July 2008

July 30, 2008

来年こそ

 今日は全国大会関西予選に行ってきました。役員として行ったのですが、役員の仕事はそっちのけで部員と試合ばかりを見ていました。他の役員の方たち、本当にごめんなさい。部員たちには選択肢を与えたのですが、私が多くのことを説明したかったのと、彼らが練習をしたがったので終了は18時になりました。もっと早く帰れると保護者に言ってきた部員もいたようで、もしかしたら心配なさった保護者の方もおられるかもしれません。申し訳ありませんでした。私自身ももっと早く終わると考えていて妻にそう言っていたので、帰宅するとえらくご機嫌斜めでした。

 試合は大阪代表の3校が全てベスト4に入り、全国大会出場を決めました。ベスト4の残り1校はGt中でした。決勝はGt中とYT中の対戦となり、Gt中が優勝しました。Gt中とYT中は同時にDK中に来ていただき、練習試合をしたことがあります。あの時の練習試合は、関西大会の決勝だったのです。もう1校のベスト4であるM中とは、何度も試合をしてきた間柄です。YT中やM中には勝ったことも1回ではありません。DK中は関西大会に出場してもおかしくなかったという自信と、実際にその場にいない悔しさを再確認してきた次第です。

 ただ、すでに私の気持ちは新チームに向いています。今日はずっと試合を見ながら、中2とミーティングを行っていました。主にダブルスでの考え方の確認とクラブへの意識の話と技術的に参考にする選手の紹介でした。その中でも多くの時間を、ダブルスの話に費やしました。試合も私がチョイスした見ておくべきダブルスの試合ばかりを見せました。朝から夕方まで会場にいて、シングルスの試合を見たのは1試合だけです。あとは全てダブルスを見ました。これは凄いと思っています。普通、中学生をレベルが高い会場に連れて行くと、シングルスの試合ばかりを見ます。それが、彼らは当たり前のようにダブルスばかりを見ていました。分析の内容や視点は甘いのですが、ダブルスを見ようという意識は凄いと思うのです。チーム全体がダブルスの重要性がわかっているということです。シングルスの試合に出場する可能性が高い2人は、指示をしなくてもシングルスも見ていました。まずは上々のスタートといえそうです。

 いくつかのコートが早く終了したため、試合に邪魔にならないコートでDK中だけ練習をさせていただけました。それが観客席付きのセンターコートでした。そこで周囲の目を少し気にしながらテニスをする彼らを指導しました。指導しながら、悔しい思いを噛みしめていました。センターコートの外では、上位に入賞したチームが記念撮影をしていました。必ず来年、あそこで全国大会出場を決めて全員で写真を撮ってやると心の中で誓っていました。そのために私自身が妥協しないことです。部員も妥協しないことです。「これくらいでいいか」ではなく、徹底的にやらなければなりません。今年全国大会出場を決めた3校は、新チームも強そうです。必ず追いつき、追い越し、突き放したいと強く強く思いました。部員もそう思ってくれれば、今日一日は非常に有意義になるのですが……。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

 妻がブログを始めました。ふざけた内容も含まれていますが、興味のある方はお立ち寄りください。

aimtothetop at 23:09|Permalink

July 29, 2008

無理はしない

 新チームになって、私が指導の軸に考えていることは3つです。1つめは技術の向上です。戦術や戦略はたしかに大事なのですが、それを実行するには当然技術が必要になります。また、実力が近い場合には戦術や戦略が有効になりますが、圧倒的な技術の差を前には無意味です。だから、まずはなんといっても技術の向上が大事なのです。そして、DK中は技術の向上が望みやすい環境にあります。先輩がいるからです。現在は、中3が中2の相手をしています。が、DK中には高校生もいます。彼らがそれなりに成長すれば、高校生と打ち合うことも出来ます。これは他校にないアドバンテージです。技術の向上には、自分より力が上の者と打つのが良いと考えています。DK中はその環境を活かして、技術で勝負するチームになりたいと思っています。

 2つめは規律の徹底です。大阪には女子でJn学園というチームがあります。昨年、全国優勝を果たし、今年も優勝候補の筆頭にあげられているチームです。非常に技術が高く、緻密なテニスをします。しかし、そのチームは体育会的なのです。一般のテニススクールとは違い、上下関係がしっかりしていて、気合いや根性という言葉がよく似合う感じなのです。DK中はそこまでの技術も緻密さもありません。だからこそ、古くさい気合いや根性といった体育会の要素は必要だと考えています。

 3つめは考え方の統一です。主に試合の進め方やショットの選択についての考え方です。詳しくは書けませんが、例を挙げます。今日は引越でした。引越屋さんの仕事は要領が良くて、流れるようで感心してみていました。その中で、最も印象に残ったのが無理はしないということです。重いものを持ち上げるときに少しでも不自然な体勢だったり、少しでも落としてしまう可能性があったりするときは、必ず荷物を下ろして仕切り直しをします。客の荷物を傷つけないためには当たり前なのですが、テニスではなかなか出来ないことでもあります。少しバランスが崩れている状態からでも、難しいショットを選択してしまうのです。そして、ミスを重ねてしまいます。自分の能力以上のことを狙ってしまうのです。少しでも危険があれば安全策をとる引越屋さんとは対極にあります。あまりに安全なプレーに偏るのも問題ですが、自分が不利なときは安全な選択をすることは非常に大事だと思います。今日、中2のトップ2人、KgとOdの試合を少し見たのですが、これまでよりはそういう点で改善が見られました。他の部員にも繰り返し繰り返し説明することで、考え方を徹底していく必要があります。

 明日は中1・中3は学校で練習ですが、中2は全国大会の関西予選を見に行きます。考え方についての理解を深める機会にしたいと思います。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

 妻がブログを始めました。ふざけた内容も含まれていますが、興味のある方はお立ち寄りください。

aimtothetop at 21:17|Permalink

July 28, 2008

反省

 今日は午後練でしたが、天候が怪しかったためミーティングから始めました。ミーティングの間に天気は大荒れになり、生徒を帰せる状態ではありませんでした。その後、少し雷や雨が落ち着いたところで中1と中3にはバスで帰るように指示をしました。中2だけは他に話があったので、引き続きミーティングを行っていると、中1部員から落雷のため電車が動いていないという連絡がありました。全員が家には連絡し、彼らの安全は確保できているとのことだったので、少しミーティングを続けた後、同じように中2部員を帰し、私も駅に向かいました。駅で部員と合流し、中3部員に復旧している路線を使った帰り方を教え、全員を連れて帰るように指示しました。その途中で電車が復旧し、通常の帰り方で帰路についたという連絡を受けました。駅で解散するまで中3が連れ添ってくれ、なんとか無事に帰すことが出来ました。

 不慮のことであったとはいえ、保護者の方には大変な心配をおかけしたことと思います。全てが終わって学校に帰ってから、2時の時点で警報が出ていたことを知りました。その時に対応できていれば、もっと違う結果になっていたのではないかと思います。申し訳ないことをしました。この場を借りて、お詫び申し上げます。警報が出ているのに、校内にいる生徒がそれを知らないことは大問題です。学校の対応ももう一度見直します。中1部員は3時間近く駅で足止めをくらっていたことになります。慣れないことで、とても疲れたのではないかと察します。今日はゆっくり休んで、少しでも疲れを取ってほしいと思います。

 ミーティングは中3引退のためのものでした。1人ずつみんなのまえで最後のコメントをするのです。全員が私に感謝の言葉を言ってくれました。それを聞きながら、大変申し訳ない気持ちになりました。もっといろいろなことをしてやれたのではないか、もっと強くしてやれたのではないか、もっと彼らのなかに入り込んで相談にのってやれたのではないか……。素晴らしい才能を持った部員たちの能力を最大限に引き上げてやれなかった後悔ばかりが重くのしかかります。今日のトラブル時、中3は私が期待した以上にしっかり対応してくれました。彼らを全国に連れて行けなかったこと、これは重い事実です。

 昨年のブログを見れば、同じことを書いていました。本当に進歩がない人間です。指導の面でもテニスを見る視点でも、自分の中では成長していたつもりなのですが、結果を見れば全く同じなのです。落ち込んでいても仕方がないので、その気持ちを中1・中2にぶつけるしかありません。ただ、それがプレッシャーにならないよう、彼らには指導のアプローチを変えようと思っています。生活面が向上したと言ってくれた部員が多かったことが、せめてもの慰めとなっています。今までの人生で最も濃い年間だったと言った部員もいました。彼らの長い人生の中で、少しでも残せたものがあれば救われます。負けたことで彼らが自分のことをダメだと思うことがなにより心配です。中学からテニスを始めた部員ばかりの大会があれば、DK中は大阪で優勝できたはずです。調子に乗られても困りますが、自分たちが成し遂げてきたことに自信を持ってほしいと切に願っています。もう少し気持ちが落ち着けば、生活面やテニス面・精神的なケアなど私の指導を冷静に振り返り、反省する時間をゆっくり持とうと思います。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

 妻がブログを始めました。ふざけた内容も含まれていますが、興味のある方はお立ち寄りください。

aimtothetop at 22:45|Permalink

July 27, 2008

健康

 クラブはオフでしたが、今日は学校説明会に行ってきました。京都にある系列の大学がオープンキャンパスをしており、その一角でDK中の説明会があったのです。昼過ぎには帰宅し、それから少し横になろうと寝たところ、18時に起こされるまで熟睡してしまいました。熱を測ると微熱がありました。それでも今日は体調がよい方なので、昨日まではもっと熱があったのだろうと思います。試合引率などで朝から晩まで外にいる生活が続いていました。やはり、炎天下に一日中いるのは体によくないのだと思います。私の場合、ずっと休みがなかったことも関係しているとは思いますが。

 これから1ヶ月、本格的に夏の練習が行われます。コートの関係で、ほとんどが半日の練習ですが、それでも部員たちには負担がかかるはずです。彼らにある程度の負荷はかけつつ、彼らの体調を維持していかなければなりません。試合に勝つことより、健康に夏を過ごすことが大切なのは当たり前です。これから引っ越しなど家でも予定が詰まっていますが、早く体調を戻したいと思います。部員の体調をケアするには、私が元気でなければならないからです。明日から合宿まで半日の練習が続きます。その間に体調を整えます。

 部員に確認です。明日(28日)は午後の練習、29日は午前の練習です。予定表は変更になっているので注意してください。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

 妻がブログを始めました。ふざけた内容も含まれていますが、興味のある方はお立ち寄りください。

aimtothetop at 20:49|Permalink

July 26, 2008

環境

 今日は朝の8時過ぎから18時まで、一日中練習でした。昼休みに体を冷やすことも兼ねて、1時間半ほどのミーティングを行いましたが、彼らは8時間以上テニスをしていたことになります。中2は昨日に引き続いての一日練です。明日のオフで疲れた体をしっかり癒してほしいと思います。

 ミーティングで話したことの1つに、環境の良さがあります。夏休みの間、中3は中2と中1の指導に毎日来てくれます。練習相手と指導だけのために彼らは来るのです。今日も申し訳ないとは思いながら、こき使わせてもらいました。本当にしんどいことや面倒なことをしてもらっています。中2はずっと中3と練習が出来るのです。大阪府下にDK中の中3レベルと練習が出来る中学はほとんどありません。中3に勝つことが出来れば、秋の大阪総体でも上位に進出可能なはずです。それがわかっているのに、暑いという理由で練習に集中できていない部員がいました。ミーティングでは他に多くのことを話しましたが、それを眠そうに聞いている部員も数人いました。彼らには与えられた恵まれている環境が当たり前になっていて、そのありがたさがよくわかっていないのです。数日前まで、中2はあまり恵まれていない環境で練習をしていました。中3中心にクラブが回っていたからです。それが、現在は中2を中心に回っています。彼らには環境を利用し尽くす貪欲さを求めます。

 午前中は基礎的な練習に時間を費やし、午後からは試合を中心に行いました。ストロークなどをしていると、中3と対等に打ち合える中2が数人います。中3のレギュラーを押し込んでいる場面もありました。が、試合をするとほとんどゲームを取れません。中3がうまいとも言えますが、そこにはやはり問題点があるのだと思います。私もそれなりの答は持っていますが、もう少し分析する必要を感じています。が、それを考えられるのも恵まれた環境なのです。中2はまず自分で問題点を考えて、ノートに記しておきなさい。先にも書きましたが、DK中の中3は弱くありません。それに勝つことが出来れば秋の大阪総体でも結果は残せるはずです。中2は恵まれた環境を最大限に利用し、自分のレベルアップを図ってほしいと願っています。

 中1の指導も中3に任せています。現在のところ、あまり私は見ることが出来ていませんが、少しずつラリーが出来るようになっている部員もいます。しんどいという部員もほとんどいないので、それだけで今年の中1は凄いと思います。が、1ヶ月もしないうちに初めての公式戦がやってきます。出るからにはやはり勝ちたいと思います。これから徐々にしんどい練習に移行していきます。そのためにも、過去にミーティングで話した体力維持の鉄則を復習しておいてほしいと思います。今日は難しいことをたくさん聞いたはずです。忘れないうちに、ノートにまとめておきなさい。私が見たときに感動するような動きを見せてくれることを期待しています。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

 妻がブログを始めました。ふざけた内容も含まれていますが、興味のある方はお立ち寄りください。

aimtothetop at 21:55|Permalink

July 25, 2008

新チーム初練習試合(?)

 今日は中2を連れて、大阪選手権シングルスの会場だったテニスコートに行ってきました。そこで全国大会予選のベスト8がけで当たったRg中を交えて、トーナメント形式で試合をさせていただきました。トーナメント形式だったので、DK中同士の対戦も多く、勝敗はあまりはっきりしません。この時期の勝敗は全く意味もありません。

 ただ、強くなる雰囲気はひしひしと感じました。集合時間はDK中に任せられました。部員に9時か10時かを聞くと、迷わず「9時で大丈夫」と答えました。何時までしたいかを尋ねたときも、「出来る限り」と答えました。たくさん練習したいという気持ちは、強くなるための最低条件です。また、試合の随所にファイトしている姿を見ることが出来ました。こけながらボールを返球したり、大きなガッツポーズをしたり、練習試合なのに負けて泣いていたり……。シングルスの決勝はDK中のKgとOdでしたが、終わった後に倒れるほど必死に試合をしていました。

 もちろん、技術は非常に未熟ですし、勝った試合もかっこわるい内容ばかりです。けれども、そんな姿を見ていると、どうにかして彼らを強くしてやりたいと思うのです。最後の夏に彼らを笑わせてやりたいと思うのです。どんなに泥臭くても良いから、彼らに賞状を取ってほしいと思うのです。改善しなければならないところ、新たに教えたいことは山ほどあります。ただ、それは彼らがまだまだ強くなれるということでもあるのです。私はそれを想像してわくわくしてしまいます。

 なにより、今日の練習試合に中2全員を連れて行ってやれたことが、私は嬉しいのです。中3は19人と大所帯だったので、全員にまんべんなく指導することが出来ませんでした。おそらく、私の指導を十分に受けたと感じている中3部員は皆無だと思います。時間的に最も多く時間を割いて指導をしたのは、団体戦でダブルスに出場した部員たちです。彼らにしても、十分な指導は出来ませんでした。もちろん、シングルスに出場した部員や、レギュラーになれなかった部員にはそれ以上に指導時間が少なかったです。私はそれをとても申し訳なく思っています。どこかに集中して指導すれば、せめてその部員たちだけには満足してもらえたかもしれませんが、ある程度みんなに指導をと考えた結果、みんながもの足りなく思っていたのが現実ではないかと思うのです。

 それに比べて、中2は12人と人数が少ないので、全員にチャンスを与えてやることが出来ます。全員に同じ指導をしてやることが出来ます。もちろん、これから団体戦が近くなると、ある程度偏ることはあるのでしょうが、普段は全員に同じ指導をすることが出来ます。そういう意味でも、今回は言い訳なしに私の力量が問われます。全員に力をつけ、全員が勝てるチームを作りたいと思います。

 中途半端な強さではダメなのです。それでは、今年の夏のようにドローが悪かったり、組み合わせが悪かったりすると勝てません。圧倒的な強さを身につける必要があります。今日、会場で女子のJn中とSH中の試合が行われていました。SH中は先の大阪選手権団体戦で優勝したチームです。Jn中はそのSH中に、6−0、6−0、6−0、6−0、6−1で勝ちました。圧倒的というのは、そういうことを言うのです。そのためには「これくらいでいいかな」という妥協は禁物です。端から見ていて、「そこまで徹底してやるのか」というほどの毎日を積み重ねてこそ、他を圧倒することが出来るのです。今回の大阪選手権で大暴れしたMs中にはそれがあったように思います。がむしゃらに出来ることは全てやって、Ms中に追いつき追い越し突き放したいと思います。

 今日からアルファベットの表記を一部変えました。規則を決めて、人名・校名をアルファベット2字で表すことにしました。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

 妻がブログを始めました。ふざけた内容も含まれていますが、興味のある方はお立ち寄りください。

aimtothetop at 20:07|Permalink

July 24, 2008

全国大会予選

 団体戦準々決勝はM中でした。M中顧問さんとは毎日のように連絡を取り、刺激を受け、勉強をさせてもらっている間柄です。M中顧問さんとの出会いがなければ、DK中がここまで強くなることはなかったと言い切れます。そのM中戦が関西大会出場がかかる大一番になってしまいました。

 試合は5面進行で始まり、相手エースとDK中のダブルス1がそれぞれ6−0で勝ち、1−1となりました。その後競ったもののDK中のダブルス2が6−4でなんとか勝利し、2−1と王手をかけました。残っているのはシングルス1と3です。シングルス1はDK中の2番手とM中の3番手、シングルス3はDK中のエースとM中の2番手でした。DK中にとっては考え得るオーダーの中で2番目に良いオーダーだったのですが、この2つを4−6、3−6と接戦の末落としてしまい、2−3で負けてしまいました。

 試合のメンバー・オーダーともに基本的には部員たちが決めました。私が条件を出して承認したわけですから、責任は私にありますが、彼らの選択は間違っていなかったと思います。よく考えたオーダーだったと思っています。それで勝てなかったわけですから、やはりDK中が弱かったのです。それは完全に私の責任です。運などの要素ではなく、実力の部分で負けたのです。私が部員を育てきれなかったのです。部員たちには「申し訳ない」という言葉しかありません。いろいろな意味でつらい思いをさせてしまった部員たちに謝罪の言葉以外かける言葉がないのです。

 何度も書いているように、中3は大変な学年でした。現在でも教員室で他の先生に叱られている姿をよく目にします。が、テニスへの情熱は過去の学年でもトップクラスでした。中学から本格的にテニスを始めた者達ばかりでよくここまで辿り着いたとも思います。トップの選手はいなくても、層の厚さでは大阪で屈指のチームになりました。最近は調子を落としていたとはいえ、エースは大阪2位まで行きました。団体戦ベスト8のうち、北大阪のチームは半分の4校を数えました。今年の北大阪地区は非常にレベルが高かったのです。その中でDK中は優勝したのです。今日はM中に負けましたが、春の北大阪大会優勝は偶然ではなかったと信じています。

 病気で修学旅行に行けなくなった部員にみんなで土産を買ったり、私の誕生日にみんなでプレゼントをしてくれたり、やんちゃなのにとても優しい部員たちでもありました。そんな愛すべき彼らに夏に大きな戦績を残させてやれなかったことが悔やまれます。自分自身の力不足を痛感しています。

 反感を買うかもしれませんが、クラブの戦績は顧問の実力で決まる部分が大きいと感じています。今日の女子団体3位決定戦、YS中とBI中の試合。YS中の勝負がかかった試合に負けた選手は泣いていました。他の選手が頑張って勝ち、結果的にYS中が勝ちました。その選手たちはまたそれで泣いていました。顧問の先生に肩を抱かれて泣いている光景を見ながら、私はここまでのチームは作れないと思いました。男女の違いはあるとはいえ、そこまで本気になれるチームを作る自信はないと感じたのです。

 団体戦後に行われた男子ダブルス決勝。YT中のエースペアとM中のエースペアの対戦でした。シングルスの実力は互角、ダブルスの実績・実力でも今夏の大阪でずば抜けていた2組の対戦です。私はどちらが勝つにしろ、非常に競ると考えていました。結果はM中から6−0でした。個々の実力が互角なのにそこまでの差がついたのは、考えていること・そして見ているところが違うからだと感じました。今まで私が知識としてだけ知っていて、部員にほとんど徹底できていなかったことがM中の2人は出来ていました。おそらくM中では意識的にそれを指導されているのだと思います。周りの方とそのダブルスについて話しましたが、私が感じたことについて語られた方はいらっしゃいませんでした。つまり、M中は他校のかなり先を行っていることになります。今年の夏はM中の夏でした。私がYS中顧問さんやM中顧問さんを超えなければ、DK中が「大阪になる」ことは出来ないと感じました。

 DK中の夏は終わりました。明日からは中2の代になります。試合日程の関係で、中2は一日中、試合が行われるはずだった会場で、試合・練習をさせていただけることになりました。多くの学校で明日はオフを取られるはずですが、DK中にそんな余裕はありません。来年も部員に謝罪するだけの顧問ならば、他の方に変わっていただく方が良いと考えています。部員たちは私を信頼して、クラブに在籍してくれています。今年の中2もテニススクールに通っている者はほとんどいません。今日も昨年の中3(現高1)から結果を尋ねる連絡が入りました。短期留学に行く直前に空港からかけてくれたようです。自分の後輩をそこまで気にかけてくれている先輩がいるのです。今年の中3もきっとそうなってくれるでしょう。次の代を強くしてやることが、私が良い思いをさせてやれなかった歴代の先輩たちへのせめてもの償いになるはずです。ただ、道のりは遠いです。テニスのことはもちろんですが、まずは人間として自立してもらわなければなりません。毎年のことですが、まずは土台作りからしっかりやっていこうと思います。

 部員に連絡です。明日は中1と中3は休みです。また、28日(月)は午後練に、29日(火)は午前練に、30日(水)は午後練に変更します。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 21:35|Permalink

July 23, 2008

大阪選手権ダブルス

 今日はDK中にとって本番のダブルスでした。近畿大会に何組か行くことも期待していたのですが、1組も行けないという結果に終わりました。本当に悔しくてなりません。

 全てのペアが近畿大会に行ったペアに負けました。しかも、1組を除いた3組は勝てる試合を落としました。最高の場合、3組が近畿大会に行けたはずです。ただ、そこで負けるのは必然です。勝てないのには理由があるのです。

 それにはすぐに改善可能なものも多いです。悔しい気持ちはありますが、最低限の結果は出しました。2組がベスト16に残り、2組がベスト32に残りました。ダブルスに出場する選手たちが、近畿大会に行けそうなところまで勝ち上がったことは救いがあります。満足な結果が出せずフラストレーションがたまっているのは選手も同じでしょう。あとは明日、それをぶつけるだけです。

 いよいよ明日が大阪の全国大会予選です。大阪の代表が明日決まります。ドキドキはしますが、非常に楽しみです。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 18:54|Permalink

July 22, 2008

最終調整

 男子シングルスでM中の2人が決勝に進出しました。これは凄いことです。今年のシングルスは非常にレベルが高かったと思っています。その中での快挙です。DK中はそのM中と団体ベスト4をかけて戦わなければなりません。正直なところ、「プレッシャーをかけられたな」と思っています。

 ただ、あまり私は焦っていません。DK中にとっての生命線はダブルスだからです。明日は大阪選手権のダブルスが行われます。DK中からは4組が出場します。4組が出場するというのは、大阪では最多です。その4組ともが実力を発揮し、近畿大会にからむ戦いをしてくれることを期待してます。1組だけがからんでもあまり意味がありません。全ての組がからむことが他校にプレッシャーを与えることになります。負けず嫌いの私の性格からして、やられたことはやりかえしたいと思ってしまいます。シングルスでM中・YT中にプレッシャーをかけられたならば、ダブルスでこちらからプレッシャーを与えたいと思います。そんなしょうもない顧問の意地のために頑張る必要はありませんが(笑)、自分たちの2年間が報われるように力を発揮してくれることを願っています。

 今日はそのための最終調整をしました。精神面からテニスの方までできることはしたつもりです。部員からすると、ミーティング以外はじっと見ていただけに見えるかもしれませんが、対戦相手の当て方などでそれぞれの部員がそれなりに調整できた状態で臨めるように工夫しました。多少の調子の善し悪しはありますが、極端に調子を落として試合に臨むものはいないはずです。明日は自分の持っているものをすべてコートで表現してほしいものです。

 部員たちに連絡です。今日のミーティングで話したとおり、明日は急遽午後練に変更とします。連絡を回すように指示していますが、間違いがないように気をつけてください。また、それ以外にも回す連絡がたくさんあります。それぞれでミスがないように、連絡してください。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 21:27|Permalink

July 21, 2008

大阪選手権シングルス2日目

 私は校務で出張でしたので行けませんでしたが、今日は3人が選手権のシングルスに挑みました。部員からの連絡によると、2番手・3番手が2回戦負け、エースはベスト8がけの5回戦でYT中の2番手に惜しくも敗れたそうです。

 試合を見ていないので、感想を述べるわけにはいきません。正直な気持ちとすれば、2番手・3番手の選手にはもっと頑張ってほしかったです。ひどい試合をした部員もいると聞きましたが、それには理由があったのかもしれません。どんな試合だったかを見ずにコメントすることはあまりに無責任です。エースに関しても、敗れた選手には練習試合で勝っていたので残念だという気持ちはあります。ただ、そこまでの勝ち上がりは圧勝だったようなので、相手がそれ以上に良かったということでしょう。これも私がどうこう言える立場ではありません。彼らの中で満足した気持ちが残っていればそれで良いです。もし満足できないならば、その気持ちをダブルスにぶつけてくれればいいことです。

 中3にとっては、最後の公式戦になります。その後、ジュニアの大会等はありますが、これが引退前の最後の個人戦です。2年間の集大成なわけです。そこにはいろいろな歴史が詰まっているでしょうし、いろいろな気持ちが詰まっているでしょう。シングルスの結果を見れば、ベスト8に3人入ったYT中、ベスト4に2人入ったM中の圧勝です。DK中など相手にもされない感じです。が、DK中の部員たちの2年間が軽いとは思いません。中学からテニスを始めて、毎日5時台に起きて朝練に来て、少しの時間を惜しんでテニスをしてきたのです。彼らはその2年間を誇りにして良いのだと思います。彼らが今回の結果を「悔しい」と思えば、ダブルスや団体戦で結果を出せばいいのです。その力は充分にあるのです。

 ただ、結果を出しているチームの2年間だけが尊いのではないはずです。それは昨日、あるチームを見たからです。そのチームは熱血指導をする顧問の先生がおられるわけではなく、生徒たちだけで運営しています。強豪選手に競りはしましたが、シングルスで大きな実績を挙げることは叶いませんでした。驚いたのその後です。彼らは本部に挨拶に来た後、自分達でコートにお礼を言いに行ったのです。私は衝撃を受けました。今日私がいない中でも、おそらくDK中の選手たちは本部には挨拶に行ったでしょう。が、コートにお礼は言わなかったはずです。そう指導されていないからです。彼らはおそらく教えられていないことは出来ないのです。けれども、そのチームの部員たちは自分達でクラブを運営し、自分達でルールを決め、自分達でそれを守ってきたのです。それは大会で勝つことよりはるかに尊いことだと思うのです。私が考える理想の部活がそこにはありました。教えられている行動をしているだけのチームと、自分たちでルールを作り運営しているチームには、天と地ほどの差があります。ましてや、DK中の部員は指導されていることさえ出来ない場合もあります。

 DK中の部員には当然、結果を出してほしいと願っています。ただ、それ以上に自分達で考え、自分達で正しい行動を取れる力をつけてほしいと願っています。中3は残り少ないですが、大会の応援・合宿など、活躍の場はまだまだあります。中1・中2はこれからが本番です。どうすれば彼らにそんな力をつけられるのか、私も考える必要があります。

 ブログの記事に「拍手」をいただくととても励みになります。どういう記事を評価していただけるのか、参考にもなります。内容を評価していただける時には、1回だけ「拍手」をクリックしていただけると幸いです。同じくブログランキングもとても励みになります。ぜひ応援のクリックをお願いします。
    ↓        ↓
ランキング
にほんブログ村 テニスブログへ

aimtothetop at 22:17|Permalink