2014年08月17日

歯科医師が業務範囲拡大の動き、・・・口周りのしわ取り治療

 都市部にとにかく多いのが歯医者とパーマ屋だ。同じビルに2つ以上入っていることもざらだ。だから、過当競争だ。この2つの業界は販促はがきなどの導入も一番早かった。営業熱心である。

 ここに来て、口周りのしわ取り治療に進出する歯科医が続出しているというのが下の記事だ。

 口唇を歯科医の治療範囲と厚労省が決めたのは1996年だという。これを根拠にしているのだそうだ。

 美容外科との競争が激化するのは間違いない。今のところ、ヒアルロン酸注射という治療法だが、今後、外科手術的なものが加わってくれば、いろいろと問題になっていくのかもしれないな。

 それにしても、歯科医も考えたものだなあ。そういう横広がりの方法があったんだ。勉強になるなあ。

//////////////////////////////////////////////////////

歯科医が「顔のしわ取り」急増…厚労省は困惑

読売新聞 8月17日(日)17時37分配信

 歯科医がヒアルロン酸注射による顔のしわ取りに参入する動きが広がっている。

 普通は美容医療だが、歯科診療の延長で口周りのしわ取りも治療メニューに加えるというもの。歯科医過剰の時代、他との差別化による生き残り策の一環というが、厚生労働省は「一般的な歯科治療ではない」と困惑、歯科医によるしわ取りの実態について情報収集を始めた。

 ◆医師が一般的

 ヒアルロン酸によるしわ取りは、一般的には美容外科医ら医師が手がける。保険の利かない自由診療で、医師が海外の製剤を個人輸入するなどして行う。

 ところが、輸入代行会社ウェルハート(東京都千代田区)によると、2、3年前から歯科医の注文が増え始め、ゼロだった輸入希望者は今や500人近く。同社が開く歯科医向け美容治療セミナーも、毎月開催するほど希望者が多い。

 7月に都内で開かれたセミナーには、歯科医5人が参加。座学と実技に熱心に取り組んだ。講師の美容歯科医、清水洋利さんは「歯科治療の延長上の選択肢として希望者に行うなら問題ない。技術的にも、麻酔で日常的に注射をする歯科医には向いている」と話す。

 参加した40代の男性歯科医は「入れ歯をインプラント(人工歯根)にして上唇の縦じわが残り、気にする人がいる。美容外科より気軽な歯科で治療できれば喜ばれる」という。

 ◆過当競争

 厚労省によると、医療施設で働く歯科医は2012年時点で全国に約10万人おり、人口10万人当たりの数は40年前の倍ほど。歯科診療所は約6万8000という過当競争の時代だ。

 そもそも顔のしわ取りは、歯科の診療領域なのか。関係者が根拠としているのは、厚労省の専門家会議が1996年、歯科の診療領域の一つに「口唇」を挙げたこと。解剖学的に口唇とは、唇だけでなく口周り全体を指すため、鼻の下やほうれい線のしわ取りも治療対象になるという解釈だ。日本歯科医師会も違法行為には当たらないとしている

airin5 at 21:48│Comments(5)TrackBack(0)clip!

トラックバックURL

この記事へのコメント

5. Posted by コメントする   2015年09月23日 15:10
プロフィール画像すごいブサイク
ずんぐりむっくり4頭身喪男タイプ
4. Posted by 坂本馨   2014年08月18日 10:02
こう言っちゃ何ですが、歯科医師を普通の医師は格下に見てきたじゃないですか。はっきり言って。歯科医というのものが理容師から派生したという歴史も下地にあるという説もありますが。

ま、それはともかく、歯科医師はそうしたコンプレックスがあり、かつ、数が多すぎて過当競争が激しいという現状が、そうした業務拡大という努力を生んだんでしょうね。

こうなると、どこかで線引きの必要性を安全面から強く言う人たちも普通の医師の中から出てきそうですね。もう揉め事起きてるかもしれませんが。

お話、とても勉強になります。
3. Posted by 坂本馨   2014年08月18日 09:58
フィギアの材料であるレジンが活躍しているのはちこっと知ってましたが、直接埋め込むというダイレクト法というのは面白いですね。

義歯の分野でここまで技術発達があるとはすごいです。知りませんでした。勉強になります。
2. Posted by かわさき まこと   2014年08月18日 08:28
5 歯から前に進出すると唇の話になり
後に進出して舌腫瘍や摂食嚥下検査・リハビリテーションにも参入しておられます。リハビリテーション科や訪問医療が不得意とするところで、
これまたよく考えたものです
1. Posted by 通行人   2014年08月18日 02:21
美容歯科といえば、最近メタルフリーといって銀歯を白い歯にするのが流行っています。

今まで虫歯治療は銀(金銀パラジウム合金)の詰め物が主流でしたが、レジンというプラスチックの白い樹脂を詰める歯医者が増えてきました。
銀歯(銀の詰め物)は見た目も問題ですが、適合性に問題があります。
適合性とは銀歯と歯の間に隙間が生じることで、この隙間が原因で治療後に二次虫歯になりやすいのです。
保険外治療の金(ゴールド)なら適合性に問題はありませんが、銀歯と同じく見た目に問題があります。

そこで、見た目と適合性に優れた白い詰め物を希望する患者が増えたのですが、白い詰め物にはレジン、ハイブリッドセラミック、セラミックの3種類があります。
この中で最新の治療法はレジンを直接詰める方法です。
ハイブリッドセラミックとセラミックは歯型をとる→詰めるという2段階の治療法ですが、レジンを直接詰める方法は1段階で済みます。

ただ、レジンを直接詰める方法は保険内治療だとパテを隙間に詰めるような作業なので、治療後の見た目はきちんと型とりしたハイブリッドセラミックやセラミックに劣ります。

そこで、見た良くレジンを直接詰めるダイレクトボンディングという保険外の治療法が注目されています。
そして、このダイレクトボンディングが現在歯医者のドル箱になっています。
ダイレクトボンディングはハイブリッドセラミックと同等の耐久性があり、適合性もハイブリッドセラミックとセラミックより優れています。

現在はネットでダイレクトボンディングの治療例写真を公開している歯医者に全国から患者が集まっているようです。
http://www.breath-design.com/?eid=1621047

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔