北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

October 2011

ノヴァーラの秋

バローロに向かう車の助手席から更新。
車の中の温度計を見ると、外気は3℃。
日の出前の暗い朝の空は、群青色でなく霧でぼんやり白く濁り
グレーの光景が続き、時折り、近づく木々のシ
xルエットが目の前に現われるだけです。

そういえば、昨夜アルバからの帰り道、アスティを通過して平野のヴェルチェッリ県に入ると
霧で真っ白で何も見えなくなりました。
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ブログの写真は、昨日、朝8時半にノヴァーラ駅に向かう途中。
収穫の終わった水田の秋。

1


2


お米の収穫が終わり、ヴィクトリオは、一緒に働いているルイージやエリザベータと食事に行き
それは、この地方では、昔からの風習で、収穫が終わると経営者が働いていた人たちに
ごちそうをしていた習慣があり、それを今でも、毎年、続けているヴィクトリオ。

美味しかったと夢中でお料理について、バールで話し続けるルイージのそばで
”それで、メインは何にしたの?”と聞きながら
私は、食前酒に鮮やかなルビー色のドルチェットのワインを飲んでいました。

”えびのフリットのようだった。”

ヴィクトリオが招待したというレストランは日本食レストラン。
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今日から冬時間になり、1時間、時計の針が戻ったけれど
いつも夜明けの3時半に家のドアの前に来るねこは、いつも通り。
これから、毎朝、2時半に来てしまうのかな。

セピア色の写真から(バローロ)

今朝は、少し寒さも和らぎ、出発する頃は7度もありました。
出発しようとドアを開けると、りんごの木の箱の中にねこが入って待っていました。

田園地帯を通過中は、車窓は、やはり真っ暗で何も見えない。
ガラスが鏡のようになり、私が反射して見えているだけです。
バスの中の暖房がとても温かく、幸せな気分になり
今日、1日が始まるのが、どんな1日になるのだろうと、とても楽しみになる。

バスの中からいつもながら短い更新です。
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バローロの昔の様子。
写真の場所は、毎週何度か見る光景で
同じ位置に昔も看板があったことを知りました。
それは、今とほとんど変わらない風景です。
写真


地図


今から立ち寄りたいとバローロのシルヴィアに連絡する。
もうすぐ午後4時になろうとしていて
シルヴィアの子供のアンナちゃんとルチアちゃんの乗る
黄色のスクールバスがもうすぐ到着する時刻でした。

12月に、ほんの4,5日でもいいから、一緒に日本のレストランの人たちに会いに
試飲会に行きたいとシルヴィアは言うけれど
例えば、札幌から朝、羽田に到着したら、私は、まっすぐお昼には鎌倉に行く日。
大阪から夕方には、福岡に移動する日もあり、シルヴィアが来た場合
どうするか考えなければいけないことがあまりに多い。

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バローロからの帰り道は、いつも高速に乗らないで一般道でモンフェラートの丘を越えて
ヴェルチェッリを通過してノヴァーラ県まで帰るのですが、時々、小さな街を通過しようと
丘陵地帯の小さな道に入ることがあります。
帰り道


木々のトンネルを越えると、丘が広がり、やがて夕焼けになると
周囲が平野になり、収穫の終わった水田の景色が広がってきました。

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12月は、ワイン会のほか、レストラン業者の方に小さな試飲会を何箇所かで開催します。
もうほぼ決まっていますが、詳細が決まりましたら、会社のfacebookページやサイトでお知らせします。

ある夕方の光景

今朝も小雨が降っていました。

バスの車内は、暖房の音が響いています。
真っ暗な中、オレンジ色の読書灯をつけて、パソコンを開きました。
建物のない田園地帯を通過しているのでしょう。
窓の外は、高速道路を走る車のライトとだけで、何も見えない。

バスの中から短い更新です。
写真は、モンフェラートの丘の夕暮れの時間
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車でモンフェラート地方の町を通過中に、教会の写真を撮ろうと停車して空を見ると

2


3


1


4


もうすぐ11月で、秋の終わりが近づき
そのうち、この丘も霧に包まれるようになっていくのです。
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トリノにて

夜から雨が降り続いていました。

朝になって、いっそう雨は、強くなり、雨だから来ないかもしれないなと思いながら
キッチンでオフィスに持っていく紅茶をポットに詰めていると
雨音にまじって、かすかに”にゃあ”と声が聞こえ
ドアを開けると、入り口で丸くなって待っていたねこがいました。

まだ真っ暗な朝、通勤中の短い更新です。
良いお天気が続いていた先週の午後の時間のこと。

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トリノで輸送の件で、打ち合わせがあり、仕事が終わった後、ミラノからトリノに向かいました。

ポルタ・スーザ駅を出ると、州都トリノの街がとても眩しく、時々、時間があれば
トリノまで遠回りをして帰ってみたいと思い、トリノオリンピックの10ヶ月前から
何度もここを訪れた時を思い出し、懐かしくなっていました。

まだトリノが観光地として知られていない頃にオリンピック前の取材で訪問した
有名なカフェ” Baratti & Milano”をはじめ、歴史あるカフェが多く
朝食、ランチ、アペリティーボと過ごすことが多かったのです。

打ち合わせが終わり、家に向かう前に
当時、行くことが多かった想い出のカフェに立ち寄り
トリノの午後から夕方に移り変わる時間を眺めていました。

NORMAN
トリノの午後1


トリノの午後2


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バローロの秋

バローロの産地のブドウ畑を見下ろす。この季節になると上から見て
どの品種がどの区画に植えられているのかがくっきりとわかり
いつまで、見ていても飽きることがなく
秋の空とどこか賑やかで楽しい秋の空気の中、幸せな気分になります。

これは、先週の写真なので、
今は、もっと紅葉が進み、ドルチェットの葉が紅く染まって
色とりどりのブドウ畑になっていることでしょう。

秋1

ドルチェットの葉が紅く染まっていく頃になると、
いつも秋の終わりから冬の始まり帰国の前に見た光景を思い出します。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51152962.html

バローロの古城と街
秋2


ランゲ・ロエロ地方でも、そしてモンフェラート地方でも
メインとして、時には、牛肉を赤ワインでたっぷり漬け込んで煮た
ブラザート・アル・バローロ(Brasato al Barolo)
モンフェラート地方では
ブラザート・アル・バルベーラ(Brasato al Barbera)

お肉でない時には、チーズの盛り合わせを注文することが多いです。
チーズ


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今日は、近所のバールのロミーナ。
最近は、片方だけがストレートで長い髪型に。

romi

毎週変わる髪型。
ロミーナにとって、定休日に隣の町の美容院に行くのが気分転換で楽しみのひとつで
”毎週、美容院、とても贅沢で優雅だわ。”と言うと
”ミラノから仕事から帰ってきてから、パソコンで日本の仕事を始める前に
バルバレスコのリゼルヴァを1杯飲んで、リフレッシュしているRIEと同じ。”と笑う。

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モンフェラートの秋

いつも、ランゲ地方からノヴァーラ県に帰るのは、高速道路でなく一般道で
クーネオ県からなだらかな丘陵地帯が広がるアスティ県、アレッサンドリア県、

そしてやがて平野になり、稲作地域のヴェルチェッリ県を通過して、
更に北上して、ノヴァーラ県の小さな町に帰ってきます。

先日、バルバレスコの帰り道に立ち寄った
アスティ県 モンフェラート地方の秋の景色の短い更新です。
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モンフェラートの丘から。
ブドウ畑のランゲ地方の景色と異なり、丘陵地帯には、小麦畑、
そして夏には、ひまわり畑も広がり、バルベーラを中心としたブドウ畑があり

地元の農家の人によると嵐があって、ダメになってしまったというブドウが
収穫されず、そのまま残されているところもありました。
ピエモンテの日々 1

アポイントなしで、何軒か農家を訪問して、この地方のいろいろな話を聞くことができました。
突然だったにも関わらず、小さな町の人は、みんな優しい。
ピエモンテの日々 2


ピエモンテの日々 3


ピエモンテの日々 4


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こちらは、家の中庭で。
眠るいつものねこ。
眠るねこ


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バルバレスコの秋

収穫が終わると、ブドウの葉が紅葉し始めました。
バルバレスコの秋
008


007

ワイナリーは、ブドウの発酵する香りでいっぱいです。

友達ティツィアーナのお父さんのジュゼッペさんが
使った機械の清掃を丁寧に行っていました。
収穫が終わって


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朝、メールの返信を書いていたら、ドアの外でねこが鳴き続け
時計を見ると、いつの間にか、出発する時間を少し過ぎていました。

ドアを開けると、中庭から木の扉まで急いで走っていくいつものねこ。
その後を走り、駐車場に向かいました。

このところ、朝、ワイン産地に行くことが多く、出発時間が違うこともありながらも
私が家を出る時間を知っているかのように、待っているねこ。

私の方を見るとにゃあと小さく鳴き、教会前で見送ってくれるのです。
動物の持つ能力は、とても不思議です。

高速道路バスの停留所に向かうと、私の車のライトを見て
出発しかけたバスが、突然バックして、戻ってきて扉が開きました。
ありがとう。マウリツィオ。
明日は、もう1分、余裕を持って出発します。

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秋のノヴァーラ県から

更新が遅れてしまって、写真だけ、この1週間ですでに141枚もあります。
今日の写真は、ノヴァーラ県の秋です。

その後、モンフェラート、バローロ、バルバレスコのそれぞれ秋の風景、そして人々の写真を
少しずつ紹介していきます。

収穫が終わった水田に火がつけられ、遠くでオレンジ色の炎がゆれて
煙がたちのぼる夕方

novara


町にあるサヴォイア家の館と農場を改装したギャラリーでは、
スペイン、フランス、イタリアの若手アーティストの展示会。
秋に芸術を楽しむ人々。
ピエモンテの日々 014 (2)


秋の自然保護地区の風景。静かな沼で。

ピエモンテの日々 008 (2)

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目の前で、ごろんと寝転んで楽しそうにしていた いつものねこ。
1 (2)


カメラを向けると目を大きく開けて、こちらを見上げる。

2 (2)

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ノヴァーラ県の稲作地帯から

今日は、帰りのバスから更新。
夕方を過ぎ、渋滞が続き、まだミラノから高速道路の入り口まで遠く
ミラノ郊外の街の中でストップしたままで
近所の食料品店の営業時間には、間に合わないか・・・。

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金曜日の夕方に、”今夜から、気温が下がる。”と言い、本当にその通りになりました。
日中との寒暖差が、いつもよりも大きくなり、
明け方、周囲が田園で囲まれたこの町は4度でした。

朝、3時半。コーヒーを入れようと、キッチンの電気を点けた時、
外でカサッとキッチンの窓の下辺りで、紙の動く音がして
”ニャア”と小さく声が聞こえ、ドアを開けてみると
リンゴの木の箱の中にある新聞紙を入れたワイン箱から
いつものねこが顔を出し、大きなあくびをしていて
どうやら、寒い夜、箱の中で泊まっていたようです。
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今日は、収穫時期のノヴァーラの田園風景の更新です。

夕暮れになると、大きな脱穀機のトラクターのライトの光と
収穫後に焼かれる田園のオレンジ色の炎が揺れて見えていました。
そして、遠くから煙の匂いがしてきます。
no title


週末の仕事は、稲作地帯。
ロンバルディア州パヴィアの国立研究所
そしてピエモンテ州ノヴァーラ県。

今まで、ここで暮らしてきて得ることのできた農家の友達の協力で
近所の田園地帯が仕事の現場でした。

収穫後の田園でえさを求める無数のサギの姿。
3


大きなトラックのように大きい脱穀機。
ダニエーレは、75ヘクタールを1人で収穫。
ヴィクトリオは、130ヘクタールを2人で収穫。
グイードは、アグリツーリズモを経営しながら、マリアと一緒に100ヘクタールを2人で収穫。
1


野鳥の生息するピエモンテ州自然保護地域にある水田でお米作りをするヴィクトリオ。
2

ゲンメのワイナリーの時にも感じることのある地元の持つ優しい空気が
よりいっそう強く感じるのは、そばにたくさんのサギの姿
そして何もないと思っていたこの水田の町での暮らしを支えてくれた友達の協力があったから。


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バローロへ

バローロの畑が見下ろせるラ・モッラの丘。
私は、いつものように、ここから、シルヴィアの家族のワイナリーを探して
ブルナーテ(brunate)と平行するように見えるカヌッビ(canubbi)の2つの畑
バローロの古城、セッラ・ルンガの古城を見ていました。

そしてバローロへ


月曜日からネッビオーロの収穫を始めたシルヴィアのワイナリー
”もう、終わっていたワイナリーも多かったわ。”と言うと
”そうね。今年は、早かったわ。私たちもこれでもいつもより、ずっと早いのよ。”
ネッビオ―ロ


225


”RIEは、秋の服。私は、日中、暑くて夏の服装で仕事。”と言って笑っていました。

silvia



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夕方が過ぎて、暗くなり始めた頃、カサカサ・・・と音がしてドアを開けてみると
捨てるために家の外に置いてあったリンゴの木箱と
その中に入れてあったワインの箱の中で、いつものねこが眠っていました。
りんごの箱2

木でトゲをささないように、茶色の紙袋で木の部分を覆うと
耳がぴくんと動いたものの、そのまま深夜過ぎまで眠っていたようです。

明け方、4時前に、ドアのすぐ近くで”ニャア”と声がして、外に出てみる。
パソコンをしていたので、その物音で気づいたようで
体を丸くしてドアにぴったりとくっつけていた いつものねこが私を見上げていました。

まだ外は、星が綺麗で、気温が低く、
私は、出勤のために着ていたスーツの上から、コートを着て
ねこと一緒に空を見ていると

田園から脱穀機の音が響き、光の筋が見えました。
真っ暗な朝、ライトを点けて、収穫をしていました。

その時、カフェが出来たようで、キッチンからコポコポと音がしてきて
家に入ると、ねこは再び、りんご箱に向かっていきました。

今週末、私は、ワイナリーでなく、稲作農家で過ごす予定です。

*コメントをくださった皆様。ありがとうございます。嬉しいです。
お返事は、帰りのバスの中で、ゆっくり書きます。
もう、ミラノに到着。それでは、また。
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チーズ祭りの時のこと。

写真ばかりの短い更新です。

送らなければならない9月のブラでのスローフードの仕事の書類整理とまとめていると
その時の写真がたくさん出てきました。

ブラのチーズ祭りで
cheese 1


協力してくれたブラの先生ありがとうございました。
cheese 2

この時の視察のことは、翌日、イタリアの新聞 La Stampaの地方欄(cuneo)に
お仕事でご一緒だった方と小さく写真と名前が出ていたのですが
すぐに、バルバレスコのワイナリーの友達、ティツィアーナが
新聞にRIEが載っていたと見つけていました。

ブラのチーズ祭り。次回は2年後にあります。
日本であるスローフードのイベント
2011年12月3〜4日 
Terra Madre Japan
Unzen, Japan

そしてトリノでは、2012年10月です。
Salone Del Gusto
Terra Madre

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パソコンをしていると、窓の向こうから、いつものねこが
レースの隙間から一生懸命覗いていて、目が合ったので
外に出てみると、窓辺に座っていました。
いつものねこ

いつものねこが座っているところは、外で空を眺めながら、ワインを飲む時の
私のひとりワインバーのカウンターなのだけれど。。。
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バルバレスコから

コメントのお返事も後ほど、ゆっくり書きます。
取り急ぎ、ずっと更新していないので、ピエモンテ バルバレスコのワイナリーからの写真+ねこ。

写真ばかりの短い更新です。

バルバレスコのラバーヤの畑をテラスから眺める。
バルバレスコで


バルバレスコ村で出会ったとても小さなねこ。
小さなねこ


友達 ティッツィアーナのお父さんのジュゼッぺさん。
いつも寡黙で職人のお父さんが、大きな声で話かけてくるので緊張すると

”急いでいなかったら、1分待ってくれないか。ネッビオーロのブドウを渡したいから。”
お父さん


ティッツィアーナのお母さんがブドウを選ぶと紙に包んでくれました。
ありがとう1


ありがとう2


ノヴァーラ県の自宅のテーブルで。大皿、いっぱいにネッビオーロのブドウ。
お土産のブドウ


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私が帰ってきたら、後を追うように走って家のドアまでついてきたいつものねこ。
ドアの外のねこ。


もうバルバレスコのワイナリーでは、ネッビオーロの収穫が終わりを迎えそうで
バローロのシルヴィアのワイナリーは、ブルナーテの畑で月曜日からネッビオーロの収穫を始めます。
この日、午後、バローロに移動して会ったシルヴィアの様子。
秋のバローロの写真はまた次回に。

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RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
copyright(c) 2005-2017 
RIE OKUYAMA All rights reserved.


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