ノヴァーラの街の中心地の広場で
県内の農業の人々の集まりがあった日のことです。
写真は、21時過ぎのノヴァーラの街の中心地で。
知っている農家の人々の姿も見かけました。
小さな広場で、みんなが手にしているのはリゾットの試食です。
21時半を過ぎると、次第に真っ暗な夜に変わっていく時間帯になります。
辺りがすっかり暗くなると
噴水と音楽のスペクタクルが始まりました。
音楽が流れ、噴水がそのメロディーに合わせて姿を変え
火が一瞬、吹き上がるそんな瞬間の写真です。
一秒もないその瞬間に、ふあっと周囲の空気が熱くなります。
あ・・・これは、あの時と同じ。
トリノオリンピックの閉会式で、大音量と共に
スケーターが目の前を疾走して
ほんの一瞬、背中から火を放つ瞬間、冷たい空気の中
顔が火照り、熱くなり
光のように早く、目の前を通り過ぎると
すぐに何事もなかったかのように
再び、冷たい夜空に下に戻っていくのに似ているのです。
音楽を聴きながら、いつしか、私の中で
過ぎ去った2006年の冬の日々の記憶が
静かに蘇っていきました。
*****************************************************
季節が通過し、やがて1年が過ぎ、そんな1日1日の積み重ねは
思った以上に大きくて多くのことが変わっていきます。
その過去の日々の中では、それが精一杯であったのだから
もっと、こんな風にこれが、出来ていたら良かったと
思うことがあっても
過ぎ去った日々の他人のような自分に出会う時
それは、どこか懐かしい大切な記憶です。
*****************************************************
ノヴァーラの街から、集まった友人のみんなで
アグリツーリズモの農場に戻り、そこでコーヒーを飲んで
自分の車で自宅に向かいました。
そこは、街燈もなく、真っ暗で自然の多い地帯です。
車のライトに照らされ、小さな蛙が目に入ります。
野うさぎでもない、不思議な動物が車を見て逃げていきます。
狐・・・・。
自然のままの茂みのある地帯から出てきたのでしょう。
いつしか、襲われてしまったガチョウは、狐によるものだと
友人のマリアが言っているのを聞いて
”この平野の水田地帯にどこにいるの。”と
私は、まったく信じていなかったのですが。
無数の蛙の鳴き声だけが聞こえる中で
人々が寝静まった夜中には、動物たちだけの
日中とは、まったく別の世界がここに存在していることを知りました。
そんな中、人間の私が間違えて紛れ込んでしまったかのようです。
帰宅すると夜中の1時過ぎになるだろう。
翌日は、いつものように早朝に出発であり
私は、思っている以上に疲れてしまっているかもしれない。
でも、たくさんの人々と接することが出来て
これで1日、とてもよかったのだと
帰りの車の中で真っ暗な田園地帯を眺めながら
私の中で静かに満ちていく
何か充実した余韻でいっぱいになっていきました。
に参加しています。
どうか、クリックして応援して下さい。
帰りに、車の窓を開けて、友人たちに手を振った時に
蚊が車の中に忍び込んできました。
運転中にまぶたを刺されてしまった私は、翌朝、鏡に映った顔を見て
午前中のオフィスの仕事に行くのをためらってしまったほどです。
ノヴァーラ県の農業の集まりでは、蚊の繁殖の対策もテーマに入っています。
県内の農業の人々の集まりがあった日のことです。
写真は、21時過ぎのノヴァーラの街の中心地で。
知っている農家の人々の姿も見かけました。
小さな広場で、みんなが手にしているのはリゾットの試食です。
21時半を過ぎると、次第に真っ暗な夜に変わっていく時間帯になります。
辺りがすっかり暗くなると
噴水と音楽のスペクタクルが始まりました。
音楽が流れ、噴水がそのメロディーに合わせて姿を変え
火が一瞬、吹き上がるそんな瞬間の写真です。
一秒もないその瞬間に、ふあっと周囲の空気が熱くなります。
あ・・・これは、あの時と同じ。
トリノオリンピックの閉会式で、大音量と共に
スケーターが目の前を疾走して
ほんの一瞬、背中から火を放つ瞬間、冷たい空気の中
顔が火照り、熱くなり
光のように早く、目の前を通り過ぎると
すぐに何事もなかったかのように
再び、冷たい夜空に下に戻っていくのに似ているのです。
音楽を聴きながら、いつしか、私の中で
過ぎ去った2006年の冬の日々の記憶が
静かに蘇っていきました。
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季節が通過し、やがて1年が過ぎ、そんな1日1日の積み重ねは
思った以上に大きくて多くのことが変わっていきます。
その過去の日々の中では、それが精一杯であったのだから
もっと、こんな風にこれが、出来ていたら良かったと
思うことがあっても
過ぎ去った日々の他人のような自分に出会う時
それは、どこか懐かしい大切な記憶です。
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ノヴァーラの街から、集まった友人のみんなで
アグリツーリズモの農場に戻り、そこでコーヒーを飲んで
自分の車で自宅に向かいました。
そこは、街燈もなく、真っ暗で自然の多い地帯です。
車のライトに照らされ、小さな蛙が目に入ります。
野うさぎでもない、不思議な動物が車を見て逃げていきます。
狐・・・・。
自然のままの茂みのある地帯から出てきたのでしょう。
いつしか、襲われてしまったガチョウは、狐によるものだと
友人のマリアが言っているのを聞いて
”この平野の水田地帯にどこにいるの。”と
私は、まったく信じていなかったのですが。
無数の蛙の鳴き声だけが聞こえる中で
人々が寝静まった夜中には、動物たちだけの
日中とは、まったく別の世界がここに存在していることを知りました。
そんな中、人間の私が間違えて紛れ込んでしまったかのようです。
帰宅すると夜中の1時過ぎになるだろう。
翌日は、いつものように早朝に出発であり
私は、思っている以上に疲れてしまっているかもしれない。
でも、たくさんの人々と接することが出来て
これで1日、とてもよかったのだと
帰りの車の中で真っ暗な田園地帯を眺めながら
私の中で静かに満ちていく
何か充実した余韻でいっぱいになっていきました。
に参加しています。
どうか、クリックして応援して下さい。
帰りに、車の窓を開けて、友人たちに手を振った時に
蚊が車の中に忍び込んできました。
運転中にまぶたを刺されてしまった私は、翌朝、鏡に映った顔を見て
午前中のオフィスの仕事に行くのをためらってしまったほどです。
ノヴァーラ県の農業の集まりでは、蚊の繁殖の対策もテーマに入っています。