北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

北イタリア ピエモンテ州ノヴァーラ県在住。ときどき東京。 日本に輸入しているワイナリーの人たちとの日々、ワインのある暮らし。 帰国時は、東京の素敵なバーでシェリー酒やシャルトリューズ。

ワインショップでアペリティーボ(aperitivo)。

近くの町にあるワインショップへ。
この日の目的は、ピエモンテ州ランゲ地方のネッビオーロを試飲するためでした。

同じピエモンテ州内でありながら、私は、もはやバローロ、ロエロといった地域にも
移動制限が解除されてからも、訪れることもなくずっと、
このピエモンテ北部(アルトピエモンテのワイン)での生活の日々が続いているからです。

この日のアペリティーボ(aperitivo)は、バローロにある有名なワイナリーのランゲ・ネッビオーロ
(品種ネッビオーロ100%)プライベートで、時々、飲むことがあるワイナリーのワインです。
LANGHE DOC NEBBIOLO (G.D. Vajra)

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*アペリティーボ(aperitivo)というと、ビュッフェでおつまみがあるスタイルのイメージですが
現在は、ビュッフェスタイルはないので、このように最初から1人分の盛り合わせできます。
または、おつまみになるものを別注文で運んできてもらう形式なので安心です。

最近、ロエロ地方のワイナリーのルーカさんから連絡がありました。

”国際的な状況を見て、わざわざノヴァーラ県から来ることはない。
もうRIEは、十分にわかっているし、こちらから試飲できるようにワインも送るし
写真なども送ることができる。
こちらは(ピエモンテ州ランゲ・ロエロ地方)、欧州からの観光客もノヴァーラ県と違って
少しずつ来るようになっていくことだろう。白トリュフの季節もそのうちにやってくる。
そこで、ワイナリーは、外部からの訪問は閉鎖にして、家族だけで仕事を続けていくことにしたんだ。
Facebookでライブ動画配信の乾杯シリーズ動画も見たよ。楽しそうだし僕たちのところでもと
思っているけれど、もう少し様子を見よう。急ぐことはない。”

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そしてお伝えしたいのは、ロックダウンが解除されてからの近所のバールのことです。
今まで何度がブログに町の人々と一緒にでてきました。

教会前の駐車場に向かう時、ふいに町のバールが気になって広場の方向を眺めました。
少し前に、お店は閉まっていたものの、オーナーのパオロの車がバールの入り口横に駐車してあるのを
遠くから見て、半年ぶりに再開する準備をしているのかもしれないと思っていました。

今朝、日本とオンラインミーティングをするために、自宅からすぐ近くの仕事で借りているお部屋に
向かう途中、何気なく遠くから広場を眺めました。
やはり今日もシャッターは、閉まったままなのか・・・。

シャッターの閉まったドアに看板があることに気が付きました。バールは、貸店舗物件となっていました。
きっとパオロさんは、他の仕事を探して前に進んでいることでしょう。

町のバールは、カフェやワインを飲むのが目的でなく、町の人々は、人に会いに来ていていました。
トランプを楽しむ男性たちグループ。
夕食前にスプリッツを注文してカウンターにおいてある新聞をじっくり読みに来るレオ。
私も町の友達とワインを飲みながら、町の行事などの情報交換の場でもありました。

様々な制限の解除後も、パオロさんは、自分のお店を開けることはしませんでした。
人と会って話すための空間だったからです。

最後に町のバールで友達と過ごしたのは、昨年12月のことでした。
2月中旬までの約2ヶ月以上の日本への長期一時帰国前の写真がfacebookから出てきました。
また1つ、ここでの暮らしの1場面が過去の想い出に変わっていきました。

バールで過ごした最後の日。
この時は、また日本から戻ってきたらここに帰ってこれると思っていました。
2019年12月
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2020年9月 ブドウ畑、ワイナリ―で過ごす日々

欧州内は、移動が自由にできるようになっているのでスイスやドイツから
ピエモンテのワイン産地に訪れる人々もいます。
そしてアルプスの山に近いエリアで夏の休暇を過ごす人もいました。
それでも、まだまだ人が少なく、静かな夏がひっそりと終わっていきました。

ghemme

私は、移動が解除されていても地元ノヴァーラ県だけで過ごす日々を選んだわけですが
それによって2020年が忘れられない人生の大切な日々になっています。

下記は、最近、アップしたYou Tube動画です。
動画の目的は、日本への一時帰国を当分見合わせていて、そしてワイン会も開催できないままなので
私が扱っているワインの紹介のために作成したのですが
日本人の私を支えてきてくれたイタリア人の友人たちへの感謝の思いをこっそり込めています。

最初の動画は、1月に来日してワイン会に参加していただいたフランチェスカさん。
この状況の中でお互いの仕事を励ましながら、気が付くと3月から毎日、連絡を取り合っています。

動画は、ワインの説明や品種についてだけでなく、収穫後、ブドウ畑でのランチのシーンも入れました。
それは、フランチェスカさんの温かさや仕事への情熱、このワイン産地での暮らしを入れたかったこともあります。
*私は、軽井沢の倉庫から日本全国にワインを送っているので、ワインの方もよろしくお願いします。。。

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ブログで写真と説明だけでは、伝えきれないのでYou Tubeのリンクも貼っておきます。




そして下記のYou Tubeは、今まで、何度もブログに登場してきたゲンメのワイナリーの
アントネッロさんです。

最後の方で、アントネッロさんが、ここでは、ワイン試飲だけになってしまっているが、
目の前にお料理があったら、なんて素晴らしいことだろうと話した後に、
お料理の紹介の画像を入れて編集しています。

深夜に編集中、それは、ピエモンテ料理というのでなく、ここは、地元ノヴァーラ県のものばかりにしたいと急に強く思い、そのようにしました。

ブログにいつも登場していたアントネッロさん、
動画を作成しながら、初めてのワイナリーでの出会いの日のこと、
日本で大きな震災があった時のこと、スプマンテが誕生するまでに何度も一緒に試飲した日々、
雪の日、そして霧で真っ白な日にゲンメのワインを飲みながら話した時のことなど
想い出していました。その溢れてくる感謝を込めて。






このノヴァーラ県で過ごしてきた15年という歳月を考えた時、11年間は、早朝から夕方まで
ミラノに通勤する日々でした。そして昨年は、1ヶ月ごとに日本に一時帰国。
東京とミラノ・マルペンサ空港、そして乗り継ぎのミュンヘン、それぞれの空港ラウンジ、
機内がまるでいつもの仕事場のように感じられるくらいでした。
もちろん、とってもワクワクして素敵な日々でした。

かつてこんなに長く、自宅周辺のノヴァーラ県内だけで過ごす機会はありませんでした。

2020年、コロナウィルスをきっかけに、今、また新たな別の道が目の前に広がってきたような感覚です。
ここで暮らしている約15年の月日が、とても幸せだったことに気づきました。

それは、自分で作り上げたものでなく、こんな風にフランチェスカさん、アントネッロさんだったり、そして今までブログに登場してきた町の人々がいたからなのです。

You Tube...次々に新作を作っていく予定ですが、ワインの紹介の向こうにあるこっそり込めた
何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです。

読んでくださっている方、長く更新できてなくてすみませんでした。。。

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ワイナリーの中庭で乾杯。

先週の土曜日は、地元ノヴァーラ県のワイナリーの中庭で
アルプスのチーズとワイナリーのあるスーノの街の地元のお肉屋さんのサラミ、ワインと一緒に
家族で過ごす土曜日のお昼前のライブ動画を配信しました。

*2020年3月から始めた北イタリアからのFacebookのライブ動画配信は、もう23回。

最初は、私が北イタリアにいるので、日本のレストランの方やお客様、そして友人たちが
心配していたので、「私は元気です。」ということと現地の状況を話すために開始したのがきっかけです。
そして、日本からイタリアをご旅行できない今、現地の空気を伝えて、日本の友達とオンラインで
乾杯が目的のライブ動画へと変わっていきました。

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その約10分のライブ動画が終わってから、アルプスの山にあるチーズ工房のヤギのチーズと
ゲンメのワインを飲んでいると、マリアさんが嬉しそうに何かをお部屋から持ってきました。

日本製のお弁当箱用のお箸セットでジブリのキャラクターの女の子が描かれています。

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これは、今年の1月、フランチェスコさんが来日中に購入したものでした。

東京駅の地下街にあるどんぐり共和国(ジブリショップ)で子供たちへの
お土産を買って嬉しそうなフランチェスコさん。(2020年1月23日)

どんぐり共和国 (Donguri Kyowakoku)
Il negozio che vende gadget dei personaggi dello Studio Ghibli

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またまたマリアさんがお部屋から私に見せたいものを持ってきてくれました。

La mascotte dei Giochi Olimpici di Tokyo 2020....
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東京の風景とビルの向こうにそびえてみえる富士山が見える都庁に案内した時のこと
東京オリンピックのマスコットが販売されていて、ピンクの方のマスコットを見ると
「マリアが、とっても喜びそうだ。」と言ってレジの列に並んでいたのを思い出します。

Il Palazzo del governo metropolitano di Tokyo (東京都庁舎)
都庁



招待した日々は、早朝から(特に札幌行きの日は、羽田から始発便でした。)深夜まで
彼らとずっと一緒だったのでブログに書いていなかったですが
来日1か月前に予告で書いた記事は、こちらです。

あとほんの1,2週間日程が遅かったら、彼らの日本への招待が実現できなかったことでしょう。
今、考えると、東京への招待を実現させようと思い立って、昨年12月初めに彼らに相談。
RIEの都合に合わせるという言葉を聞いてそのまますぐに、1月の航空券を予約したことが幸いでした。



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別の日の乾杯シリーズのライブ動画配信を少し編集して(とっても素人です。)You Tubeにしてみました。
You Tubeチャンネルは、以前からあったのですが、ねこや農業機械の様子を記録しておくため
自分のためのものでした。
(ブログにねこのぴーちゃんの動画を入れたかったので。実は、それがきっかけでした。)

今後は、字幕を入れたり、現地の様子を楽しんでもらえるようにしていきます。
もしよかったら、チャンネル登録お願いします。



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Profile

RIE

北イタリアピエモンテ州ノヴァーラ県在住。
ときどき日本に帰国。株式会社Wine・Art代表
ワイン、オリーブオイルなどの直輸入販売。軽井沢からゆうパックで全国に発送しています。

ピエモンテワインを輸入しているけれど、東京のバーでシェリー酒、シャルトリューズ、フランスワインのひとときもとても好き。

Sommelier(AIS PIEMONTE)
Master di analisi sensoriale del vino(AIS ROMA)

サイトアドレス変更しています。
https://wineartpiemonte.com/
https://shopping-wineart.com/

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