October 2007

October 31, 2007

ぐちゃぐちゃ

 今日は昼休みにとても重い事件が入りました。今でもそのことが頭から離れません。今日もそうだったのですが、明日から大変になりそうです。教員会議も大変でした。9時半ごろまでかかりました。その後、いろいろな打ち合わせを行って解放されたのは10時を回っていました。すると、財布がないことに気づきました。いつになくまとまったお金を持っていたので、非常に焦っています。どこに置いたかが定かではありません。会議で5時間ほど生活指導室が無人だったとき、机の上に置いてしまっていた可能性があります。生徒が取ったとは考えたくありませんが、可能性はあります。生徒は通常の場合、私の机までは入ってきません。遠くからでも見えるところに置いてしまっていたのかもしれません。部員は私の机に毎日部室のカギを戻すことになっています。その時に机の様子を見ている可能性があります。それで取られたのか、落としたのかはっきりするかもしれません。明日、部員に机の上に財布を置きっぱなしにしてしまっていたかどうかを聞いてみようとは思いますが、頭の中がぐちゃぐちゃです。ということで、今日はまとまらない話ですいません。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 23:42|Permalink

October 30, 2007

プライド

 今日は文化祭の代休でした。中2と中1の1番手・2番手はオフとし、中1の3番手以下の部内戦を行いました。3番手以下の10人を2つのグループに分け、その中で総当たり戦を行いました。今年度から毎日中2と同じ練習をさせていますので、毎年のこの時期よりレベルが高い戦いを見ることが出来ました。彼らの将来が楽しみになる内容でした。しかし、それはあくまで技術の面です。他の面では非常に甘いと感じました。ミスが早いのです。それは技術の問題ではありません。

 よく「うまいと強いは違う」と言われます。私もそう思います。「うまい」というのは技術面の評価です。テニスで勝つには、技術・精神・体力が必要だと考えています。その総合力が高い選手が「強い」のです。だから、技術面だけが秀でた「うまい」選手が強いとは限らないのです。勝つためには技術だけを強化すればいいのではありません。精神力・体力も鍛える必要があるのです。今日は中1にプライドを持つように指導しました。高すぎるプライドはマイナスでしかありませんが、ある程度のプライドは絶対に必要です。

 現在の中2エースには、1年間をかけてそれを指導してきました。彼は中1の時から団体戦に出場させていました。「今は先輩達のおかげで助かっているけど、来年は君がエースだから責任を持たなくてはいけない。来年は絶対に負けられないプレッシャーの中で戦わなければならないから、今年からそのつもりで戦いなさい」と言い続けてきました。実際に彼は今年、絶対勝たないといけないプレッシャーの中でエースとしての責任を果たしています。技術的にも優れていますが、彼の強さを支えているのはプライドではないかと思っています。

 今日の部内戦、3番手は勝敗を分ける可能性がある大事なポイントで、フォアのスライスで続けまくりました。結果、1ゲームも落とさずにグループを勝ちきりました。4番手は自分より良いボールを打つ部員相手にしっかり続けて、危なげない試合を展開してグループで勝ちました。それは彼らのプライドあってこそだと思います。「勝たなければならない」という意識があったからです。しかし、中途半端なプライドはいりません。中2エースは、きっと大阪ではプライドを持ってプレーしてくれるはずです。ただ、全国大会に行けばどうでしょうか。「全国大会には強い選手がいるから負けても当たり前」と思われては困ります。全国大会に行けばズタズタになるようなプライドはいらないのです。全国大会に行っても、「自分は勝って当然だ」というプライドを持ってほしいのです。そのためにはいろいろな面で自信を持たなければなりません。それに見合う技術をつける必要があります。体力もつけなければなりません。メンタルトレーニングもしっかり行う必要があります。それがあってこそのプライドです。実力もないのにプライドが高ければ、ただの勘違い選手です。「強い」選手を育てたいと心から願っています。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 20:55|Permalink

October 29, 2007

これからが勝負!

 今日は文化祭の片付け・閉会式が午前中で終わった後はずっとクラブでした。私もずっと付き添うことが出来ました。OBのコーチがいらっしゃったので中2をお任せし、私は中1を指導しました。昨日の練習試合で、少し基本を見直す必要を感じたからです。基本のフォームを確認し、イメージを徹底しました。その後は少しアドバイスを与えながら練習を見守りました。指導とはこういうことの繰り返しなのだと思います。技術を教えた後は、その習熟を待つしかありません。微調整をしながら、部員が技術を身につけてくれるのを待つしかありません。それにはなんといっても練習量です。才能ももちろん関係しますが、練習量が多い方が必ず強くなります。

 その後、ミーティングを開いてTSMIを行いました。夏の大会はメンタルと体力で勝敗が決まります。メンタルトレーニングの第1歩として、現状を知ってもらうための検査です。指導者との信頼関係をはかる質問もあったのでドキドキしますが、結果が楽しみです。それをもとに、これからの指導に当たります。ミーティングの最後にこれから5ヶ月が勝負だという話をしました。4月には地区大会があります。5月にはその結果を受けて、5月には北大阪大会が行われます。6月に入れば、団体戦の全国大会予選が始まります。4月からはどのクラブも高いモティベーションで練習を行います。それまでの5ヶ月が勝負なのです。この期間にどれだけ質の高い練習を高いモティベーションで練習できるかが夏の勝敗を分けます。4月の地区大会で惨敗して焦っても遅いのです。どうやって高いモティベーションを維持させるか、それが顧問の大事な仕事です。今日の検査もその一環です。部内戦や練習試合を組んでいるのもその一環です。これからが正念場です。しっかり指導したいと思います。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 20:38|Permalink

October 28, 2007

練習試合

 今日はOS学院と練習試合をさせていただきました。中3が10人、中2が5人、中1が5人という大勢を連れてきていただき、DK中も全員が試合をすることが出来ました。DK中の中2上位・中位とOS学院の中3、DK中の中2下位・中1上位とOS学院の中2、DK中の中1とOS学院の中1が対戦するという非常に贅沢な練習試合でした。試合はダブルス2本・シングルス1本という形式の団体戦とダブルス2本・シングルス3本という形式の団体戦で行いました。団体戦の勝敗で言うと、6勝2敗2分(人数や時間の関係でダブルス2本・シングルス2本という対戦や打ち切りもあったため)でした。ここの勝敗で行くと、20勝14敗でした。その内訳はDK中の中2とOS学院の中3の対戦が14勝5敗、中2同士の対戦が1勝4敗、DK中の中1とOS学院の中2の対戦が3勝1敗、中1同士の対戦が2勝4敗でした。中2同士の対戦・中1同士の対戦の分が悪いことが気になります。全国で勝ちたければ層の厚さは必要不可欠です。私はその最低基準を地区大会のベスト8に6本以上と考えています。今回の成績、特に中1の成績でそれが達成できるとは思えません。中2は見た試合に関しては内容がそんなに悪いわけではなかったのでそんなに心配はしていませんが、中1は不安だらけです。今まで大阪大会に向けて中2ばかりを見てきたので、少し中1の指導に力を入れなければと焦ってきました。それに対して、相手の中3と対戦した中2はよく頑張ったと思います。技術では明らかに負けているにもかかわらず、競った試合をものにした選手が多かったです。まだまだ私が考えているレベルにはほど遠いのですが、少しずつ「当たり前のテニス」を実践してくれている結果だと思います。

 その一方で、クラブ全体の規律という面では情けない面が多々見られました。口を酸っぱくして注意しているにもかかわらず、応援の姿勢は私の前でしかよくありません。周囲に気を配って考えて行動していないため、あまりに自分勝手な行動をする者もいます。自分達のクラブを自分達で良くしていくという姿勢が欠落しています。技術面では上達が見られますが、クラブとしての成長は正直なところ、停滞もしくは後退しています。もちろん指導者である私の責任は大きいわけですが、彼ら自身にも誰のために何をしたいのかをよく考えてほしいと思います。今回の練習試合、本当はレギュラーとOS学院の中3でも良かったのです。また、今日のオーダーはかなり中2を重視して組みました。中2にはこの2つの意味をよく考えてほしいのです。正直なことを言うと、今日の練習試合の効率は良かったとは言えません。それでも、私は中2全員が2試合をすることにこだわりました。そのことをよく考えて、明日からの取り組みに活かしてほしいのです。悔しい思いをした者が多くいるはずです。あえて厳しい言葉をかけた部員もいます。それをバネにして明日からの取り組みを変えてくれなければ、今日の経験は無駄になります。明日は長時間のクラブが出来ます。練習にも顔を出せるはずです。どんなに変わってくれるのか、楽しみにしています。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 23:18|Permalink

October 27, 2007

文化祭

 今日は文化祭でしたが、私は生活指導室にこもりっきりでいろいろな対応に追われました。展示・映画・ステージの1つも全く見ないままに1日が終わりました。しかし、おそらく外に出て行ったところで落ち込んだだけなのです。私には居場所がないということを再確認してしまうからです。担任にとってクラスはかけがえのない居場所です。愛情を注ぐ対象なのです。現在の私にはそれがありません。部屋から出たとしても、その悲しい現実を目の当たりにするだけなのです。私の唯一の居場所がクラブです。クラブは部員のものですが、私のものでもあります。私が所有しているわけではありませんが、それを支えている一員ではあります。だから、クラブの指導はしっかりしなければと思います。今日の朝の集合、またもや全員が揃いませんでした。大げさではなく、崩壊の危機だと考えています。こんな簡単なことが出来ないのに、試合に勝つことなど出来るはずがありません。明日は練習試合です。文化祭も終わり、勉強とクラブに集中できる環境が整います。なんとしても現状を立て直したいと思います。

 それでも少しは救いもあります。今年卒業した大学1年生がたくさん来てくれ、そのうちの一部の者と話をすることが出来ました。いろいろ話しましたが、最も心に残っているのは親のことです。彼らの中には大学に入って、下宿生活をしている者がいました。彼らは今になって親のありがたさがわかったと言っていました。ある者は「母は神だ」とまで言っていました。帰ったらご飯が出てくる。洗濯機に入れておいた汚れ物は次の日に畳んでおかれている。ある程度の範囲なら欲しいものは買ってもらえる。いざとなったら、車で送ってもらえたり向かえに来てもらえたりする。などは下宿生活ではあり得ないことです。そんな生活になって初めて、親のありがたさがわかったというのです。おそらく、部員達も同じような生活をさせてもらっているのではないかと思います。今はそれに甘えていいのだと思います。しかし、その奥にある保護者の方の思いには気づいてほしいと願っています。どんな思いでご飯を作ってくれているのか、どんな思いで送り迎えをしてくれているのか、どんな思いで洗濯をしてくれているのか……。考えれば、どうすればその思いに応えられるかがわかるはずです。DK中は全員がラケットを持っています。中2はそろいのユニフォームも持っています。全員がテニスシューズを履いています。全てが高価なものです。それを充分に活かしていますか? それを買ってくれた保護者の思いに応えていますか? 今一度、自分のテニスへの姿勢・勉強への姿勢を見直してほしいと思います。

 さて、部員への連絡です。明日の練習試合、相当悩みましたが、中1・中2全員に試合をしてもらうことにしました。ただ、11時まではオムニコートは1面しか使えません。必死にクレーコートの整備をしてください。また、配布された成績表を必ず持参するようにしてください。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 19:22|Permalink

October 26, 2007

集団

 昨日、ハネスク選手のコメントにもあるように、集団の力というのは大きいです。その集団にいるだけで力が伸びていくような集団もあれば、その集団にいるだけで駄目になっていく集団もあります。では、集団の力とは何なのでしょうか。それはいつも書いているように、「当たり前のことをきっちり出来る」ことだと思います。アーセナルというサッカーチームがあります。有望な若手を集めて、世界的に有名な選手に育成しながら、結果を残すチームです。現在、イングランドのプレミアリーグで首位に立っています。日本の稲本選手が少し在籍していたこともあります。その後稲本選手は、プレミアリーグで中位のチームに移籍します。その時、両チームの違いについてインタビューで尋ねられ、「中位のチームはだるい」と答えていました。時間にルーズであったり、行動が遅かったりするということでした。プロの世界でさえ、トップのチームと中位のチームの差はそんなところにあるのだと驚いた記憶があります。

 プロでさえ、生活態度で強いチームと弱いチームが分かれるわけですから、中学校の部活チームであればなおさらです。今日の朝の集合、以前のミーティングで話し、昨日のブログに書いたにもかかわらず、無断欠席した者が多くいました。それらの者を私のところに呼ぶように指示したのですが、来たのは1名でした。日誌もしっかり書いて提出していたのは半分強でした。これだけ見れば、DK中は物事を全然きっちり出来ない弱小チームです。個人を駄目にしてしまう集団です。指導をしたくても、文化祭期間であるためままなりません。大事な連絡もたくさんあります。明日の朝の集合には必ず全員が集まるように部員同士で声かけをしてほしいと願っています。

 DK中はここ数年、それなりの結果を出してきました。しかし、それは集団の力とは言えません。上で述べたように、まだまだ全員の意識が高いとは言えないからです。昨日の昼練、参加したのは1名だったようです。私がなんのために、M中顧問さんのブログを読むように指示したのか全く考えてくれていないようです。朝練に来るのは、家の事情などがあり難しいと思います。しかし、昼練には出られるはずなのです。事情があった者もあるとは思いますが、意識が低いとしか思えません。どんな集団に属していても、伸びる選手はいます。それは自分の意志がはっきりしているからです。友達がどうしようと、正しい道を進もうと決めているから伸びるのです。そして、そういう個人が多くなったとき、集団は強くなるのだと思います。明日も朝練を行います。文化祭当日に朝練を行うのはなぜなのか、部員たちには今一度考えてほしいと思います。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 20:15|Permalink

October 25, 2007

経験

 風邪を引いたようで体調が悪いです。大阪大会が終わり、採点を終わらせたことで気が抜けてしまったようです。文化祭を控え、今日も学校を出たのは9時半を過ぎていました。明日は10時くらいになるはずです。しっかり気合いを入れなければ……。今日も朝練に顔を出しました。昨日書いたことや、ミスには2種類あるということを話しました。ショットの選択をミスしたのか、技術がなくてミスをしたのかを考えなさいと指導しました。後者は練習を重ねれば上達していきますが、前者のミスは意識して直す必要があります。まだまだ指導しなければならないことがあり、大変でもあり、その分とても楽しみでもあります。春には「当たり前のテニス」が出来る集団にしたいと思います。しかし、「当たり前のことを当たり前にする」ことは全然出来ません。今日も日誌の提出率は非常に低かったです。情けないとしか言いようがありません。明日は久しぶりに朝の集合を行います。話したいことがたくさんあります。忘れずに全員が揃ってほしいものだと思います。それが「当たり前」のことです。

 いくつかのテニス雑誌でデ杯のルーマニア戦の記事を見ました。あの試合を観戦・応援した者として、記事によっては内容にいささかの不満を覚えました。このままでは、日本がワールドグループに入る日は来ないように思えます。が、それを私が言うのは筋違いです。私は私の出来る範囲で一生懸命仕事をしようと思います。心に残ったのは、ハネスク選手の「負けてワールドグループから落ちるのは何としても避けたかった。下のレベルに落ちれば、そのレベルになってしまうからだ」という言葉です。私もこの数年、中学のテニス部を見てきて、この言葉を実感しています。大阪大会を経験する前と後では、テニスのレベルが大きく変わります。目標にするレベルが変わるからです。その意味で、今回の大阪大会を経験し、ある程度の戦績を残せたことは良かったと思います。しかし、全国大会を経験出来なかったという無念を改めて思います。新チームに、全国大会を経験した者がいるのといないのとでは大きな差があるのです。だから、YT中は強かったのだと思います。DK中も全国大会に出場したチームと練習試合を組むなどはしていますが、大会出場という経験には大きく及びません。経験で負けているチームに勝つには、圧倒的な実力差が必要です。その力を夏までにつけなければなりません。ゆっくりしている時間はないのです。明日はクラブが出来ません。練習できるのは朝練だけです。多くの部員が顔を出してくれることを期待しています。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 22:32|Permalink

October 24, 2007

状況を考える

 今日は朝練に顔を出しました。昨日のブログで「ものさし」の話をしましたが、その「ものさし」を指導に活かすのはなかなか難しいと実感しました。「軌道が低いから高くしなさい」と話すと、山なりのボールばかりのラリーになります。それは私の目指させたいテニスではありません。私は「当たり前のテニス」をさせたいのです。相手のボールが良くて自分が不利な状況にあるときは、たしかに山なりのボールでピンチをしのいでほしいと考えています。が、自分が有利になるチャンスがあるのにそれを山なりのボールで返すことは意味がありません。そういうボールはミスをしない範囲でしっかり攻めていってほしいのです。部員にはよくラリーの状況を数字で考えなさいと話します。今は7−3で有利なのか、それとも4−6で不利なのか、それによって次に選択するショットは変わってきます。7−3で有利ならば、アプローチを打つなり、オープンコートに強いボールを打つなりして、自分の有利さを絶対的な者にしなければいけません。逆に4−6で不利ならば、5−5のイーブンに出来るように守りのショットを入れるべきです。自分が不利な状況で無理にボールを強く打ってミスをするのは愚かですが、自分が有利な状況でその有利さを広げるショットを打たないのも愚かなのです。明日も朝練にしか行けませんが、部員達にもう一度確認をしてから練習させたいと思います。

 さて、部員への課題です。今日のM中顧問さんのブログは必ず読んでおきなさい。私もDK中の部員達に同じ気持ちを持っています。もっとぎらぎらとしたハングリー精神を前面に出してほしいと願っています。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 20:49|Permalink

October 23, 2007

ものさし

 全くの素人さんと同じ授業を見たとしたら、必ず私の方がその授業について多くのことを分析できる自信があります。それは、私の方が多くの授業を分析する「ものさし」を持っているからです。だから、他の人には漠然とした印象の「わかりやすい」「わかりにくい」としか感じないことについて、その理由を説明することが出来ます。

 テニスも同じです。私は最近、ストロークに関して「ものさし」を増やすことが出来ました。それをどう指導していけば良いかは、現在模索中なのですが、分析する視点が増えたことは事実です。そのものさしによって、「強い選手」と「弱い選手」の違いを以前より説明できるようになりました。もし、もっと早くに私がこの「ものさし」を手に入れておけば、中3を全国に行かせてやれたのではないかと悔やみます。今回の大阪大会で中2を勝たせてやれたのではないかと悔やみます。私が昨年増やしたダブルスについての「ものさし」をもっと早くに勉強していれば、それ以前の学年の成績はまるで違ったものになったはずだとも思います。つまり、指導者の「ものさし」の数によって、部員の成績が変わるのです。今回の団体戦、女子で準優勝したのは伝統校でした。そのうち中2は2人だけ、あとは中学からテニスを始めた中1ばかりでした。中2は2人しか部員がいないそうです。私は衝撃を受けました。私には同じことは出来ません。中1が5人もいるチームで大阪準優勝とは……。つまり、指導者として私はその学校の顧問の先生に完全に負けているのです。圧倒的に「ものさし」の数が少ないのです。もっともっと「ものさし」を増やさなければなりません。そしてその指導法も考えていかなければなりません。やっと採点が終わったので、少しずつ勉強を再開しようと思います。

 部員のみんなに連絡です。明日・明後日は言ったとおりに朝の集合はありません。金曜・土曜は行います。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 22:33|Permalink

October 22, 2007

「大阪」になる

 今日は登校指導があるところを無理に朝練に出ました。昼休みもミーティングを行いました。放課後のクラブも最初から終わりまで見ました。実は採点がとても残っています。土日は試合のことしかしていないので、そのまま手つかずで残っているのです。このブログを書き終えれば、答案用紙の束と闘わなければなりません。本当は放課後のクラブに行かずに、採点をするべきだったと思います。しかし、どうしても私はクラブに行くべきだと考えたのです。それは今日がスタートだからです。昨日の大阪大会で、夏の地区大会から続いてきた秋季大会は終わりました。今日から春の地区大会に向けての戦いが始まるのです。だから、どうしても今日はクラブを丁寧に見たかったのです。部員の中にも非常に気合いが入っている者がいました。団体戦の戦犯、ダブルス2に出た2番手の部員は朝から非常にレベルが高いストロークを見せてくれました。いつも指摘している数カ所をきっちり改善しようという意欲に溢れていました。放課後のクラブでもそれは同じで、エースがいなかったこともありますが、プレーの質・気迫は群を抜いていました。中3のエースが指導に来てくれていたのですが、彼のプレーに驚いていました。それ以外にも放課後のクラブはそれなりに良い雰囲気で行われた気がします。しばらく見ない間に非常に成長した中1もいて、私も嬉しく思いました。今日の集中力で春まで練習をしてくれれば、自然と結果はついてくるように思います。その一方で、今日がスタートだということを全然わかっていない意識の低い部員も多くいました。それについては昼のミーティングでじっくり話しました。明日に期待しています。

 スポーツ界では、「世界に通用する」という言葉を良く聞きます。最近のテニス界では錦織選手でしょうか。サッカーなどでも良く聞く言葉です。しかし、フェデラー選手はおそらくそんなことは考えていません。彼が「世界」だからです。サッカーのブラジルもそんなことは考えていないはずです。日本スポーツ界が言っている「世界」は彼らそのものなのです。では、DK中が言っている「全国で通用する」という「全国」とは何のことなのでしょうか。今年、全中を優勝したKN中のことでしょうか。次年度の優勝候補に挙げられているNI中でしょうか。いずれにしても、DK中でないことは確かです。しかし、あえて傲慢な発言をすれば、地区大会・北大阪大会では、M中とDK中なのです。M中とDK中が「北大阪」なのです。M中とDK中が地区のレベルを決めていますし、目標にもされていると感じます。今回の大阪大会、「大阪」はやはりYT中でした。個人戦は出ておられませんでしたが、出場されればそれなりの結果は残したはずです。DK中はシングルスでなんとか準優勝をしたものの、目標とされるにはほど遠い結果でした。来年の夏には、DK中が「大阪」そのものとなり、目標とされる存在になりたいと思います。今日の練習を続けていれば、それは夢ではない気がします。そして、その先に「全国」になることがあるはずなのです。

 励みにしようと思い、人気ブログランキングに参加しています。おかげさまで、両方のランキングで好調です。ぜひ応援のクリックをお願いします。↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 20:20|Permalink