北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

November 2009

Barolo di Barolo

秋の終わりのモンフォルテ・ダルバ(Monforte d'Alba )の丘から。
紅葉しているブドウ畑とへーゼルナッツ畑。

バローロ周辺で 2






















barolo 周辺 1




















ピエモンテのランゲ地方でへーゼルナッツの木々を見るたびに

夏の日にランチで訪れたバルバレスコ村で食事をした
小さなレストランのオーナーが、目の前に広がるブドウ畑を眺めながら

幼い頃に見ていたというへーゼルナッツ畑、家畜、小さな林、小麦畑
野菜畑、そしてブドウ畑と賑やかだった丘陵地帯の景色の話をいつも思い出します。


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barolo の夕食会 1


















バローロ村で暮らすシルヴィアから、バローロの試飲会とディナーに誘われ
ちょうどその日に、北海道からノヴァーラに来てくれたレストランのシェフと
そのお友達、夫との食事会をノヴァーラではなく、

バローロ村で開催されたワイン試飲会のレストランにしました。

barolo の夕食会 3


























barolo の夕食会 2


























夜の冷たい空気のバローロの村には、人通りがほとんどありません。
バローロ城がライトアップしていて、オレンジ色に見えた夜道で
「今夜は、寒いね。・・・」と話しながら、レストランに向かいました。」

そんな中、レストランの扉を開けると
暖かく明るい空間が広がっていました。

ワインを1,2杯試飲していると、いつの間にかレストランは
たくさんの人でした。

お食事と一緒に楽しむ12種類のワインのブラインドテイスティング

この用紙には、ここに項目ごとに点数を書きながら、総合点、コメントを書くのよと
教えてあげたけれど

「本格派」「マニアック」など大きな字でそれぞれ好きなようにコメントを書いて
みんなと楽しそうに話ながら、ワインを飲んでいる夫の様子を見て

自分の研究のために来て、周りのソムリエとワインについて話しながら
メモをひたすら取ることも多いけれど
機会があれば、初めての人にもワイン試飲会を楽しんでもらえるようにしたい。

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赤ワインとチーズの風味がたっぷりのリゾット
Risotto al barolo(リゾット・アル・バローロ)

barolo の夕食会 5


















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ランゲの丘から

この1週間、ゲンメ、バルバレスコ、バローロ、ゲンメ、バローロ・・・と
ワインの産地へ。

ちょうど時期的に、ワイナリー訪問やチッタスローで暮らすため
農場関連の仕事、ワインギフトの問い合わせなど重なり
更新することができなくて本当に申し訳ありませんでした。

ここピエモンテ北部では、夜中過ぎから氷点下になり
朝、出発する頃には、車の窓が凍る季節になりました。

毎日過ぎて行く時間が、とても大切で忙しく仕事をしている時間が
天職だと感じているのは

好きなワインに日々、関ることができるようになったからだろうかと
そう考えてみたけれど、もっと違う何かがあるように思えました。

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ここは、好きな景色のひとつです。
ピエモンテのワイン産地、ロエロ地方ととランゲ地方を臨むことのできる場所。

barbarescoの丘で1






















barbarescoの丘で 2




















光って見えるのは、ターナロ(Tanaro)川。
川の向こう側に見えるのロエロ地方
そして今、立っているバルバレスコの丘の位置がランゲ地方です。


以前、霧で視界失って、ロエロ地方にあるヴェッツァ・ダルバの村から
気がついたら、辿り着いてしまった

真っ白な霧の中、ライトでぼんやりと照らされて紅く見えた
ドルチェットのブドウ畑がある丘がここから見えます。

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ワイナリー訪問の試飲で、時には、3、4人で
バローロワインと美味しいチーズやサラミで

2時間近くの時を過ごし、素朴なワイン農家の家族と楽しく過ごす時間
ピエモンテの人々と暮らしを紹介できること

初めてピエモンテを訪れる日本人には、もちろんのこと
ミラノや、クレモナ、そして同じ村で暮らすイタリア人にも

ワイナリーの人々を紹介して楽しい時間を提供できたこと。
それは、決して以前の私には、出来ないことであり

当時は、ひどく長いと思えた小さな村で過ごした一人の日々
半年が過ぎ、やがて友達が出来て、いろいろなことを覚えて

私は、ピエモンテで人々に助けられてここまで来たお礼が
ようやくイタリア人にできるようになったような気がしました。

冬の真っ暗で霧の朝、5時にようやく仕事があった私のために
夫もトスカーナに行き不在で、私にはまだ自転車しかなかったところ

ノヴァーラ駅まで車で送ってくれたジェン二、エリザベータ、
ヴィクトリオ、マルコ・・・

決して忘れることのできない大切なピエモンテの日々が
今につながっています。

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バルバレスコ村に行く前に立ち寄ったレストランで。

こちらは、ピエモンテ,ランゲ地方のパスタ
アニョロッティ・ダル・プリン(Agnolotti dal plin)

大好きなメニューのひとつです。

アスティでランチ。 plin


















ひき肉やチーズなどの詰め物をした卵入りパスタの端をつまんだ(plin)形。
お肉をローストした時のソースを使っています。


そういえば、アグリツーリズモで調理助手をしていた時
ブラの町を出身の女性コックさん、マリータが言っていました。

”明日のラビオリのソースのために、今日は、お肉のローストを作っておきましょう。”

そう言って、前菜の準備を終えて
キッチンでの白いエプロンをはずして
黒いソムリエ用のエプロンに替える私の後に回り
エプロンの紐を結んでくれた時のことを想い出していました。

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