藍色工房(あいいろこうぼう) オフィシャルブログ

自社農園で藍を育て、藍の石鹸や藍染め雑貨を製造販売している四国の小さな工房からスタッフみんなでお届けします。
スキンケア、アロマテラピー、藍染め、薬草、四国の素敵&面白情報をぼちぼち更新いたします♪

タグ: 板野郡

藍色工房 【地蔵寺①】


引き続き、四国八十八ヶ所シリーズです。

4番札所からは、南に車で5分ほど~

第5番札所、無尽山(むじんざん) 地蔵寺(じぞうじ)に到着しました♪


・GoogleMap  地蔵寺
http://goo.gl/maps/PJ8Uj


嵯峨天皇の命で、弘法大師が勝軍地蔵菩薩を彫られ、ご本尊となりました。

勝利のご利益があると言われるこちらのお地蔵さんには、武将も多く寄進していて、

寺の領地もどんどん広がっていったそうです。

源平合戦の屋島戦で有名な源義経や、彼の兄である源頼朝も、こちらのお寺に深く縁があるそうですよ。


藍色工房 【地蔵寺③】

こちらが本堂。

藍色工房 【地蔵寺④】

勝軍地蔵菩薩を信仰する武将たちの多くの寄進により、寺の領地は拡大していきました。

多くの塔堂が建てられていた地蔵寺ですが、例によって長宗我部元親の兵火により、

ことごとく灰になってしまったそうです。

その後、関係者の尽力により整備が再三行われ、今でも寺領は12000坪にも及びます。

本堂の奥の階段を上ると、200体の羅漢が並ぶ羅漢堂があります。

時間がある方はぜひのぞいてみてください。


藍色工房 【地蔵寺②】

境内には、弘法大師空海がお手植えされたという、巨大なイチョウの木があります。

春だったので葉っぱは散ってしまって枝だけでしたが、ぜひ秋に来たい!と思ってしまうほどです!

ちょうど10月~11月ごろが銀杏の見ごろかと


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

さて、その後は6番札所の温泉山(おんせんざん)安楽寺(あんらくじ)に向かいました。


・GoogleMap  安楽寺
http://goo.gl/maps/3gQmi


藍色工房 【安楽寺①】

ご本尊は薬師如来で、難病を治す仏様として信仰を集めています。

実際、今のご本尊の薬師如来像は、愛知県の水谷さんという難病に苦しんでいた方が、

お遍路により快癒したことの御礼として納められているそうです。


こちらは宿坊を備えたお寺で、山号のとおり古くから温泉が湧き出ていました。

阿波藩主祖の蜂須賀家政公により、お遍路さんのお接待のための設備が整われ、

以来400年の歴史をもつ宿坊です。

天然温泉のある宿坊で、お遍路さんは疲れを癒していたのですね~

藍色工房 【安楽寺②】


さて、こちらの安楽寺、門の前に注意書きがありました。

「商業目的の撮影は固くお断りします」

ガイドブックによると、あまりに庭園が美しいのでそのような注意書きがあるとのことでしたが、

早とちりした私たちお遍路一行は、写真一切厳禁と勝手に勘違いしてしまったのです(笑)


そんなわけで、この安楽寺だけは写真がありません。

門を出る際に撮影したこちらのみ・・・

藍色工房 【安楽寺③】

左側にある多宝塔など、確かに植木や庭石の配置などがとても美しい!!

これは思わず写真を撮りたくなるのが分かります。

公式ホームページの写真が非常にきれいですよ。

安楽寺 公式ホームページ
http://www.shikoku6.or.jp/

ただ、あとから考えたら商用利用するわけでもなかったので、写真を撮っておけばよかったと後悔・・・です。


では、次の札所へ~

まだまだ続きます♪

●第7番札所 十楽寺
http://blog.livedoor.jp/aiiropubinfo/archives/18764886.html

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藍色工房 【大日寺②】


第3番札所の金泉寺からは、車で20分ほどで到着!

徳島県板野郡板野町の、第4番札所 黒巌山(こくがんざん)大日寺(だいにちじ)です。


・GoogleMap  大日寺
http://goo.gl/maps/AfC2G


両側を山にはさまれ、ひっそりとした場所にあります。

沢もあって、空気もきれいで、下界の喧騒など感じさせない場所です。

門前の駐車場からは、鮮やかな花畑が眺められました.。゚+.(・∀・)゚+.゚

藍色工房 【大日寺⑥】


朱塗りの鐘楼門、迫力があります。

こちらの鐘楼門は、門の部分が角柱で、2階部分が円柱となっている、珍しい造りらしいです。

藍色工房 【大日寺①】


弘法大師がこの地で修行中、大日如来を感得されました。

刀で大日如来像を彫ったものを本尊として建立されたのが、この大日寺です。

修行で御仏を感得されるのもすごいですが、その後さくっと仏像を彫ってしまう空海もすごいですね(笑)


その後、伽藍の風化などが激しく、何度か修復されています。

阿波藩主の蜂須賀家は代々大日如来を厚く信仰してきたようで、寺塔などの大修理が行われました。


藍色工房 【大日寺③】

大日寺の本堂です。


梁などにお札が貼られていますよね?

「千社札」と呼ばれ、江戸時代くらいの役者たちが、自分アピールの名刺代わりにファンの人に配ったとか。

そして、ファンが役者の人気が出るように、参拝したお寺や神社の柱などに貼ったことが、この習慣の始まりという説があります。


参籠(さんろう)という、お寺に宿泊をする参拝をおこなえない場合、お札を張っておくと参籠と同じようなご利益があると言われてきました。

日帰りの方・・・特にお遍路さんは次々に巡礼しているので、宿坊に留まらない場合は千社札を貼って次の札所に向かったこともあるのでしょうね。


決して、無断で貼ってはいけません。

観光地化した神社仏閣では、真新しいシール状のお札をよく見かけます。

とってもマナーが悪いです。やめましょう。

大体、「自分の名前を書いた紙をお寺の柱に貼る」という行為は、軽々しく行うものではないのですから・・・


もっとも、〇〇文化財と称される場所も多いですから、おいそれと貼れるものではありませんね。

うかつに貼って「ごめんなさい」では済まされません。


藍色工房 【大日寺⑦】

本堂のすぐ横に桜の木があり、支えられながら庭に枝をのばしています。

花と若葉のコントラストがとても美しい季節でした・・・

藍色工房 【大日寺④】



藍色工房 【大日寺⑤】

こちらが、大師堂です。

本堂の右側に位置しますが、逆に左側には通夜堂という建物があったそうです。

先々代のご住職の頃、ハンセン病のお遍路さんをこちらで厚く接待したことが有名です。


お遍路のスタイルができあがってからは、色々な事情の方が四国に渡ってきました。

これらはまたおいおい触れることもあるかもしれませんが、ハンセン病の患者もそのうちのひとつです。

今は治療できる病気ですが、昔は「不治の病」「伝染病」ということで、病気が発覚した段階で、ひっそりと四国に送り出されることもあったそうです。

先々代というと、時代は明治時代くらいでしょうか?(当てずっぽうなので分かりません)

まだハンセン病への理解が、完全ではなかったころかと思います。

あてのない旅を続けてきたお遍路さんにとっては、心のよりどころだったのでしょうね。



では今回はこの辺で。まだまだ続きます☆

[続きはコチラ ↓ ]
http://blog.livedoor.jp/aiiropubinfo/archives/18517673.html


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藍色工房 【金泉寺①】

2番札所を後にすると、これまた車で数分で3番札所に到着します。

徳島県板野郡板野町の、亀光山「金泉寺」(こんせんじ)

・GoogleMap 金泉寺
http://goo.gl/maps/IAJVk


聖武天皇の勅命により、行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が建立し、「金光明寺」と名付けられたと言われています。

※行基菩薩と言えば、「奈良の大仏」が有名ですね。

ご本尊は釈迦如来で、両脇に阿弥陀如来と薬師如来がたたずむ「三尊像」が特徴です。


空海が四国を訪れた際、近辺の村人たちが日照りに苦しんでいたので、この地に井戸を掘られました。

すると黄金の霊水が湧き出てたため、寺院を「金泉寺」と改めたそうです。


こちらの金泉寺、極楽寺と同様に長宗我部元親の兵火に合い、大師堂以外の建物は焼失しました。

四国の戦国大名と言えば有名な長宗我部ですが、・・・やりすぎ感が・・・(苦笑)


藍色工房 【金泉寺②】

当たり前ですが、歩きお遍路さんによく遭遇します。

まだ3番札所ということもあり、白衣は白くきれいで、体力的にも余裕がありお元気そうです。

これからの道のり、車遍路には及びもつかないほどの行が待ち受けているんですね・・・


お札を収めてから参拝するわけですが、お経を唱える場合は、脇によけるのがマナーです。

多くの参拝者が集まるので、皆気持ちよくお参りしたいですもんね。

・・・っていう教えは、遍路中に出会う先達(せんだつ)さんからよく聞かされます。

※先達さんとは、いわゆる四国霊場のプロで、お遍路の案内などをおこなっている方たちです。

見るからにド素人な私たち、うっかり失礼なふるまいをしていては申し訳ないので、先達さんのお言葉はありがたく頂戴します。


この金泉寺、あの源平合戦にもご縁のある地です。

藍色工房 【金泉寺③】

弁慶の力石伝説は有名な話です。

頼朝から平氏討伐の命を受け、讃岐に向かう途中にこちらの金泉寺で戦勝祈願をしました。

その際に家来の弁慶は、力量を披露するために岩を持ち上げたそうです。

うっかりその岩の写真を撮り忘れ・・・(;´Д`)

こちらのサイトさんで紹介していたのでリンクを張っておきます。

http://www.ko-pri.com/88/tokushima/3/3_konsenji.htm


源氏一派は、金泉寺の北側から大坂峠という峠をぬけて屋島にやってきました。

源平合戦~屋島編~は、社長が長期連載をしていますので、ぜひこちらからどうぞ♪


・屋島と源平合戦、こんな視点[1]
http://blog.livedoor.jp/aiiropubinfo/archives/14060636.html


では、春の陽気を感じながら、サクサクと4番札所へ向かいます。

つづく・・・

●第4番札所 大日寺~
http://blog.livedoor.jp/aiiropubinfo/archives/18156682.html

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30 002

こんばんは。藍色工房店長の坂東です。

8月28日(火)に徳島県板野郡にて石けん教室を開催してまいりました☆



<受講生は全員小学校の先生>

今回の受講生は30名全員が小学校の女性の先生ばかりでした。

というのも、先生同士が集まる年に2回の会で「ぜひ石けん作りをしたいです。」と

お声掛けいただいて、お引き受けしたからです。


開催場所となった小学校の校長先生も女性で、数年前にまだ別の小学校へいらしたときに

たまたま石けん教室のご依頼をいただいたことが御縁で、それ以来何度か手作りコスメの

レクチャーにも通ってくださっていたのです。


「先生に教えてもらったものは、あの小学校のあたりのみんなが作れるようになりましたよ。

特に石鹸は何度もみんなで作りました☆」

とおっしゃってくださって、じ~~~んときました。

「あの日以来、人生が変わりましたよ♪」

とまでおっしゃるので、こちらの方がありがたい気持ちでいっぱいに…


最初の画像は、手練り石けん作りのクライマックス ←え、もうクライマックス(笑)

ビニール袋に量り分けた材料をひたすら20分こね続ける作業に入った所です。

思わず皆さん起立です。

そうです、これくらいの意気込みが大切です☆


藍色工房 手作り石けん教室

手でこねる作業で心がけるといいのは、手のひらの体温を石けんになじませるようにして

しっかり練ることです。

温かみがあると石けん素地が溶けやすくなり、配合したハーブや精油がしっかり馴染むので

使用感の良い石けんに仕上がるからです。

だから、ここは手を抜かないでしっかり練ります。

毎回レクチャーのときには必ず、お一人お一人の石けんのタネのコンディションを確認して

まわります。


個性が出るのですよね。

同じ材料を同じように量り分けたはずですが、それぞれの材料が控えめに入っていたり

豪快に入っていたり、手のひらの体温が高めだったり低めだったりで、人によって少しずつ

違いが出てきます。


でも、失敗する人はいません。

少しずつ個性があるだけで、失敗はありません。

材料の種類と量を間違えなければ、絶対に失敗しません☆

ビニール袋が敗れても、慌てなくていいのです♪


30 006

ビニール袋からゆっくり取り出した石けんのタネは、二つに分けて手早く好きな形に

整えます。

今回はさすが学校の先生です。

実用的な形でササっとまとめられました。


藍色工房 石けん教室2

「いい香り♪」という声があちらこちらから聞こえました。

今回はラベンダー精油とオレンジ精油、そして濃いめに入れたペパーミントティーを

配合したので、本当に爽やかな香りになりました。

色づけにはこの夏の他の石けん教室でも大活躍したネトル(イラクサ科)の粉末を

使用しました。



<石けん教室で本当に伝えたいこと>

学校の先生というお仕事は、本当に大変だと思います。

子どもたちがどんな大人になるのか、その影響をダイレクトに担う存在だからです。

だから、今回のレクチャーは「先生」を通してその先にいる「子どもたち」も

意識しながらお話をしました。



自然素材の働きはとても人に嬉しいことがたくさんある → ひとの肌に嬉しい石鹸は

排水として流れると微生物や小魚のご飯になる(生分解) → きれいな水がきれいな土に

還って行く → また元気な自然素材が育つ



こうして人の肌も自然も同じ輪の中で生きているということが、自分の肌で実感出来たら

「あれはダメ」「これもダメ」といったネガティブな発想ではなく

「こんな風にできる」「あんな風に楽しめる」と選択肢を増やしていく形で

いろんなことができるようになると思います。

手作り石けんが、その入り口になれれば本当にうれしいです。



板野郡の先生方、お集まりくださって本当にありがとうございました!!

またどこかでお会いいたしましょう☆


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