北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

November 2008

帰国の前に。

木曜日の23時25分にパリの空港を出発し、日本に向かいました。

写真は、夜のパリ、シャルル・ド・ゴール空港です。
CDG 20Nov2008 1
























毎年11月第3木曜日に解禁されるフランスの新酒ボジョレー・ヌーヴォー
(Beaujolais nouveau)は機内にもありました。

私は、出発ロビーで。
CDG 20Nov2008 2
















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長くブログが更新できず申し訳ありませんでした。
その間に書きたかったことがいろいろとあります。

そのうちのひとつ、それは、夜のピエモンテのブドウ畑の光景です。

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出発前日の夜、アルバのワイナリーまで
書類を受け取りに行き、その帰り道のこと。

いつも高速を使わず、一般道で行くために
街灯もない真っ暗な道を走り続けます。

うっすらと霧になり、どうやら、道を間違えてしまったようでした。

急なカーブの丘が続き、不安な気持ちになりながら
道を確認しようと、丘の上に車が停車できるスペースを見つけ
そこまでとにかく登り、いったん停車することにしました。

その時です。私の車のライトに照らされ
真っ暗で、うっすらとした霧の中紅葉したブドウ畑が現れました。

霧雨の中、車を停車し、思わず車の外に出てみました。

美しい葉の色を見て、”ドルチェットか・・・。”

まだ紅葉した葉が残る、冬の始まりの夜の霧の中に見える
ブドウ畑があまりにも神秘的だったのです。

夜のワイナリーで。
打ち合わせをしていた暖炉のある部屋。
ワイナリーの一室で























母へのお土産に買ってきたのは、ピエモンテのチーズ。

toma














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今回は、約2週間の帰国です。

今日、父の法事が済みました。
毎年、ボジョレー・ヌヴォーの季節が来ると思い出します。

雨上がりのアルプスの山々

隣町のガソリンスタンドからの景色です。

13 novembre 2008


















お昼にミラノを出た頃は、まだ小雨が降っていて暗い空でしたが
ノヴァーラを通過し、次第に住んでいる町に近づくと
白い雪山がくっきりと見えてきました。

暗い空の向こうに見えるモンテローザがあまりにも美しかったので
写真が撮れるように停車できる場所を探しました。

そのままノヴァーラの稲作農家に立ち寄り、時間を過ごすと
17時近くになっていました。

夕方になっても、雪山がくっきりと見え、夕日に照らされ
神秘的な輝きを持っていました。

いつもどんよりとした空が続くこの時期に
こんなにも美しい姿は、とても珍しいです。
ノヴァーラからの帰り道、運転席の窓は、紅色に近いオレンジ色の夕日が
あまりにも眩しく反射し、サングラスをかけたほどです。

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今日、紹介するワインは、マントヴァのワイン。

マントヴァで、前回の記事に登場したB&Bのオーナーが薦めてくれた
オステリアに行きワインリストを見せてもらうと
トスカーナ、ピエモンテの高級ワインがずらりと並んでいました。

マントヴァのオステリアで1






















私は、メニューをパタンと閉じると

”どうか、マントヴァの、もしくは、この近郊の美味しいワインが
飲みたいです。白の食前酒で。”

”ちょっと待ってくれ。今、見てくる。”と
バーカウンターの冷蔵庫を開け持ってきてくれたワインがこれです。

マントヴァ県ManzambanoのMetodo Classico
(フランスのシャンパーニュと同じように瓶内2次醗酵方式です)

マントヴァのオステリアで2

Bianco Spumante brut DOC
ブドウの品種:Chardonnay 85%
Pinot Nero 15%
アルコール度数:12.5%
RICCHI







黄金色に輝くこのスプマンテは、小さく無数の泡が静かに上がり
とてもエレガントです。

黄色の果肉を持つスモモやマンゴのフルーツの香り
そして新鮮なパンの酵母、ブリオッシュ、ミネラルの香りがします。

ミネラルの風味と新鮮なフルーツが口の中に広がるスパークリングワイン。

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今夜は、マントヴァに行った日のワインを紹介しましたが
アルプスの雪山がくっきりと見えたこの日も
もちろん、地元、ピエモンテで美味しいワインを飲んでいます。

帰宅前に立ち寄った近所のバールでは
フルーティな今年の新酒ワイン(ノヴェッロ:NOVELLO)が並んでいました。

今夜は、COLLI PIACENTINIの品種Pinot Neroから造られた
ラズペリーのような香りを持つ深いルビー色の新酒でした。

カウンターで立ったまま、グラスワインを飲む人も
家族や友達と食事を楽しむ人も
テーブルには、今年の新酒が置かれていました。

”RIEは、樽熟成したネッビオーロかバルベーラがいいよね。
フルーティな新酒は、飲まないでしょ。”とロミーナが言うので
思わず慌てて否定しました。

”みんなと一緒のがいいな。私もノヴェッロ(新酒)にしてね。”

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マントヴァの郷土料理

ロンバルディア州マントヴァ(Mantova)。

マントヴァ 1



















かつて、ゴンザーガ公国として繁栄し
静かで美しい建築、芸術が残されています。

マントヴァ 2

















私は、ゴンザーガ家の別荘であった テ離宮(Palazzo Te)から
歩いて数分のところにあるアパートの中のB&Bに宿泊していました。


朝食のサロンでカフェを飲んでいると

”やあ。RIE。一緒にここに座って、僕もカフェの時間にしていいかな。”

B&Bのオーナーがマントヴァのタルトを持って、私の目の前に座りました。

このB&Bは、かつて宿泊したことがあり、2度目でした。
すっかりオーナー夫妻と知り合いになり
滞在中、話をする機会が多くなっていきました。

今日は、彼らから教えてもらったマントヴァの郷土料理や文化を紹介します。

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マントヴァのタルト
Torta sbrisolona

朝食サロンで














”昔、幼い頃にパン屋の近くでみんなと遊ぶことが習慣で
このタルトが焼きあがると鐘が鳴り、

子供たちは、いっせいにすぐにそれをそれぞれ家に持って帰って行く。
それが子供の仕事でもあった。”

これは、包丁やナイフで切ったりしないで、手で砕いて小さくする。
子供にとっては、手で砕くのが楽しみだったからいつもしていた。”

懐かしく想い出すように、語ってくれたオーナーは
手で砕いてお皿にのせました。

このタルトに使われているものは、とてもシンプルです。
小麦粉、卵、アーモンドのスライス、レモンの皮、バター、お砂糖
それに、とうもろこしの粉を混ぜることもあるそうです。

このタルトは、昔は、さらにシンプルで
バターやお砂糖がもっと少なく、あまり甘みがなかったとも話していました。

この後に紹介するリゾット、馬の煮込み料理と同様に

このタルトもマントヴァ地方の農民によって
限られた材料の中で工夫して美味しく食べようと考案されてきたものです。


”ところで、昨夜は、何を食べた。美味しいワインも見つかったかな。”

”おなかが空いていたから、ピロータを食べましたよ。”

ロンバルディア州マントヴァ地方の郷土料理のリゾット”ピロータ”
Risotto alla pilota

ピロータ













ノヴァーラ風リゾット”パニッシャ”
ヴェルチェッリ風リゾット”パニッサ”と同様に
サルシッチャ(Salsciccia:腸詰めソーセージ)が使われたリゾットです。

同じ稲作地域のある北イタリアでも
それぞれに違った独特なリゾットの料理法です。

スープで煮込んだリゾットと違い、
チャーハンのようにパラパラと乾燥したリゾット。

お米の中に入っているのは、サルシッチャ。
その塩分と炒めるのに使われているバターの風味が美味しいです。



そしてこの日の昼食は、オーナーのお奨めのマントヴァの郷土料理にしました。

馬肉の煮込み料理とポレンタ添え(とうもろこしの粉をスープや水で練ったもの。)
Stracotto di cavallo al lambrusco con polenta

stracotto di cavallo













マントヴァ近郊のワイン、ランブルスコ
(弱発泡のアルコール度の低い赤ワイン)でじっくり煮込まれています。

ロンバルディア州の東端にあるマントヴァは
地図で見るとパルマ、モデナなどエミリア・ロマーニャ州の近くです。



”このマントヴァの領主だったゴンザーガ家も馬をたくさん持っていたし
この地域には、昔から馬が多かった。

年老いた馬のお肉でも、柔らかく美味しくするために
充分に煮込んだ料理が作られるようになったんだ。
これは、ピエモンテに帰る前に是非、食べていってもらいたい。”


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マントヴァのエノテカで食前酒に飲んだワインは、次回、紹介します。

雨上がりの帰り道(短い更新です。)

もうノヴァーラに入り、あと30分弱で到着しようとしていました。

ここ何日間か、降ったり、止んだりを繰り返していた雨。
次第に晴れてきそうな気配です。

田園の木々の色が紅葉していることをはっきりと見ることが出来ました。

7 nov 2008




















日本に再び帰国する日も近づいてきました。

お天気が回復しているうちに、ワイナリー、稲作農家へ
資料作りの撮影に行ってきます。

来年、早いうちに、ピエモンテの小さな農家のワイン
町の友達の作ったお米が、日本のイタリアンレストラン
一般の消費者の方々に使ってもらえるように。

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すでに酒類販売に伴う各種免許、事業の営業の認可を得てから
日数ばかりが経過してしまい、WEBサイトは、まだ工事中です。

社長としてのお仕事のブログは、別に開設するようにします。

ここは、今まで通りのピエモンテの暮らしやワイン、お料理を
この町で暮らしているような気持ちになって楽しんでもらいたいです。

想像してみて下さい。きっと楽しいことでしょう。

そばに、ここに写真で何回か登場したロミーナ、ヴィクトリオ
ルイージ、モレーナ、クラウディオ、アニーバレ、マクシミリアーノ
シンダコ(町長)、グイード、マリア、マリータ、ブルーノ・・・・・
それ以外にもたくさんのこの町の友達が
このブログを訪問してくださる方のすぐそばにいて
ピエモンテの生活、文化をたくさん教えてくれるのです。

栗の収穫祭

トスカーナで現在、大きな制作活動にかかっているはずの夫から
添付ファイル付きのメールが届きました。

それは、オリーブ採りのパーティをした時の写真だといいました。

オリーブ採りのパーティ
















ポルケッタ(子豚の丸焼き)に綺麗に果物やお花で飾られています。

”中央のお花に見えるのは、何だかわかる。”

白い百合のようにも見えるそのお花は
フィノッキ(Finocchio:フェンネル)とニンジンで作られていました。

海沿いのトスカーナ州の大理石の産地でオリーブの収穫のパーティが
開かれていた時期

小雨の降るこの町では、ちょうど栗の収穫祭が開かれていました。

ちょうど雨が止んだ午後に家の前に出ると

毎年、焼き栗を担当しているクラウディオが空を見上げて
再び黒い雲を遠くに見たとき、少し残念そうに

”雨が降ったり、止んだりだからね。夜20時までだから
また降られるかな。ところで、栗は、もう受け取ったかい。”

クラウディオ























町役場の一部の部署で企画している栗の収穫祭。

町長、副町長を除くと5名だけの小さな町役場なので
この部署はクラウディオたった1人です。

町のボランティアメンバーがお祭りを手伝っています。

小さな寄付金を入れる木箱があり、訪れる町の人々に
白い紙袋にたくさん入った栗とホット赤ワインが振舞われます。

そのまま栗を持って、ロミーナのいるバールに行くと

いつものメンバーみんながテーブルの上に、白い袋を広げて
赤ワインと一緒に必死で焼き栗を食べていました。

”おお!来たか。ここに座りなさい。栗は、もらってきたか。
それは、とっておいて家で食べなさい。ここにいっぱいあるから。”



ふいに2,3日前の光景が目に浮かびました。

”あなたが、トスカーナでオリーブ採りのパーティをしていた頃
 こっちは、小雨の降る日で、小さな栗祭りだったのよ。”

もらった栗













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ちょうどブログが書き終わったので、送信してパソコンを消すところでした。

たった今、一瞬、町の電気がすべて消えました。

部屋の中で明るく光っているのは、バッテリーのある
このパソコンの灯りだけです。

広場も真っ暗になり、すべてが闇となった瞬間
眩しい光が空に現れました。

聞いていたラジオのニュースが消えた室内には
雷鳴が大きく響きました。

もう雨が上がったとばかり思っていましたが
大きな雨音がしてきています。

停電は、ほんの1,2分のこと。

再び、町に灯りが戻り
窓から見える広場のカフェも明るくオレンジ色の光が漏れ
楽しそうな人影が見えます。

キッチンの窓から傘をさして、ロミーナのバールに向かう
ルイージが通り過ぎて行くのが見えました。

雨だけれど、このブログを書き終えたら、私も行ってみることにします。

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グレーの空の下で。

グレーの空




















ドアを開けた時、どこか包まれたような穏やかな寒さを感じると
暗い夜の光景がぼんやりと白い霧であったり
小雨がしとしと降っていたりします。

雨の日は、どこか温かいと知ったのは
このピエモンテに来てからでした。

ミラノから帰り、カバンを置くと
グレーの空が窓から見えました。

しとしとふる小雨がカーテンとなって、隔絶され
家の中で、無限に時間が広がっていくようにも感じられ
そして夜も長く、その時間たくさんのことが出来そうな感覚にさえなります。

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”RIE,蛙のフライがあるよ。美味しいぞ!”と言われ

”え・・・そんなの気持ち悪いわ。”という思う気持ちが消えて
いつからか自然に、この土地のお料理と感じていました。

農家の友達、グイードがとても真剣な口調でこう続けました。

”昔、体力がなくなってしまったお年寄りや、小さな子供たちには
この地方では、蛙のスープが一番だった。
体に優しく、決して重くなくそれでいて栄養がたっぷりだからね。”

ここに来た日本の人、そして友達に決して紹介することがなかった
メニューのひとつに蛙のリゾットというのがこの地方に存在し

2年前に弟夫婦が新婚旅行の最後に立ち寄ってくれたこの土地で
グイードが歓迎の意味で、是非、ここの地方料理をと
セッティングしてくれたメニューでしたが
急遽、ズッキーニのリゾットに変えてもらいました。

ふいに、友達のマクシミリアーノ、そしてノエミちゃんのおばあちゃんが
見せてくれたセピア色のモンディーネ
(田植えをするために、その多くは、地方からノヴァーラ、
ヴェルチェッリ県などに働きに来ていた女性のこと。)の写真を思い出しました。

きっとあの当時、彼女たちもご馳走として食べたであろう
その蛙料理を思うと、とても大切なものも思えてきました。

農場のガチョウもカモも蛙も野菜もお米もすべて同じ命があって
それを大切に食べて生きていくことの重み

スーパでパックに入っていたり、籠に並んでいたら
気が付かなかったこと、

大切な命、食料を生きていくために、大切に消費していかなければと
まるで小さな子供のように今さらながら、考えてしまっています。

今でも、変わらずあるこのメニュー。

そして子供たちがアグリツーリズモで
”あっ。珍しい。蛙のフライがあるぞ。”と
嬉しそうに食べている様子を何度か見ていました。

蛙のフライ














下処理で頭と皮は、綺麗に取り除かれています。
白身のお魚と鶏肉の中間のような
さっぱりとしたフライ。

同じ、ピエモンテ州でも、トリノに住む50代の友人が
とても気味が悪いと言っていたのを思うと
この地域ならではなのかもしれません。

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アスティのアグリツーリズモで分けてもらった自家製の
バルベーラを飲みながら

ポストに次々に届いたクリスマスギフト用の大手メーカーの
高級ワインの詰め合わせのダイレクトメールの
カタログを見ていました。

ピエモンテの小さな農家だけでなく
高級ワインメーカーの試飲会にも行かなくてはいけない
自分のためにも・・・。

自分について、一体、この先、どう進もうと思っているのか
しばらく、考えていました。

目の前のボトルを見ながら、トスカーナ州 カラーラで
寝る時間もなく制作をしている夫の言葉を想い出していました。

”無理なく、自然に体に入っていくんだ。
毎日のことなら、食事と一緒にこんな自然な味わいのワインがいい。”

そういって、大事そうにラベルのないワインボトルを
トスカーナからピエモンテまで持ってきた茶色のボトルが
目に浮かびました。

今日の赤ワイン




















今晩も、まだまだ長い。
そんな夜です。

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ハロウィーンの夜。

今回で500回目の投稿です。
掲載した写真の数は、1400枚近くになっています。
今まで、読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

今日は、小雨の降る寒い1日でした。

雨




















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午後、ミラノから帰宅して車から降りると
そんなに遠くもないミラノとの気温の差がとて大きく
町の冷たい凍るような空気に驚きました。

車から降り、給油している私の手は、すぐに冷たくなりました。

メーターを見るとまだ半分以上もあり
もう少し、冷たい手を我慢しなくてはなりませんでした。

20ユーロでなく、10ユーロにしておけば、もう終わったのにと
と思い後悔したほどです。

モンテローザは、もちろん、山の近くは、もう雪が降ったと
町の人々が話していました。

ちょうど、山の方角からの冷たい風がこの地域に吹き
それで、気温がとても下がったのでしょう。

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この日、近所のアグリツーリズモのスタッフの夕食会に誘われていました。

ドアを開けると、暖房の入った室内は
美味しそうなスープの香りでいっぱいでした。

”RIE、もうオーブンに入れ始めたわ。来て。”と
明るいマリアの大きな声がしてきました。

大きなオーブンの中は、詰め物をした農場のガチョウと
農場の畑で収穫された香味野菜が入っていました。

そばには、農場のキャベツが積まれてました。
キャベツ 1



















キャベツは、ノヴァーラ風リゾットのスープを作る時にも
使われることが多く、この地域でよく使うお野菜のひとつです。

スーパーなどで買うキャベツと違い

農場のキャベツは、ところどころ丸く小さな穴が開き
外側の葉っぱを開くと小さなカタツムリやナメクジがいます。

農場の細く香りが高いセロリと紫玉ねぎを刻んだだけのサラダは
オリーブオイルとゲンメ地方のワインビネガーを合えただけの
シンプルなサラダです。

”今は、誰がメインのコックさんをしているの。”と
オーナーのグイードに聞くと

”昔、モンディーネ(田植えをするために、その多くは、地方からノヴァーラ、
ヴェルチェッリ県などに働きに来ていた女性のこと。)
のまかないをしていた女性のことを
"クチニエーラ:Cuciniera"と呼んでいたんだよ。

このアグリツーリズモでは、シェフやコックでなく
農場の素材をシンプルに提供してくれる"Cuciniera"が必要だから
特別にコックを雇うわけでなく、今では、すべてマリアがしてくれているよ。”


そして帰りに友達ロミーナの小さなレストラン、バール(Bar)に
立ち寄りました。
(実は、今晩、どうしても断れない夕食が重なり
私は、2回も夕食をしています。)

ハロウィーン・パーティといっても、ハロウィーンのことを
まったく知らない人ばかりなので

いつもの町の行事のように、町の人々の懇親会となっていました。

ハロウィンの夜



















パーティでは、いろいろな種類のピッツァと飲み物が次々に出てきます。

ピッツァのパーティ













友達のモレーナは、カボチャのカチューシャをして
この日の仕事を楽しんでいました。

ハロウィン

















すぐそばのテーブルは、7,8歳の子供だけのテーブルでした。

小さな町なので、どの子供も家から歩いてすぐの場所なのでしょう。
親からこの日のためにもらったパーティの会費を大事そうに
レジで支払って、席につくと、まるで学校のクラスの延長のように
楽しそうに話し始めました。

コーラやお水、ジュースと一緒に、楽しそうにピッツァを食べながら
語り合っている様子は

まるで高校生の頃の私が友達とファーストフードで
話していたのにも似ているように思えました。

でも、彼らは、まだ小学生か・・・。

”チャオ。RIE."

町のどこかで見たことがあるかもしれない
その女の子は、私の名前を知っていたようでした。

隣のテーブルに座っていたピアスをした可愛い女の子の
その大人びた表情がとても印象的でした。

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ノヴァーラのワイン、お料理を書くつもりでしたが
今夜は、アグリツーリズモのシンプルなお野菜を中心にした食事と
ハロウィーンではピッツァとビールだったので
次回の記事に延期にすることにしました。
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写真 文章の著作権は
RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
copyright(c) 2005-2017 
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