藍色工房 和三盆石けん「さらり」


こんばんは。藍色工房店長の坂東未来です。

日に焼けた肌が、慢性的に乾燥気味でヒリヒリしている方からのご相談が

ありました。

そんな方にぜひ使っていただきたい石けんの制作秘話です。



<和素材の理想のハーモニー>

この石けんを作るとき、実は私自身が肌の毛穴に困っていました。

特に、小鼻のまわりは毛穴が黒ずみやすく、学生時代からの年季の入った

悩みの一つでした。


・肌に負担をかけない

・毛穴の黒ずみの原因となる汚れを効果的に洗浄する

・肌を爽やかに保つ


そんな使用感の石けんが欲しいと思い描きながらレシピを考えました。



重要なのは、和の素材を使うこと。

私が選んだのはこちらです。

・椿油(洗い上がりの肌がサラサラに)

・小豆(平安貴族も使っていた天然洗顔料で、汚れの吸着力が強いです)

・和三盆(肌あたりのマイルドな石けんが出来上がります)




植物は、同じ場所に暮らしている人にとってとても役に立つ特徴を備えていることが

多いのです。

たとえば、赤道直下の国に自生している木で実る木の実には、紫外線を穏やかに

カットする働きのある植物油が含まれていたり。

通年乾燥した空気に覆われている地中海周辺地域では、肌を潤すのにとても

最適な保湿成分(スクワレン)を豊富に含むオリーブがあります。

ですから、日本の素材を使えば、湿度の高い日本に住んでいる人の肌も

サラサラサッパリに洗い流してくれるのかもしれない、と上記の3つの素材の

コラボレーションを思いつきました。


藍色工房 和三盆石けん「さらり」商品写真


日焼けによるダメージで乾燥しやすくなっている肌をいたわりながら、効果的な洗顔を

することのできるレシピです。

洗いあがったあとの肌は、すべすべと軽やかな感じになります。

この石けんに最も多く使っている植物油が「椿油」です。

椿油の石鹸は総じてサッパリ系です。

冷水でも優れた洗浄力を発揮することが分かっている「オレイン酸」を多く含む

椿油なので、もともと洗浄力の優れた石けんになりやすいのです。



椿油の洗浄力で肌を清潔に洗い上げ、小豆の粉末で気になる毛穴の余分な汚れを

吸着し、和三盆で穏やかにお肌を守る、そんな石けんです。

少しずつ、ひらいた毛穴が小さくなり、黒い汚れも少なくなって、清潔で健康そうな

肌になって行くはずです♪




毛穴の具合が気になる方は、一度和三盆石けん「さらり」をお使いになってみてください。

きっとお役に立てると思います☆

●藍色工房 和三盆石けん「さらり」
http://aiironet.com/SHOP/WS-SH-mini2.html




<ところで、和三盆を石けんに入れようと思いついた理由は…>

長女を妊娠中、ベビー石けんを手作りして、生まれた時から自然素材と共に暮らしていくことを

楽しく教えてあげたりしたいな~~、と考えたりしていました。

地元の素材で何かいいものはないかと思いめぐらせている最中に、コーヒーを飲んでいて

思わず「あっ!!!!!」と叫んでしまいました。

飲んでいたブラックのコーヒーに、差し入れでいただいた和三盆を混ぜていたのです。

糖質とミネラル分で、肌をやさしく守りながら洗顔することができるのではないかと考えて

早速試作に取り掛かりましたが、自分でも拍子抜けするくらいに狙い通りの使用感に

完成しました。




ぜひぜひお試しくださいね…☆