GPIFまた5兆円損失…2四半期連続の赤字
2016.08.27
国民年金や厚生年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人
(GPIF)は26日、2016年4~6月期の運用結果が
株価急落の影響などを受けて5兆2342億円の赤字
だったと発表した。
を出しており、2四半期連続の赤字。
2001年の市場運用開始以降でみると40兆円超のプラスは出ている。
7月以降は上昇に転じた。EU離脱問題以前の水準をほぼ回復し、
年金運用にはプラスとなっているという。
「公的年金の運営にそもそも130兆円もの巨額の積立金は不要」
との指摘もあり、GPIFの存在意義を問う声が強まりそうだ。