藍色工房(あいいろこうぼう) オフィシャルブログ

自社農園で藍を育て、藍の石鹸や藍染め雑貨を製造販売している四国の小さな工房からスタッフみんなでお届けします。
スキンケア、アロマテラピー、藍染め、薬草、四国の素敵&面白情報をぼちぼち更新いたします♪

タグ: 灰汁

こんにちは、スタッフ太田です。
紡いだままになっていた綿糸を、ついに!ついに!染めることができました~~

糸紡ぎの様子は、こちらのブログからどうぞ☆
↓ ↓
http://blog.livedoor.jp/aiiropubinfo/archives/34096485.html


どんな色にしようか、とても迷いました。

藍色一色でもいいけど、もう少し面白味が欲しい・・・
あまり薄くなりすぎても、色の変化を楽しめない・・・

そんなわけで、グラデーションにしてみることにしたのです。

まずは、薄めの色を染めます。

コットン紡ぎ14

漂泊していない糸は少しベージュがかっているので、青くなる前の緑っぽい色が重なると、
くすんで見えますね・・・

でも、酸素と結びついて不純物を洗い流すと、このような鮮やかな水色になりました。

コットン紡ぎ15

思ったよりも濃いと思いましたが、濡れていると濃く見えるので、多分このくらいが良いと思います。

次はしばらくの間瓶につけて、じっくりと藍の色素を入れていきます。

コットン紡ぎ16

糸を上下させながら、グラデーションの変化をつけていきました。


染めあがった糸は、十分に灰汁(あく)を出しをしておきます。
最初に流水でよくすすいでおくと、この灰汁出しの作業も少なくなります。

また、一度しっかりと乾かしてから(空気に触れさせてから)の方が、より灰汁が出やすくなります。

2回目の灰汁出しでは、少し黄色がにじむ程度になりました。

コットン紡ぎ12

コットン紡ぎ13

そして、十分に乾かせて、糸を巻き取ると・・・

こんな感じの糸玉の出来上がりです。

コットン紡ぎ17

糸がよれて絡まって、とても大変です。
でも、出来上がりはこんなにかわいいものになりました♪

何かを編んでみたいけど、もうすこしこのまま眺めていたいですね(^^)

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藍色工房 【灰汁(あく)①】
こんにちは、スタッフ太田です。

高松三越での物産展で使用していた藍染めの布を、水にさらしています。
先日のブログでもお話をさせていただいていますが、この作業をすることで、
藍の色がさらにイキイキとしてくるのです。

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10月28日 「藍染めを水通しする」
http://blog.livedoor.jp/aiiropubinfo/archives/19469740.html
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天然の色素だけで染めていると、どうしても灰汁(あく)が出ます。
できる限り染め場で灰汁抜きをおこなってから、お客様にお届けしていますが、
やはり使い初めのころは、何度かこの作業をすることをおすすめしています。

マフラー、ハンカチ、タオルなど、小一時間水につけておくだけで、こんなに黄色い水が!
藍色工房 【灰汁(あく)②】

昔の人たちは、藍で染めると布が丈夫になることを経験的に知っていました。
出雲などの地域では、嫁入り道具として藍染めの風呂敷や着物を贈るという風習があります。
防虫効果があることも知られていたので、特に農家などでは重宝されてきたそうです。

何度も洗われて、灰汁が流れていった藍染めの着物は、ますます青い輝きを増し、
使い手に大事にされているんだろうなぁと、一目で分かったのだと思います。
例え着物として着られなくなっても、それらは布団や雑巾となり、最後まで使われていきました。

丈夫な藍染めは、長年にわたりその人と一生を共にしたんですね。

藍色工房 【灰汁(あく)③】
藍色工房で使われている大きめの布は、イベントでとても大活躍♪
ディスプレイの敷き布になり、ほこりよけになり、あるときは藍染め雑貨の運搬に使われます。
使い込んだ藍染めがどんな風に成長していくのか、今から楽しみです。

藍染め①
タンスの中で眠っている藍染めのものがあったら、ぜひ水にさらしてみてくださいね。
きっといい色で輝きだします☆

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藍色工房 天満屋催事

こんばんわ。藍色工房店長の坂東未来(ばんどーみき)です。

先週の高松天満屋さんでの催事ではたくさんのお客様にお越しいただいて

本当にうれしかったです。

今さらなのですが…本当にありがとうございました!!



<藍染めは「水」と「時」が必要>

藍色工房 サンプル水通し
天満屋さんのブースでサンプルとして使用していた藍染めアイテムを真水に

さらしてメンテナンスしました。有能なスタッフが♪← ありがとう~と言いながら写真撮っただけの人

天然の藍染めの特徴で、色素そのものに含まれる天然の「灰汁(あく)」が、

こうして水に通すと溶けだしてきて黄色い水に変わったりします。



そしてその決定的証拠写真をとりそこなったばかな女は私です(涙)



酸素に触れて、色素に含まれている不純物が変質して黄色くなる。

それを水に通して流すと、藍の色がますます冴える。

これを繰り返すほどに藍の色が澄んでいくのです…



<藍染めの瓶の灰汁と色素そのものの灰汁>

藍色工房 サンプルを干す
水通しをした藍染めを干しました♪これまた有能な女性スタッフが☆

水にぬれていた時よりも、乾いた時の方が色合いがやわらかくなります。

こなれていく布の風合いも優しくなっていきます。

「一緒に暮らす」という感覚を持つことのできる瞬間ですね…



藍染めを天然の灰汁を使って染めているから黄色い「灰汁」がたくさん出る、と

思っていたのですが、どうもそうではないようです。



昨年、三重の墨師さんにお願いして藍の墨を作っていただいた時の話です。

藍の色素の粉末を作っている中で、せっかく粉末にできた藍の色素を

わざわざ木綿の布に包んで母が水に通していたのです。

「どうして?」

と聞くと、何度でも黄色い水が出るからできるだけ雑味の無い色にするために

洗っているのだ、ということでした。


乾かした状態の粉末を、再び水に通す、という作業を3度は繰り返しますが

出てくる色の黄色さにそれほど差がないようです。

植物そのものに含まれている灰汁。

天然ならではの変化ですね。


ということは、本物の藍で染めている限り、灰汁建ての瓶で染めても生葉染めや

沈殿藍で染めても、灰汁は同じように出るのだということ…

ちなみに、箪笥にたたんだまましまいこんだ藍染めに灰汁がまわると、たたんだ

織りジワのところが著しく色あせします。

灰汁が回った状態で酸素に触れる時間が長くなると、色が退色しやすいみたいです。

天然の藍染めは、大事にしまいこまないで水に通しながら日常使いで

楽しんでいただきたいです…♪



藍色工房 うろこ雲
そういえば、空の色もだんだん澄んでまいりましたね…

うろこ雲もよく見るようになりました。

秋が深まってまいりました。

皆様お身体大切に♪






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