2005年02月05日
サイコロジカル 兎吊木垓輔の戯言殺し 曳かれ者の小唄

サイコロジカル〈上〉兎吊木垓輔の戯言殺し

サイコロジカル〈下〉曳かれ者の小唄
●著・西尾維新
●イラスト・take
・講談社ノベルス
・シリーズ4作目
・ミステリー?
・現代世界
・密室殺人
・うにー☆
・一人称語り部固定形式
・長編(上下巻)
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
ぼくは答えない。
≪戯言≫すら遣わない。
そして答えを考える。
しかし、考える必要はなくなった。
必要なくなった瞬間、彼女は捕らえられ、彼女は現れた。
『戯言シリーズ』初の上下巻2巻構成。
立方体≪サイコロ≫が舞台の心理≪サイコ≫な論理≪ロジカル≫
非現実的、
辻褄合わせ、
こじつけ、
牽強付会、
狂った解決のどれでもない
≪サイコロジカル≫な事件の真相は…!
●西尾維新について
●主要人物紹介
玖渚友(くなぎさ・とも)―――――――≪死線の蒼≫。
鈴無音々(すずなし・ねおん)――――――――保護者。
ぼく(語り部)―――――――――――――――十九歳。
斜道卿壱郎(しゃどう・きょういちろう)≪堕落三昧≫。
大垣志人(おおがき・しと)――――――――――助手。
宇瀬美幸(うぜ・みさち)―――――――――――秘書。
神足雛善(こうたり・ひなよし)――――――研究局員。
根尾古新(ねお・ふるあら)――――――――研究局員。
三好心視(みよし・こころみ)―――――――研究局員。
春日井春日(かすがい・かすが)――――――研究局員。
兎吊木垓輔(うつりぎ・がいすけ)―――≪害悪細菌≫。
哀川潤(あいかわ・じゅん)―――――――――請負人。
石丸小唄(いしまる・こうた)――――――――大泥棒。
零崎愛識(ぜろざき・いとしき)―――――――侵入者。
●目次
一日目(1)…………正解の終わり
一日目(2)…………罰と罰
一日目(3)…………青い檻
一日目(4)…………微笑と夜襲
二日目(1)…………今更の始まり
二日目(2)…………感染犯罪
二日目(3)…………偽善者日記
二日目(4)…………死願症
二日目(5)…………首輪物語
二日目(6)…………たったひとつの冴えないやりかた
後 日 談 …………負け犬達の沈黙
*「二日目(1)……今更の始まり」までが上巻の内容です。
*「二日目(2)……感染犯罪」以降が下巻の内容になります。
●take's Illustration
キャラ(バックの基調)
ぼく・玖渚友(白)
玖渚友(黒)
斜道卿壱郎(白)
兎吊木垓輔(黒)
春日井春日(白)
鈴無音々(黒)
石丸小唄(白)
三好心視(黒)
宇瀬美幸・大垣志人(白)
ぼく・石丸小唄(黒)
ぼく(白)
ぼく・哀川潤(黒)
●私見・感想
上下巻。これは実は読むのに時間かかりました。
全ての原因は兎吊木垓輔にあると思います。
実にロジカル。
とことんロジカル。
滅茶苦茶ロジカル。
サイコロのようにどんどん転がるくらいロジカル。
簡単に言うと、セリフが長すぎて途中で意図が何なのかがわからなくなります。
かなりの読解力が試されます。
『クギシメ』『クビツリ』と出番が少なかった玖渚友がここに来てヒロイン復活!
しかも、「過去のこと少し語るよ」と言う作品なので、読まなきゃならないのですがね。玖渚友の過去もなかなか面白いものがあるので。
ストーリーは玖渚友がかつて≪仲間≫のメンバーであった兎吊木垓輔を救出に行くと言うものですが、この兎吊木を始めとする登場人物がこれまた異端で…。
また、登場人物しかり、私の印象としては、最も”萌え”から離れている作品です。
”萌え”は玖渚しかいないと思って頂いても結構です。
しかし、逆に大人≪アダルト≫な感じでもあり。
兎吊木の質問や、私が”面白くてお気に”の春日井春日など、やや違う路線の『戯言』を垣間見ることができると思います。
あと、登場人物として忘れてはならないのが、石丸小唄。
この兎吊木達がいる施設に潜入したドロボウです。
彼女(もちろん女)は実に行動派で、飛ぶは跳ねるは、トンデモナイほどの運動能力を持っています。玖渚友も「きょとん」とするくらいクセを持つ女性です。
ちなみにこの作品での哀川潤の登場場面は減少しました。
しかし、相変わらずいーちゃんの推理を再構築するのがお好きなようです。
最後にこの作品の嫌な設定。
上下巻と言う長編ですが、なんと『戯言』一被害最小(数だけですが)。
トリックももはやトリックではなく、トリックってナニ?と訊きたいくらい。
やはりほとんどロジカルで固められています。
さて、時間をかけてじっくり読みますか!!
あ、私、エピローグがあったから好きなんですよ、この作品。
●各章項目0≪ゼロ≫
天才の一面は明らかに
醜聞を起こし得る才能である。――――――芥川龍之介
さあて。
それでは皆様。
しばしの間、お付合いくださいませ。
ゴキブリ並みの生命力?
丸めた新聞で叩いたら死ぬってことか?
努力は必ず実を結ぶ。
それが結果に繋がるとは限らないけれど。
悲劇とは事件が起こることではない。
何も起きないことこそが、悲劇なのだ。
人は見かけに拠らない。
人を見かけで選るだけだ。
枯れない花はないが咲かない花はある。
世の中は決定的に不公平だ。
わたしは神を信じます。
会ったことがありますから。
強い人間より弱味のない人間の方が危険だ。
天才を騙すことは容易い。
馬鹿を騙すことは難解だ。
豚を騙すことはできない。
自分の評価は他人が決める。
他人の評価も他人が決める。
≪MAD DEMON & DEAD BLUE≫is Very Very DEAD END.
玖渚友(くなぎさ・とも)―――――――≪死線の蒼≫。
鈴無音々(すずなし・ねおん)――――――――保護者。
ぼく(語り部)―――――――――――――――十九歳。
斜道卿壱郎(しゃどう・きょういちろう)≪堕落三昧≫。
大垣志人(おおがき・しと)――――――――――助手。
宇瀬美幸(うぜ・みさち)―――――――――――秘書。
神足雛善(こうたり・ひなよし)――――――研究局員。
根尾古新(ねお・ふるあら)――――――――研究局員。
三好心視(みよし・こころみ)―――――――研究局員。
春日井春日(かすがい・かすが)――――――研究局員。
兎吊木垓輔(うつりぎ・がいすけ)―――≪害悪細菌≫。
哀川潤(あいかわ・じゅん)―――――――――請負人。
石丸小唄(いしまる・こうた)――――――――大泥棒。
零崎愛識(ぜろざき・いとしき)―――――――侵入者。
●目次
一日目(1)…………正解の終わり
一日目(2)…………罰と罰
一日目(3)…………青い檻
一日目(4)…………微笑と夜襲
二日目(1)…………今更の始まり
二日目(2)…………感染犯罪
二日目(3)…………偽善者日記
二日目(4)…………死願症
二日目(5)…………首輪物語
二日目(6)…………たったひとつの冴えないやりかた
後 日 談 …………負け犬達の沈黙
*「二日目(1)……今更の始まり」までが上巻の内容です。
*「二日目(2)……感染犯罪」以降が下巻の内容になります。
●take's Illustration
キャラ(バックの基調)
ぼく・玖渚友(白)
玖渚友(黒)
斜道卿壱郎(白)
兎吊木垓輔(黒)
春日井春日(白)
鈴無音々(黒)
石丸小唄(白)
三好心視(黒)
宇瀬美幸・大垣志人(白)
ぼく・石丸小唄(黒)
ぼく(白)
ぼく・哀川潤(黒)
●私見・感想
上下巻。これは実は読むのに時間かかりました。
全ての原因は兎吊木垓輔にあると思います。
実にロジカル。
とことんロジカル。
滅茶苦茶ロジカル。
サイコロのようにどんどん転がるくらいロジカル。
簡単に言うと、セリフが長すぎて途中で意図が何なのかがわからなくなります。
かなりの読解力が試されます。
『クギシメ』『クビツリ』と出番が少なかった玖渚友がここに来てヒロイン復活!
しかも、「過去のこと少し語るよ」と言う作品なので、読まなきゃならないのですがね。玖渚友の過去もなかなか面白いものがあるので。
ストーリーは玖渚友がかつて≪仲間≫のメンバーであった兎吊木垓輔を救出に行くと言うものですが、この兎吊木を始めとする登場人物がこれまた異端で…。
また、登場人物しかり、私の印象としては、最も”萌え”から離れている作品です。
”萌え”は玖渚しかいないと思って頂いても結構です。
しかし、逆に大人≪アダルト≫な感じでもあり。
兎吊木の質問や、私が”面白くてお気に”の春日井春日など、やや違う路線の『戯言』を垣間見ることができると思います。
あと、登場人物として忘れてはならないのが、石丸小唄。
この兎吊木達がいる施設に潜入したドロボウです。
彼女(もちろん女)は実に行動派で、飛ぶは跳ねるは、トンデモナイほどの運動能力を持っています。玖渚友も「きょとん」とするくらいクセを持つ女性です。
ちなみにこの作品での哀川潤の登場場面は減少しました。
しかし、相変わらずいーちゃんの推理を再構築するのがお好きなようです。
最後にこの作品の嫌な設定。
上下巻と言う長編ですが、なんと『戯言』一被害最小(数だけですが)。
トリックももはやトリックではなく、トリックってナニ?と訊きたいくらい。
やはりほとんどロジカルで固められています。
さて、時間をかけてじっくり読みますか!!
あ、私、エピローグがあったから好きなんですよ、この作品。
●各章項目0≪ゼロ≫
天才の一面は明らかに
醜聞を起こし得る才能である。――――――芥川龍之介
さあて。
それでは皆様。
しばしの間、お付合いくださいませ。
ゴキブリ並みの生命力?
丸めた新聞で叩いたら死ぬってことか?
努力は必ず実を結ぶ。
それが結果に繋がるとは限らないけれど。
悲劇とは事件が起こることではない。
何も起きないことこそが、悲劇なのだ。
人は見かけに拠らない。
人を見かけで選るだけだ。
枯れない花はないが咲かない花はある。
世の中は決定的に不公平だ。
わたしは神を信じます。
会ったことがありますから。
強い人間より弱味のない人間の方が危険だ。
天才を騙すことは容易い。
馬鹿を騙すことは難解だ。
豚を騙すことはできない。
自分の評価は他人が決める。
他人の評価も他人が決める。
≪MAD DEMON & DEAD BLUE≫is Very Very DEAD END.
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1. どこまでも崩れ落ちる戯言の螺旋「サイコロジカル 下巻」西尾維新 [ FRAGMENT ] 2005年02月09日 22:03
サイコロジカル〈下〉曳かれ者の小唄
西尾 維新
それでは皆様。
もうしばしの間だけ、お付き合い願います。
こんな面白いこと??やめられません。
終わりの始まりを、始めましょう。
短評
なにはともあれ。
クビキリサイクル、クビシメロマンチスト、クビツリ
2. マインドレンデル [ MR-T@西尾維新電視台 ] 2005年02月17日 00:00
マインドレンデル、ルーツを探る旅。
「うにー、旅に出なくても探る事は出来るんだよ」(玖渚友)
3. 西尾維新 『サイコロジカル (上)兎吊木垓輔の戯言殺し』&『サイコロジカル (下)曳かれ者の小唄』 [ 黒猫型異星人ファン倶楽部 ] 2005年02月17日 03:21
徹夜で読んだら頭おかしくなりそう。だけどそれがとても気持ちいい。 “いーちゃん”、ナイフもったら強えー。 遠野志貴っすか? こういう設定の主人公は結構好き。 実はすっげー強くて、でも殺人鬼になりきれないところとか。 今は初読で諸毒に酔ってる感じ。 キャラがとて.