北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

北イタリア ピエモンテ州ノヴァーラ県在住。ときどき東京。 日本に輸入しているワイナリーの人たちとの日々、ワインのある暮らし。 帰国時は、東京の素敵なバーでワイン。

銀座醸造所-Ginza Brewery-

夕方から冷たい雨が降った日のことです。
千葉でのアポイントを終えた後、総武快速線で東京駅まで戻り
そのまま東京の実家に戻ろうかと思っていましたが、有楽町・新橋方面に向かうことにしました。

この日は、自分の誕生日だったことに気が付いていましたが、もうそれはどうでもよかったし
日本残業中なので、何か新しいものを生み出さなければならないという気持ちでいっぱいでした。

新橋駅から銀座方面に向かう。

新橋、有楽町、銀座・・・京橋、日本橋、大手町のエリアは、
学生時代、ビジネスマン時代の頃を思い出し、ふいに懐かしい空気が漂ってきました。

shinbashi

銀座8丁目のビルの地下に続く細い階段を下り、木の扉を開けると
”あっ。RIEさん。”という声でほっとこころがなごむ。

心が曇りの日だったのですが、来てみてよかった。
いつしか、私は、仕事で何かひとりで考えたい時、原稿を考えたい時に
バーの木製のカウンターに座って過ごすことを覚えました。
それは、イタリア、フランスワインに限らず、スペインのシェリー酒のことも多いです。

この日は、木製のカウンターでワインでなく銀座で醸造するビールを飲みながら
心地いい夕方の東京時間を過ごしたかったのです。
ドイツをはじめ、北ヨーロッパのビールやソーセージが好きだし、きっと素敵な時間がここにある。

銀座醸造所1

自家醸造オリジナルビールの数々。
銀座醸造のCRAFT BEER、GUEST BEERを常時12〜14樽あるようです。

beer1


銀座醸造所4


beer2

お店の奥には、銀座醸造所-Ginza Brewery-

syusui3

ブリュワーさん。
syusui2

有楽町駅への帰り道。
雨の銀座は、どこか落ち着いていて、ずっと歩いていたくなります。
そして道路が濡れて黒く光り、建物の光がとても綺麗。

今まで約2週間だけの帰国を年に2度だけだったので、見えなかったものがたくさんあったようです。
しかも、それは、自分が日本の社会から長く不在だったこともあり
私の心の風景や心は、イタリア人側、ピエモンテの風景にいつも帰っていました。
そして短い一時帰国期間をただ夢中に営業して走り抜けてイタリアに戻っていっていました。

今回の少し長い一時帰国で、まだまだ探るものがあることに気が付き
イタリアに戻る日を延長して日本残業をしているわけですが

ピエモンテに戻る日、その日がとっても楽しみでもあり、
その日が来るまでの東京での時間が大切で、今日もここで暮らせて嬉しい。
そんなことを考えながら、駅に向かって綺麗な銀座の夜を歩いていました。

今日も今まで気が付かなかったことがふいに見えて、
明日も思いもかけなかった模様がきっと浮かび上がってくる。

ginza


BREWIN`BAR 主水-monde-(ブリューインバー・モンド)さん
東京都中央区銀座8-11-12正金ビルB1
Tel.03-3574-7004
14:00-23:00
(休)日曜日


*以前は、銀座8丁目のMONDEBARモンドバ−というオーセンティックバーでした。
ビール醸造所を設けた ブリューインバーとしてリニューアルされています。
私の輸入するピエモンテワイン(一部トスカーナワイン)は、
こちらには今のところないですが、系列のオーセンティックバーに
ワイン、そしてピエモンテのへーゼルナッツがあります。


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お知らせ webマガジン「DesignStories」にワインエッセイ

今日も東京は、暖かい1日です。イタリアから一時帰国をした日は、まだ冬の入り口でした。
1つの季節を日本で過ごしているわけですが、これだけ長い一時帰国は初めてです。
まだ日本残業が続いています。今日は、お知らせのブログです。

tokyo


作家 辻仁成さんが編集長のwebマガジン「DesignStories」に私が書いた記事が掲載されました。

このブログに時々、登場するノヴァーラ県のワイナリー フランチェスコ・ブリガッティのブドウ畑と、その生産者フランチェスコとの会話を東京で思い出し書いたエッセイになります。

このエッセイのように、今、私は、東京のbar、ノヴァーラの丘の風景と異なる2つの世界から
生産者の方、それを近くて見ていた私の視点からワインを眺めているわけですが、
ワインのコルクを開けて飲む方たちに、また別のストーリーがあることでしょう。

次回の記事は、また違った角度から地元のワインを眺めて書いてみようと思っています。
時間のある時にぜひご覧ください。
PANORAMA STORIES イタリア名門、ピエモンテワインが愛される訳
辻仁成さん、本当にありがとうございます。2年以上も原稿を待っていただきすみませんでした。

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実は、前のブログの写真にあった苺のカクテルの後に、地元ノヴァーラ県のワインを飲んでいました。
エッセイに登場した場所は、開高健さんがよく行かれていた赤坂のBar kokageさんです。
そこで、コッリーネ・ノヴァレージ・ネッビオーロ: Colline Novaresi Nebbiolo“MotZiflon
コルクをマスターに開けてもらった時に、ふと視線の先に、静かにシガーを楽しむ男性の姿を見て
急に溢れる思いで、何か別のストラーダが(stradaは、イタリア語で道のことなのですが、
道というより、ストラーダと書く方がぴったりなので)
目の前に現れたような気がした夜に思ったことです。

Bar kokageさんのオーナーさんが経営する松濤にある会員制のオーセンティックバーで
ゲンメのワインを最近、開けてもらった時の写真です。

bar1


bar2

GHEMME "Oltre Il Bosco "2013 ゲンメ ”オルトレ イル ボスコ”2013 Francesco Brigatti  
北部ピエモンテ ノヴァーラ県ゲンメの近郊スーノのワイナリーのフランチェスコさんが
ゲンメの丘の 0.5 ヘクタールのブドウ畑を購入しネッビオーロを栽培し
ノヴァーラ県の偉大なワインゲンメを醸造しました。 年間生産本数 約1000本弱
スラヴォ二ア産オーク材の樽で 24 ヶ月熟成後、瓶内で 6 ヶ月熟成後、市場に出荷されます。
天然酵母、ノンフィルターのワインです。
ブドウの品種:ネッビオーロ 100%


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日本残業中・・・

オーセンティックバーで苺のカクテル

Shoto

旬のカクテルを注文。そうです。私は、ピエモンテではなく、まだ東京です。
東京での仕事が満足できるところまでできなかったこともあり、このまま帰ることができず日本残業中。

今、ここで帰って止まってしまうと死んでしまうような気がして、
急遽、イタリアに戻る日程を変更して、もうしばらく東京で過ごすことにしました。

イタリアにいても、オンラインを通じて日本のスタッフさんともミーティングもできるわけで
世界のどこにいても同じように仕事ができる環境ですが、私は、今、東京時間を選びました。

私は、3つの異なった時間を持っていることに気が付きました。

北イタリア、ピエモンテの毎日の暮らしの中では、東京では決して持つことのできない時間があり
それは、ワインやの農業生産の現場を通じて知識を蓄える時間だったり、
本物に触れることができる時間、貴重な経験をすることができる時間です。
時には、ずっと居心地の良い自分の世界に閉じこもってしまうような感覚におちいることもあります。

そして今、私がもう少し過ごそうとしている東京時間は、様々なジャンルの人たちと
チームを組むことができる可能性、毎日、進化と挑戦を意識することのできる時間でしょうか。

その異なった2つの時間を同時に見つめることができるのが、
日本とイタリア、世界の時差、国境を超えて過ごす上空での時間です。
いつもシャンパンを飲みながら過ごしていますが・・・。

19時過ぎの東京で。日本のスタッフさんと打ち合わせ中。
半分、明るい室内が反射した大きな窓からネオン、ビルの夜景を眺めながら、
東京での貴重な時間を生きていることを実感する。

work

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イタリアから届いた写真。
みーちゃんがお昼寝していたらしい。
でも目が少し開いたまま眠っている。疲れたのかな。

siesta

もう一枚の写真を見ると、無事に目を閉じて眠ったみたい。

siesta2

みーちゃんへ。少し長い残業が終わったら帰りますから。

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Profile

RIE

北イタリアピエモンテ州ノヴァーラ県在住。
ときどき日本に帰国。株式会社Wine・Art代表
ワイン、オリーブオイルなどの直輸入販売。軽井沢からゆうパックで全国に発送しています。

ピエモンテワインを輸入しているけれど、東京のバーでシェリー酒、フランスワイン、日本酒のひとときもとても好き。

Sommelier(AIS PIEMONTE)
Master di analisi sensoriale del vino(AIS ROMA)

www.wineart-piemonte.com

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