北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

February 2012

ゲンメ2005の誕生

お城の前の広場に駐車して、ゲンメの旧市街に向かう。

ゲンメへ


ワイナリーに立ち寄った理由のひとつは、甘口ワイン パッシートになる
エルバルーチェの2月末の状態を見たかったこと。

糖度の高い干しブドウから造られるイタリアの甘口ワイン甘口のPassito(パッシート )になるための
品種エルバルーチェ。昨年の9月に収穫された後、ワイナリーの2階で干してきました。
昨年は、収穫が早かったので、あと数日後には、圧搾して樽で発酵、熟成させて
輝きを持った黄金色の甘口ワイン Passitoになっていきます。

エルバルーチェ

この日は、ネクタイをしたお客様を迎えなければならないからと
髪の毛も整い、ネクタイ姿の造り手 アントネッロ。

”どうだ。今日は、ヘアスタイルも決まっている。こういう日もあるさ。”

018

ワイナリーの片隅に2つだけ小樽がポツンと置かれていました。

ノヴァーラ、ヴェルチェッリ、アオスタ、ビエッラ、ヴェルバニア、ドモドッソラ
アレッサンドリアなどにキャンパスを置く、国立 東ピエモンテ大学の薬学部の研究のための小樽。
北部ピエモンテのネッビオーロのDNA調査のためです。

dna

数日前に出荷可能になったゲンメ2005の試飲とその書類を見ることも
この日、ワイナリーを訪問した理由のひとつでした。

現在では、EU法の原産地名称を保護するための制度に沿って定められた
DOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)の格付けになるまで。

商工会議所の職員、その証人、ワイナリーの立会いのもとに
6本のワインが封印され、食品分析所に提出。その他商工会議所、ワイナリー、
そのそれぞれの証人たちによって保管されます。

これは、ワイナリーによって保管されたゲンメ2005 サンプル番号に2012年という文字が入っています。
昨年、12月の帰国時には、リゼルヴァを先に入荷して、クラッシックなゲンメ2005を
入荷しなかったのは、その時点でまだ審査前だったからです。

028


これらの書類は、すべて、このワイナリーのゲンメ2005のもの。
すでにボトル詰めになったワインだけでなく、農地、ブドウに関する調査の書類も
含まれています。その中の書類に太字で"ゲンメ2005に適合する"という
言葉の入った書類を見つけました。

これで、ゲンメ2005が誕生です。

書類


こちらは、ボトルに添付された帯の番号の管理。

034


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1人で車で帰り道に立ち寄ったので、試飲は、ゆっくり自宅に帰ってから。
数日前に市場に出荷可能になったばかりのゲンメ2005
12月に日本に入荷したゲンメ・リゼルヴァ2005とは、木の樽での熟成期間が異なり
約1年短く、旧市街のワイナリーの貯蔵庫で、瓶の中で静かに眠ってきたワイン。

ゲンメ・リゼルヴァ2005の方が高級ワインであるけれど
クラシックな定番のゲンメの心地良さは、ふくろうの棲む畑を思い出させ
静かで素朴で優しいノヴァーラでの時間が流れていくので、私にとって一番大切なワイン。

そして、ヴェスポリーナも買って帰りました。

040


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今夜は、ヴェスポリーナ。

通勤中の朝の短い更新です。
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朝は、まだ少し肌寒いものの、以前のダウンコートでなく、
それよりも少しだけ薄いウールのコートに変わり
帰りには、毛糸の帽子を脱いで、窓を全開にして運転して帰宅する日々です。

中庭にある聖堂の消えかかっているフレスコ画と聖堂の上の鳩。
青空と飛行機雲と教会。いつもの風景。

聖堂


晴れて暖かいので、車の掃除をしに教会前の駐車場に向かう。

車のシートの部分の清掃で、専用の洗剤を使用して、少しシートが湿るので
冬の日々は、乾くこともなく朝、凍ってしまうので、ずっと出来ないでいました。
こんな日は、夕方までに綺麗に乾いてしまうことでしょう。

いつものねこが足元で、何が始まるのだろうと不思議そうな目で見上げていました。
冬毛で太っていた頃に比べると、少し小さくなった印象。

しばらくして、いなくなったのかなと思ったら、暖かな午後の日差しの中で眠っていました。

1


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もう、ロンバルディア州に入り、あと少しで到着です。
次第に空が明るくなってきました。
ミラノに到着する頃には、日の出の時間です。

車窓から目の前に見えている雲の端が紅く、そして金色で染まって変化していきました。

突然、ヴェネツィアのリド島に住んでいた頃に何度も見たパオロ・ヴェロネーゼ(Paolo Veronese)の
絵画に出てくる空のブルーと雲を思い出す。
きっと、当時、目の前に見えた空をそのまま描いたのだろうと思う。

それらが、1500年代の絵画ということを考えた時、
すでにゲンメの街では、ロンバルディアとの戦いが終わり旧市街でワインが醸造されていて
品種ヴェスポリーナがミラノのヴィスコンティ家に運ばれていったのが1400年代。

帰ったら、予定を変更して、ヴェスポリーナのワインを買いにゲンメに向かうことにしました。
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トリノ県のワイン

朝、家を出発した時は、まだ星が輝いていて、まだ群青色の空が広がっていました。
高速バスが出発し、やがてノヴァーラに到着しようとした頃、
地平線が朱色に染まり始め、ピエモンテ州からロンバルディア州に入ると
遠くアルプスの山の輪郭がくっきりしてきました。

車窓

東に向かいモンテローザから離れていくバスの窓から
後方を見ると、大きく雄大な 白い姿が見えました。

今日も,アルプスが綺麗に見えていて、これからの1日が楽しみになります。
朝の短い更新

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昨日、散策して帰ると、家の近くの聖堂の扉が開いていました。
ここには、綺麗なマリア様の像、そして美少年で10代で殉教した
町の守護聖人の像が置かれています。

聖堂の横でくつろいでいる、いつものねこ。
家へ


週末は、トリノ県の丘(Colline Moreniche del Canavese)にあるブドウ畑のワイン

ワイン

Canavese Rosso
Rosso DOC
2006
ブドウの品種:Barbera 60% Nebbiolo 15%
Neretto di San Giorgio 20% Freisa 5%
アルコール度数:12.5%
Cascina San Grato (Az.Agr.Cieck)

深く紫色を帯びたルビー色。
森の果物、プルーンなどのフルーツの香りと同時に
決して新樽ではないけれど、トーストした木から来る香り
酸とタンニンにバランスが取れていて、決して悪くない。
2日目以降は、丸味を帯びて余韻があり、変化を楽しみました。
品種Nerettoは、20%であるけれど、Barberaの中に存在感があり面白い。

ここまで書いていたら、もう、ミラノに到着です。
午後は、帰宅したら、前日に作っておいた野菜とトマトのソースを使ったリゾットを
急いで遅いランチ作って、そして夕方の食前酒のワインは、ランゲ地方のシャルドネを。
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今夜は、麦とお野菜のスープを作ろう。

今、PCの前に座りながら、目の前の窓を見上げると、青空が広がり、教会が見えています。
遠くで犬の鳴き声が聞こえてきて、ミサを告げる教会の鐘の音が響くだけの静かな日曜日。

休日の外の空気と暖かな日光を楽しもうと、中庭に出てみました。

中庭散策1


私の足音に気付き、こちらを見るいつものねこ。
中庭散策


気が付くと後ろからついてきていて、一緒に中庭を歩きました。
中庭散策2


以前、ヴィクトリオがワインの貯蔵庫にいいと言っていた教会の物置の半地下は、この辺りで
雪の日に、見知らぬねこがぴょんと飛んで、レンガの中に消えて行ったのは、このあたりです。

中庭散策3


寒かった氷点下の日々、ここから中に入っていったようです。
中庭散策4


バールに行き、たくさんのことを知りました。

3月にこのバール兼、レストランでノヴァーラ風リゾットのパニッシャ祭りの食事会が開かれること。

この小さな町の観光を促進するための機関ができて、そのリーダーは、友達のヴィクトリオで
それを支えるのも、友達のエリザベータに決まったこと。

近所で、優しくしてもらった1人暮らしの女性が、町の療養施設で暮らしていたけれど、
自宅に戻りランチ、ディナーをロミーナのレストランが再び運んでいること。

ロベルトたちは、もうすぐ1年になると言って、まだずっとチャリティのタルトの会をした時の
気持ちのまま、時間が止まって心配しているということ。

バールでは、これからロミーナのランチになるという麦と野菜のスープがワインと一緒に
ついてきました。
バールで

”どう美味しい?あと1時間したら、私は、これを大皿にきっと2杯。少しワインも飲もうかな。”
とロミーナが笑う。

それは、とても優しい味で、私も今晩、麦とお豆と野菜のスープをつくることにしました。
皆さんもどうか良い日曜日を。

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Cantina Mascarello Bartolo

明け方にいつものねこがドアのところで”にゃあ”と呼ぶ声がした時
今日は、きっと暖かい朝なのだと思いました。

いつもは、室内で冷たくなったアルミパックのねこのえさを
お湯で温めていたけれど、もうその心配がないかもしれない。
冬、水分を含んだえさが、たちまち凍ってしまった朝もありました。

今は、ミラノからの帰り道の高速道路バスの中です。
朝、出発前は、フロンドガラスが、うっすらと凍っていたけれど
日中は、13度近くにまでなり、バスの運転手さんは、窓を開けて運転しています。

ちょうど、今、ティチーノ川を越えて、ピエモンテ州に入りました。
町に戻れば、週末の暖かな午後の時間がやってきます。

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バローロやバルバレスコ、ゲンメといった高級ワインを日常的に飲むのは
ワインの産地、ピエモンテの人々でもそんなにあることではなく
仕事の関係もあり、私の場合は、少し贅沢かもしれません。

1本が1日で終わってしまうわけでなく、3,4日間かけて、
ゆっくりと体に優しいものを少しずつ、毎日楽しむ。

つい最近では,同じイタリアソムリエ協会で勉強したバジリカータ州(Basilicata)の人が
自分の地元のワインを紹介してくれて、ピエモンテ州以外にいくつか試飲したワインも
数多くあり、充実したいい時間がありましたが、

勉強や研究などの試飲以外に、家でゆっくり飲むワインは、
やはりいつもは、どうしてもピエモンテのワインばかりになっていきます。

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バローロの友達のシルヴィアのワイナリーのバローロの他に
プライベートで楽しく美味しく飲むバローロのワイン。

日常生活では、一口でインパクトのあるワイン、面白いワインでなく
こんな風に安心して、優しく自然で心地よいワインを選ぶ。
ワイン

Barolo 2007
Rosso DOCG
品種:Nebbiolo 100%
アルコール度数:14%
Bartolo Mascarello(Cantina Mascarello Bartolo)

友達シルヴィアのワイナリーと同じように、伝統的な大樽で熟成。
バローロらしくルビー色で光りに翳すとガーネット色に輝く。
森の果物、バルサムの香り、湿った森の地面、そしてその奥にミントの香り。
酸とタンニンのバランスが取れ、余韻があり後味が綺麗。

これから20分位、バールで友達に会って、午後の水田を眺めて
やがて夕暮れになろうとした時間に、私は、今夜も体に心地良いワインを飲んで
その後、PCの前で仕事をして、夜の時間を過ごしていくことと思う。

それは、とても幸せなことだから、そんな幸せな時間をたくさんの人に広げていけるような
仕事をしていきたいと、ワイングラスを眺めながら、いつも思う。

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現在のPCのデスクトップの画面は、いつものねこ。
こんな風にある日を境に、毎日、家におしかけてきた。
049

ドアを開けると、目の前にいたぴーちゃん。
誰か家から出てくるのを、いつもずっと待っていた。

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アルプスの見えた午後に。

出発の朝は、−1℃で、車のフロントガラスがうっすらと凍っているものの
日中は、とても気温が上がり、日が当たるところは、雪がすっかり溶けています。

今、バスの車内からミラノ方面の空が紅色のグラデーションとなり、もうすぐ日の出です。
そして上空には、マルペンサ空港に向かう航空機の大きなシルエットが目に入りました。
大空に見えているその飛行機に乗りたいと強く思う。
様々な国の人々が行き交う空港の空気を思い浮かべながら
車窓からマルペンサ空港方面を見ていました。

1日の始まりの朝の短い更新です。

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ミラノから帰宅する午後、気温が上がり、田園から雪が消えていましたが
自然の林や自然保護地域の森のある田園、町の入り口にある無数の鳥たちが生息している
手付かずになった土地の横の水田には、まだ白く雪が残っています。

以前、この町で生まれ育ったジェンニが
”昔は、ほとんどの用水路に沿って植林されていたけれど、稲にとって日当たりがよくないので
今では、ほとんどなくなってしまったわ。”と聞いたことを思い出す。

アルプス山脈がうっすらと見えた午後、田園から、町を見ると
まるで、山のふもとに町があるかのように見えています。
教会の鐘楼、町の給水塔、牛舎、サヴォイア家の館。

011


今日は、ミラノの仕事では、国際見本市の出展の報告書、午後は,ピエモンテに急いで戻り
ピエモンテのオリーブオイルの輸入手続き関係。

今まで,何度かしてきた輸入書類、新しく入荷するところから
”正式に輸出したことがないから、どんな書類を用意すべきなのかわからないから
どうか教えて欲しい。”と電話が昨夜あり、何もわからなかった私が、今では
必要になる書類、その書き方などを教える立場になっている。

パレットへの輸送用の梱包、マルペンサ空港までの輸送、オリーブオイルの出国手続き
貨物輸送をする便名、日時の指定まで終わったら、私は、日本の協力会社、スタッフに
成田 到着後からの通関、納税、搬送トラック、蔵置所、すぐに発送するものもあれば
その住所、お届け時間帯など、すべて段取りを説明して、依頼しなけばならないわけで

最初,気が遠くなると思ったのだれど、未知のことを知り、何かできるようになるという
わくわくする気持ちがあったので、いつでもそれは楽しかったです。

********************
いつものねこのコーナーです。

駐車場から家に向かうと、アンジェラが犬の散歩をしていて、
犬がいつものねこを見つけると、しっぽを振って追いかける。
”うちの犬は、ねこが好きなのよ。安心して。”と笑い、犬も吠えることなく楽しそうだけれど
焦って逃げている、いつもながら弱いいつものねこ。

1


”何もしないわよ。うちの犬は、この白黒ねこが好きなだけ。”とアンジェラが言って通り過ぎていった後

”にゃあ〜。”と鳴いて必死に私の方に近寄ってきて
怖かった気持ちを紛らわすかように横になる。
2


**************
もうすぐミラノ。ミラノ郊外のRHOの街が近づき、その向こうに聳える新しいビルの向こうから
ゆっくり日が昇るのが見えています。この時点で、すでに3度にもなっています。
皆さんも良い1日をお過ごし下さい。

ワインは、最近もいろいろと飲んで楽しんでいます。ブログが景色とねこばかりになっていたので
明日は、ワインの記事に。


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12月に一時帰国をしたときに、震災から時が経過して次第に過去の出来事のように
被災地へ意識も、今後の対策についても薄れつつあるように思えたので
以下は、東京シティガイドの関係で日本からのメールで知った内容です。

東京都は30日、2013年の第68回冬季国体スピードスケート競技を郡山市で開催すると発表
title="">http://www.tif.ne.jp/fuku/info/disp.html?id=368
その他、東京都では東日本大震災から1年が経った福島の復興にかける思いと、
元気な福島を都民の皆様に感じてもらうイベントもあります。
http://www.pref.fukushima.jp/fui/fair2012HP/daikouryu2012.html

いつもの場所で。

今日は、帰りのバスの中から更新。

町役場の表玄関の扉を開けると、夕焼けでした。

夕焼け


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ゲンメのカーニバルで、お豆の煮込みが配られると、
私は、広場から近くのお菓子屋さん(pasticceria)に行き、
誕生日のミニケーキとカーニバルの揚げ菓子を買いました。

ドーナツに似ているお菓子(フリッテレ:frittelle)が好きなので、今日だけでなく
明日の朝食用にも。中にアンズのジャムが入っていました。

お菓子

ケーキは、2種類ずつ全種類、全部で30個を買って急いで
車で、ゲンメから町に戻り、自宅に荷物を置くと、すぐにバールに向かいました。

097

数が少し足りなかったかなと思って、紙の包みを広げてみていると
まだルイ―ジも来ていないというのに、すでに少なくなっていて、イチゴが倒れてしまいました。

ワインの美味しい地域は、デザートも美味しく、私は、いつも大切な日のお菓子は、
ゲンメ、ロエロ地方のカナーレ、アルバなどで買うのです。

そのイチゴのケーキを持つフィリッポとルイージと同じくらいブログに登場しているロベルト。

098

”RIE、トリッパ食べる?昨夜は、バーニャ・カウダ、今日は、町のアルピーノたちがトリッパを作って
そのお鍋がここにも配られたから、ワインと一緒にどうかしら。”

*アルピーノ(Alpino):アルプス山岳専門の歩兵隊のグループ。
町の行事、特に大勢に振る舞う野外料理など担当。

今まで、フィレンツェで食べたことのあるトマト煮込みのトリッパとも違い、ついさっきまでいた
ゲンメで配られていたお豆と野菜のスープとほぼ同じで、それにトリッパが入っているものです。

この町周辺では、トリッパは、お豆と野菜で煮込む、このスタイルが多いそうです。
大鍋の中には、フランス料理で見たことのある豚モツの腸詰め(アンデュエット)も入っていました。
”まだ、たくさんあるから家に持って帰って”と渡された容器に入っていたトリッパとお豆のスープの中に
2本の大きな腸詰めが見えていました。

目を大きく見開いて ”食べられる?いいでしょ。”と笑うロミーナ。
その後、家のお鍋の中から、腸詰めが消えていたので、夫が食べることができたのか心配です。

トリッパ(Trippa):牛の胃袋の煮込み。
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ロミーナとミケーラと。
いつも友達とねこの写真がありながら、ブログでは初登場の私。
バールに到着したばかりで、毛糸の帽子、コートを着たままです。

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フィリッポは、若く見えますが、みんな、ほぼ同じ年で同級生の気分で、いつも盛り上がっています。
この日、アペリティーボは、3人は、ロミーナのお店のピッツァを小さくカットしたものとビール。
私とルイージと同世代のおじ様たちがワインとトリッパでした。

エルネストもAlpinoに所属。今回の町のトリッパ作りも担当しています。
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エルネストは、とてもよく世界の歴史に詳しく、ニュースで起きている世界の出来事も
そして日本についても、歴史と文化を背景に静かに真剣に語り、仲間と一緒の時は
楽しそうに静かに笑い、親友ロベルトを立てる。
ロベルト、フィリッポとそれぞれタイプが違い、バランスが取れている。
いつもの楽しい町の仲間たちと過ごした、誕生日の午後のひととき。

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ゲンメのカーニバル

寒さが緩み、暖かくなりました。
雪も日陰の部分を除き、ほとんどなくなり、雪かきをしたあとの雪が溶けて
駐車場は、水で濡れて黒く光っています。

朝の気温1度。フロントガラスに氷もなく、すぐに発進。
通勤中の短い更新。
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町のカーニバルの食事会の日は、土曜日で仕事で帰宅が遅くなり間に合わなかったので、
いつも行くワインの産地、ゲンメのカーニバルを紹介します。

教会前の仮装した子供たち。

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秋の収穫時期には、ワインの香りでいっぱいになる広場では、お豆が煮える
スープの香りでいっぱいになっています。

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大鍋は、全部で16が用意され、”お豆が煮えたので、今から配布します。”という声が聞こえて来ると
歓声が聞こえてきました。

近くに人に聞いてみると、昔からカーニバルの日は、fagioli(ファジョーリ:インゲン豆の一種)を
大鍋で煮込みゲンメ市民に一定量ずつ支給されていて、毎年楽しみにしているとのこと。

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温かいスープの香りでいっぱいで、野菜で煮込んだスープは、この地方の郷土料理
ノヴァーラ風リゾットのパニッシャを作る時に使うスープとほぼ同じです。

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次々とお鍋の中に、fagioliのスープが入れられていきます。

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温かいお鍋を持って急いで、家路に向かう人々

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私が、この日にゲンメの町に来たのは、カーニバルの揚げ菓子と
バールでみんなと一緒に食べるお菓子を買うためでした。
誕生日には、その本人が小さなケーキのようなお菓子を買うのです。

バールでは、同じ年のエルネストを始め、ロベルト、フィリッポ、ロミーナ
アニーバレ、アンジェラ、フェルナンド、ミケーラ 、ルイージ・・・といった
町のいつもメンバーたちと夕方の時間を過ごす。

その様子は、次回に。

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朝の短い更新

今日は、仕事の関係で、45分遅くの6時45分に出発。
遠くの空が薄桃色に明るくなりはじめ三日月の光りもいつもの時間より弱く
次第に朝の時間に向かっています。

車から、モンテローザをはじめ、スイスアルプスがくっきりと見えている朝です。
最近は、霧や雪、曇り空でほとんど見ていなかった山々は、真っ白で
気高く、厳かで、とても美しい光景です。

そのうち、朝日で雪の白い部分が桃色に見えてきました。

仕事前の写真だけの短い更新です。
(車内で別のメールの仕事があるので、短くてすみません。。。)
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春を待つ用水路。
010


ロミーナが注いでいるのは、ビールでなく、気軽に飲むテーブルワイン。
地元の人は、ボトルよりも値段が安いこのタイプのワインを注文することが多いです。

002


近くにひとりで暮らしているルイージは、1日のうち、何度もここに立ち寄り
カフェの他に、テレビでニュースを見に来て人と話したり
バールの外で入り口近くでタバコを吸いに来るだけの時もあるのです。

ルイ―ジ


頭の中は、カーニバルの食事会のことでいっぱいのようです。

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カー二バルが近づいて

隣町にあるお菓子屋さん、そしてパン屋さんには、カーニバル時期の揚げ菓子が並び
郵便局、バールには、町のカー二バルの日の食事会のお知らせが掲示されていました。

メニューは、バーニャカウダ(Bagna cauda)

ここでは、バーニャカウダは、火を通して、くたくたに柔らかくしたぺペローネ(ピーマン)の上に
ニンニクの入ったアンチョビソースがかけられているもののことで
日本で知られているバーニャカウダは、生野菜を使い
モンフェラート、ランゲ地方のものが近いことでしょう。

町に到着すると、田園には、まだ雪が残っていていました。

4

水がポタポタと町の建物の屋根から地面に落ちる音が聞こえてきて
雪の部分が少なくなっていました。
町にあるチッタ・スローのお店の屋根
(このお店は、春まで閉鎖されています。)

1

町役場の倉庫の裏には、60cm位のツララ。
その下は、スケートリンクのようにツルツルとなり
それ以上、近づけなくなっていました。

2

雪かきしてある通り道で立ち止まり、雪を見て何か考えているねこ。

3

***************
教会の広い敷地に、他の小さな一匹のねこが走り回るとぴょんと
レンガの隙間に入り、それは、教会のどこかの空間につながっているようでした。

それは、ヴィクトリオが、何年か前に
”空いている教会の小さな物置は、ワインの貯蔵にぴったりだ。
ここでお店でも開くかい?。”と言いながら、
”ちょうど、ここなんだよ。”と言って教えてくれた場所でした。

ヴィクトリオは、しばらくの間、そこで夏祭り用にたくさん買った
バローロの友達シルヴィアのワイナリーのドルチェットを保管していました。

再び、コスタ・リカの趣味の野鳥撮影に行ってしまっているのですが
帰ってきたら、ねこが暮らしているかもしれないと教えてあげよう。
そうしたら、きっと
”それは、いい。ねずみが来ないではないか。”と言うことでしょう。

ヴォクトリオの広い農場には、ねずみ駆除のために約20匹ものねこがいて
農場に向かう小さなトラックには、ねこのえさの缶詰めがたくさん積まれているのです。

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教会前の小路2番地

真っ暗な朝、高速道路の入り口にさしかかると、
トリノ方面は、たくさんの大型トラックが長い列を作り、
まったく動いていないのがわかり、バスに乗って、
窓からその光景を見ながら発車するのを待っていました。

夜間工事のための遅れだと思っていたけれど
そのうち、サイレンを鳴らしながら、青く点滅する車が何台か通り過ぎていき、
それが事故だとわかりました。

昨日より朝の気温は、少しだけ高く、氷点下7度と表示されていて
霧もなく、湿気がなかったのか、窓の氷も薄く、すぐに出発できそうだったけれど
車を暖めて、フロントガラスの氷をすべて取り払い安心して出発したばかりでした。

この高速道路は、欧州の流通を支えているだけに
ノヴァーラを過ぎた地点に大きな集積倉庫地帯があり、トリノ方面には
フランス、オランダ、オーストリア、ドイツなどの大型トラックが多いのです。

**************
夕方、牛舎の前に、ミルクを積む大型トラックが停車。

雪が降っていた日、牛の鳴き声が響き、教会前の小路にまで聞こえていました。
雪の中、寒いのに牛舎から何頭かの牛が顔を出していたことを思い出す。

屋根の雪も少なくなりました。

016


教会前の小路の表示は、ピエモンテ州の管理する中世の農民の避難所、
倉庫だったレンガの建物にあります。
この小路は、教会前の居住者用の駐車場に続いて行き止まりになっています。
018

廃墟に、2,4と数字があり、番地がついています。
019

2番地の中に入っていく、住民のあしあと。
020

いつものねこだけでなく、何匹かの野良猫は、ここか、教会前のアパートの敷地内で暮らし
氷点下10度以下になった日には、いつものねこは、姿を現さないでいました。
ここでじっとしていたのかもしれません。

********************
雪国に住んでいる方は、雪や吹雪で感だけが頼りになって運転してしまうこともあるでしょう。
深い霧の時の運転は、自分もそんなこともあります。
どうか事故のないうように気を付けて、今日もまた、良い1日をお過ごし下さい。

********************
昨日、少し早いのですが、5月のワイン会で遠くからいらっしゃる方もいるので、
その週末の計画のために、山形のワイン会にご参加希望の方の予約をお受けしはじめて
札幌では、2箇所を計画していて、具体的にひとつのレストランは、メニューの詳細も決まりつつあります。
まだ、先なのですが、私だけでなく、シェフの方や協力者の人が楽しく考案してくれたり
そんな時間がとても楽しいです。

知り合いのシェフの方の中には、イタリアで修行なさった方も多く
イタリアで働いていた頃のことをいきいきと思い出して、
力を発揮しようとしてくださる皆さんにとても感謝しています。
私も、多くの人たちに、イタリア ピエモンテを楽しんでもらえるように頑張っていきます。
********************
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今日は、自宅から短い更新。

今週末から始まる仕事の前なので、風邪で大事を取って、本日は、自宅で過ごしています。
自宅からの短い更新です。

今まで、バローロ、バルバレスコ、ゲンメと雪の日のワイナリーのブドウ畑の景色を更新してきました。
ワイナリーが工事期間に入っていたので、このところ行っていなかったロエロ地方のワイナリ―の
友達パオロから、是非、自分のブドウ畑の様子も更新して欲しいということで写真を送ってくれました。

ここは、ワインの他にへーゼルナッツも栽培しています。
へーゼルナッツは、ピエモンテの有名なチョコレートの会社に送られていきます。
そしてパオロのお父さんは、狩猟シーズンには、野うさぎ狩りをしています。
demarie


1年前の1月のブログでパオロのお父さんのことについて書いたことがありました。
”霧で絵のように幻想的なモンフェラーと丘陵地帯、アスティ、カナーレの街を超えて
ヴェッツァ・ダルバに到着すると、門のところで2匹の犬と一緒に待っていた男性が
車に向かって手を振って待っていてくれました。
それがパオロのお父さんです。”

この時の2匹の犬です。
暖かい家の中で、チョコレートとへーゼルナッツ、カフェを用意してもらっていて
この2匹の犬が家の中で、パオロのお父さんの足元に座っていました。
demarie2


**************
2012年5月19日(土)のワイン会のお知らせをfacebookページに更新しました。
少し早いですが、他にも、すでに福岡、札幌(2か所)のそれぞれオーナーの方たちと
ワイン会のコンセプトなど、相談も始まっていて、張り切っています。
facebookページだけでなく、サイトにも反映させるように急ぎます。

今週末から、震災後の日本行き観光を回復させるための仕事もあり
ピエモンテ産のオリーブオイルの裏ラベルの印刷後、すぐに空輸など2月は、動きが多く
その前後に私もロミーナも誕生日で、地元のバールにも顔出ししなければならず(笑)
早く風邪を治して頑張っていけるようにします。

体に気をつけて1週間の始まりをスタートできるように、良い1日をお過ごしください。
*************
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今夜は、ゲンメのワイン。

まだ雪は、残っていますが、昨日の帰宅時、16時頃は、0度だったので
日中は1〜2度くらいになったのでしょう。地面が濡れて、雪が少なくなっていました。

現在、13時半ですが、曇りで氷点下2度、0度を超えることのない土曜日で
このまま雪は、しばらく残るでしょう。

下の写真は、昨日の夕方のものです。
***************
雪が溶けて、田園にある小さな用水路が顔を出しました。
用水路


太陽が見えない時には、青白い夕暮れの田園ではなく、
たちまち、色彩のない静寂な風景になっていきます。

冬は、田園の表情が毎日、変化していて
ミラノから帰宅後は、いつもここで町の風景を眺めています。

週末の田園


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中庭から教会の敷地部分を誰かが雪かきしたようでした。

006

この道は、いつものねこが教会を眺めていた閉ざされている鉄の扉の柵に向かっています。

町役場の人は、中庭に通じる大きな木の扉か、町役場の表玄関から出入りをしていて
普段は、人が通りぬけない鉄の扉は、柵の隙間をねこが通るだけです。

008


再び、ブログは、雪景色になってしまいますが、静かなゲンメの旧市街を皆さんに。

こちらの写真は、写真になったものをカメラで撮ったものになります。
ゲンメのワイナリー、アントネッロが雪が降り始めた夜に窓から撮ったゲンメの旧市街。

ゲンメ

欧州の寒波だから雪なのではなく、毎年、この地方は、雪も降り、氷点下になります。
昨年と比較しても、今年は、雪が少なく楽だったわけなのですが
寒波の影響は、氷点下15度くらいまで下がったことで雪が凍結してしまったことです。
毎年、ゲンメの丘も凍ります。

この旧市街の写真を撮っている場所の部屋では
昨年9月の終わりに収穫されたエルバルーチェが3月末までゆっくりとここで眠っています。

それは、ブドウを乾燥させて糖度の高い干しブドウから造られる
イタリアの甘口デザートワインPassito(パッシート )。

そのことを書いている以前のブログは、こちらです。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51636969.html

このデザートワインは、12月に実施したワイン会のうち、3都市で登場で
一番、最初に開けたのは、札幌ですが、飲んだ方は、覚えていらっしゃるでしょうか。

もし、今夜、アルトピエモンテ地方ゲンメ地区のワインを開ける方がいらしたら
ノヴァーラ県の雪の風景を思い浮かべて、その場にいるような気持ちで美味しく楽しんで下さい。

私も窓から、雪の残る風景を見ながら、この地方のワインと一緒に
温かいノヴァーラ風リゾット パニッシャを作る土曜日にしたいと思っています。

どうか温かくして良い週末をお過ごしください。

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夕暮れの町で。

今朝、出発時も氷点下8度。霧もなく透明な冷たい空気、月が大きく輝き
途中、左右が水田が続く地帯は、残った雪が夜明け前の暗い中にぼんやりと白く見えています。
とてもいい感じです。

気温の最も低くなる暗い時間帯に、静かな小さな町を通り抜けて高速道路に向かう。
バスの中は、暖かく、トリノ方面には大型トラックが次々に通り過ぎて行き
ミラノ方面には、通勤の車がバスを次々に追い越していく。
高速道路で約15分弱で2つめの停留所のノヴァーラに到着すると、多くの人たちが乗車。

夜明け前のこの時間帯は、1日の中で最も好きな時間でもあり
明るくなるまでの時間に何をすることできたかをいつも考える。

大学受験時代に、息抜きに深夜を過ぎた時間にラジオを入れると
築地市場に向かうトラック運転手さんたちがドライブインから電話で音楽のリクエストを入れたり
短いトークに応じていた番組があり、演歌ばかりがかかっていて

高校生の私にはあまり好みでなかったのだけれど、夜明け前に働いている人たちと
築地界隈の1日の始まりの様子を知ることがどこか楽しかったのです。

その時は、いつかこんな夜更かしでなく、夜明け前に行動できるようになりたいと少し思っていた。
それから長い月日が流れて、イタリアで同じように夜明けの高速道路にいる。

通勤中の短い更新です。

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昨日、夕方17時過ぎ。夕暮れが近づく水田。
残った雪が青白く見え、沈む太陽と明るく輝く丸い月が入れ替わる。
014


水田に残るサギと野うさぎのあしあと。
015

自然保護地域にある水田では、エリザベータによると
キツネのあしあとも残っているという。
そういえば、ヴィクトリオの130ヘクタールある水田と用水路の間にある
窪んだ一部に、4匹のキツネが棲んでいると話していたことがありました。
**************
夕暮れの近所のバールに立ち寄りました。
トランプをする町の人たち。ルイージは、また負けてしまったらしい。
bar

新聞を読みながら、ボナルダの赤ワインを飲むロベルト。
ロベルト


毎週、美容院に行き、髪形を変えるのが、楽しみなロミーナ。
今週のヘアースタイル。
ロミ

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いつものねこのコーナーです。
中庭で雪のない道を慎重に選びながら進むぴーちゃん。
ぴーちゃん

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ランチタイム

出勤時、私の町周辺の朝の気温は氷点下8度。雪も霧もなく澄んだ冷たい空気の中
急いで、高速バスの入り口に向かう。
月があまりにも綺麗で強い光りを放っていました。

通勤中の短い更新です。
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昨日は、打ち合わせがあり、ランチは、自宅でなくミラノの日本食レストランでした。
定食だったので、普段のランチよりもボリュームが多かったので、
夕食は、食前酒とおつまみのアペリティーボだけに。
アルト・アディジェ地方のワイン、そして同じくアルト・アディジェ地方のスペック(燻製された生ハム)
ピエモンテのトーマチーズ。

日本でワイン会の時に、”イタリアに1人で旅行するけれど、ランチは、多すぎるし、
フルコースは高くなってしまう。毎日パニーノだけではつまらない。ワインも飲みたい。
何かおすすめは、ありますか。”
という内容のことを何度か聞かれました。

時々、バルバレスコ、バローロ周辺にある村にあるレストランで、前菜、パスタ、メイン、デザートと
注文することがありますが、普段は、外食の時には、カフェで気軽なランチのことが多いです。

ブログで雪景色ばかり続いたので、最近、外食したランチの写真の更新です。

自分で運転している時は、ワインでなくビエッラ地方の美味しいミネラルウォーターで、
そうでない時はグラスワインもつけています。

バローロで仕事に行った時、ラ・モッラにあるワインカフェで。
チキンサラダのバルサミコソースとグリッシー二、グラスワイン(ランゲ地方の白ワイン:ファボリータ)

サラダ1


友達ジュゼッペの働くミラノのアート・ギャラリー内のカフェで。
スモークサーモンとフィノッキオ(finocchio:フェンネル)のサラダ。新鮮なオリーブオイルと一緒に。
グリッシー二、パン、グラスワイン(フリウリ地方の白ワイン:フリウラーノ)

サラダ2


そして、家が目の前だというのに、町のバールでちょっとしたランチの時は
子供がおやつに買うためにテイクアウト用に用意されている 中型のピッツァ マルゲリータを
温めてもらって、お皿に乗せて、生ハムとゴルゴンゾーラの小皿と一緒に地元のグラスワイン。

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いつものねこのコーナーです。

昨日は、夕方5時半に帰宅でしたが、まだ空が明るく
気温が低い日が続きますが、日が長くなり、春が近づいているようです。

帰宅すると、中庭にある聖堂の横で、雪が残っていない排水溝の上に座り
こちらをじっと見ているぴーちゃん。
中庭

”そんなところでどうしたの。”と声をかけると、雪を避けながら、道を選び私のところまで来ました。

”日本語がわかるねこ。”とバールで町の人に話すと
ルイージが、”ねこに負けてしまったか・・・。あの白黒ネコのレベルでいいから、
僕にも日本語を教えて。”と真剣な顔で言うので、マリーノが笑って止まらなくなってしまう。

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その頃、バローロでは

今朝も、家を出発する頃、気温は、氷点下14度と薬局にある
電光掲示板が示していました。
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昨日、午前中に、電話のメッセージを着信したメロディが聞こえました。
それは、バローロで暮らすシルヴィアからのメッセージでした。
Ciao Rie,
Questa mattina alle 7.30 qui a Barolo erano -19° gradi
今朝7:30、ここバローロは、氷点下19度だったわ。
E' tutto congelato!!!!! すべてが凍りついた世界。

Immagine 019



こちらの写真は、1月中旬頃、シルヴィアと会った時、まだ雪が降る前で
日中の気温は、氷点下3度。草木が凍りついた日のことでした。
シルヴィア

”今日は、冬らしい1日ね。きっとこんな日は、バローロが美味しいと思う。”と笑顔で
ワインの箱を運んでくれていました。

今年は、暖かい冬だと思っていたので、突然の気温の低下で
動物や鳥たちも寒さで困っていることだろうと思い心配になり
早くこの寒さが過ぎ去って、訪れることを願う。

いつもは、ミラノにバスが到着する頃、まだ夜明け前で暗かったのが
遠くの空が少しずつ明るくなってきていて
寒さの中でも、確実に季節が春に向っているのを感じました。

今日も暖かいセーターとブーツで、体を温めて頑張って、いい一日を送りたいです。

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ゲンメのブドウ畑

冷たく透き通った空気で星と月が輝く朝、中庭から出た教会前は、
厚い氷で所々凍っていて滑らないようにと駐車場に向かう。

隣町を通過する時、薬局の電光掲示板は、氷点下14度とあり、おそらく
ノヴァーラ県ゲンメのブドウ畑の丘は、3度以上低いことでしょう。

1月の終わり、雪が降る前に、駐車場でワイパーを立てて駐車をする人たち、
隣町の食料品店で粒の大きな塩を何箱も買って用意をする人が多かったこの地域。
雪が降る前に、私の町の広場、駐車場には、いつもよりも多く塩がまかれて白く見えました。
町役場の除雪車が通れるように、教会に一番近い部分の駐車場スペースの一部分には
誰も車を駐車しないように、みんなそれぞれが気を配っていました。

”農業に関わる人たちは、さらにいつも、長期的に天候についての情報を持って
判断して、常に対策を考えて備えている。”という稲作農家の友達グイードが言っていたことは
日々の生活の中でも同じなのだと感じていました。

雪が残る中、ブドウ畑のある丘に行き、眼鏡の奥から目を光らせてブドウの樹の状態を見て
生まれ育ったゲンメの街とブドウ畑に熱い気持ちを持つアントネッロは

”昔は、もっとたくさんの雪が降ったものだった。特にゲンメの丘は、旧市街よりも
温度が低く、冷涼な土地だからこそ、栽培されてきた品種なんだよ。”と目を細めて
グラスの中のワインを覗き込んでいました。

ゲンメのブドウ畑
ゲンメ1


ゲンメ2


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最近、いつものねこのコーナーになっていて、町の友達のコーナーが
減ってしまったとルイージに言うと
”なんてことだ。あの白黒ねこに負けているのか・・・。”と真剣な顔で聞いていました。

ロミーナのお姑さんでキッチンで調理をしているアンジェラさんと。
自然にいつものように話しているところの方が、日本の方に伝わりやすいからと言ったのに
カメラを意識した顔を作るルイージ。
ルイ―ジ

週末が近づく頃、また雪が降るかもしれません。
ご旅行の方は、暖かくして、雪や凍結でもすべりにくく、
歩きやすいものものをご準備なさると安心です。

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短い更新。ノヴァーラより

晴れて、窓の外に見える中庭と教会の屋根に残る真っ白な雪が反射してとても眩しく
氷点下の冷たい空気の冬の青空は、色彩が鮮やかで何もかもがくっきりと目に映っています。

昨夜は、ゲンメでは、氷点下14度で今晩も、きっと同じくらいか
もっと低くなるだろうとワイナリーのアントネッロが言いました。

ゲンメの丘のブドウ畑。ブドウの樹に積もって残っている雪と青空。
novara


ねこの鳴き声かしたような気がして、中庭の大きな木の扉を開けると
ちょうど、ミサに向かう昔の町長さんとばったりと出会いました。

”最近、会うことがなかったけれど元気だったかしら。晴れて気温が下がって
凍っているから、滑らないように気をつけて。”と声をかけられ

震災後に教会で開いたチャリティの手造りタルトの相談をして以来
ゆっくりお話をする機会がなかったことに気付く。
きっと、私は、本当は、あれから話したいことはいっぱいあったはずなのに
時が知らない間に過ぎていってしまっていました。

いつも会うのは、教会前で、あれから1年が近づこうとしている。
あの日、パイを元町長さんと話している時に、私は、まだコートを着ていて
まだ水田には水も入っていない時期で、春が訪れる前のことでした。

町長さんは、その後、アフリカの子供たちのためにも、何度か慈善タルトを焼いていました。

教会から見上げる冬の青空、いつもと変わらない町の静かな風景を見ながら
世界のいろいろなところで様々な出来事があり、世界が息づき、動いていることに気づき
それを祈ることを教えてくれた人でした。

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バルバレスコで。

これは、最も雪が多く降った日のバルバレスコ ラバヤの畑の写真です。
会社のFacebookページには、ドルチェットとシャルドネを栽培している
Trifoleraの畑の写真を掲載しました。
Facebookのアカウントがない方も、このブログの右の欄からその写真を見ることができます。

今は、すでに雪が少なくなったものの、氷点下となり、熔けた雪が凍っているピエモンテです。

Barbaresco-neve 2


Barbaresco-neve 1


雪の降る日に、バルバレスコのワイナリーの友達ティツィアーナに女の子が生まれました。
”それなら、お祝をしなければ。離れているけれど、私は、自宅でバルバレスコのワインを開けるわ。”
そうメッセージを書いて送信すると、箱の中からティツィアーナの家族が造るバルバレスコを選びました。

2008年のバルバレスコ・ラバヤ
もっとも若いワインを選ぶ。森の果物の熟した果物の中に、新鮮な果物も入った
瓶詰めのようで、ネッビオ―ロのブドウの持つ、タンニン、
そしてフルーツの持つ酸味と後味がとてもエレガントでとても綺麗であり
新しい誕生で、ヴィンテージの古いワインでなく、こんなワインがとても飲みたかったのです。

今は、もう雪が降っていないので、気温が氷点下8度以下になり凍った空気が周囲を取り巻いています。

雪の日は、静かで守られているような温かなカーテンで窓の外から囲まれているように感じていました。
そんな日に、生まれた女の子と一緒に、いつの日か2012年のバルバレスコ・ラバヤのワインを
一緒に飲めるような日まで私も頑張っていられたらいい。

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雪のバローロ・ブルナーテの畑

仕事から帰宅後、今日2回目の更新です。

雪がやんで晴れた午後、それは、ここだけでなく、バローロも同じでした。
バローロ・ブルナーテの畑からの今日の晴れた風景、そして雪の日の風景です。

私の雪の水田風景の写真を見たワイナリーのシルヴィアが
同じようにピエモンテのブドウ畑の写真を撮って送ってくれました。
日本の皆さんに、どうか雪のバローロの風景を見て下さいとメッセージです。

ワイナリーから眺める今日のブルナーテの畑(BAROLO BRUNATE )
ワイナリーの住所は、バローロ村。そしてワイナリーから細い道を登ると
そこは、ブルナーテの畑が広がっています。
今日2


バローロにある小さな林では、シルヴィアたち家族が持つ白トリュフ犬が
秋から冬にかけて活躍していました。

ちょうどバローロの林で白トリュフが収穫できた日の翌朝に
ワイナリーで白トリュフを買われた日本のレストランの方も今までにいらしたので
バローロのワインだけでなく、バローロの白トリュフも味わった方もいらしゃることでしょう。

今日1


*******************
こちらは、雪の降っていた日。私が真っ白になったあぜ道を歩いて写真を撮っていたように
シルヴィアもブドウ畑まで登っていきました。

雪の日1


”いつかRIEが来た時に、朝になって雪が降り始めて大変だった。あの時も2月だったわね。
そして雪の水田は、とても綺麗だった。
いつかノヴァーラ県のRIEやヴィクトリオの暮らす町に行ってリゾットを食べてみたい。”

同じピエモンテ州、私の地域と風景もワインもチーズも食文化も方言も異なり、
私はランゲ地方に行くと、この地方のワインと一緒に、いつもピエモンテのパスタ(タヤリンなど)
そして私の暮らすアルトピエモンテ地方と違う、ランゲ地方のチーズを楽しむのです。

*******************
私は、このところ、シルヴィアの義父でワイナリーの名前にもなっている
フランチェスコさんの姿を見かけることが少なくなっていて
私は、急いで多くのことを進めていかなければならないことに気付いていました。

フランチェスコさんは、バローロのリゼルヴァを造ってみたい、
コルクの長さを5mm長くしたいなど、そういういろいろな私の要望を喜んで聞いてくれて
ブルナーテの畑に昔からあった廃墟となったレンガ造りの昔のとても小さな貯蔵庫を修復して、
ブルナーテの畑の下で眠るリゼルヴァにしようと考えて、工事を始めていました。

体調を崩してしまったフランチェスコさんが家族と自分自身の健康のために造っていた素朴なワイン。
バローロ ブルナーテの畑の土地が持つ自然の力強さを
樽の香りで覆って隠してしまいたくないと話していたフランチェスコさん。

そしてシルヴィア、シルヴィアの旦那さんとそのお兄さん
そしてモンフォルテ・ダルバのブドウ農家のシルヴィアのお父さん
義母でワイナリーで味を確かめるソムリエ的存在のジュゼッピーナさん

ピエモンテの家族の持つ温かさがたくさん詰まったワインを
私は、どう日本の消費者の人たちに伝えていけばいのだろう。

バローロ、ブルナーテ、味、コストパフォーマンスという言葉だけでは決してなく
そんな伝えきれない農家の家族の空気をどう、日本に持って帰ることができるのか
それが永遠の課題でもあるのです。

テクニカルな難しい醸造に関する言葉でなく、
何がいかに素晴らしいのかという情報や言葉の羅列でもなく、
ワイン、お食事、そして人と楽しく過ごすことのできる時間、
そんな時間を今日も持つことが出来たことを幸せに思うこと
毎日を大切に過ごしていくことを

現在、日本に根付いている独自のワイン文化と
ピエモンテの農業地域で考えるワイン、食文化の間で
うまく伝えていけるようにするには、どうしたらいいのかと考える。

まだ、その道(ストラーダ)が見えているようで、ぼんやりとしてして確信が持てず
以前、ローマでワインの勉強をした時に、目の前に1本の大きな道が広がっていったような
その時の感覚からは、まだ遠いのです。

何よりも私がもっと仕事を頑張っていくことでしょうか。
はい。今夜も頑張ります。。。

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ねこの手。

雪がやむと、澄んだ冷たい空気と除雪後の雪のかたまりがたちまち氷となりました。
中庭から、教会前の駐車場の一部が凍っていて、真っ暗な中、滑らないようにと
ゆっくり確認しながら車の前まで行く。

途中通過する隣町の薬局の電光掲示板をみると氷点下6度で、まだ予報よりも暖かい。

ミラノ行きの高速バスが来るのを、高速道路の入り口の駐車場で、車に乗って待っていると
通勤仲間のクリスティーナに、運転手から5分遅れると電話が入り
待っている通勤仲間全員の車のところまで行って、ひとりひとりに伝えると
再び、車に戻っていきました。

通勤の高速バスの中から短い更新です。
*******************
稲作農家に残る水車の跡。
茶色の小さな姿が一瞬見えたのですが、あまりに素早く、写真に撮ることができませんでした。
野うさぎは、この下に行き、姿を消したので、ここに棲んでいるのでしょう。

水車


家に到着すると、いつものねこが、柱廊の下のレンガの床の部分に
雪だらけになった手を押しあてて、雪を一生懸命払っていました。

ねこ

ぴーちゃんは、手が冷たかったのでしょう。しばらく手をなめていました。

***************
冬は、毎日、違ったスープをランチだけでなく、休憩の時にも
キッチンに行き、温かいスープを飲んで本や書類などを眺めていると
オーストリアのウィーンに行った時に、よくカフェで過ごしていたことを思い出します。

それは、グヤーシュスープの時もあれば、
オレンジリキュールが入って生クリームが入ったカフェ、
チョコレートケーキとカフェ、そしてもちろんオーストリアの白ワインのこともありました。

カフェやスープ、ワインで新聞を読んだり長時間過ごしている人たちを見て
外国語ですらすらと新聞が読めたら、きっと多くのことが変わっていくだろうと
そんなことを考えていました。
季節は、夏や春に行ったことも何度かあったはずだけれど
私の記憶の中では、いつも透き通って冷たい空気の冬のウィーンばかりでした。

今日のスープ
お料理専門家でないので、普通の簡単なスープです。
ちりめんきゃべつ、パンチェッタ、じゃがいも、にんじん、コーン、マッシュルーム
豆、カラス麦、麦、牛乳、オリーブオイル、塩
スープ


*********************
冷たくなったねこの手を見て、幼い頃に読んだ"手ぶくろを買いに。”というキツネの童話を思い出しました。
2月に入って、まだ寒い日々が続きますが、体も心も温めて頑張っていきたいものです。
皆さんもどうか良い週末をお過ごし下さい。

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雪が降り続いています。

ブログの写真は、昨日、少し気温が高くなった午後に撮影しました。

現在は、積雪が多く、田園地域にある小さな町では、除雪作業も進まず、
町の大通りから人々や車の姿が消えました。
今日は、中庭、駐車場までしか歩いていかれない状況です。

今も静かに雪が降り続いています。

ピエモンテの雪に覆われた水田地帯。
同じ町にある大きな稲作農家。
これより奥に進むと、ピエモンテ州の自然保護地域に入り、ヴィクトリオの農場があります。
044

友達、ジェンニが生まれて、結婚前まで暮らしていた家。
2

田園に続く道。
小さな用水路があるのですが、凍ってその上に積雪しているので
広い道のように見えています。

3

細かい雪がずっと降り続けていて、冷たい空気の中、雪靴で静寂な水田地帯を歩く。

この時、大きな稲作農家からかすかにスープの香りがしてきました。
それは、ノヴァーラ風リゾットパニッシャを作るスープだとすぐに気が付きました。

暖炉の横で長時間、野菜とお豆を煮こんだスープを使って、
お米に豚のラード、サラミ、赤ワインを加えてスープで煮込んだ郷土料理のリゾットは
農村の暮らしの中で、暖炉のあった季節だから3~5時間、スープを煮込むことが出来たことと
改めて気が付きました。

四季を通じていつでも、多くの人が食べていたリゾットは、その後の時代のことで
昔の農村の暮らしでは、暖炉のエネルギーを利用して作っていた冬の郷土料理だったことでしょう。

以前、雪が多かった年に、稲作農家のヴィクトリオが、私が撮った水田の雪の写真を見ながら
”雨でなく、雪は、ミネラルや栄養分がゆっくりと浸透していくことができる。”と言って
春の水田の時期を待っていました。

ヴィクトリオは、情熱、生活の中心がすべて稲作、美味しいお料理、ワイン、友達、そして野鳥撮影。

**************
今朝、雪靴を履いて外に出てみると、深い雪で歩くと足首まですっぽりと埋もれてしまう。
中庭には、雪の上に田園からの野うさぎの足あとが残っていて
雪の降る夜、おなかが空いてここまでえさを探しに来たのかもしれません。

日本では、大雪で除雪作業が進まず困っているところも多いと知りました。
仮設住宅などは、地域的に厳しい寒さで水道管が凍結しているところも多く
自衛隊の災害派遣を要請した地域もあるくらい厳しい状況で
また、各地で暖房のため、いつも以上に多くの電力が使用されていることでしょう。
いろいろなことが重なってしまっている中で、少しずつでも解消されていき、
生活の知恵や工夫をたくさん持っている雪国の人たちに、春が来てほしいと願っています。

*************
先日のブログのエリザベータは、これから四輪駆動車で空港から帰宅後
自宅で休んで、再び夕方から今日もマルペンサ空港の除雪作業に行くようです。

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マルペンサ空港の除雪作業。

午後14時過ぎの水田
水田


ずっと雪は、降り続き、夕方以降になると、除雪された道路が再び真っ白となり
次第に凍結してきています。

そんな中、稲作農家の友達エリザベータが夕方5時にマルペンサ空港に向かいました。
明日の午前中まで、マルペンサ空港の除雪作業です。

いつも130ヘクタールある水田を大型トラックのような大きなトラクターを運転する
エリザベータにとって、農閑期のこの時期に最も向いている仕事なのです。

作業中は、仮眠なくマルペンサ空港を除雪します。
ミラノ・マルペンサ空港、ここは、ピエモンテの水田地帯に近く、雪の日は
仕事に登録した農閑期の稲作農家の人たちが11月からスタンバイしています。

エリザベータによると、風雪がとても強くて凍るような寒さでの作業と睡眠時間のコントロールが
大変だと話していました。
2年前まで女性は、わずか2人でしたが、今は、女性も増えてきていて
仕事のチャンスを活かして頑張っている人たちが多いと聞きました。

空港に近づいて、着陸態勢に入った時に飛行機の窓の外からの景色の水田地帯に
ミラノのイメージと違った方も多いことでしょう。

どうか思い出して下さい。ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作農家の人たちが除雪作業して、
私が日本に向かう途中のミュンヘンで雪のために空港が閉鎖されて
欠航になって困ったように、そういう場合に少しでも混乱を回避しようと
空港を支えている人は、空港のスタッフだけでなく、農家の人々。
エリザベータは、除雪作業を夕方から翌日の午前中まで頑張って帰ってくるか
場合によっては、宿泊して仮眠後、明日以降も続く作業なのです。

*************
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その後

粉雪が舞う静かな朝、今日は、自宅からの更新です。

昨日の更新の後、夕方が過ぎる頃には、真っ白な景色に変わり
翌日の車が心配だった私は、雪を片付けて
凍結防止スプレーをワイパーにかけようと駐車場に行きました。

駐車場から中庭に続く大きな木の扉の方向に私を先導するいつものねこ。
004


001


いつものねこは、温めたアルミパックのえさを食べると、
ずっとそばを離れないでいるので私も家の中には入れないでいました。

やがて雪の中、進んでいくと何度も私の方を振り返り、にゃあと鳴きながら
教会の敷地内の裏庭に消えていきました。
ぴーちゃんは、いったい何が言いたかったのだろう。

**************

雪の降る夜は、いつものようにスープを温めて夕食、夜食、朝食にしました。

バローロ

Barolo 2006
Rosso DOCG
品種:ネッビオ―ロ 100%
アルコール度数:13.5%
Josetta Saffirio

シルヴィアの実家もあるモンフォルテ・ダルバの村にあるワイナリーで
最初に飲んだ時は、レストランでこのワインに合わせて
バローロ地方の赤ワイン煮込みのお肉を注文しました。

新樽も使われているのでしょう。
バニラ、甘草などの甘いスパイスの他にたばこ、バルサムの香り。

私は、夕食は、シンプルな野菜スープなので、このワインは、食事の時間でなく
休憩時間に、トーマチーズ、スペック(アルト・アディジェ地方の燻製された生ハム)と一緒に
モンフォルテ・ダルバの景色を思い出しながら、楽しみます。

私の住んでいるところでは、今も、静かに細かい雪が降っています。
バローロ地方のブドウ、へーゼルナッツの畑も、きっと雪景色でしょう。
*************
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RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
copyright(c) 2005-2017 
RIE OKUYAMA All rights reserved.


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