北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ときどき地域猫のぴーちゃん

ポルケッタ(Porchetta).

スマートフォンには、たくさん日本滞在中の写真が残っていますが、その前に
昨日行われたピエモンテの町のイベントを紹介します。
日本滞在中の札幌、静岡、軽井沢、名古屋、福岡の写真はまた次回に。

それでは、イタリアに戻ってからの日々の暮らしの写真ばかりの更新です。

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イタリアに戻って、町の郵便局の前を通りかかると掲示版に
アルピーニ(Alpini:アルプス山岳専門の歩兵隊のグループ)による
野外料理"ポルケッタ"のイベントのお知らせがありました。

ポルケッタ(Porchetta:仔豚の丸焼き)の野外料理で会場は、町のお祭り会場と同じく
自宅の前にある教会裏の敷地内です。

イベント当日の日曜日の朝、窓を開けると、まだ早い時間からローストポークのにおいが漂ってきました。
教会の方を見るうっすらと白い煙がでているのが見えていました。

教会のレンガと色が重なってしまいましたが、ローストされている子豚が見えるでしょうか。

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ランチの開始は、12時半。
会場に行ってみると冷やした地元の赤ワイン(ボナルダ)が用意されました。
普段は、私は、ボナルダを飲みことがほとんどないですが、
若くて微発泡の冷えた地元の赤ワインが暑い日曜日の野外料理にぴったりで美味しかったです。

品種:Bonardaは、 Uva raraともいいます。 または、古くはBonarda novareseとも言われていて
ノヴァーラ県の地元で気軽なワインとしてピエモンテ州、そしてロンバルディア州で多く飲まれています。
Bonarda dell'Oltrepo Paveseは、ロンバルディア州パヴィア県のワイン

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そして前菜の準備が始まっています。
いつものお祭り会場のキッチンと違うのは、アルピーニに属している男性たちが手分けして準備していること

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私の予約席は、キッチンの中に用意されていました。(ルイージがそう頼んでくれたらしい。。。)
ボールいっぱいに、刻んだトマトを入れて豪快にオリーブオイル、ニンニク、バジル、塩、コショウを入れて合えて
パンの上に次々とトマトを載せて完成です。

出来上がった前菜
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そしてキッチンにローストされた子豚が運ばれてきました。

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デザートの前に同じ町の人が代表を務めているゴルゴンゾーラ工場のチーズの箱が運ばれてきました。
近所の牛舎のミルクもこの工場に運ばれていっています。

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このゴルゴンゾーラチーズの工場は、昨年11月のブログにあります。
ノヴァーラ県のチーズ工房で(GORGONZOLA, TOMA, TALEGGIO)

写真がないですが、この後に美味しいミルクがいっぱいのジェラートとエスプレッソ。

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日本で(札幌その1)

日本滞在中にブログが更新できないままでいました。
日曜日の夜にイタリアに戻り、今週は、いつも通りミラノへ出勤の朝です。

東京へは、いつもミュンヘン経由で帰国。
窓側の席でアルプスの山々を空から眺めるのが楽しみのひとつです。

sora


日本滞在中に日帰りで訪れた札幌。
羽田始発便で札幌新千歳空港に向かいました。

東京は梅雨空でしたが、上空では青空が広がっていました。
遠くに航空機が並行で飛んでいるのが見えています。
機長さんの"これより先の航路上の天候、到着予定時刻"などのアナウンスで
岩手県花巻市上空にいることがわかりました。

HNDCTS

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まるでイタリアの街角のようです。
新しい札幌のレストラン IL NIDO DEL PASTOさんに入りました。 

SAPPORO2

札幌の知人との仕事の打ち合わせランチは、ピエモンテ モンフェラート地方のアランさんの農場のワインで。

ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェラート “ラ・レイ“
Ruche di Castagnole Monferrato DOCG 2013
'La Rej' 2013


SAPPORO

一輪のバラの花,赤い実の果物、スパイスを思わせる華やかな香りの中であっても
辛口で落ち着きのある柔らかな口当たりです。
ブドウの品種:ルケ 100%

IL NIDO DEL PASTO さん
北海道札幌市中央区大通東4-4-45
Tel.011-213-1705

サッポロファクトリー前にあるソムリエ、NORIKOさんのお店です。
ランチでは、本日のパスタランチが何種類かあります。
またパスタランチ以外に私が選んだ豚肉のテリーヌとサラダのランチプレートもあります。
いずれもパン、スープ、ミニデザートが付き。

札幌での滞在時間は約10時間弱。
飛行機なので東京から札幌日帰りであっても、たくさんの方にお会いできとても素敵な1日になりました。
新しい発見は、いつもは、2~3泊北海道出張で、スケジュール的に無理な時には、
北海道への訪問をあきらめていましたが
そんな時は、東京/札幌 日帰り出張というのもありだということ。
始発便も夜の帰りも機内では、預け荷物がなくバックだけ持った身軽なビジネスマンが多く、ほぼ満席でした。

日本から戻るとピエモンテ、そしてミラノも日中は気温が高くなりますが
朝の気温が低く、長袖にジャケットで通勤です。

それでは、皆さんもどうか良い1日をお過ごしください。

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町のドイツビール祭り"FESTA DELLA BIRRA"

昨夜から、町のドイツビール祭りが始まりました。
なぜ収穫祭の季節でもない、この時期にのピエモンテの水田地域の小さな町でドイツビール祭りが開催されるのかというと

このドイツビール祭りのきっかけは、町の友人で稲作農業をしているヴィクトリオが気に入っていた
ドイツ風ビアホールを、そっくりそのまま町に呼んでみんなで楽しむことにしたからです。

以前、ブログにヴィクトリオと一緒にビアレストランに行ったことを書きました。
2006年9月25日のブログなので、もう10年も前のこと。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/2006-09-25.html

町のビール祭りは、春の復活祭、そして町の夏祭りの中間のこの時期に設定されています。

よく町の友達のルイージが復活祭が終わると、落胆していたのが
今では、すぐに、この6月のビール祭りの話をするようになりました。

ルイージは、この4日間のビール祭りが終わると、今度は夏祭りの話題をして
その日が来ることを楽しみにすることでしょう。
何もない小さな町で暮らしていると楽しみがこんな町の懇親会のようなお祭りです。

少し写真がいつもよりも多いですが、そんな小さな町のドイツ祭りの雰囲気を皆さんに。
写真ばかりの、搭乗前の急いだ更新です。
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ビール祭りの会場は、自宅前の教会の裏に広がる敷地です。
普段は、門で閉ざされ、この敷地を歩くのは、ねこだけの空間で時々、ねこを追いかける私くらいです。
帰宅すると、その空間が町の多くの人たちで賑わっていました。

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会場内に数か所、ビールやドイツパンのプレッツェル(Brezel)やドイツ風ソーセージ(Wurstel)の販売所があります。

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開会の乾杯が始まりました。
ビアレストランを経営しているドイツ人家族と今回のお祭りの中心っで活躍しているクラウディオさん。

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時々、ブログに登場している町のかわいい10代後半から20代前半の友達たち。
ルクレッツィアちゃんは、農業と化学の分野で勉強中で、いつの間にかメガネの似合う女性になっています。

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私は、大好きな大麦麦芽と小麦麦芽で造られるドイツビール ヴァイツェン(weizen)を注文。

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いつの間にか、ルイージは、華麗な手さばきでスマートフォンを使いこなせるようになっていました。

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いつものお祭り会場のメンバーがキッチンに。

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今までのブログでは、会場のキッチンにヴィクトリオの姿が必ずありました。
少しの期間、参加しないことに。
それは、町の50代、60代が主流で町を盛り上げるのでなく、まだ高校生のルクレッツィアちゃんのような人たち
そして町のボランティアメンバーとしてお手伝いしている中学生くらいの若い世代が中心になって
すべて仕切れるような町になるまで、自分がいつまでも中心に出ているような状態ではダメだからと
かなり多くの話し合いをしたうえで、引き下がることにしたのです。

日本からこの町にいらしてヴィクトリオの農場を訪問したり、一緒にお食事をする機会があった方もいらっしゃるので
心配なさっているかもしれません。

ヴィクトリオは、いつも通り、水田で仕事をしてい、いろいろな方と農業の話をするのが好きで
これからもすっと同じで変わることはないです。
ただ、60代のヴィクトリオにとって、20代の方が中心になって町の行事が盛り上がることを望んでいます。


ところでクラウディオさん。
楽しそうにビールを飲みながら

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いい感じにお肉やドイツソーセージを次々に焼き上げていますが

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撮影している私の後にレンガの壁、その向こうに、よくねこのぴーちゃんが遊んでいる小石の中庭があり
窓が開いている私の家の寝室があるのです。
ビール祭りや夏祭りの期間は、寝室は、夜中までお肉のグリルやポテトフライのにおいに包まれます。。。

6月2日は、イタリアの祝日でビール祭りが一番盛り上がる日で、
昨夜の3〜4倍のビールやお肉を用意しているとのこと。

登場する町の人たちは、年齢が様々ですがみんな対等の立場で話す友達です。

私は、」若いお友達たちのご両親より年上だったりすることもありますが
遠くで見かけると、若い友達集団が
”チャオ ベリッシマ(bellissima:綺麗な人ということですが、誰にでも女性にはいうこと多い。)”
”RIE!!!"と大きな声で叫んで手を振っていたり

そしてこの若いメンバーは、ルイージととても仲良くバールのテーブルでトランプしてたりで
イタリアで暮らすと、まったく年齢差がなくなって笑いあえるのが素敵な時間でしょうか。

私は、このブログを書いている今、ミュンヘンの空港で羽田空港行き飛行機を待つトランジットのラウンジで
ひとり、ミュンヘンビール祭りを楽しんでいます。

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きっともう、自宅裏の教会の敷地では、少しずつ夜のビール祭りの準備を始めていることでしょう。
たくさんのイタリアでの時間の余韻を楽しみながらあと少しで私も東京、羽田空港行きの搭乗ゲートに向かいます。
それでは、また。

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