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JINKI:EXTEBD Re:VISION
メーカー:戯画



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シナリオ
確かにこれはジンキだ。
そう思わせる何かがある。

冒頭の出だしは、エクステンド原作のまま。
主人公にオリキャラを出したものの、シナリオ的には大きな変化はなく、原作通り進む。
しかしこの原作通り、というのが曲者である。
なぜなら原作を知っている人からすれば、次がどういう展開なのか、知っているからだ。
では原作を知らない人がプレイするとどうなるか。
恐らく、今ひとつ理解出来ないんじゃないだろうか。
決定的に、説明セリフが少なすぎる。
そもそも人機って?
そういった説明を全力で置いていっており、まあこの辺は漫画原作だから仕方ない部分だよなー、と思った。
折角文章メインの媒介なんだし、もっと説明を織り込めばいいのに。

中盤以降は比較的オリジナルの展開になり、後半は結構色々と変わってくる。
まあそれはいいんだけど、中盤からのフラグの回収が半端ない。
今まで単なる同僚と接していたはずのヒロインから、なぜか肉体関係を迫られたり、怒涛の展開である。
もっと間の話を挟め、と思ったりもしたが、漫画にそんな展開がない以上、難しいのかもしれない。
あくまで漫画をゲーム化した、そんな印象が強い作品となっている。

そのせいか、戦闘シーンも今ひとつ迫力のない。
漫画ではそこそこ楽しめた戦闘シーンも、単なる立ち絵と会話のみにすると、これほど動きのないシーンになるものか、と納得もした。
とにかく動きがない。
一応、立ち絵がちょろっと動いたりもするけど、絶望的に動きがないのだ。
とりあえず、一枚絵を追加するなり、何なりしないと、戦闘部分は良くならないだろう。
この辺も、まんま漫画部分を持ってきました、という感じ。
良くも悪くも忠実に移植している。まあ、悪い部分の方が多いのだが。

柊 赤緒(CV:一色ヒカル)
記憶喪失の少女。
久しぶりに一色ヒカルのメインヒロインを見た気がする。
ともあれ、主人公と共にモリビト2号を操縦する血続。
そしてその正体は!?
という、原作知っている人にはいいが、知らない人には一切説明が入らないキャラ。
挙句の果てに、最後の戦闘で唐突に、「お前はコピーなのだ!」と衝撃のネタバレをされる。
勿論、無印のキャラを知らない人には理解出来ないネタなので、知らない人は全力でスルーしよう。
ラストは大団円。今まで悪逆の限りを尽くした連中も、これからは心を入れ替えてみんな力を合わせて世界を変えよう!みたいな。
この連中に殺された人々は報われないね。

黄坂 ルイ(CV:北都南)
ロリっ子。
レイプ担当……の割りに、初回レイプシーンがなぜかカットされる仕様。
と思いきや、BAD ENDで表示される謎仕様。
この辺の展開は好みが分かれるところだが、まあ致し方ない。そういうゲームなんだから。
なぜ両兵ラブなルイが主人公に惚れてるのか、その辺は理解出来ないが、致し方ない。そういうゲームなんだから。

エルニィ 立花(CV:金田まひる)
ボクっ子。
整備士兼パイロット。
原作では単なる脇役でしかないので、中々個別シナリオは難しいんじゃないだろうか、と思ったら案の定、微妙な感じ。
というかシナリオ自体は全キャラ一緒で、その中で因縁キャラとのやりとりがあるが、エルニィに関してはほぼなし。
セシルと少しやりとりがあるくらいで、至って淡白です。

川本 さつき(CV:青葉りんご)
妹キャラ。
まあやっぱり特徴は、原作キャラとHな事が出来る!というだけ。
シナリオにさほど求めてはいけないのだ、キャラゲーというヤツは!
そんなわけで他のキャラと感想は同じ。

メルJ・ヴァネット(CV:織田マリ)
女泥棒。
もう泥棒なのか何なのか、よく分からんキャラである。
序盤から唐突に出てきて知らない間に仲間になってるキャラ。
こいつのせいで、「人機って誰でも動かせるんじゃねぇの?」と思わずにはいられない。

志麻 涼子(CV:遠野そよぎ)
悪の女幹部。
勿論、攻略出来るだけで、それ以上でもそれ以下でもない。

瑠璃垣 なずな(CV:紫苑みやび)
原作キャラが攻略出来るというだけで以下略。

グラフィック

原画は綱島志朗
原画というか原案というか。
まあ絵柄に関しては、特に悪い部分は見当たらない。
志麻さんが妙に偉そうなのを除けば、概ね良好。
他のキャラも全体的に美麗。
ロボ絵もまあいいね。使いまわし多いけど。
ナナツーシリーズなんて色違いばっかだけど。
ただロボ絵は全然動きないので、そこだけは改良してもらいたかった。

音楽
音楽面に関しては言う事なし。
流石は戯画、とでも言うべきか。
OP『HIGHVISION』は、少しテンションが高い気もするが、まあ言いと思う。
BGMも、こんなもんかな、と。
声に関しては原作のイメージがあるのでなんとも。
赤緒が一色ヒカルという点は最初違和感あったが、慣れれば結構いける。むしろ中の人補正でいける。

総評
話:★★★☆☆
絵:★★★★☆
音:★★★★☆
65点

話に関して言えば、これは原作知っている人と知らない人に大きな差があると思う。
原作ファンならもっと高得点でもいいかもしれない。
ただ知らない人は、全然理解出来ないと思うし、今ひとつ感情移入する場面も少ないので、あんまり面白くないだろう。
そういう意味では、プレイヤーによって大分評価が変わる作品である。

上でも度々書いてきたが、漫画原作のせいか、説明が少なく、シナリオが薄くなっている。
アンヘル関連にしても、キョムにしても、ほとんど説明なし。
「キョムという悪の組織と、それと戦う正義の組織」くらいの説明。
しかしそれだけの説明であっさり戦いを決意する主人公達。
もう少し根掘り葉掘り聞こうぜ、と思わないでもない。
この辺の描写の薄さが、本作を物語っている。

あくまで漫画のゲーム化でしかない。
原作ファンならやってても損はないだろう。
ただし、原作キャラが陵辱されたり、そういった方向性を求めていない人には、今ひとつオススメ出来ない。
好きだったアイドルがAVデビューみたいな。
そんな寂しさを覚えるゲームでもある。