北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

北イタリア ピエモンテ州ノヴァーラ県在住。ときどき東京。 日本に輸入しているワイナリーの人たちとの日々、ワインのある暮らし。 帰国時は、東京の素敵なバーでシェリー酒やシャルトリューズ。

初夏の海沿いのトスカーナの風景を皆さんに。(昨年の今日の写真から)

ずっと地元ピエモンテのワインの紹介が続いていたけれど、
初夏に美味しい海沿いのトスカーナのワインも紹介していかないとと思って写真を眺めていました。

どうやら私は、昨年も6月13日に日本からイタリアに戻ってトスカーナを旅していたようです。
偶然にも今回、中止した一時帰国のチケットも羽田からミラノに帰ってくる予定だったのも
6月13日だったのです。

昨年、イタリアに戻ってから、2日後には、もうピエモンテ、そしてトスカーナ、ウンブリアと
駆け回っていたようです。

ちょうど昨年の今の時期なので、イタリアの海沿いのトスカーナの風景とお料理を皆さんに。

porto

15年前に少しだけ暮らしていたトスカーナ州の海沿いの地域。
リグーリア州にも近く、高速道路でジェノヴァを経由して北上するとピエモンテ州ノヴァーラ県。
2005年に住んでいたころ、初めてイタリアで車を運転した時期です。
(運転せざるを得なかったです。夏のリゾート地のレストランが深夜3時に終わり
そこから約35勸幣緞名紊靴織螢亜璽螢⊇にも近い地域に小さな家がありました。)

昨年の2019年6月19日は、こんな風景が広がっていました。
確か、途中に日本の友人からメッセージが届いたので、
目の前で見ている風景のこの写真を送った記憶があります。

cena1


cena


cana2


初夏に日本に帰国できていたら予定していたワイン会では、神楽坂のワインバーのキッチンを借りて
今年の初夏もお料理を作ろうと思っていました。
そして用意するワインは、海沿いのトスカーナの3種類のワインの予定でした。

今年の2月のワイン会に引き続き、豊洲市場で仕入れをしている方にお願いして
たこを丸ごと一匹、そしてシャコをお願いしようと思っていました。
2月のワイン会では、江戸前穴子を使ってヴェネツィアの想い出のお料理でしたね。

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すみません。ここで、少しコマーシャルです。
ワイン会の予定は8000円だったので同じ金額で設定。
海沿いのトスカーナのロゼワイン、ピエモンテ、地元ノヴァーラ県のロゼワイン、
軽井沢に倉庫があるので、信州八ヶ岳山麓で飼育された豚の
イタリア風豚肩ロース生ハムコッパスライス
イタリア風の豚バラ生ベーコン
ドイツ風豚もも生ハムのセットです。
2020年6月20日で12周年を迎えるので送料、消費税込みで8000円のセットなります。
ワイン会で使う予定だったトスカーナのロゼワイン、ご紹介できなかったので
美味しく組み合わせて販売することにしました。




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今の時期、イタリアはこんな空気です。
私が昨年の今日は、日本から帰国してノヴァーラのゴルゴンゾーラチーズ工房で喜んで食べていた
搾りたてのミルクのソフトクリームの写真もでてきました。

今は、まだ外出は、スーパーと地元のワイナリーだけですが、昨年の写真を見て、その素敵な風景と
空気を思い出し今、ワクワクしています。

同時に帰国前の雨の東京、銀座の写真もとても素敵で、梅雨の日本の風景を彩る紫陽花が忘れらないです。
イタリアで暮らしてからの日々、特に東京とノヴァーラを頻繁に行き来するようになったこの1年は
特に思い出深く、それまでの有給休暇を使っての日本出張での日々から、滞在日数を気にしないので
自由に夜の東京の街を歩くようになって、思いもかけない人生の模様が浮かびあがってきたような気がします。
イタリアのノヴァーラ県での日々でたくさんのことを感じ、農業生産者さんとの関わり
その中での創作活動して、帰国した東京を舞台にそのイタリアでの日々を伝えているかのように、
生活空間の役割が異なっているのを楽しんで生きているとも思えます。

人生のたくさんの模様を作ってくださった日本、イタリアの人たちに感謝でいっぱいです。
どうか、皆さん、素敵なこの季節の日々をお過ごしください。

いつもありがとう。

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フランス カマルグ地域のお米

今日は、最近、ブログで書いたパリから送ってもらった日本酒で使われていたお米についてです。


フランスのカマルグ地域のお米に関心を持つようになったのは、2011年のことです。

当時、ドイツの大学で稲作の研究員として在籍していて、ノヴァーラ県の稲作視察でこの地域を訪問してくださった日本の国立大学の先生からの1通のメールがきっかけです。

「昨日、フランスから戻ってきました。4日間ほど、南仏のカマルグで水田を見ることができました。
想像以上の大稲作地帯で、水平線まで広がる金色の水田に感動しました。」

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Camargue ( Indicazione geografica protetta(IGP) )


お酒に使われたお米の品種はいったいなんだろう、酒米にして醸造に適しているのであれば、
わずかな知識で知っているのは、お米の表面を削り取る工程があるので、比較的大粒の品種
欧州の基準でいえばlungo Aに属するのかなど、思いを巡らしていました。

以前のブログでお米の品種の区分(EU)について書いているものがあります。



カマルグ米と書くことはどうなのか、時には日本語は、正しく理解されないこともあります。
私は、最近のブログでわざと、カマルグ米と記載しないでカマルグ地方のお米(IGP)と表記しました。

イタリアで言えば、Riso di Baraggia Biellese e Vercellese
(Denominazione di Origine Protetta (DOP)
に認定されているビエッラ県とヴェルチェッリ県のバラッジャ地域のお米)のことをバラッジャ米と日本語で訳されている文章を多くみかけます。
このように書くとカルナローリ米のように品種名と思われてしまっている方が多いですが、品種名ではありません。生産地域の名前になります。

日本語で時々バラッジャ米と記載されているお米は、品種がこの地域で多い Arborio, Baldo, S. AndreaをはじめBalilla, Carnaroli, Loto,Gladio となっています。
riso

そこでカマルグ地域のお米についてイタリアの稲作関係のサイトで調べてみました。

ローヌ川の支流に囲まれた15万ヘクタールの広大な沖積地がカマルグ地域の稲作地帯になります。

ここノヴァーラ県は、アルプスのモンテ・ローザ氷河によって与えられた恩恵を受けているポー川のの支流のひとつのセージア川にによる灌漑で繁栄してきたように
フランスのカマルグ地域では、ローヌ川の水が広大な灌漑ネットワークになっています。

ローヌ川流域で生産されるワインで、広域AOCのコート・デュ・ローヌ(Cotes du Rhone)を思い浮かぶ方が多いことでしょう、稲作にも重要な川になっています。

さてそのカマルグ地域の品種についてです。

イタリアの専門誌(Molini d'italia:イタリアの製粉、精米産業の専門誌で、私はオンラインで定期購読しています。)には、以下のような記載があります。

Dal 1998 il riso di Camargue e tutelato dall’Indicazione geografica protetta (Igp), che ne assicura la provenienza, la qualita nel pieno rispetto delle pratiche agricole e la tracciabilita.
Le varieta sono numerose e si va dai i risi tondi ai mezzi lunghi, dai lunghi ai molto lunghi.
1988年、カマルグ地域のお米は、Indicazione geografica protetta (保護指定地域表示)によって保護され保証されています。
品種は数え切れないほどあります。粒が丸く小さなお米(Tondo;日本のお米のように丸くて小さいものです。)から、長粒米まであります。


この1文でカマルグ地域のお米の品種は様々であることを理解できます。

また、カマルグ地方のお米は、粉末状ににしたもの、クリームからお米のミルクなど乳糖不耐症
(Lactose intolerance)の人向けの商品、または、グルテンフリー向けの商品になっているものも多いと報告があります。

欧州には、セリアック病患者の方もいらして、グルテンフリーでないと食事できない人も存在します。
訪日観光プロモーションの仕事時に「グルテンフリーのお料理でお願いします。天ぷらだけでなく、調味料のお醤油もその対象です。」という内容の日本語のレターをイタリア人観光客に作成したことが何度かありました。

こちらは、お昼過ぎです。
今日、これから夕方のアぺリティーボは、先日、購入したパリの日本酒とお米を使ったサラダにします。
それでは、また。
読んでくださってありがとうございます。

Sake


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3か月ぶりにお店でお買い物

2月末に東京からイタリアの生活に戻ってからは、ずっと在宅でした。
2〜3週間に1度、近所のスーパーに食料品を買いに行き、ロックダウンが徐々に解除になった時
ライブ動画配信のために短時間、同じノヴァーラ県内にあるワイナリーを訪問しました。

そして昨日、初めてスーパーでなく、キッチン用品の専門店に行ってみました。

ガラスの扉には、店内5名までと書かれた紙が貼ってあります。
同じショッピングセンターにあるお店は、どこも店舗の大きさや通路に応じて入店人数を示す
数字が書かれていました。
”2020年2月に新装オープン”と書かれたまま扉が閉まっているところもありました。

お店の入り口に、”ここでお待ちください”とあるので隣に置かれていたアルコールのジェルで
手を消毒して待っていました。

奥のレジから店員さんが来て、非接触式赤外線体温計(termo scanner)で体温を測定し確認すると
入り口のチェーンを外してくれました。

shop

ショッピング街を歩く人々もすべての店員さんもがマスク姿であるものの、賑やかな雰囲気に誘われ
まるで以前の生活が戻ってきたかのような感覚に陥りました。

いつも週末は、お買い物をして町に戻ると荷物を家において、町の友人に会いに近所のバールに
出かけていました。
いつもみんなで集まっていた町のバールは、ずっとシャッターが下ろされたままで
3月から時が止まってしまっています。

ロックダウン中からずっと買いたかったのは、ペッパーミル。
前のものは、刃が壊れて廃棄してからは、粒胡椒を包丁で砕いたりしていたけれど、
やはり粒胡椒をミルで挽くだけで、キッチンに胡椒の香りが漂ってお料理を美味しく仕上げてくれます。
3月から急に楽しくお料理の日々になってしまった方、きっと多いと思います。

ミル


今日は、お昼前から夕方遅くまでずっとオンライン前です。
オンライン日本酒/ワインBAR 
ライブ動画配信
*ゲンメのワイナリー、ロヴェロッティのコッリーネノヴァレージ ビアンコ
COLLINE NOVARESE BIANCO DOC " IL CRICCONEを飲みながら


その後、イタリア時間で夕方からは、ZOOM THEATER
演劇ユニット、PUBLIC∴GARDEN!さんによるオンラインリーディング公演
オンラインなのでイタリアのこのノヴァーラ県の小さな町にいながら体験できます。
初めての体験なので楽しんでみようとチケットを購入してみました。
辻仁成さん原作『ピアニシモ』の朗読劇です。

WIFIの通信量が多いので、先月は、ギガが不足してしまいました。
今後の活動なども考えインターネットの契約でギガを大幅に増やすことにしました。

こちらは、晴れてとても綺麗な空が広がる土曜日の朝です。
皆さんも良い週末をお過ごしください。

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Profile

RIE

北イタリアピエモンテ州ノヴァーラ県在住。
ときどき日本に帰国。株式会社Wine・Art代表
ワイン、オリーブオイルなどの直輸入販売。軽井沢からゆうパックで全国に発送しています。

ピエモンテワインを輸入しているけれど、東京のバーでシェリー酒、シャルトリューズ、フランスワインのひとときもとても好き。

Sommelier(AIS PIEMONTE)
Master di analisi sensoriale del vino(AIS ROMA)
サイトアドレス変更しています。
www.wineartpiemonte.com

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