北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

April 2011

ゲンメ風のリゾット

遠くがヴィクトリオの田んぼ。
まだ水が入ってなく、復活祭の休暇中も、この地域の田園では、遠くでトラクターが見えていました。

ゲンメのワイナリーで造り手のアントネッロと一緒に頑張れ日本のポーズを決めていたことを思い出し
"頑張れ。ヴィクトリオ。"と心の中で言い、再び、自転車をこぎだしました。
1

トーマチーズとヴェスポリーナ、ネッビオーロの入ったノヴァーラ県のワインで作るゲンメ風リゾット。
赤ワインとノヴァーラのサラミの入るワインもありますが、こちらは、トーマチーズがたっぷり入り
うっすらとワイン色です。

ゲンメ


帰国前のイタリアでの仕事、輸入貨物、日本での帰国日程の仕事の準備に追われてしまい
こんな時は、目の前が水田なので、やはり美味しく、たっぷりとリゾットが一番食べたくなります。

日本での帰国ですでに決まっているワイン会の中で、一般からおひとりで気軽に参加できるような
ワイン会の募集をします。詳細は、素敵なソムリエさんとまだ打ち合わせ中で決まったら
ツイッターなどでもお知らせします。
21日札幌です。1名催行としたので、1名だったらカウンターで細々とするかも。
日本時間で23日の夜中には、もうイタリアへの乗り継ぎのミュンヘンです。
イタリアに帰る前の最後のワイン会。
最近、メールでなく、ツイッターのダイレクトメッセージやfacebookのメッセージで
打ち合わせをするようになりました。きっと、そのような人も多いことでしょう。


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復活祭のコロンバ

ブログを書いている今、家の前の町の教会から
復活祭のミサで、神父さんの声くが聞こえてきています。
その後、神父さんから町の信者の方たちに祝福を受けたオリーブの枝が配られることでしょう。

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彫刻の仕事中の夫に用事があり、ギャラリーに向かいました。
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ギャラリーの事務室に行ってみると、みんなで簡単なランチをした後のようで
いつものワイン、そしてColomba (コロンバ:ハトの形をした復活祭のお菓子)、チーズ、パン
黒米のリゾットがキッチンに残されていました。
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そして帰り道、バールに立ち寄って、入ったすぐのところで、みんなが振り返り
”おお、RIEか。いいところに来た。コロンバと高級なシャンパンもあるよ。"と
呼びとめられた時の写真。
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みんなでコロンバ。

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おまけの写真。
上のバールでの写真は、一瞬のことだったことで、
”だめだ。もっとカッコよく撮ってくれ”と言われて
撮りなおす。


セーターを脱いで、自慢のポロシャツのルイージ。
復活祭のために、隣町まで自転車で床屋に行ってきたところです。
こちらも撮りなおし。

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外から鳥の鳴き声が聞こえてきていて、田園を散策して、気分転換に冷たいスプマンテを1杯飲んでから
再び、日本に帰国する時のワインの仕事のこと、準備、ワイン発送の方への返信メールなど始めます。
仕事のメールの返信を待っている方、どうにか今日、頑張ります。。。

ギャラリーの事務室で飲んだいつものワインというのは
DEMARIEのバルベーラ ダルバ スぺリオーレ/BARBERA D'ALBA SUPERIORE

ノヴァーラに

朝、4時を過ぎた頃から、清掃車の大きな音が響き
町の通りをすべて綺麗にしていました。

復活祭の準備が始まり、昨夜から教会の鐘のメロディも変わりました。

清掃車も除雪車も、そして町の夏祭りのイルミネーションの飾りつけのための
小さなクレーン車も、すべて町役場で働くナザリオがひとりでこなしています。
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写真は、先日、用事があって向かったノヴァーラで。
陽射しが眩しく、目の前のクーポラを見上げる。

La basilica di San Gaudenzio
novara






























このクーポラ、そして鐘楼は、ノヴァーラ県ワインの産地、ゲンメ出身の建築家
Alessandro Antonelli 氏による設計。完成は1887年
(トリノの la Mole Antonellianaと同じ建築家です。)
高さ121mで、晴れた日には、家の裏側に広がる水田からも、
地平線に小さくこのクーポラを見ることができます。

小さな公園の草むらからメルロ(黒歌鳥)綺麗な鳴き声がしてきました。

メルロ―





















以前、まだ車を買ったばかりの時に、この黒歌鳥の小さな雛が車の下に隠れて
必死に鳴き声を出していたのを見て驚いたことがありました。
ヴィクトリオがそれを見て
"大丈夫だ。すぐにマンマが迎えに来るよ。"と
言って、本当にその通りになったことがありました。

その時のブログ 2006年6月28日
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/50540746.html

もうミラノに到着しました。オフィスに向かいます。
それでは、また。
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短い更新

前回の記事でお知らせした連休の都民ボランティアは、
募集開始後、10分足らずで志願する人が殺到して、募集締め切ったとのことです。
今後、長い支援が必要なので、次回に、またその次回の募集もあることでしょう。
浦安の時もそうでしたが、たくさんの人が協力したいと思っていることを知り
私も、多くの人と力を合わせて頑張っていきたいと改めて思いました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110421/k10015465601000.html

青森のねぶた祭り、仙台の七夕祭りは、実施されるとのことで、これもイタリアの旅行会社、
個人旅行者向けに明日の朝、一番で発信しようと思っています。

自分の仕事の担当する地域圏外のお知らせであるけれど、
余震はもちろん、原発が解決するまでは、すべて止まった状態の中
無駄なような気がしたけれど、この状況の中、少しでも、そしていつも以上に頑張ろうと思っている
日本の人たちの姿を知ってもらいたくて。

そしてこのニュースで被災者でない私も、いろいろな面でとても励まされる思いです。
きっと多くの人の心を優しく揺さぶり、何かが大きく動いていくのでしょう。

それでは、今から深夜まで、ワインの仕事に戻ります。
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ゴールデンウィークに向けてレストランに支援ワイン出荷開始。

日本に送るワインの一部がまだ眠っています。
倉庫の見通しがつくまで、ワイナリーで保管してもらっているのは
2009年のネッビオーロの残りすべて。

”一部がRIEの倉庫になっているけれど。(笑)来月の帰国するって聞いたから、
準備する本数を教えて。”

"今回は、数百本のオリーブオイルが優先だから、
輸送費の関係で私の予算次第。
先に、まだ入れていない家族用の白ワインと
シルヴィアの実家のブドウ畑のバルベーラが出発するかな。”

まだバルバレスコとゲンメにも送るワインが残っていることで、
重量を計算しなければならない。
納税、そして・・・多くのことがあり、
気分転換にバローロをグラス一杯飲んで落ち着いて考えることに。
ワイナリーで

ワインは、とても不思議で
窓から外の景色は、町の教会、その先に広がる水田であっても
急に目の前がブルナーテの畑から見下ろすバローロの景色、
そしてラモッラに続く道、シルヴィアの家族、
ワインの眠る倉庫と次々に浮かんでくるのです。

日本に一時帰国をする時は、いつも成田空港に到着と同時に
何かが私の中で切り替わり

ピエモンテの景色が急に遠くなり、
いつものように、ずっと住んでいたかのように東京を歩く。

それでもワイン会などで、ピエモンテのワインを口に含むと、
突然、鮮明にその景色、空気が思い出されて、
確かにピエモンテに私は、住んでいるのだと思い出されるのです。

**************

ゴールデンウィークに向けてレストランにワインの出荷を開始することに。
一部は、レストランへの支援のワインもあります。

これは、お客さんにとっての義援ワインという形でなく、
お客さんが少なくなってしまったものの、週に2,3日、スタッフが
被災地で炊き出しをしている東北のレストランに、私からできる小さな支援。

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被害のあった仙台市では、残りの農地で稲作ができるように、用水路の工事が始まったと
いうニュースを知りました。

稲作開始へ用水路の応急工事
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110421/k10015457781000.html

今、通勤途中で朝早いので、バスの中から稲作農家の友達ヴィクトリオにSMSに書いて送ると
"それは、よかった。こっちもまだ水が入ってなくて、どうにか復活祭までにはと思っているんだ。
だから、今、トラクターの上から。"ととても早くにメッセージが返ってきました。


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震災後、長く続けていけるように。被災地への支援も自分自身の仕事も。

帰宅後、水田を眺めていた時に、バルバレスコのワイナリーのティッツィアーナから電話があり
ワインの輸入スケジュールの打ち合わせと私の家族や配送を手伝ってくれている方を
心配してくれる電話でした。

"ワインを販売していくのに、今の日本の状況は、難しいし、今後もわからない。
ただ、目の前の仕事に前向きに取り組んでいるの。" と答える。

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イタリアの仕事で、イタリアの旅行会社、訪日の個人旅行客向けに
震災後、休館していた江戸東京博物館が4月29日から特別展が再開
5月1日から常設展を含め、全館再開することや

都庁の展望室の再開など東日本大震災後の東京の観光状況や
再開についてお知らせを書いていました。

いったい、どれくらいの日本に旅行予定のイタリア人が見てくれるのだろうという思いがよぎったけれど
無理だろうと思わずに、ただ今は、この仕事を取り組みことだけを考えていました。

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下記の情報は、仕事でいつも見ている東京都のホームページから

東京都は、震災都民ボランティアのゴールデンウィーク特別チームの募集もしています。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2011/04/22l4j200.htm

東日本大震災等による避難者の都営住宅等への受入れについてのページ。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2011/04/22l4j100.htm
当面6ヶ月間で平成23年4月26日(火曜)から28日(木曜)まで午前9時から午後6時まで
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今日は、実家がプーリアでミラノ在住のブログに登場したことのある
ジュゼッペに実家からのオリーブオイルの輸出準備の相談。
いつも通りのオーダーに加えて、5リットル入り缶をまとめて依頼。

新鮮なプーリアのビオのオリーブオイルが、
知り合いのシェフを通じて、東北の被災地の炊き出しで使われる可能性が出てきました。

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ゲンメの丘にて

ノヴァーラのブドウ畑の丘を登ると、小さな林があり、その先には
小さな古くからの別のブドウ農家の畑に続き
ノヴァーラとヴェルチェッリ県に古くから伝わる収量の多いブドウの棚が残っています。
(Maggiorino :マッジョリーノ方式)

今とは違い、昔は、収量を多くして豊かなブドウの房をつけて
ワインを造っていた時代もありました。
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突然、私の姿を見て慌てたように、
キジが通り過ぎて、林の中に消えていきました。

一面がブドウ畑である美しいランゲ、ロエロ地方とは異なる風景であるけれど
ゲンメもまた、ピエモンテの古くからのワイン産地であり

この丘に来ると、家の庭の敷地内に残る古い小さな聖堂、
田植えと草取りの仕事の時に持っていったと言われる、モンディーネが農場に残していった
小さな木の樽
町の田園地帯に広がる自然保護地域の沼と生い茂る樹木
冬の霧、響き渡るサギの鳴き声、古い暖炉、古城、石造りの街並み、

そのすべてが水田と、ノヴァーラ県のブドウ畑の風景とひとつになっていき
農業が機械化されるそれ以前の昔にも、ここにいたような錯覚にさえなるのです。

それは、決してイタリアののどかな田園と田舎の小さな村々というだけでなく

重労働を軽減するために、歌いながら、みんなでリズムに合わせてモンディーネが
一日中、田植えをしていたように、厳しい時代でもありました。
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夫が袋いっぱいに不揃いなアスパラガスをいっぱい買ってきていて
今の季節は、アスパラガスのリゾットが続く。

ミラノから帰ってきて、急いで作る遅い時間のランチも
フライパンにオリーブオイルでグリルしたアスパラガスと卵。
パン、チーズ、そしていつものワイン。

ミラノで帰り道、外のカフェのテーブルで大きな野菜サラダとパンのランチにしている
ミラネーゼのビジネスマンを見て、美味しそうだなと思いながら
地下鉄に揺られて、バスターミナルに向かう日々。
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東京の桜の写真でノエミちゃんとお花見をしました。

ブログを読んでくださって、ツィッターのフォロワーにもなってくださっているKuniiさんが、
日本の桜の写真をメールに届けてくれました。
読んでくださっているみんなでお花見できるようにと相談して、
今回、ブログに掲載することにしました。
写真は、東京の名主の滝公園の桜。(C)Kunii
IMG_0821

実は、kuniiさんが送ってくださったこの名主の滝公園は、父が末期の秋の季節に最後に
家族で歩いた公園です。
桜の花が再び綺麗に咲くまではと無理とはわかっていてもそう願っていました。
日本人の私たちにとっての桜には、不思議な力と魅力があることを感じています。

「福島県二本松市で、お花見を楽しみながらの炊き出しが行われました。」
「岩手県陸前高田市で、被災した人たちが、お花見を行いました。」というニュースもネットで読みました。

こちらは、私の写真から。
ピエモンテ州 バローロ近郊の町の桜。
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先ほど、宮城県気仙沼市で被災した若者たちが「気仙沼ホルモン」を
ボランティアの人たちにふるまったというニュースをありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110417/k10015374551000.html

元通りの生活に戻るのは、簡単なことではないことは被災者の方が
一番感じていらっしゃるいことでしょう。
多くの人と新しく築いていくこと、みんなで温かいお料理で明日に向かって語りあっている様子は、
そしてその強さは、とても私には、真似できないものです。

私の力は、微力なのですが、日本帰国時に一緒に活動しようといってくれている方たちと
少しでも、被災者の方たちが笑顔になってもらえるようにと願って日々の仕事に取り組んでいます。

報道されていないような、人口の少ない小さな町の被災者の方たちも
きっと明日に向けて頑張っていることでしょう。
そういうところにも炊き出しなどの支援がいきますように。
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これから私は、食前酒タイムで町のロベルトと炊き出しの支援金が
少しでも協力出来るようにグリルの会の打ち合わせです。

ディズニーランドの再開で。

朝の通勤時間は、風が冷たく、4月だけれど、車内に暖房を入れようかとバスの運転手が通勤客に相談し、
結局、冷たい風を入れないように空気の出入りを調節することになりました。
日中の気温差が大きい春の日々。

そしてオフィスの仕事が終わり、帰宅した午後の今
急に強い風が吹き、玄関の木の扉がカタカタと音を立て、
窓の外は、急にグレーの空になり、今にも雨が降り出しそうになってきました。
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ブログは、ずっとノヴァーラ県の田園の景色が続きました。

先週、日本からのソムリエさんと一緒にバルバレスコに行った時の写真がカメラに残っていたので、
今日は、その時の写真です。
バルバレスコのレストランのテーブル席から古い塔を見上げる。
バルバレスコで1

ピエモンテ北部水田地帯のリゾットの産地の私が選んだメニューは
ピエモンテ、ランゲ地方の郷土料理 タヤリン
(tajarin:パスタの種類ピエモンテ地方の細いタリアテッレ。ピエモンテ方言です。)
バルバレスコで 2


同じピエモンテ州でありながら、私の暮らすノヴァーラ県では、同じくピエモンテ ランゲ地方に多い
アニョロッティ(agnolotti:挽肉やチーズなどの入った詰め物のパスタ。)は、食べる機会があっても

タヤリンは、ないので、バローロ、バルバレスコなどに来た時には、楽しみにしているパスタ料理のひとつ。

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震災後、千葉県浦安市の東京ディズニーランドが、営業を再開したニュースを知り
急に、日本でいつも舞浜駅で降りて向かった景色を思い出していました。

来月、帰国してこの駅を降りた時、再び、たくさんの観光客の姿を見ることができるのでしょうか。

ピエモンテから運んで舞浜と東京に保管しているワインは
毎回、成田空港、貨物地区での通関で、輸入者として
関税、酒税、消費税、地方消費税と支払っているのですが

申告の書類を記入する上で酒税に関するページを見ようと国税庁の
ページを開いてみると
http://www.nta.go.jp/

最初のトップページには、東日本大震災関連の国税庁からのお知らせとなっていて
そこには、被災者の方の納付期限、災害における税務上の取り扱い
寄付金、義援金に関する税務上の取り扱い
そして、被災された酒類業者(酒類製造場等に係る酒類製造免許等の取扱いの特例)
なども含め、あらゆるケースについて書かれています。

私は、いつも仕事で情報を得る時、そして報道のコーディネーターとしての調査の仕事の時は
新聞を見ることがあっても、その記事には、すべてが掲載されていないので、
常に国、州、市などの公的機関に問い合わせをすることで多くの情報を得ることができました。

もし、今回の震災で義援金も含めご自身に関係があったり、
またお仕事で関連することがあったら、是非、ご覧になってみて下さい。
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実は、週末の午後の今、自宅からワインの仕事で酒税の書類の合間にブログの更新しています。
書類の提出期限5月2日で、今年も期限ぎりぎりに提出になってしまいそうですが頑張ります。

その前に、冷たいエルバルーチェのワインを一杯飲んで息抜き。
その後、書類。
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日本からピエモンテにいらしたソムリエさんは、魅力的な女性でした。
何が魅力的かと考えてみると、その物事を取り組む姿勢や
その気持ちや心遣いすべてにわたってなのですが
日本でも仕事をするようになってから、日本で活躍している
そういうたくさんの魅力ある人たちと何か協力していけることが何よりも、とても嬉しい。

水田に集まる鳥たち

うっすらと青白く変わってきて、白、うすいブルーのグラデーションで彩られた
アルプスの山々の輪郭が車窓から見えてきました。

バスの中からノヴァーラ県の田園地帯の写真ばかりの更新。

何年か前に、この地方を訪問してくださった日本の稲作農家の人たちと
そのお友達の方たちが田園の白サギを見て、"あら、日本と同じような景色ね。
私たちの田んぼに土壌の餌を待っている白サギが、トラクターにくっついてくるわよ。"と
話してくれたことがありました。

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次第に水が入った田んぼも多くなってきて水辺に集まる鳥たち

Ibis nero(黒トキ)
1



2

そして黒米を作っている近所の農場も水を入れ始めて
その静かに波打っている水面から水のせせらぎがずっと聞こえてきています。
3

この地方を代表する鳥は、Airone(サギ)4


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遠く自然保護地域の方角を見ると、まだ土煙とともに緑のトラクターが見えていて
急いでいるヴィクトリオの姿が目に浮かびました。
一緒に働いている娘さんのエリザベータによると
農場でのヴィクトリオは、農業の仕事に情熱を持っているだけにかなり厳しいらしい。

ルイージは、まだモンディーネ(mondine:水田地帯に出稼ぎで他の地方から来ていた
草取りや田植えをする女性)がこの地方にいた頃(稲作農家の機械化前)の
昔の風習にあったように、11月のサンマルティーノの日までの契約で

農場主に雇われて、その働く場所を変えていきます。
以前は、ヴィクトリオの田んぼの手伝いをして
昨年は、私がいつもお米を買いに行く近所の農場で働いていました。

130ヘクタールもある農場、たくさんの人を雇用する余裕がないヴィクトリオは
現在、エリザベータと二人だけで進めています。

近くに自然保護地域の沼から飛んできた用水路、そして水を入れ始めた水田のGermano(ノガモ)
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もうすぐミラノですが、国際家具見本市サローネがあるRHO付近で朝早くからかなりの渋滞です。
フオーリ・サローネと本会場も出展するギャラリーで働く友達のジュゼッペに
2日前会った時、徹夜でフオーリサローネの展示の準備をしたと話していました。

サローネとその片付けも終わったら、また私の住む町のアートギャラリーに彫刻を見に来る予定ですが、
ミラノの中心地に住むジュゼッペは、その時に水田の景色と黒米のリゾットも楽しみにしているとのこと。

今日もミラノ、ゲンメ、そしていつものこの町で過ごす1日が始まりました。

稲の作付けには、問題がないというニュースを見た。

まだ日の出前であるけれど、遠くアルプスの山々の輪郭と
モンテローザの白い雪がくっきりと姿を現し
今日も青空の1日となることでしょう。

通勤のバスの中から短い更新。
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写真は、町にある彫刻のギャラリーの庭で。

イチョウの大木がいつの間にか緑でいっぱいになり

中庭からいつもピエモンテ州が保存している
レンガと石造りの中世の農民の避難所(リチェット:Ricetto)と
乳牛の農家の大きな家とその牛舎がすっぽりと緑の木々で覆われ見えなくなっています。
1


2

ギャラリーの外に出て、田園地帯に向かう。まだ水が入っていない田んぼも多く
自然保護地域の方角を見ると、遠くに、ヴィクトリオの乗る緑色のトラクターが見えていました。
3

ヴィクトリオをはじめ、この地方の稲作農家の人のお米作りへの情熱はとても強く、
種籾を専門としている農家のダニエーレは、田園の一角に1屬困弔△蕕罎詆兵錣
栽培して日々研究していたり

またヴィクトリオやグイードは、ローンで次々に農耕のための機械、設備を揃え
天候を常に見ながら、稲作農家同士情報交換をする電話を頻繁にしているのです。

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通勤中に見るインターネットのニュースで福島の稲作農家のことについての
記事がありました。

" 福島県は、県内各地の水田で土壌を調査した結果、
避難指示の対象などとなっている
自治体以外の46市町村では「稲の作付けに問題はない」とする見解"
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110413/k10015274992000.html

この立場になってみないとわからないけれども、同じく稲作農家の
ヴィクトリオやグイードに聞いたらどんな意見が返ってくるだろう。

安全や基準値というものが、時が経つに連れて次第にわからなくなってきてしまい
すべてを信じることが出来なくなってきてしまった私があり

思うことは、稲作農家の友人たちのそこに費やされる思い、労力、喜び
時には、嵐が来て、稲がなぎ倒されてしまった時の様子を見て
ここでの生活の1年、1年が過ぎていきました。

一生懸命、福島の稲作農家の方々が復興に向けて美味しいお米を作ろうと思って
その結果、後からやはり基準を超え出荷できない、販売が難しいということに
なってしまわないように、祈る気持ちでいっぱいです。

農家の方々の農業というプロフェッショナルな今までの経験が
これからも生かされていき

美味しいお米、農作物が作られるように土地がこれ以上汚染されないように
たくさんの人たちの協力によって一刻も早く原発が解決されるように、
日本が今後、変わっていきますように。
いや、願うだけでなく、私たちひとりひとりの力で変えていかなければ。

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この町を訪問してくれた日本の農家の方に
カフェを入れたことも何度かあったロミーナ。
romi

食後にバールでデザートを楽しむ仲良し夫婦のアントネッラとニーノ。
日本に行ったら、その様子とその後の農家の人たちの暮らしも
教えて欲しいと言うニーノ。
bar


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1ヶ月が過ぎて

ピエモンテ州ランゲ地方の春のブドウ畑
この地域から、何種類もの義援ワインを日本に送ります。
1


もう1ヶ月が過ぎたものの、まだ強い余震が続き
原発事故評価も最悪のレベル7と発表されて、先が見えない状態であるけれども
時間が経つにつれて、最初の救援は、命を救うために自衛隊や消防庁の人などプロの力が
最も必要であった時期からボランティアの活躍する時期に移り、
災害ボランティアセンターも設置されて

その募集条件や内容が詳しく案内され、経験がない人でも、事前に準備するものなどが案内されたり、
経験者とともに参加するなどみんなで協力していけるように
月日が経つにつれて工夫されていきました。

その条件など、詳しく読んでみるだけで、現場で必要とされていることやボランティアの
水や食料、滞在をどうしなければならないかなど具体的に知ることができます。

全社協 被災地支援・災害ボランティア情報によると
http://www.saigaivc.com/
"岩手県、宮城県、福島県における3月末までのボランティアの参
加人数(延べ人数)がまとまりました。
 岩手県 約9,800人、宮城県 約20,500人、福島県 約13,500人
の計43,800人です。 "とありました。
*****************

すでに、イタリアのニュースでは、原発のこと以外は、
ほとんど報道されなくなっていったけれども
町の友達、ロベルトが、今度は、半分を赤十字への義援金として、
半分を現地でボランティアで炊き出しなどに向かう人の
ガソリン代の一部にでもと支援金を検討しています。

この寄付金には、種類があって、どのように使われるかなど
バールで説明して、その上で考えてくれました。

時期は、4月の末以降になりますが、グリルの会(町の人や
友達同士みんなで肉や野菜のグリル)をして、
その収益金を寄付金とします。

復活祭休暇などで町に帰ってきた久しぶりの友達や親戚など
仲間と一緒に楽しく食事をすることで

被災地の人にも、そんな日が来ることを願っていると
また被災地で食事を提供しているボランティアにも役立って欲しいと
冷たいエルバルーチェの白ワインのグラスを片手にロベルトが語っていました。

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ミラノでは、世界的に有名な国際家具見本市 サローネが始まります。
この時期は、友達のジュゼッペのギャラリーは、いつも以上に多くのファッション、デザイン、アート関係の人々でにぎわいます。

イタリアの新聞で東京の桜を見ました。

もう、イタリアの報道では、日本の文字が少なく、その前の日にはまったく見ることがなかったのが
"Giappone(日本)"という文字と一緒に、最初の一面に上野公園の桜とその人々の風景が
目に飛び込んできました。

日本の桜の季節を楽しみにして多くのイタリア人の旅行者も予約をしていたことでしょう。
東京アニメフェアとお花見のイベントの中止をイタリア語訳して
関係する機関や旅行会社に送信していたことを思い出していました。

花粉症の関係か桜の下でマスクやさんサングラスをして顔をすっぽりと覆っている光景が、
放射能汚染を思わせる構図になっていることが複雑でした。

こちらは、マスクをする習慣がないこともあり、何かの病原菌を持った人や
何か怖い異様なイメージにもなってしまいヨーロッパの町の中で、空港で、
日本人が避けられてしまうこともあり、そんな習慣の違いから、
新聞の桜の写真がどこか悲しいものになっていました。

こういった文化、習慣の違いの中で、大きな誤解になってしまっているのです。

いろいろな人が送ってくれたメールや写真を通じて日本は、桜が満開であることを知りました。

友達のノエミちゃんも桜を見てから20日にイタリアに帰国するプランを楽しみにしていた1人でした。

今日は、週末のノヴァーラ県の風景の写真を更新します。
*************
日曜日の今日も、稲作農家のヴィクトリオ、グイードをはじめ
朝早くから仕事を急いでいます。

春の始めの天候の関係で20日間も農作業が遅れていて
まだ水がいっぱいの水田は、まだごくわずかです。

先日、やっと水が入ったばかりの自宅裏に広がる水田。
まるで初夏のような日 1

隣町まで買い物に行こうと、いつもの信号のところで気温の電光掲示板を見ると、30度を超えていました。

町には、半袖の人の姿も多く、さわやかな風が吹き気温が高くても
私は、パーカーを着て、午後のひとときも過ごしていた初夏のようなさわやかな一日。

日曜日の今日も外は、青空が広がっています。

もっと大きな望遠レンズがあれば、はっきりと鳥の特徴が
写せたことでしょう。頭に長い冠を持った見慣れない水辺の鳥。
水田の鳥

そして、いつもお米を買っている近所の農場で。
この農場の水田は、まだ水が入っていません。

たんぽぽが咲く農場の庭。
ここは、昨年の12月17日のブログの写真と同じ場所です。
季節によって、これだけ景色がかわっていきます。水車跡付近に多くの野うさぎが棲んでいます。
農場

これは、友達マリアとグイードの農場に咲く、梨の花。
今、満開です。
なし

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それぞれのVINITALY

今日は、2回目の更新。
イタリア最大のワインの国際見本市、vinitalyに行っていると思っている方もいらっしゃることでしょう。

ワインの国際見本市会場でたくさんの待ち合わせがありました。
でも、そう、私は、ピエモンテで過ごしています。

ノヴァーラのsizzaonoの丘のブドウ畑。
sizzano


048


今朝、更新したブログに写真で登場したワイナリーのアントネッロ。
"君が行くなら、行く。行かないなら行かない・・・。"と言う。

バローロのシルヴィアは、ワインの設備や生活があるから
"出展の誘いがあっても、そんなお金は、ない。"と言い 
"いつもの仕事を頑張る。RIEも早く、バローロ・リゼルヴァのラベルの印刷
最終見本急いでね。こっちも頑張るから。"

日本に輸入する機会を持ち、私が有名な日本のホテルにも販売をすることが出来たロエロ地方のパオロは
積極的に海外に宣伝していきたい。

そんなそれぞれのワイン国際見本市。
001



***************

大好きなノヴァーラ県の旧市街。
ノヴァーラ県


いつもサラミを買いに来る隣の隣の町。
ローマから来て、何もお店もないこの地域に来て、少しでも
希望や楽しみを見つけたいと思った時に、町の友達、ヴィクトリオが出来て
連れてきてもらった石とレンガの町、それから私は、たくさんのことが変わり、再びこの中世の町に佇む。

あれから多くのことが変わっていきました。

今は、もっといろいろな力をつけて、
日本再生のためにたくさんの人と頑張って行きたいと思うのです。

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ゲンメの丘から日本を想う。

初夏のような暖かいノヴァーラの丘の雑草の生い茂るビオのブドウ畑で。
私がヴィクトリオの方にカメラを向けると親指を立てて
ロベルトと同じポーズを遠くで決める。
ゲンメ1

林の中にあるブドウ畑から空を見上げる。
春も夏も収穫の秋も冬の寒い霧の時期も、私は、やはりゲンメの丘で過ごす時間がとても好きだと思う。
ゲンメ2


同じ町の友達ヴィクトリオとゲンメのワイナリーのアントネッロによる
"頑張れ日本"ポーズです。
何かしゃべっている様子は、日本語で
旧市街にある石造りのワイナリーに響き渡る声で教えてあげた
"ガンバレ ニッポン!"と声を合わせて叫んでくれた瞬間です。
(ビデオでなく写真であると、言ってあるのですが。)
amici


"RIEは、いつ日本に行くんだ。来月か…すぐに予定が立たないな。
その後、秋は収穫で無理だから、夏か、収穫後だったら。
いつ連れて行ってくれるんだ。今度こそ日本に行きたい。"

"その代わり、ワイン会の準備や全国に営業のお手伝いがもれなく、ついてくるよ。
バローロのシルヴィアも、アグリツーリズモのマリアも
あっ…バールのロミーナも来たがっている。うわ…すごく大変そう。(笑...)"

先日、東日本大地震や原発の関係についてイタリア現地の反応、最新情報で
日本、また、東京の観光についてのあまりに厳しい現実のレポートを
提出したばかりだったこともあり

私は、彼らを含めて自分の周りの友人たちの反応に驚いていました。

"健康に害はない。"という言葉でなく
日本が放射性物質を含む汚染水、大気への放出をしている事実を受け止めて
その現状を私たち日本人が変えることが出来た時に
この大切なピエモンテの友達に日本を案内したいと思うのです。

東京ミッドタウンや浅草などの写真を見せると
"ワォー!"と喜んでいたけれど
一番、行きたいのは、農業地域の田園で、そこで働く日本の稲作農家の人たちに会いたいと
ヴィクトリオは、もちろん、ワイナリーのアントネッロもそういうのです。

ロミーナは、皇居の桜と六本木ヒルズ(私が以前、日本から送ったハガキがそうだったので。)

ノエミちゃんは、ジブリ美術館や神保町の本屋さん巡り。鎌倉。
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ミラノのギャラリーで

ミラノのギャラリーに立ち寄り、モダンな家具に囲まれる時間。

いつも自宅では、ダイアルアップ回線で仕事をしている私に
"ここに、パソコンを持ってきて、午後のワインの仕事の
オフィスにしたらどうかな。"と提案してくれるジュゼッペ。

ミラノで始まる国際家具見本市サローネ、そして
フオーリサローネというミラノ市内のギャラリーやショールームなどの様々なスペースで
行うデザイン関連の展示イベントの準備で友達が忙しく歩きまわるのを見ながら
ここで私は、日本にワインの配送の依頼、お問い合わせの返事を書いています。
020


日本のことを心配してくれる友達のジュゼッペ。
みんないつの間にか、ロベルトの写真から、このポーズになりました。
023


ジュゼッペの実家は、南イタリアのプーリアにあり
この友達の家族から、ビオのオリーブオイルを輸入しているのですが

やはり、地元の町の友達、ロベルトが"お米を支援"というように
"オリーブオイルを支援に"と考えてくれていますが

これについては、ワインも同様にワイナリーから同じよう依頼があり
私にこれを送ってくれても、それを被害の少ない地域の方に
販売して収益を義援金にできるだけであり、

被災地にこれらの物資を直接送るようなことが難しいので
今、一番いいほ方法を考えて、彼らの出来る範囲の気持ちが
生かされる道を考えています。

帰り道は、バスでなく、ギャラリーにアートを搬入しに来た夫の車で。
バスの高さと違うので、低い位置から見るので風景が違って見えますが、
水田が夕日が輝いているところもあります。
035

今年は、この地域は、春に雨が続いた時期があり
また湿地帯にあるので、ぬかるみとなり、トラクターが田園で作業することが出来るまで
乾燥するのを待っていました。
そのため、通常よりも20日間、田園での農作業が遅れています。

先日、稲作農業の視察にこの町にいらした方からメールで連絡がありました。

その一部を紹介します。
"津波被害の大きい宮城、福島の沿岸平野は、ピエモンテの様な
規模の大きい農家さんも多い地域でした。
私が面識のあった大規模な稲作農家さんも数家族が
亡くなられたことを昨日知り、言葉を失いました。"

やはり、この事実は、決して忘れてはいけないことで
日本を再生するために、前に進んでそれぞれが出来ることを
一生懸命取り戻していくことで、結果としてそれが

日本が頑張るために少しでも明るく過ごして元気になろうという
気持ちになったり、それぞれが積極的に生きることは、
日本が動いて進んでいくことに繋がっていきますが

それだけでなく、今も、被災地で、避難所で力強く生きている方々のことを思う
気持ちも忘れてはいけないと思うのです。

そしてワインを保管している東京ディズニーランドの近く
千葉県浦安市のお知らせによると

"地域によっては、上下水道などの応急復旧に至っておらず、
支障は残るものの、市立幼稚園、小・中学校の始業式を
予定通り4月7日(木)に行います。
入園・入学式についても、できる範囲で行うこととします。"とあり

人々が前に進んでいく様子を知り
私も何か出来る限りのことをしていかなければと思うのです。

今日は、トリノ行きのバスの車内で。もう市内に入りました。
それでは、仕事にいってきます。

以前のブログでお返事をいただいた方、ありがとうございました。
帰宅してからゆっくりお返事を書きます。
遅くなってしまい申し訳ありません。

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週末の風景

バローロから車を走らせると、ブドウ畑には、たくさんのタンポポが咲いていました。
春のブドウ畑には、ところどころ黄色が加わります。

急に、近所の水田の菜の花、アグリツーリズモの野菜畑のタンポポを思い出しました。
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日曜日の、ミサに行くからと、いつもブドウ畑と家の仕事で忙しくしているワイナリーのジュゼッピーナさんが
綺麗にお化粧をして孫のルチアちゃんと出かけていき

お留守番のシルヴィアと日本の震災について話す。

”残りのランゲ・ネッビオーロは、RIEが取っておいているものが全部で、もう
次のヴィンテージになるのだけれど、いつ送るようにする?"

"ワイン保管室が震災の関係で、周辺も建物も少し危ない状況なの。
まだしばらくここで保管しておいて欲しいけれど・・・"

のどかなピエモンテの春の日曜日。
私には、これからしなければ、考えなければならない多くのことがたくさんあり...

やがてミサから帰ってきたルチアちゃんの声が遠くから聞こえてきました。

友達シルヴィアが結婚前まで暮らしていた町で食事をする。
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今日は、午前中ミラノへ、ノヴァーラのアグリツーリズモに
手作りジャムを取りに行ってから、ゲンメへ。

バローロとバルバレスコに電話で次の春のワイン輸出の連絡
夜、トリノのウンベルトと打ち合わせ。

今日も頑張って過ごす大切な春の1日。
もうミラノです。いってきます。
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アグリツーリズモにて

ここは、想い出のある道。
前後に車がなく、道の真ん中で停車して写真を撮る。
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夕方、菜の花が咲く道を走り、アグリツーリズモに向かいました。
左には、友達グイードの農場の一部が見えています。
100haの水田とBIOのキウィ、そしてアグリツーリズモを経営。

その隣130haの田園は、友達ヴィクトリオの農場の水田、小麦、そして大豆畑が広がっています。

何年か前は、週末にいつも前菜の準備、パンを切って小さな籠に並べて
レストランがオープンするとお料理やワインをテーブルまで運び
この道を夜遅くに車を走らせると、街灯のないこの道で目が光って
逃げていくキツネに出会ったこともありました。

自然保護地域の森から抜け出したキツネに
アグリツーリズモのガチョウが襲われてしまったこともありました。

到着して庭に出ると、グイードのトラクターと遠くに
モンテローザの山が見えて、空がどこまでも広がっています。

上空には、マルペンサ空港に向かう飛行機。
きっと、もうすぐ空港に到着する頃です。
私は、日本からいらっしゃるソムリエさんが来るのを待っていました。

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夏時間なので、まだ明るいですが、次第に夕方の風景から
夜に向かっていきます。
アグリツーリズモの桜
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こんな時だからこそ、最初の予定通りピエモンテでいろいろと勉強して
日本で一生懸命仕事に活かしていきたいという言葉を聞き
震災後のたくさんの人の思いがひとつになっているような気がしました。

アグリツーリズモのレストランのカウンターでカフェを飲みながら
時間を過ごしていると、いつの間にか、お客さんを迎える服装に
着替えたグイードが入ってきました。

"日本で起きた地震、津波について、詳しく教えて欲しい。"

"今まで出会った日本の方たち、時には、同じ農業の方たちもいて
みんな素晴らしかった。
とにかく日本のために何かしたい、何がここでできるかRIE、考えてくれ。"
と真剣な目で、レストランのお客さんの予約ノートに日本の形に近い絵を描き
東北の海沿いをあたりに○をつけました。

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それでは、もう家を出る時間です。
いってきます。
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RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
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