帯であることが記録に残っていますが、現在、その山川町で

藍作を続けている農家は、わたしたちが最後の1軒となってしまいました。



とにかく、そんないわれのある種穂山に見守られながら藍作を続けられることは

とても幸せなことだといつも思っています。



<イセヒカリで醸された御神酒『國靈(くにたま)』>

種穂山の山頂にある「種穂神社」は、年に2回の例祭を行っています。

今日は、春の例祭の日でした。(次は秋の例祭の10月)

種穂忌部神社

種穂神社2015年春の例祭

今日、この例祭に御神酒を奉納しました。

この御神酒に使われた御神米は、平成元年に伊勢のご神田に突然変異で

現れた「イセヒカリ」です。

このイセヒカリで醸した御神酒は『國靈(くにたま)』と名づけられ、そのラベルに

なんと、私たちの農園で栽培した藍でできた藍の墨「藍晶(らんしょう)」で書かれた

文字がデザインされました。


國靈


長い長い時を経て、こんな大切な御神酒に、御神縁をいただくことになった

忌部の藍。

今日は、天日鷲命にもお喜びいただけるだろうと思い、この御神酒を奉納することが

私のミッションでした。



この御神酒は全国の40数名の方々の手によって、大切な神社に御奉納

されています。

そのうちの1本が、こうしてめでたく種穂忌部神社に御奉納できたことを、とても

光栄に思っています。 



例祭を滞りなく終えて、集われた氏子の皆さんと直会(なおらい)にあずかりました。

國靈をみんなで分けたら、一口分ずつ。

大切な一口を、大切に味わって、「おいしい…」とまぁるい笑顔になりました。

甘い香りの、まるで白ワインのようにフルーティーな、不思議な大吟醸。

今までの日本酒では嗅いだことのない香りでした。

神様に捧げるのにふさわしい、最高の心意気と技と素材の賜物です。



藍の墨を練り上げてくださった鈴鹿墨の伊藤亀堂さん、

お酒を醸してくださった酒蔵の皆様、

イセヒカリの栽培と収穫に精魂込められた皆様、

全てを見守っておられた神様方。

ありがとうございます。

私もここで、藍のお仕事を頑張ります。

種穂神社から眺める吉野川

今日、種穂神社から眺めた吉野川です。



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今日はいつもより真面目に参ります。

いつも真面目ですけど。

ありがとうございます。藍色工房店長の坂東未来です。

つまりいつもよりさらに真面目に参ります。



<珍しいお仕事>

「木って染められますか?」

時々ご質問いただくことがあります。

繊維を編んだり織ったりしている生地のようには行きませんが、表面に色素を

定着させることは可能です。 

という事でいただいた珍しいお仕事の作業途中風景がこちら。

念珠の珠を藍で染める

木琴のバチとか、目玉おやじの黒目とか、チュッパチャップスの中の人とかではありません。

お念珠の珠です。

ご依頼をいただきまして、母と弟が鮮やかな流れ作業で仕上げておりました。

お念珠を支えている棒は爪楊枝で、爪楊枝が刺さっている緑の台は、フラワーアレンジメントで

使われているオアシスです。

これを深い色から軽い色まで、いくつかの色に染め分けて、製品として組み上げられると

こうなります。


IKUNAS藍染めお念珠


ブラヴォーーーー…………!!


こんなに素敵なお念珠に仕上がるなんて、本当にびっくりしました。

今日、初めて、この紙面の写真を拝見して、「やっぱりな…」としみじみ思ったことが

あるのです。



<地方の物作り(特に伝統工芸)にはディレクターが必用だ>

このお念珠を掲載しているのは、本日リニューアル創刊したばかりの『IKUNAS』です。

IKUNASさん、改めましておめでとうございます♪

リトルプレス時代の創刊号から隠れ熱烈ファンだった私にとって、待ちに待った

リニューアル創刊です。


リトルプレス時代の創刊号と、リニューアル創刊号を並べてパチリ。

新旧イクナス表紙

左の小さい方がリトルプレス時代の創刊号。右が今回のリニューアル創刊号。

立派になったね…感無量(T_T)←追っかけアイドルの成長を喜ぶオタクのように



リトルプレス時代のIKUNASは、素朴に香川県の物作りの現場とそこにいる人と、

そこから生まれる物と物語を楽しく発信していました。

8号まで号を重ねて数年の間、休刊。

8号では私たち藍色工房の畑や染め場もリポートしていただいて、大切な記念と

なったのを覚えています。



そして、4年か5年ぶりのリニューアル創刊が今日でした。

リニューアルしたIKUNASの大きな変化は、お客様が楽しんでお買い物をする

ためのカタログ雑誌に大きく舵を切った事。

リトルプレス時代のほのぼのとした視点と心はそのままに、そこから生まれた「物」を

スムーズに読者の手元に届けられるよう、通販の体制を整えられています。



そして、ここが本当にありがたいところだと思っているのですが、IKUNASはただ仕入れて

販売するだけでなく、オリジナルアイテムを企画してそれぞれの製造現場をディレクション

しながら、新商品を作っていることが素晴らしいなと感じています。



物作りにこだわって作業場にこもると、手元はよく見えますが外の世界には疎くなります。

程度の差はあるでしょうが、伝統工芸の現場には似たようなことがたくさん起こっています。

そうなると、「お客様が望んでいる物、喜んでくださるものはどんなものだろうか」という

視点がうっかりすっぽ抜けてしまうことが頻繁に起こるようになります。



どんなに素材が素晴らしくて、どんなにその技が洗練され熟練されたものでも、

「欲しい!!」と思われなければ売れて行きません。

そういうことを繰り返していくと、ものづくりの現場は疲弊していく一方です。

そんな悲しい状況を変えるには「ディレクション」する人が必要だと私は考えています。



物作りについて、作り手とできるだけ同じ目線で物づくりの工程を把握し、

販売についても、販売フロアの反応を丁寧にくみ取って、「これならお客様がよろこばれるに

違いない…!!」というアイディアを形にすることのできるディレクターです。

そして、それがキチンとお客様のお手元に届くように流れを作る所までイメージされていたら

最高です。


そんな都合のいい人がいるのだろうかと想う事もありましたが…

IKUNASさんがしっかりとその役を担ってくださっているのを、このお念珠の写真を見て

実感しました。

今回、お念珠の依頼を直接くださったのはIKUNASさんなのです。

地元の老舗の仏具屋さんのご意向を受けて、私たちの藍染めをマッチングしてくださって

始まったお話しでした。



藍色工房と仏具屋さんが直接つながってスタートしていたとしたら、こんなに艶やかな

アイテムには仕上がらなかったのだろうと思います。

それは本当にそう思います。

「欲しい!!」と思っていただけそうなアイテムにちゃんと仕上がっていることが、

とても大切なことなんです。



だって、「欲しい!!」と思われなければご購入には至らないですし、

ご購入いただけなければ私たちは収入を得ることができません。

どんなにいい素材と洗練された技を保持していても、収入が無ければ続けて

行くことができないわけですから。。。



あんまり力説すると発行元の女社長さんに苦笑いされてしまいそうなのですが(笑)

こんな視点で、こんなセンスで、こんな素敵なカタログ雑誌を作ってくれる人が

地元にいるっていうことが、ただひたすらにありがたいです。

IKUNASさん、これからもぼちぼちお仕事ください(笑)



リニューアル創刊号のIKUNASは、東京・名古屋・大阪の主要大型書店と四国の各書店に

展開されているという事です。

今まで持っていた四国のイメージをちょっと変えてくれる1冊です。

四国のイメージが何もない人は、新しい発見に満ちた四国をお楽しみください。

今回の特集は「今を食べる。」

四国で揃う伝統の調味料「さしすせそ」が勢ぞろいしていますよ♪

私も、このカタログから次のお味噌を選ぼうと思っています。



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