2011年11月13日

デニムの上着

 授業で教える旗袍の基本を確りと覚えますと、いろいろな生地を使い、自由な発想でデザインも変えて作ることが出来ます。
 型紙を作らないということは楽です。
 上下のセット。上着、ブラウスなども作れて楽しみも増えます。
 
 デニムの大きな上着は春先や晩秋から初冬にと気軽に羽織ることが出来ます。

上着001デニム


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2010年12月20日

手縫いで丁寧に

旗袍の古い物を見ますと、その細かい手作業に驚かされます。
NHKの講座に長く受講している方は可なり手縫いで作っております。
丁寧な仕上げは感心します。
前回の講座では同じような白い糸で印を付けたおります。

丁寧な仕事2




丁寧な仕事

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2009年11月09日

最近の中国での商品

 先ごろ中国遼東半島に行き、街で見た旗袍を紹介致しましょう。
 私の好みではありませんが、参考になることもあると思います。

099遼東半島旗袍1

2100遼東半島旗袍

3101遼東半島旗袍

4102遼東半島旗袍

5103遼東半島旗袍

082レストランの女性

051ホテルの女性




2009年08月03日

上海旗袍愛好会

 今年の春上海の女性が旗袍を着て台湾を訪問し、そのことが読売新聞の上海支社から報じられ私の関心を引きました。
 上海に住む友人にコンタクトが出来ましたら教えて欲しいとお願いしてありました。
 友人はご主人と一緒に愛好会を立ち上げた汪薇玉女史とお会いすることができ、私に知らせて下さいました。
 女史から頂いたパンフレットが届き、来年は日本訪問も予定されているそうで、是非ともお目にかかり交流をしたいと思っております。
 汪女史は会員の為に様々な交流の場を毎月用意。会員はその際には必ず旗袍を着て参加をすることになっているそうです。
 現在の会員は300名にもなっているそうです。

上海旗袍愛好会







サロン1

ピンクの旗袍の方が汪女史です。


サロン2

2009年05月18日

「読図時代 旗袍」つづき2

 旗袍は1930年代から40年代に最も流行が進み、またスタイルの変化も激しい時代でした。
 その頃アクセサリーや持ち物はどのような物だったか興味が湧きます。
美意識は民族性や国民性などで変わりますが、女性のオシャレ心は共通するところがあります。
 何かを手にした旗袍姿の女性をご覧ください。

傘をさした姿




琵琶を持つ姿








バックを持つ姿

2009年04月30日

「読図時代 旗袍」つづき

 前回掲載した「旗袍」のつづき

 本書ではかなり分かりやすく旗袍についての記述と図や形状が表示されております。
 今回は襟の形と大襟の切り替えのバーレーションについて取り上げてみました。
 本書の原画が水彩画のように薄く、本書で直に見るのとは違うかも知れません。
 
 襟の形



胸の切り替え1








胸の切り替え2



胸の切り替え3

2009年04月26日

「読図時代 旗袍」

 読図時代・符号中国  旗袍

   当代中国出版社  2008年8月
     
   江南・談雅麗 編著 


 本書は符号中国系列の一冊で、内容は旗袍について多角的に編集されております。
 中国図書を扱う「書虫」で検索し、注文、取り寄せが出来ます。
 図を見ますと少し興味のある方には参考になることと思います。

 珍しい絵を掲載します。全て油彩で描かれた旗袍です。
 一人は昔の有名な女優の阮玲玉を描いたものです。

 本書には旗袍の変遷、襟の流行、さらに刺繍の技法、紐ボタンの作り方、旗袍の裁断と縫い方なども掲載されております。


旗袍(読図時代)




旗袍(読図時代)








旗袍(読図時代)





旗袍(読図時代)

2009年04月14日

「既成品でも見つけようで」

 藍染の旗袍

 旗袍を着たい方の中で、藍染の旗袍が欲しいという声をよく聞きます。
 手元に藍染はありますが、色止めをしても後々まで気を使います。
 私も藍染の旗袍は大好きです。

 今月から講座に新人が3名お見えになりました。初日一人の方が藍染の旗袍を身につけて出席。
 このデザインは知ってはおりましたが、個性が強く似合う方は少ないように感じておりました。ところが実によく似合っております。サイズも問題ないくらいです。
 通販で購入したそうですが、値段の安さに驚かされました。

 参考になるのではと思います。

藍染の旗袍




藍染の旗袍

 





教室の入口ですので傍のゴミ箱まで見て頂くことになりました。失礼。

2009年03月28日

「和服地を使って」

 かねがね和服地を利用できないかという相談も受け、遠く離れている所に住む知らない方からの問い合わせもあります。
 以前にも掲載したと思いますが、私の持論は留袖からの直しは駄目と言っております。
 和服地を利用するのでしたら、小紋、大島、紬などを薦めております。
 今回まず男物の紬を利用した方のシンプルな旗袍を紹介致します。
 少し傷んでいた生地に刺しこ用の糸で補修をしております。襟にも縞模様のように綺麗に刺しており、袖の下部分の所にも綺麗に刺されております。

和服地を使って

和服地を使って

 
 




 今までは男物の利用は考えた事はありませんでしたので、生徒から教えられました。


 
 反物のまま持っていた生地を使い作る方の仮縫いの準備が出来ました。5月にある集まりに着て行きたいと頑張っております。先日の講座のときに仮縫いの方が何人かおりましたが、ベテランの生徒の方が交互に仮縫いの勉強をしました。

和服地を使って



 落ち着いた良い柄の物です。地味ですが目立つことと思います。

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2009年03月13日

「纏足の靴」

纏足の靴
 小さな足の文化史
    著者 ドロシー・コウ
1957年香港生まれ。コロンビア大学バーナード・カレッジ教授
     専攻 :中国および東アジアの女性文化史

 2005年11月2日 初版
            発行 平凡社

 本書は長年、纏足と女性文化を研究して来た著者が単なる興味の対象としてではなく、学術的な考察と分析を纏めて記した一冊です。
 纏足にはたくさんの意味があり、本書を読むにはかなり力が要りますが、徐々に読んでゆきたいと思っております。

纏足




纏足





纏足




纏足

 




 

 本書によりますと若い女性は自分で刺繍をし、結婚する時にはそれを履き、また先方の女性方にも作って贈ったそうです。
 我が家に来ていたアマも纏足でしたが、このような綺麗な靴は履いてはおりませんでした。

2009年03月07日

「あくまで地味にシックに」

 チャイナドレスを着たい方は多いと思います。こんな地味なものはどうでしょうか。
 好きこそですが、実に手をかけ確りと作っております。長衣も黒ですし、落ち着いて着ていられます。
 細かい模様の物、和服の地味な織りの物などもなかなか素敵に出来上がります。
 
あくまで地味にシックに

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2009年02月09日

「子供の腹掛け」

子供の腹掛け
日本の金太郎の腹掛けと形が同じような物が中国にもありました。
今日すっかり洋風になっている中国ですので、こういったものは掛けさせてはいないと思います。
「近代中国童装実録」の可愛い物を紹介致します。

子供の腹掛け

子供の腹掛け






子供の腹掛け



子供の腹掛け






子供の腹掛け



子供の腹掛け

2009年02月02日

「子供のズボン」

 1900年代初期の子供のズボンは可愛い物ですが、ここに掲載するような物は一般の家庭の子供のものとは思えません。
 私が子供の頃見たズボンは股割れの綿で粗末なものでした。
 この「近代中国童装実録」でみるズボンは裕福な家庭の子供の物でしょう。
 当時は手縫いですのに手をかけ、見事なものです。

子供のズボン
子供のズボン




子供のズボン
子供のズボン





子供のズボン
子供のズボン





子供のズボン





2009年01月18日

「子供のベスト」

 前回に続き、子供の着ていたものを掲載します。
 ベストは馬甲とか背心とか呼ばれております。可愛くなかなか魅力があります。
 大人にも当然ありますが、子供のはほのぼのとして真似をしたくなります。
 「近代中国童装実録」から抜粋して見ます。

子供のベスト



子供のベスト






子供のベスト



子供のベスト

2009年01月11日

「子供の旗袍」

 子供はどういうものを着ていましたのでしょうか。
「近代中国童装実録」で見てみます。文革があったということで中国近代の物が残っているということは貴重なことでしょう。
 技術も品質も高い物は富裕層の物と言えましょう。
 色彩、刺繍、文様それぞれ価値の高いものです。

 少し紹介致します。

子供の旗袍

子供の旗袍




子供の旗袍

子供の旗袍




子供の旗袍

子供の旗袍

2009年01月03日

「上戸彩の李香蘭」

上戸彩の李香蘭

 上戸彩の主演する「李香蘭」衣裳の展示もされておりましたし、その旗袍は気を引きます。
 正月二夜にわたりその映像が放映されました。
 
 李香蘭の過ぎし波乱の人生は、すでに自著のものも含め多くの知る所です。

 この映像では中国の東北(昔の満州)や北京また上海の庶民の旗袍姿が当時を偲ばせております。

 ストーリーもさることながら上戸彩の着用している旗袍はシンプルですが上品です。
 山口淑子さんは恐らくお手元に旗袍を沢山はお持ちになっていられないと思います。
 テレビから写したものですが、掲載いたします。

上戸彩の李香蘭

上戸彩の李香蘭


上戸彩の李香蘭







上戸彩の李香蘭



上戸彩の李香蘭



上戸彩の李香蘭





上戸彩の李香蘭



上戸彩の李香蘭




上戸彩の李香蘭

2008年11月22日

前田青邨「観画」

前田青邨「観画」
       絵画に見る旗袍

前田青邨  中津川出身 (1885〜1977)1955年文化勲章を受ける。
 1936年に描かれた観画は179.0×222.0という大作でそこには七名の女性が旗袍姿に包まれ立っています。
 私はその女性たちの旗袍姿の存在感に圧倒されてしまいました。  
 婦人たちは既婚の方ではないでしょうか。その姿はそういう感じの落ち着いた気品に満ちております。
 配色の妙に心が奪われながら、細かいところに目をやると縁取りの模様と縁取りの幅とのバランスの良さ、ボタンの一つ一つに施された刺繍の素晴らしさ、高い襟の凛とした姿は眺めているだけで豊かさを感じさせてくれます。
 立ち続け、見続けていたいと思う作品です。


前田青邨「観画」

 京都市美術館蔵

2008年11月13日

「京劇服飾」

京劇服飾  
  
  述 鼎著  芸術図書公司 (台北)
  
         1996年4月

 京劇は役割に決まった様式による服装が定めれていることは、歌舞伎の持つ様式美と共通するものでしょう。
 役者は舞台で演じる役によって着る物、履く物、持つ物、背負う物、化粧、髪飾りと全てが決まっております。京劇の演技団は北京だけではなく、中国本土の各地、台湾、更に日本にもあります。
 この一冊には系統的に京劇の服飾が掲載されております。
 一ページ毎の豪華さに驚きます。
 
京劇服飾







京劇服飾
京劇服飾

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2008年11月10日

「勧めたくない旗袍」

 勧めたくない旗袍

 日本で皆さんがチャイナドレスと言う時のイメージには、共通するものがあるように思います。
 まずキラキラ・セクシャル・派手といったことでしょうか。このことは私には多いに不満です。
 女性がもてはやされる酒席で着られる安物。嫌です。
 横浜中華街でも殆んどがこのようなものです。
 神戸の南京町ではどうかとキョロキョロしましたが、矢張り同じです。
 食事をした店の方のは働き着の木綿のもでしたが、体型などお構い無しの着てればいい。といったものでした。
 歩いている時看板に誘われ覘きました。
 もー駄目ーというものです。和製言葉のチャイナドレス。旗袍とは程遠いものです。

勧めたくない旗袍




勧めたくない旗袍




勧めたくない旗袍

2008年11月02日

「吉祥如意」

吉祥如意
   (続き)
 
 本書には多くの吉祥図会が掲載されております。
 中国の書画、焼き物、織物などを初め、様々な小物に至るまで、吉祥紋様が使われております。日本人の感覚からすると、どうしてと言うようなものも見られます。
将に国民性、民族性の違いと言えましょう。
 今回も何枚か掲載いたします。

 これは鴛鴦です。
吉祥如意






これは元宝です。
吉祥如意






これは鳳凰です。
吉祥如意






これは蛙です。
吉祥如意

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2008年10月26日

「吉祥如意」

吉祥如意

    (続き)

 吉祥と言われ、また使われる数々の物。動物、植物、虫などの小さな生き物、私達が宝物と言っているような巻物などと。数え切れません。
 日本人から見ますと吉祥とは反対の意味のものもあります。
 中国のものを見て、直ぐにイヤーと判断しないで、
習慣を知り、理解をすることも大事でしょう。
 少しずつ掲載して見ます。


 胡蝶です
吉祥如意





 蜘蛛です
吉祥如意





 桃です
吉祥如意

2008年10月24日

「吉祥如意」

吉祥如意

  漢聲雑誌120期
   
   台湾 漢聲雑誌社 中華民国89年4月

 中国の文物全般には吉祥紋様、吉祥文字などが広く使われております。
 旗袍にも生地や刺繍、また釦などでもそれを見ることが出来ます。
 森羅万象に関わると言えるほど、その吉祥紋様の範囲は広く、驚かされます。
 本書は168ページにも及んでおります。
 内容は論述編と図象編に分けられております。
 中国的吉祥文化の解説、実際の吉祥図形に触れることが出来ます。
 見応えのする一冊です。

 吉祥如意






吉祥如意吉祥如意

2008年10月17日

「清代后妃首飾」

 故宮博物院藏

  「清代后妃首飾」

   1992年6月 故宮博物院紫禁城出版社

 本図録は后妃ならではという装飾品が掲載されており、それぞれの重みを感じさせられます。精緻な見事な装飾品の数々。見ていて飽きることがありません。
 

  清代后妃首飾





清代后妃首飾







清代后妃首飾




清代后妃首飾








清代后妃首飾





清代后妃首飾

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2008年10月12日

「中国婦女服飾与身体革命」

中国婦女服飾と身体革命
 (1911−1935)

  呉 昊著
 
   東方出版中心  2008年1月

 本書は時代と服飾が関係の深いことを記しております。
 全編六章に分けられております。辛亥革命はもとより
時代に連れて変わり行く女性の服飾。
また身体の開放などと言った面も取り上げられております。
 辛亥革命後の服装、その後の民国における服装の制定などにも触れております。
 女性の服装について、多くの資料を使い、時の政治経済や社会体勢と大きく関係があることを示し、学術的な記述となっております。


 中国婦女服飾と身体革命中国婦女服飾と身体革命

2008年10月10日

柿内青葉「十字街を行く」

「十字街を行く」

 絵画の中の旗袍
 
 柿内青葉「十字街を行く」は1930年に描かれております。
日本が満州事変を起こす前の平和な時代の銀座。松屋の角を歩く二人の女性が描かれております。街を歩く、夏の振袖を着たその姿は趣味の良い良家の女性らしい雰囲気を漂わせております。後を歩く旗袍姿の女性はそれに劣らず品の良い女性です。
 薄物のベストと重ねた旗袍の姿は銀座を歩く人の眼を引いたことでしょう。

 この絵は偶然私の友人の親しい方の持つもので、女子美術大学のアートミュージアムに保管されているそうです。

「十字街を行く」

2008年10月01日

「中国内衣史」

中国内衣史

    黄 強 著

     中国紡績出版社 
       2008年1月

 中国女性の下着を歴史的に研究、論考した内容です。
 中国の下着について特に古代のものは私には、分り難く下着のイメージが浮かびませんでした。
 本書によって様々な下着の変遷を知り、参考になりました。

 著者は1963年生まれ
 現在南京玄奨学術文化研究中心執行主任/副研究員
 中国金瓶梅学会会員

中国内衣史




中国内衣史

2008年09月28日

「花釦作成」

 凝った花釦は先ずデザインを決めます。デザインが決まりますと長さが決まります。その長さの正バイヤスの生地が必要になります。
 布地に沿って糊を引きます。その布地を正バイヤスにカットします。
 幅の4倍に切ったバイヤスの両側から真中に折あわせ、糊をつけてアイロンをします。
 その後、折ったバイヤスの中心にワイヤーを挟み、糊をつけてアイロンで確りと折ります。山にワイヤーが包まれております。
 ワイヤーを入れて折ったバイヤスを、決まった寸法に山折、谷折とデザインに従ってピンセットを使い折ります。
 形の何処に纏めがあり、何処に寄せるかを確りと見て、纏めます。
 最後にメリハリをキチンとつけて作り上げます。

 今回の生徒の釦はコートの襟元に付けるため、左右同じ大きさに作っております。

花釦作成


花釦作成




花釦作成


花釦作成




花釦作成


花釦作成

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2008年09月24日

「展示・旗袍変遷史」

 チャイナドレスの変遷史

 神戸ファッション美術館で開催されているテーマ「チャイナドレスの変遷史」
 期間 08年7月12日〜10月7日

 旗袍の歴史に触れることが出来る、アンティーク旗袍が100点展示されております。展示されている旗袍は全て謝黎女史のコレクションからの物です。
 旗袍・チャイナドレスに関心を持てれている方に是非見て欲しい内容です。

旗袍変遷史

旗袍変遷史






旗袍変遷史



旗袍変遷史

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2008年09月09日

「NE・TIGER」

NE・TIGER

北京オリンピックが無事に終了しました。北京からお土産に戴いた、ファッショナブルな冊子は五輪を盛り上げた華服を改めてみるような気がします。
 斬新といいますか、イメージが変わりそうな感じがします。

NE・TIGER






NE・TIGER







NE・TIGER

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2008年08月27日

「唐装 旗袍 ー款式与製作ー」

唐装 旗袍 款式与製作
 
 唐装・旗袍 デザインと製作

 編著 馮育蘭

  遼寧美術出版社  2004年2月

 本書はタイトルが示すように「伝統的な旗袍・唐装」と呼ばれるデザインの物を多く掲載しております。
 サブタイトルの製作とはそれぞれのデザインの製図を実寸で示しておりますが、縫い方には触れておりません。と言うことは所謂洋裁の縫い方で作ることが出来ると解釈、理解しました。


 唐装 旗袍 款式与製作唐装 旗袍 款式与製作

2008年08月15日

「中国旗袍」

 中国旗袍 CHINA QIPAO  つづき

 私は街着の旗袍が一番気に入っておりますが、今回紹介するような旗袍を若し着ることが出来るとしたら、どういう場面か、どういう立場か、どういう姿か全く想像外のものです。
 ですが縁取りの凝った上着は実に豪華でもあるし、圧倒されます。
 

中国旗袍

 




この裾の凝ったものは背の高い西欧の方でこその旗袍と言えましょう。


中国旗袍

2008年08月11日

「中国旗袍」

 中国旗袍  CHINA QIPAO つづき

 旗袍は年齢を問わず誰にも似合う衣服です。この旗袍を着ることで自分に自信を持つことが出来るという、素晴らしさを持っています。姿勢を正しく保ち颯爽と歩くことが出来る素敵な衣服です。
 今回は素敵な女性の姿をお見せします。

中国旗袍

 安物の旗袍を着る方も多く、売れるからと日本で販売する業者も沢山おります。
良いものを見ることできっと買い方も違ってくることでしょう。

中国旗袍

2008年08月08日

「中国旗袍」

 中国旗袍 CHINA QIPAO つづき
 
 中国最大のイベントは春節と言われる旧暦の正月と行事です。(最も今日は北京五輪の開会式ですから、今年は二回と言えましょうか)
 休日も多く決まられており、出稼ぎの人も故郷めざし帰ります。今年の春節の時は江南地方が大雪に見舞われ、各地の駅に人が溢れているというニュースもありました。
 「春節晩会」と言う番組は中国中央電視台から全国に放映されます。実際に見たことはありませんが、過っての日本の大晦日の紅白のようなものでしょうか。
 この春節の晩会の司会者の着る旗袍は注目の的となるようです。またその旗袍のデザイナーは名声が上がると聞いております。
 本書には1995年、1996年の晩会の司会者の着た旗袍が紹介されております。
 デザイナーはどちらも「趙嵐」です。

中国旗袍






中国旗袍

2008年08月07日

「中国旗袍」

 中国旗袍 CHINA QIPAO つづき
 
 香港のデザイナーの作品も掲載されております。映画「華様年華」の旗袍の美しい旗袍をご覧になっている方は多いことでしょう。縫製も確りとしておりますし、老舗の実力を見せてくれます。香港には今も多くの旗袍製作者がいることでしょう。

 ここに掲載する作品はあるデザイナーのショーで披露された旗袍のようです。

 気取りのない斬新な旗袍で魅力的です。

中国旗袍


中国旗袍







中国旗袍




中国旗袍

2008年08月05日

「中国旗袍」

中国旗袍 CHINA QIPAO  つづき

 今回の作品は台湾のデザイナーの旗袍です。

 台湾の著名な映画俳優 劉雪華さんが好きなデザイナーの精巧な美しい作品

中国旗袍

 






 
 次の二枚は前に紹介しましたこともある楊成貴氏の作品。楊氏は私と同世代で、台湾の旗袍指導者として有名でした。現在の様子は分りません。

中国旗袍


中国旗袍

2008年08月03日

「中国旗袍」

中国旗袍 CHINA QIPAO つづき
 
 今回は外国人の着ている旗袍を掲載します。普通の人が旗袍を着る場合、外国人より東洋人の方が似合うように私は思っております。皆さんはどうでしょうか。
 日本の女性には旗袍は大変よく似合います。街では体のラインをむき出しにしない、そういう旗袍があまり目に入らないのが残念です。
 廉い化繊の旗袍はお勧めできません。
 旗袍は年齢に拘らず着ることができ、且つ体型の長所を活かし、欠点を補うところの誰にも似合う素晴らしいドレスです。


 中国旗袍中国旗袍

2008年08月01日

「中国旗袍」

 中国旗袍 CHINA QIPAO つづき

 前回掲載した書の中で見られる様々な旗袍を紹介しましょう。
 1920年代〜30年代は中国での旗袍の隆盛期でした。
 その後徐々に衰退して来ました。追い討ちをかけたのが
文化大革命と言われる運動です。
 改革開放政策以降、復活はしましたが、以前のようには戻りません。
 本書の中から私がお見せしたいという旗袍を取り上げてみました。
 今回は3点掲載いたします。


中国旗袍



中国旗袍









中国旗袍

2008年07月26日

「中国旗袍」

「中国旗袍」CHINA QIPAO
 
  袁傑英 編著
  沈 蓁 訳
 
    2000年 1月
 
    中国紡績出版社

 本書は袁傑英女士の編著という立派な一冊です。中国語と英文での解説。A4版の装丁で、全体で404頁。グラビヤが半分ほどを占め、私には持ち歩きは無理です。
 簡単な製図や紐ボタンの作り方なども掲載されておりますが、グラビヤの旗袍の数々は見事です。順に掲載し紹介致しましょう。
 トップは宋慶齢と魯迅を取り上げました。魯迅の着る男性の長袍は20年代、30年代の代表的なものです。中国に好意的な日本人の男性が過って憧れたスタイルです。
 宋慶齢の旗袍姿は油彩ですが、重厚な感じがします。宋慶齢は旗袍を一生着続けたと聞きましたが、それは宋美齢にも言えたことです。

tyuugoku








中国旗袍中国旗袍

2008年07月22日

「胸当て」

 旗袍の下着は特に売られておりませんので、教室では希望者に手作りの下着の作り方を教えます。洋服の場合ブラジーを付けますが、ここに掲載する旗袍の下に付ける胸当ては小さく、日本人には一体これで役割が足りるのか不思議なほどです。
 私の手元にあるこの胸当ては所謂ブラジャーです。確りとした藍染の木綿に丁寧に刺繍が施されております。模様はお目出度いものです。
 胸の真中、横の線の内側は幾つかに分けられたポケットになっております。
 ただ今日こういった物を身に付けた人を見つけることは出来ません。紐を通す輪がありますので、そこに紐を通すということは分ります。
 これは多分若い女性用のものでしょう。本当はこの下になにか付けるのか、一番下に付けるものか分りません。
 写真などでも探しておりますが、未だにブラジャーの役割をする物としか分っておりませんが、綺麗ですので掲載いたします。

胸当て

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2008年07月18日

「花ボタンの書籍」

「工芸美術配飾芸術・盤花紐釦的設計製作与応用」

 朱天明 朱躍崗 著

  中国軽工業出版社 2001年3月初版

 本書は上下2冊ですが、手元のは上編のものです。内容としては特に難しい物ではありません。釦の材質などが確りと示されております。
 シルクの物のほかに紐として出来上がっているものもはっきりと分ります。
 図形も分り易く、いろいろと作ってみたい方には参考になることと思います。
 釦のつけ方と服装との関係も後部に示されております。

花ボタン




花ボタン







花ボタン




花ボタン

2008年07月12日

「二つの中国服飾展」

 この夏東京と神戸とで中国の服飾に関する展覧会が開催されます。どちらも清朝末から現代までの中国服(旗袍)を取り上げております。
 私は東京のは生徒と一緒に見に行く予定を組んでおりますが、神戸には少し涼しくなる9月に出かける予定にしております。
 神戸の展覧会でのイベントとしてこの7月19日の土曜日、13時30分から
 謝黎さんの「老上海の流行ファッションー旗袍」と題する講演があります。聞きたいところですが、残念です。盛会を願っております。

東京の展覧会 文化服装学園博物館

二つの中国服飾展




神戸の展覧会  神戸ファッション美術館

二つの中国服飾展二つの中国服飾展

2008年07月09日

「補子」

 清朝の高官は宮中に参内する時、また公式な行事の時に長衣の上に羽織のような上着を重ねております。映画などでご覧になっていることと思います。その上着の前後に真四角な布地の補子という物を付けております。

補子
 これは着る人の地位を表しております。清朝では文官は鳥類、武官は獣と決められており、それを一品から九品までと分けております。これ等の模様は全部刺繍で刺されておりますので同じものはありません。一枚の物は背中に付けられていたもので、真中で別れ二枚になっているものは前に付けられております。
 中国の骨董店などで買う場合、飾るのでしたら一枚の物をお勧めします。私の持っている中では文官三品の孔雀が好きです。地位に関係ありませので好きなものを額にし飾っております。


補子
これは武官一品麒麟です。





補子
これは文官一品仙鶴です。




補s
これは私の好きな文官三品孔雀です。

2008年07月06日

「楊成貴氏の花ボタン」

 台湾で出版された楊成貴氏の著書「旗袍を作る理論と実務」に掲載されている花ボタンは凝ったものが多く、これは高レベルの仕事です。
 花ボタンは正バイヤスに切った布地に針金を鋏み、正確に山折りと谷折りを取り、形になるようにまとめて行きます。
 楊氏の店内には数多くの花ボタンが大きな額に納められ見ることが出来ました。
 
楊成貴氏の花ボタン



楊成貴氏の花ボタン

2008年07月05日

「楊成貴氏の旗袍」

 クラシックとモダンな旗袍
 楊成貴氏は日本に留学した経験があります。私がこの「中国服の作り方全書」に出会った頃は血気盛んな頃だと思います。その頃中国大陸に進出していたようです。
 中国で出版された旗袍の本のグラビヤで楊氏のではないかと思われる旗袍に目が行きますと矢張り間違いがなっかったこともありました。最近は消息を知る機会がありません。
 楊氏はクラシックな元宝領のような旗袍から、モダンな旗袍まで幅広く製作されております。

楊成貴氏の旗袍



楊成貴氏の旗袍

2008年07月04日

「楊成貴氏の旗袍」

 楊成貴氏の「中国服の作り方全書」から
 文化出版局で上梓した本書の旗袍は日本人の好みに配慮されているような感じがします。元本の旗袍の中には日本の風土には合わないようなものもあります。好みもありましょうが、一般的に日本の女性にはキツイものは合わいように感じております。
 最近は日本の街で見られる服装に重ね着が多いのですが、旗袍もスラックスと合わせて着るのも素敵ですし、機能的ではないでしょうか。
 そういったことで紹介しますのは古くても新しい感覚の旗袍です。特にグリーンの旗袍は袖の付け方が直線で繫いでおり、着易いものです。こういった旗袍は年齢に関係なく利用できる便利なものです。

 楊成貴氏の旗袍


楊成貴氏の旗袍

2008年07月03日

「楊成貴氏の旗袍」

 台湾で指導的な立場にあった楊成貴氏の一冊が文化出版局から発行されたのは1978年の5月です。私が旗袍を習い始めたのが1975年ですから、この出版の広告を見た時は興奮しました。
 勿論すぐに買い求めました。
 内容は旗袍を着る女性のグラビヤは勿論ですが、旗袍の変遷、制作方法。また道具やいろいろな解説などと盛り沢山です。習い始めて数年の私にはかなり難解な一冊でした。
 そのごこの元本を持っている方があり、それを借りて台北の楊氏が開いている店に行きました。楊氏は北京に行かれているということでお会いできませんでした。
 店員に持って行った本を見せ、尋ねましたが知らないと言います。店内を見ているうちにふと上の棚に眼をやりますと、其処に数冊あるではありませんか。絶対欲しいと頑張り買うことが出来ました。随分前のことです。
 その後両書を比較しますと、日本版ではない補正の方法が詳しく掲載されております。長い時間をかけてそこを翻訳しました。
 日本版を欲しいと復刻を願っている方もあるようですが、本書だけで直ぐに旗袍を作ることは無理ではないかと思っております。特に直裁ちの旗袍は難しいことだと思います。
 
楊成貴の本



楊成貴氏の本

2008年06月22日

「ダンスも旗袍で」

 タイシルクの旗袍

 生徒の方が社交ダンスのパーティに旗袍を着て行きたいと、タイシルクを持って来ました。日本の方に似合う色です。何時もの街着にするものよりスリット止まりを高めに作りました。
 集合写真を見せて頂きましたが、ダントツで素敵です。
 人様々ですからこの日の為にと凝ったドレスを着て来た方ばかりに見えます。どうもゴテゴテとしたように見えます。ダンスドレスはシンプルなほうが素敵に見えるのではと思ってしまいました。
 
 「ダンスも旗袍で」

aikoqipao at 10:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!旗袍を作る 

2008年06月15日

「老照片から」

 古い写真から
 
 1930年代、北京で女学生が着ていた旗袍。多分木綿の白いものですが、スリットは裾からせいぜい30センチ程度でしょう。上品に見えます。集会に出席し、歌っている姿です。育ちの良さを感じさせられます。

老照片から

 



 下の写真は江南の無錫で40年代に写した家族の写真です。
 それぞれの旗袍が個性的です。
 左端の女性の裾にはレースが覗いております。
 旗袍は全てシルクだと思われます。

老照片から

aikoqipao at 22:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!旗袍の周辺 

2008年06月12日

「老照片から」

 古い写真から

 1940年代といえば、日中戦争が始まっていた頃でしょう。日本では「贅沢は敵だ」とか「パーマネントは止めましょう」とか、戦時色が強くなっておりました。
 その頃でも上海などではモダンな旗袍姿が見られていたようです。映画でもいろいろ分ります。
 髪の毛もカットし、またパーマも盛んになっていたようです。母もその頃中国青島でパーマを掛けておりました。

老照片から



老照片から

aikoqipao at 19:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!旗袍の周辺 

2008年06月09日

「老照片から」

 古い写真から
 
 1911年の辛亥革命により、民国が12年に発足しました。中国で初めての王制によらない政府が出来ました。
 古いしきたりからから開放された女性達の服装にも大きな変化が訪れました。
 旗袍は体のラインを見せることも厭わなくなりました。
 髪の形も変わって断髪も出て来ました。30年代にはオカッパも若い女性に流行ったようです。パーマネントも普及して来たようです。

老照片から




老照片から

aikoqipao at 23:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!旗袍の周辺