b浄土寺1

西林寺から、車で10分ほどで、次の第49番札所の浄土寺(じょうどじ)に到着です。

写真の整とん中、仁王門に「西林」と書かれてあったので、またもや西林寺と間違えました(笑)

・GoogleMap 浄土寺
http://goo.gl/maps/sLLlE

聖武天皇の娘、孝謙天皇の勅願のお寺として、恵明上人により開創されました。

ご本尊の釈迦如来像は、行基菩薩の作とされています。

当時は法相宗のお寺でしたが、のちに荒廃したお寺を、空海が霊場のひとつとして再興した際に、

真言宗に改宗しました。

b浄土寺2

諸国を行脚し、南無阿弥陀仏を唱えてまわった空也上人(くうやしょうにん)という僧がいます。

道路の整備や井戸の建設、また、野に捨てられた遺体の供養をおこなったことで有名な僧です。

本堂の厨子には、空也上人の像がおさめられています。

宝物殿などでご覧になったことがある方もいると思いますが・・・想像してみてください。

痩せた体に僧衣をまとい、太鼓を首から下げ、右手には太鼓をたたく撞木を持ち、

左手には鹿の角を付けた杖を持ち、そして、口からは6体の阿弥陀仏が連なって飛び出している。

少し変わった像ですね。

なんと、フィギュアまで発見してしまいました!



この像、この地を去ることのなった空也に、せめて姿かたちだけでも残していってほしいという

民衆の要望に応えて、空也自ら彫ったものなんだそうです。

お経を唱える様子を、針金で仏様を固定してあらわすなんて・・・よく思いつきましたね。


実際、空也の唱えるお経は仏様に見えたという説もあります。

それだけ、民衆に愛された空也のお経は、仏様と同じくらいありがたかったということでしょうか。

b浄土寺3

空也像自体が国指定重要文化財で、本堂も文明年間(なんと、1469年から1487年の戦国時代!)に

河野という領主によって再建されたものなんだそうです。

一度、昭和36年に解体修復がおこなわれましたが、当時のまま残っているということです。

本堂内部や厨子には、建設当時から江戸時代にかけての落書きがあるそうで、この建物も

重要文化財に指定されています。

b浄土寺4

重要文化財ばかり。

守り続けていかないといけませんねぇ・・・


納経所の前には、真っ赤な金魚たちがたくさんいました!

この金網は、猫防止でしょうか~??

b浄土寺5

ちなみに、四国霊場御開祖1200年祭として、3月18日~24日の間だけ、本堂の格子扉が

開けられるんだそうです!!

空也上人像が安置されている厨子も、拝めるかもしれませんね。