北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

August 2012

夏が終わって

真っ黒な雨雲に覆われ、まだ夜のような雨の朝。
バスの中は、読書灯がつき、今、バスがどこの辺りを走っているのかもわからないくらい
外がほとんど見えない暗さです。

高速道路の工事の関係でいったん、バスは、トリノ方面ビエッラの入り口の街に向かい
高速を出て、再びミラノ方面高速道路に入っていきます。

ノヴァーラまでいつもは、高速道路で10分弱のところ
すでに30分を経過していて、まだノヴァーラまで到着していません。
そのうち、雨雲の隙間から少しずつ朝の明るさが見えてきました。

バスの中から朝のいつもより短い更新。

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夏祭りが終わって、急に秋に向かい
夕方がいつもよりも早く訪れるようになりました。

夏の終わり

ノヴァーラの方で買い物を終えた帰り道、左右に田園がまっすぐ続く道が広がります。
時速90km近くで走っていても、横を次々に車が追い越していきます。

その田園に国立稲作研究所に登録される予定の新しい品種名と
研究所のマークの入った看板がいくつか視界に入ってきました。

途中、お米作りに情熱を持ったダニエーレの水田にさしかかると看板が3つもあり
看板のひとつには、品種MECOと書かれているのが見えました。

水田の一部に1屬困朕靴靴ど兵錣慮Φ罎鬚靴討い覿莢茲あり、それを研究施設と呼び
中国、ベトナムなどのアジアの研究者、アメリカ、欧州と今までのすべてのバカンス休暇は、
研究者たちに会って、稲を見せてもらいに旅をすると語っていた笑顔を思い出しました。

早稲の品種を栽培している農家は、収穫を終えて
背の高い大型のトラックに黄金色の山となったお米を積んで、私の前をゆっくり走っていました。

私の中でも、夏が終わっていきました。

夏の眩しい光の中、ピエモンテのブドウ畑の風景が続き、
その中で仕事をのんびりと進めてきたところもあり
きっとあれは、私にとって、やはり夏休みの日々だったことに気付くのです。

ダニエーレを思い出し、私も本格的に秋に向かって動き出します。
今日も大切に過ごしていきたいです。

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稲の種籾に関する資料を見てみると、
昨年、カルナローリ米の種籾は、1136,05トンそのうち、輸出が5.60トンが
海外に種籾として送られています。
種籾の輸出が2763トンというGLADIOという品種もあります。

ダニエーレは、食用としては、無農薬のバルド米を家族や友達の分として栽培。
他は、すべて種籾として国内外に出荷。

ヴィクトリオは、イタリアのスーパーでもよくみかける大手お米のメーカー3社に販売。
(カラフルなパッケージの中のお米の一部は、ヴィクトリオが作ったお米かもしれないと
思いながら、スーパーでいつも見ています。)
その他は、種籾としてアメリカなどへ輸出。

エリザベータは、すべて種籾用。
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7年が過ぎて。

今日は、高速道路の工事の関係で、バスは、ノヴァーラまで田園が広がる一般道を走っています。
いつもよりも遅くなってしまっていますが、ノヴァーラでちょうど日の出となり
朝日に染まるモンテローザを見ることができました。

車窓

以前、ノヴァーラの農業関係者の視察でヴィクトリオと来たことのある大きな農場前を通過。
あれは、確か2006年の今頃の時期でした。

農家の人たちがローンで大型トラクターやお米の乾燥器を購入することがあるので
銀行の営業の女性も視察に来ていて、あらゆる農家の情報を持っているその女性から
紹介されたBIOの農家の知り合いが、当時15歳だったノエミちゃんでした。

今日は、まだ高速道路に入れないので、きっとミラノに着くのが遅くなってしまうことでしょう。
田園の景色を眺めながら、朝の短い更新です。

******************
2005年の夏に、このブログを始めたので、いつの間にか7年になりました。

その夏に、町のお祭りでヴィクトリオと知り合い、その後、次第に町の友達が増えていき
いろいろなことが動き出していったきっかけでした。

春の水の風景の田園、夏祭り、収穫、霧の風景と繰り返しながら確実に時間が経過していきました。

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秋が近づき、稲作地域では、収穫の準備が始まっています。
収穫時に邪魔になる雑草を刈り、用水路部分を綺麗に整備、水田を乾燥させて
トラクターが田園に入れるようにします。

昨日、帰宅して、午後の近所の風景。
この水田は、牛舎のもので、ここは、家畜用の飼料で使われるお米を栽培。

田園

ヴィクトリオ、エリザベータの田園は、9月10日から収穫を開始する予定で
終了は、10月中旬を目標にしています。

途中、雨が降ればたちまち作業が中止になり、お米の乾燥にも時間がかかります。
収穫後の乾燥機に大きな電力が必要で、今、自然保護地域を中心に
バイオマス エネルギーにすべて転換していく予定になっています。
近所の田園の中にもグリーンパワーと書かれた施設があります。

毎年、新しい品種を研究している近所の農家では一部、早くに成熟する稲を
実験的に作っているため、その品種に対して刈り取りを始めています。
それは、カルナローリ米に近い品種の早稲。

先日の夏祭りでは、カルナローリ米でなく、同じくリゾット用の高級品種バルド米が使われましたが
このようにリゾット用の品種だけでも多くあり
ノヴァーラ県だけでも年々、新しい品種が誕生していて、国立稲作研究所に登録されていきます。

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パソコンに残っていた写真から
夏の終わりの水田とルイージ。(本人によるとプロマイドとのこと)
これは、夏祭り会場のキッチンに貼ってあり、みんなで大笑いしていました。

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先日、夏祭りの始まる前に、みんなで鉄板で温めたパンと一緒に食べたトマト。
切って、塩をふってから、オリーブオイルをかけただけのシンプルなもので
ヴィクトリオがみんなのために用意していました。

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中庭から続く教会前のねこ。お気に入りの場所のひとつ。
ちょうど、この上の階の部分に町の守護聖人が眠っています。

中庭


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お祭りのリゾット担当は、災害救援隊のマリオ

災害のあった地域での救援隊の調理班のマリオさんが再び、町の夏祭りでリゾットを作りました。

午後、私が帰宅して、お祭り会場に向かうと、すでに大きなお鍋が2つ並び
1つは、仔牛肉の脛肉、骨髄と一緒にお豆、トマトが煮込まれ、

もうひとつの大きなお鍋には、セロリ、玉ねぎ、ニンジンなどの香味野菜で
スープを作っていました。

この2つの大きなお鍋にあるスープが300皿のリゾットのスープとなったのです。

マリオさんは、アブルッツォ州 ラクイラ県で発生した群発地震をはじめ災害地域に派遣され、
最近では、エミリア・ロマーニャ州での地震の被害者の方たちに食事を作ったと話していました。

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リゾットに使われた赤ワインは、ピエモンテ州ロエロ地方のバルベーラ 3本

vino


お米は、近所の農家のバルド米30kg

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玉ねぎ、ラード、オリーブオイル

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使った ノヴァーラのサラミ Salame della duja(サラメ デッラ ドゥーヤ)は、30本。
丁寧に、ミキサーで細かくしていました。

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ひとつのお鍋に6kgのお米。お鍋は、全部で5つ。

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イタリアの被災地では、どんなメニューを作ったのか聞いてみると、マリオさんは
”君のように、イタリアには、たくさん移民がたくさんいるわけだから、
まず、考えなければいけないことは、国籍を問わず誰でも安心して食べられるもの、
例えば、ムスリム(イスラム教徒)は、豚を食べないことを考えてあげなければいけない。”

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お祭りが始まる前に、会場でお料理を運ぶ子供たち、掃除などの仕事をするみんなで食事。

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グリルをすべて担当しているクラウディオも準備中

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マリオさんは、イタリアでの地震災害地域で作った食事のことを話しながら作業を進めていました。

リゾットの地域では、ないから野菜をベースにしたパスタやスープで
メニューを変えながら作るようにした。
特に野菜スープは、みんなも好きで栄養が摂れるからよく作った。

ひとりで担当は、280〜300人くらいで、昼、夜と2回の調理だったと語ってくれる。

午後早くから準備中に野菜や仔牛肉で丁寧に灰汁を取ってスープを作っていた
マリオさんの姿を思い出しました。
大人数であるけれど、化学調味料を加えたスープでなく、
優しく大切に作られたリゾットのスープです。

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2種類のスープとお豆を入れる。
*秘密の隠し味は、ローズマリーに突き刺したにんにくをオリーブオイルとバターで熱して
香り高いオイルを加えていました。

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次のお鍋の用意で助手の方が登場。

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出来上がり、キッチン内に運ばれる。

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会場で300人以上が待っている時、みんな険しい表情になり、
キッチン内で大勢がバタバタになっている瞬間であるけれど
マリオさんの段取りで安心して、いつもと様子が違う。

とにかく楽しい。

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出来上がったリゾットを見て、
今回は、ノヴァーラ風パニッシャでなくて、ヴェルチェッリ風のパニッサになったの?と聞くと
"そうだよ。僕が頼んだ。"とヴィクトリオ。

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午後3時のスープ作りから始まり、もう月が出ていました。

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今まで、隣町のレストランのシェフ、美味しいリゾットを作ると評判だった町の主婦
農家の男性数名で作るリゾットなどがお祭りで登場しました。

今回の大きな違いは、助手が途中で1人だけで、片付けも準備もほぼマリオさんひとりでこなし
次々に時間差でリゾットが出来上がり、あっという間に300人近くの人に
待たせることなく、テーブルに運ばれていったこと

見ていると、最後のお鍋も最初のお鍋も、味がぶれることなく丁寧に
平等に美味しく料理されていくプロの救援隊の仕事を横でずっと見て
不思議な余韻に包まれながら、月を見ながら家に帰りました。

そうして町の夏祭りが終わっていきました。

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町の夏祭りが続いています。

アルプスの山々がくっきりと見える冷たく澄んだ空気の朝。
日中は、暑くなるだろうけれど、夏らしい服装でなく
ジャケットかスーツでもよかったと思いながら急いでバス停に向かいました。

隣町の薬局の掲示板は、13度と表示されていました。
高速道路バスの運転手さんもジャケットとネクタイ。

ノヴァーラを通過後、ロンバルディア州との境となるティチーノ川にさしかかると
日の出となり、いつものように紅い太陽でなく、強いオレンジ色の光を放ち
あっという間に明るいライトが点灯したかのように
眩しい夏の朝の風景に変わっていきました。

それは、あまりにもみごとな移り変わりで車窓の田園をじっと眺めていました。
通勤中の短い更新

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町の夏祭りが続いています。
日曜日は、教会の信者の人たちが町を歩き、
殉教で10代で亡くなった町の守護聖人に祈りを捧げます。

今日は、グレーのポロシャツ姿でなく、紫色の外套をつけた衣装の町の神父さん。

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自宅に戻ろうとすると、扉の前では、演奏が続いていました。

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まだ夕方のように明るい夜8時から町の夏祭り会場に向かいました。
夏祭り会場での夕食は、豚肉の白ワインソテーを選びました。(たぶんヴィクトリオ作)

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翌日は、月曜日でワインの配送の依頼など仕事も溜まっていたので
早い時間に自宅に向かいます。この時、21時15分過ぎで
あっという間に外は、真っ暗になっています。
21時半まで明るかった夏の日々は、終わりました。

お祭り会場の移動遊園地

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電飾があり、いつもよりも華やかな町の夜。

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家の前の教会は、守護聖人が安置されたお部屋が開放されています。
蝋でできているのであろう綺麗なマスクを被り、まだそのまま眠っているかのような
美少年がガラスのケースの中に納められています。

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中庭に入り、教会を見上げると、ひときわ明るく照らされた部屋がすぐ近くに見えていました。
守護聖人とマリア様のすぐ近くで、いつも生活していることが、
急に不思議なことのように思えて夜空を見ていました。

私の姿を見つけて、いつものねこが教会の前から走ってきました。

***************
もうミラノに到着。

今日は、お祭りの最終日、パニッシャの日です。
ミラノから帰宅すると、残念なことに、町にあるホスピタルでおやつをみんなで楽しむ会が終わる頃で
その後、16時からパニッシャ作りがスタートです。
スープ(ブロード)を作るのに3時間かかるのです。

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ロミーナのその後。

昨日の正午に出発したロミーナは、今頃、カリブ海のサント・ドミニカに到着していることでしょう。

イタリアに帰ってきて食べたいものがある・・・。それは、ロミーナにとっては、ピッツァでした。
ノヴァーラの広場でピッツァに食べにいって、それから、町の夏祭りに行ってみんなに最後会いたい。

仕事から帰宅後、午後に訪れたロミーナの家は、旦那さんの家族の2階部分で
ここの町を離れてからも、そのままでした。
”何もないのは、サント・ドミンゴに移住してからでなく、以前から。だって朝7時からここから
歩いて1,2分のお店、深夜に帰ってきて眠るだけでしょう。
20年近く、お食事も生活もすべてお店で過ごしていたようなものだもの。”

違ったのは、今まで、1度も使ったことがなかったノートパソコンが机の上に置かれていたことでした。

******************
夕方、町の友達5人でノヴァーラまで行きました。
ノヴァーラの広場のテントでは、次々にピッツァが焼かれていました。

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長い列を見て、ロミーナは、ため息をつき、せっかくノヴァーラまで来たから
みんなで食前酒でも飲んで、すぐに町の夏祭り会場に戻ろうと言う。

食前酒は、5人でスプマンテ1本。
運転のピエロさんは、町の帰ってからピエモンテのお祭りのワインをゆっくり飲むことに。

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嬉しそうなロミーナ。この時、帰国まで16時間。
私は、少し淋しくなる。

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周囲を見渡すと、みんなビールやスプリッツ、白ワインなど、それぞれが好きなものを
グラスで注文。じつは、ワイン1本という食前酒のオーダーは、
町の友達の時はいつもそうで、ミラノまで食前酒を飲みに行った時には、
お店の人が、どう価格をつけようかと悩んだほどでした。

食前酒タイム、それは、通常よりも値段が高くなるかわりに、おつまみのビュッフェがつくのですが
チーズやサラミ、地元のものが好きなみんなは、目的は、飲むことや食べることでなく
語る時間が欲しいだけでスプマンテを1杯ずつ飲むだけなのです。

この日、私は、”でもピッツァが食べたかったのしょう。”とお皿に4切れ持っいきました。
ピッツァのお祭り会場の目の前なので、おつまみは、ピッツァがメインだったのです。
普通のマルゲリータのピッツァの上に、ビュッフェにあったサラダのルッコラをのせました。

”美味しい?”と聞くと、ロミーナは、
”うん。RIEは、どう?私は、やはり今までの自分のお店のピッツァが恋しい。”

その日、町に戻る前にロミーナの旦那さんのアニーバレは、大きなピッツァを2枚も
お持ち帰りで買うと、ロミーナが驚く。

”もう21時半。どうするの?しかもノヴァーラで買ったら家に帰る前に冷たくなるし、
これから夏祭りに行くんだよ。”

”明日の朝食だよ。サント・ドミンゴに戻る前に食べよう。”

******************
私は、ロミーナから、私が日本に出張で行った時に、何が懐かしくなるかと聞かれました。
”ワインは、空輸していて、そのままワイン会で飲んでいるから、同じ。帰りの飛行機で
マルペンサ空港に着いた時から、軽い夕食で一番食べたいのは、
ピエモンテのトーマチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ。それに、今までは、ロミーナのお店の
食前酒と一緒にでてくるおつまみ、羊のグリルか、そうだ…忘れてはいけない。ピッツァよ。”と答えると
ロミーナは、嬉しそうににっこりと笑う。

*******************
ロミーナのその後。
サント・ドミンゴの観光客や一時滞在者のためのスペイン人の夫婦の経営する
不動産屋さんで働くことになった。

パソコンの経験がなく(私の町では、それが普通です。町役場、大学生くらいで
パソコンを持つヴィクトリオも写真家としての活動のための写真の加工でパソコンを使うだけ。)
今、パソコンに慣れるために、少しずつ勉強中。
レストラン業以外したことがなかったので、デスクワークは、40代で初めてで
新しい人生が始まったとにっこりと笑う。

”まだいろいろな手続きがあって、帰国することもあるけれど。”と笑う。
”イタリアからEU 外の遠く日本から来たRIEは、イタリアで大変だったことがよくわかった。”

ロミーナは、公用語であるスペイン語の勉強中。

********************
私は、ロミーナ、ロベルト、エルネストと同世代の仲間と
この町で年を重ねていくものだとずっと思っていました。

人生は、まだまだ動いていくので、私もまた、他の土地が待っているかもしれません。
今は、ただ、毎日を一生懸命大切に生きていくこと。

この1年で新しく出会った大切な人々、それは、モンフェラート地方の友人たちがそうです。
それに野良猫のぴーちゃん。

***********************
インターネットのニュースで日本人の方がルーマニアで到着後亡くなったことを知りました。
ルーマニアは、通勤仲間で現在、ミラノの歯科医院で働いているシモーナの祖国です。
国の状態を聞いていたのこともありますが、海外で頑張ってみたいという
気持ちが20年前の私と同じであり、とても残念なことです。
私が思うには、事故であり、彼女の落ち度があるとすれば、ほんの数パーセント未満でしょう。
巡り合わせが悪かったこと、いろいろな国に仕事で行き慣れている今の私でも無理で断る旅程です。
これを乗り越えれば、わずか少し前までの自分と違った自分に出会えるということを
夢見て頑張ろうと思ったのでしょう。

日本でもワイン会で深夜になる時は、とても怖いので、レストランからホテルまでタクシーです。
福岡県でのワイン会で、お酒であり車で来ることがないように、
そして、ワインを楽しんだ皆さんが安全に戻れるように
主要駅までシャトルバスをつけたのは、そういう思いでした。

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夏祭りが始まって。

朝の車窓から。次第に明るくなってきた空。

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長袖の黒いシャツで来てしまったけれど、今日も暑い1日になることでしょう。
いつものように通勤中の朝の短い更新

*************
昨夜、お祭りの会場に向かうと、途中、自転車に乗ったマルコと出会いました。
”元気?久しぶりだね。町のお祭りが始まったね”と嬉しそうな笑顔です。
きっと、この日が待ち遠しかったのでしょう。

子供の輪投げゲームの景品の準備をしている、昔の女性町長さんと出会い
思いっきり笑顔で手を振ってくれた姿を見て
昨年、教会で、町の女性たちを集めて慈善タルトを準備してくれたことを思い出しました。
いつも笑顔で、誠実なこの町長さんから、私は、多くのことを助けてもらっていました。

会場の入り口前で、ポロシャツ姿の教会の神父さんが”やっと涼しくなるかな。”と空を見上げて
いつものように穏やかな口調で話しかけてきました。

町の人々が集まる楽しい賑やかな空気に包まれて
私は、会場の準備中のキッチンでのんびりと過ごしていました。

今年の夏祭りで使われるワインを持つヴィクトリオ。

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キッチンのメンバーにルイージの姿も。
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今年のルイージの仕事は、ゴミの選別という重要な役割です。
プラスティック、紙、会場から出た生ゴミ、瓶、缶とそれぞれ指定のゴミ袋に入れて
朝6時には、ゴミの収集の人たちが来るので、その前にまとめなければならないのです。
夜1時に帰った後に、まだ真っ暗な朝5時に会場に行き、ルイージは、ひとりで仕事です。

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今年の夏祭りのヴィクトリオの担当は、パスタのソース作りということで
会場での夕食にラビオリを選びました。
農業のエリザベータと食事。稲作農業について、いろいろと教えてもらっていました。

007

すっかり暗くなった町で。
町を彩る夏祭りの電飾です。

014

実は、真っ暗になった夜空の下でたくさんの町の人たちと出会い、
その中にロミーナの姿もありました。
カメラの関係で(私の撮影能力の関係で)、暗くなってからの写真は
どれもぶれてしまったのです。。。

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モンフェラートのレストランで夕食。

朝、出発する時間帯に、町の街灯も、高速道路の入り口も明るくライトで照らされるようになりました。
薬局の看板は、すでに22度。
涼しい風が吹いているけれど、今日も暑い1日でしょう。
冷凍庫で半分凍らせたミネラルウォーターを持って出発。

今日の夜から町の夏祭りが始まります。
昨夜のミサの教会の鐘は、明るいメロディが続いていました。

夏祭り期間中、深夜まで町の守護聖人の美少年が眠っている部屋が公開され
教会の特別なミサも開かれます。

通勤中の朝の短い更新です。
今日は、先日、訪れたモンフェラートの写真です。

*************
夕暮れが近づくモンフェラートの丘。
今まで何度か眺めることのあったこの丘の上からの風景が
美しいというだけでなく、心に沁みるようになったのは、

オリーブ農家のヴァレンティーノ、家畜農家とワイナリー、菜園と農業全般と
販売まで行うアラン、そして仕事を通じてのたくさんの出会いがあり、
彼らの大切な暮らしがここにあることを感じてから。

モンフェラート

地元のパプリカのアンチョビソース添えなどピエモンテの前菜の盛り合わせに続いて
選んだのは、ピエモンテの郷土料理タヤリン(tajarin:パスタの種類ピエモンテ地方の細いタリアテッレ。)

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モンフェラートのチーズの盛り合わせ。
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お料理に合わせて、レストランの持つブドウ畑で造られるハウスワインをグラスで。

食前酒の白ワイン、シャルドネ(Chardonnay)、そしてタヤリンとチーズには
赤ワインは、樽で熟成させたバルベーラ デル モンフェラート(Barbera del Monferrato)

**************
いつものねこのコーナーです。

昨日も暑い1日でした。
駐車場で待っていたねこ。

IMG_0001 (2)


***************
今日は、帰宅したら、昨夜作って、冷蔵庫で冷やしておいている
イワシと玉ねぎのマリネ(sarde in saor)とサラダ
白ワインは、ピエモンテの品種:ファボリータ。

イワシと玉ねぎのマリネは、ヴェネツィア(リド島)に住んでいる時に、よく食べた
ヴェネツィアのお料理で、今でもよく作ります。
前菜として、白ワインととても美味しいです。
イタリア料理ですが、私は、シソの大葉と一緒にして和食として、ごはんと食べることもあります。

それでは、今日もこれから、ミラノです。
行ってきます。

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今日は、ノヴァーラ県で。

朝、隣町を通過する時に、薬局の気温の掲示板を見ると
日の出前の朝ですでに22度とありました。

少し前までは、同じ時間帯で15度くらいであったことを考えると
今日も特別に暑い日になることでしょう。

日の出時間は、さらに遅くなり、ノヴァーラを通過後、ロンバルディア州に入ったところで
地平線に大きく紅い太陽が見えてきました。

通勤中の朝の短い更新
今日は、水田に囲まれたノヴァーラ県の稲作地域の風景です。

*************
夏の暑い午後、あぜ道には、数多くの種類のトンボ、コオロギ、スズムシなどの
虫の音が低く響き渡り、私の足音に驚いた小さな蛙が
次々に用水路に飛び込み”ちゃぽん。”と水面で小さな音を立てていました。

029

午後の暑い日差しの中で。前方にまっすぐ2km先まで見通すことのできる舗装道路では
強い日射で地面が熱くなり、光の屈折により”逃げ水”の現象で
ずっと水溜りのように鏡になった地面が見えています。

稲作地域のノヴァーラ県。アグリツーリズモのランチでは、
農園の香草を使った鮮やかな緑色のリゾット、
メインには、ポークのローストと菜園の野菜にモンフェラートのオリーブオイル
ゲンメ地方のワインビネガー。

ピエモンテ8月 086


*************
いつものねこのコーナーです。
駐車場にあった大型キャンピングカーの下で眠っていたねこは、
私が帰宅して駐車すると、急いで起きて車のそばにやってきました。

暑い午後、強い日差しで熱くなった手すりにつかまってクネクネとするねこ。
ぴーちゃん

”今日は、ポールダンスなの?”

*************
暑いのでさっぱりとして少なめで栄養が摂れるように
今日、帰宅後は、夏野菜を使ったグリルと冷たくしてトマトをたっぷり入れた黒米のサラダです。

モンフェラート地方の菜園のトマトなどの野菜、オリーブオイル
近所の農家の黒米、ゲンメのワインビネガーなのですべて地元ピエモンテの食材です。
ワインは、白ワインが続いていたので、赤ワインが飲みたくなりました。
暑くなりそうな今日は、飲む前に少しだけ冷やした若いランゲ・ネッビオーロ。

もうミラノに到着。
集中して、早く仕事を終わらせて帰ることができればノヴァーラ県での午後の時間が待っています。
だから、今日も張り切って行ってきます。
皆さんも良い夏の1日を。

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バローロで。

昨日の夕方、ノヴァーラの駅近くを通った時、薬局の掲示板は、36.5度と表示されていました。
北部ピエモンテのゲンメのブドウ畑で、30度を越えたのは今年に入って2回で
それが一昨日と昨日だと、ワイナリーのアントネッロが話していました。

家を出る前に、ドアの近くのねこ用の容器に、たっぷりと水を注いで出発。

今、車窓は、日の出前の細かい雲と水田の風景で秋のように見えるけれど
8月15日を過ぎたにも関わらず、今日も暑い1日になるのでしょうか。

通勤中の朝の短い更新
昨日、訪れたバローロの風景です。
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”今日も暑いわね。ノヴァーラの方は、どうかしら。”とバローロのシルヴィアが
冷たい白ワインのボトルを開けながら、話しかけてきました。

バローロの町が見える丘の上で。

2


”ここに来る前に、町で不思議な光景を見たのよ。
鮮やかな色彩を持つ小さな鳥がたくさんある家の前と庭にいて放し飼いにしているようだけれど
シルヴィアは、見たことがある?”

街角で。
tori


シルヴィアの家の前で。
”まだまだ夏休み”と笑顔のアンナちゃん。

シルヴィア

今日は、帰宅したら、冷蔵庫に入っている冷たいトマトと黒米とラディッキョとツナの入ったサラダ。
そしてピエモンテの白ワイン ファボリータ。
今日もまた、夏の大切な1日が始まります。

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町の夏祭りの準備が始まりました。

写真は、最近、訪問したワイナリー内にあるトンネルです。
日曜日の朝、ほんの少しミラノに立ち寄った後、再びピエモンテのワイン産地に向かいます。
今日は、ミラノまでの車の助手席から朝の短い更新。

5


*************
今、車窓から。

日曜日1


道路の左右は、水田が広がっていて、
もうすぐ、ノエミちゃんの住んでいる町を通過しようとしているところです。

日曜日2


**************
朝、私の車のワイパーに、何か紙がはさまれていて、よく見ると
教会前の駐車場にある車、すべてに鮮やかなルビー色のちらしがあるのが見えました。

それは、町の夏祭りのお知らせでした。

ちらし


みんなが楽しみにしているパニッシャは、最終日の27日。

ヴェルチェッリ県の小さな町の名前が書かれていて、そこから出張で料理人が来るようです。
ヴェルチェッリ風のパニッサでなく、野菜も入れたノヴァーラ風のパニッシャの予定。

料理人の名前に見覚えがありました。昨年に引き続き、選ばれたのでしょう。
様々な災害などの民間救援、援助隊の料理班のリーダーのマリオさんの名前が書かれていました。

facebookのメッセージに、ロミーナからの連絡があり、25日まで町にいるからねと書かれていました。

夏祭りの途中で、遠くサント・ドミンゴに帰っていく。

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ランチは、 Tajarin (タヤリン)

週末まで休暇を取っている人が多いようです。ミラノ行きのバスは、4人だけ。
いつもの運転手さんは、笑顔で迎えてくれて優しい。
心地良く静かな車内でパソコンを広げました。
今日は、ミラノの地下鉄もゆっくり座れるといいけれど。

通勤中の朝の短い更新です。

*************
ピエモンテは、へーゼルナッツの産地。
この畑では、週末が終わったら収穫を始めます。
今、カバンのポケットには、この時に拾った実がはいったままです。

017

ずっと奥まで、大きなへーゼルナッツの木が続いています。

近くの教会の鐘の音が聞こえてきました。
目の前にある道路は、人通りも車もほとんど通らず、誰もいないかのように静かです。

よく見ると、窓が開いている家も多く、人々は、鎧戸を閉めて
柔らかな外の光が入るだけのうっすらと暗く涼しい室内で
のんびりと夏の時間を過ごしているのでしょう。

018


バローロのワイナリーで。
フランチェスコさん。

004

2階にある家から夏休みの宿題を持って、ワイナリーのテーブルにおりてきた
シルヴィアの子供たち。お姉さんは、ワインの横で勉強中。

008

妹もお部屋からペンとノートをを持ってきたけれど、集中しないで、ワインの話をしている
おじいちゃんのフランチェスコさんのところに。

そういえば、確か収穫の時も家族がいるブドウ畑に2人は、やってきて
ブドウの葉のかげになった下で、本を読んだり、絵を描いていて
ボトル詰めやラベルを貼る部屋の一角には、この2人が描いた
ブドウやトラクターの絵がたくさん残されています。

007

日が暮れるまでゆっくりと時間が流れ、1日が長かった小学生の頃の夏休みの日々を思い出しました。
夏の時間は、どこか楽しく、優しい時間が流れ、私は、嬉しくなり、
普段は、ゆっくり食べることのない仕事の合間のランチも楽しみました。

この日のランチは、ロエロ地方で少しボリュームのある一皿です。
ノヴァーラ県の水田地域で暮らしているので、普段は、あまり食べることのない
ピエモンテのパスタ料理を迷わず選びました。

ピエモンテ州南部の郷土料理 タヤリン(tajarin:パスタの種類ピエモンテ地方の細いタリアテッレ。)の
ラグー(ragu':ミートソース。)
012


************
いつものねこのコーナーです。
カバンの中の鍵を探している足元で。
今日は、扉が開くまで時間がかかると思ったのか、じっと横になって待っているねこ。

003


***********
もうミラノに到着。
バスターミナルは、休暇でモンブランの麓の街に向かうバカンス客くらいで人が少なく静かです。
今日は、サイト制作者と打ち合わせ。制作者さんは、この仕事が終わってから
8月の末から9月の初めまでバカンス休暇を取るようです。
早く終わるように、私も頑張らないと。それでは、行って来ます。

前の記事でコメントを下さった方々。ありがとうございます。
帰宅のバスでお返事を書きます。

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ねこからの贈り物。

いつもは、すでにミラノに到着している時間ですが
今日は、急用でランゲ地方に向かっています。

今、車窓から。

車窓

今日は、夕方遅くに帰宅。明日は、いつものようにミラノに行くのであるけれど
夏祭りの前の夏の楽しげな空気でいっぱいの町で、みんなにも、ゆっくり会いたいと思うのです。

ノエミちゃんから、進路の相談もあるし、またお会いたいと連絡が来ていて
そしてルイージは、自宅にある菜園のトマトとパセリもいっぱいで食べきれないから
持っていってくれと言う。

久しぶりにロベルト、エルネストたちにも会ってワインで楽しい時間を過ごしたい。
二人は、震災後のことをずっと、今でも気にかけている。

エリザベータ、ヴィクトリオから今年のお米の収穫について、いろいろと聞いてみたいこともある。

そして、里帰りで、遠くカリブ海の広がるサント・ドミンゴに引っ越した
ロミーナが、今、ノヴァーラ県の小さな町に帰ってきているのです。

そんな彼らからの連絡の最後の言葉は、いつも”夏祭りに会おう。”
町の夏祭りは、お米の収穫などで忙しくなる前にみんなと会って
楽しく飲んで食事をする、とても大切な日々なのです。

****************
昨日の朝、いつもよりも小さな声でドアの前で、いつものねこが鳴いているので
開けてみると、口にスズメをくわえているので、私が驚いて声を出すと、
ねこの口からバタバタとスズメが逃げて空遠くに飛んで行きました。

その後、しばらく、悲しそうな声でずっと鳴いていました。

さっき、お魚のアルミパックの朝ごはんを元気に食べたばかりで
おなかが空いているえわけでなく、わざわざ、ドアのところで私を呼び
持ってきてくれたようでした。
私は、スズメはいらないし、逃げて元気に飛んでいってくれてよかった。

しょんぼりしてしまったぴーちゃん。
昨日は、そんなことがあってから、ずっとこんな風に元気がない。

ねこ


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帰宅したら、ファボリータのワイン。

今日は、曇り空で、空気が少し重い朝、高速バスの停留所まで車で急ぎました。

イタリアでは、主要道路は、いつも日中でもライトをつけて運転するのですが
ここ数日、家を出る頃は、日の出前となり、夜間走行と同じように明るくライトを照らし出発。

バスを待つ。この時間のバスに遅れてしまっても、今までと違い、
次、その次と朝は、5便も通勤時間に間に合うバスがあり
バカンス休暇を取っている人が多い今日も、通勤のバスが次々に来るのです。

ミラノのバス会社とピエモンテ州のバス会社と共同運行であったけれど
人が少ないバスであること、経済不況もありピエモンテ州の援助がなくなり

7月以降、ミラノのバス会社がほぼすべてカバーしているので、本来なら運行数が減るところ
土日と通勤時間帯以外の19時20分以降のバスが廃止することによって調節され
通勤用のバスには、支障がなく、夏の休暇期間の通勤時間帯のバスも増えました。

車窓は、もうすぐノヴァーラで、聖ガウデンツィオ聖堂(Basilica di San Gaudenzio)の
クーポラが見えてきました。
朱色の大きな太陽が地平線から昇りはじめ、遠くの空がオレンジ色になっていきます。

通勤中の朝の短い更新
今日もランゲ地方、モンフェラート地方の夏の風景です。

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再び、ランゲ地方のアグリツーリズモの入り口で、同じねこに出会いました。
優雅でのんびりとブドウ畑や庭を歩き、ここで大切に飼われているのでしょう。
そんなとても幸せなねこ。

010

ランゲ地方のブドウ畑
1


そしてモンフェラート地方のひまわり畑。
8月に入り、枯れてしまっているところも多くなり、最後の風景。

3

朝夕が涼しくても、日中の気温が高く30度を超えるので
モンフェラートの丘の上で水着姿で日光浴する人も。家族でバカンスを楽しむ外国人。

2


**************
いつものねこのコーナーです。
昨日、帰宅後、私が、大きな木の扉の鍵を開けている間に
扉の隙間から何か一生懸命覗いています。

p

何年もこの地域にいた通りすがりの野良猫が、ねこを飼ったこともない初心者の私に
なついてきて1年になりました。
ここに遊びに来るようになって、毎朝、出勤を見送ってくれたり
ねこなりに、楽しい、幸せなひとときがもしあるのだとすれば嬉しい。

”ぴーちゃん”と呼ぶと、こっちを見て”にゃあ”と鳴くので
何かお話してくれているのかもしれません。
***********

もう、休暇で人の少ないミラノに到着です。
こんな日は、落ち着いて報告書などの提出書類が作成できそう。
イタリア人向けのイタリア語版の公的な東京の観光サイトも編集中。
ワインとは、関係ないですが、イタリアでの仕事も大切で、好きなことなので、
今日も、張り切っていきましょうか。
帰宅すれば、冷えた白ワイン ファボリータも待っているので。

それでは、皆さんも素敵な1日を。

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ランゲ・ネッビオーロ

明け方、星の見えない真っ暗な朝、起きてすぐにキッチンに行くと
窓の下にあるダンボールの箱の上から、のびあがって、両手をついて
窓の外から覗いていたねこの姿が見えました。

”にゃあ”と言うので、”おはよう。”と声をかける。
カフェを入れて、冷蔵庫から取り出したトマトを切るのを窓の外からじっと見ていました。

いつもと同じ時間の朝であっても、再び、日の出前に出発となり
ノヴァーラを通過する頃、ようやく地平線から真っ赤な太陽が昇るのが見えてきました。
今日も、この太陽がゆっくり沈んでいくまで、いい時間を過ごしていこうと思う。

通勤の高速バスの中には、私を入れて8名の通勤客と通路をはさんで隣の席には
出勤する別の運転手さんで、涼しい今日は、バス会社の制服の上着にネクタイ姿。
通勤中の写真ばかりの短い更新。

*********************
バローロにあるへーゼルナッツの畑、
地面には、茶色く色づいた実が落ちています。
012


ラ・モッラの丘に向かう途中のブドウ畑。

014


013


そして午後に、バルバレスコに向かう。
ワイナリーの窓から眺めるバルバレスコ ラバヤの畑。

029

友達ティッツィアーナのお父さんのジュゼッペさんが
いつもの青い帽子を被って遠くで働いているのが見えました。

畑、ワイナリー、家の中と忙しく動き回る小柄なお母さんがかわいらしい笑い声も
優しいお兄さんと時々、会社勤めの旦那さんが手伝い、家族でみんなで協力している姿を
見るたびに、とても羨ましいと思うことが多い。

品種ネッビオーロのラバヤの畑の向かい側では、
シャルドネ、ドルチェット、バルベーラが栽培されています。
その向こう側に、結婚後、ティッツィアーナが暮らしている家。
ワイナリーのある実家から、すぐ正面で
ティッツィアーナが、”ここに仕事に来るにも便利でしょ。”と言って笑っていたことを思い出しました。

030


普段、私自身がよく暮らしの中で飲む機会が多いワイン、
それは、高級なバルバレスコだけでなく、同じラバヤの畑で栽培されたネッビオーロを
スラヴォニア産の大きな樽で1年だけの熟成の若いランゲ・ネッビオーロです。

031
********
ここで少しお知らせです。
バルバレスコばかり多く取り扱っていたのですが、私が普段よく飲む、この若いワインも
7月の終わりに入荷しました。ショッピングカートにまだ載せていないので
今日、帰宅後に掲載するようにします。申し訳ありません。

これでバローロのブルナーテの畑の若いランゲ・ネッビオーロ
ロエロのネッビオーロ・ダルバ、ゲンメのステンレスタンクだけのネッビオーロと
DOCのネッビオーロばかり4種類もあるのですが、私が好きなピエモンテの品種なのです。

バローロ、バルバレスコ、ロエロ、ゲンメのような高級ワインの他に同じワイナリー、畑と品種から
造られ気軽に美味しく飲む若いワインも多く入れるようにしました。
***********

帰宅すると、駐車場から私を先導するかのように家の入り口の扉に向かういつものねこ。
私がいない時には、教会の裏口からひとりで来るのに、
私がいると、鍵のついている扉に向かい、鍵で開けるのをじっと待っているので不思議。

032


もうミラノです。今日は、15日の祝日まで休暇を取る人も多く、出勤する人が少ないかもしれません。
お盆休みの人も、お仕事の方も、素敵な夏の1日を。

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テラスでワインを待つ間に。

出勤でないので、もう少しゆっくり眠ろうかなと思ったけれど、
ねこのことが気になって、キッチンに行き、電気をつけました。

すぐに”にゃあ”と鳴き声がして窓を覗いていたねこのぴーちゃんの姿がありました。
日曜日の朝4時は、寒く、星も輝いていました。

*************
今日は、ワイン産地に行かない日なので、ノヴァーラ県の自宅で
メールなどの事務仕事をして1日過ごします。

朝7時の教会の鐘が聞えてきました。
この教会の鐘が町の1日の始まりで、夏は、20時に冬は19時に1日の終わりの鐘が鳴り響きます。
30分毎に時を告げる鐘、ミサの鐘、宗教的祝日の日には、深夜0:00から特別な鐘の音。

1日の始まりで私も仕事を開始する前の短い写真ばかりの更新。

昨日の風景。ピエモンテ州ランゲ地方のお昼のひとときの写真です。
*************
ワイナリーに向かう前に、待っている時間、私は、隠れ家のような静かなテラスに来て
そよ風を受けて、時々メールをチェックしたりしながら過ごすことにしました。

黄色のカバンのところが私の位置。

1


テラスからランゲ地方の風景を眺めて、下に続く道があり、注文したワインが来るまで
近くのへーゼルナッツの林のところまで行ってみました。

2


この辺りは、キツネやイノシシが狩猟される地域。

5

収穫の時期が近づいてきているへーゼルナッツ畑

4


ワインは、ランゲ・ネッビオ―ロ。
3

バローロ、バルバレスコ周辺のレストランやホテルなどの宿泊施設の駐車場には
車のナンバーもスイス、ドイツ、オランダ、フランス、オーストリアで
イタリアナンバーの車の大半が、空港からのレンタカーで外国人だと聞きました。

白ブドウの収穫が始まる前のこの時期に、バカンスで休暇を取るワイナリーもあります。

金曜日の通勤時には、ミラノでも人が少なくなってきました。
イタリアでは、多くが夏の休暇に入っていますが

私の暮らすノヴァーラ県は、里帰りの人もいるので夏祭りまでは、
この町を出て仕事や学校などでミラノやボローニャなど大きな街で暮らす人たちが
帰って来る町となり、人がいつもより少し多くなります。

ヴィクトリオをはじめ、町の人たちは、夏祭りの準備で忙しくなり
バールや小さなレストラン、雑貨店などの町にある数少ないお店も、いつも通りに開いています。

この町の場合は、外国ナンバーの車は、旅行者でなく、結婚や仕事で
ドイツ、フランスなどの近隣のヨーロッパからの里帰りや親戚の人たち。
近所で1人暮らしの86歳の女性は、娘がフランス ニースから帰ってくると
1ヶ月以上前から、ずっとこの時期を楽しみにしていました。

ノヴァーラ県のアグリツーリズモでは、15日のお食事会がもっとも忙しい季節で
里帰りをして、普段、会うことができないような親戚や友達たちが集まるために
毎年70名近くの予約になります。
冬のクリスマスの時期と違い、外のテーブルまでお料理を運ぶので大変です。

今年もまた、この時期には、子供たちが好きな蛙のフライも出ることでしょう。

***************
お知らせです。
*倉庫のある舞浜の会社がお盆休みです。ワインの発送は、16日から再開です。
軽井沢の倉庫から、軽井沢周辺には、いつも通りお届けできます。
メールでお問い合わせ、ご注文などは、この期間もいつも通り受け付けています。
(回答は、私なので。お返事遅れている方、お待ち下さい。今日、1日頑張ります・・・。)

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アグリツーリズモのねこ。

高速道路は、通勤の車よりも物資を運搬する大型トラックが多いです。
休暇前で急いでいるのでしょうか。

いつものように通勤中の短い更新です。
車窓は、ロンバルディア州に入り、とうもろこし畑が続いています。

******************
今日も夏のピエモンテの写真です。

ランゲ、モンフェラート、そして水田地域のノヴァーラ県の風景。

先日、ランゲ地方のアグリツーリズモの入り口で待っていると
まだ小さなねこが目の前を通り過ぎていきました。

030

目の前にブドウ畑が広がり、のんびりとしたバカンスの華やかな空気に包まれ
私は、ここでのんびりと1日中、座って本でも読んでいたくなりました。

そしてモンフェラート地方の小さな村の風景です。
村全体は、この石の壁で、淡い色彩と丘からの緑のコントラストがとても綺麗で
ゆったりと流れる夏の午後の空気を楽しみました。

047

こちらは、家族が順番で当番をしながら、ずっと夏の休暇もないことでしょう。
モンフェラートのピエモンテ牛の家畜農家の片隅で。

とり


以前、ゴルゴンゾーラ工場で働く知人が、8月の祝日に4時間交代で
勤務だったことを思い出しました。

”牛は、休暇がないんだ。次々に新鮮なミルクが届くのを
そのままにしておくわけにはいかないからね。”と言うのを聞いて
農業の中でも家畜を持つことは特に大変だということに気がつく。

オリーブ農家の友人、バレンティーノも、もうひとつの別の仕事のバカンス休暇は
オリーブの収穫の仕事のため秋に取るんだと楽しそうに笑っていたり

ゲンメのワイナリーのアントネッロも、”1年中、ワインのそばにいるから、休暇はない。”と
いつも情熱的にワインに語り、イタリアのバカンス休暇というのは、人によって様々です。

ノヴァーラ県の自宅の裏に広がる水田地域。
夕暮れが来ると、たちまち夜の時間になっていきます。

007

日本の田舎の夏の風景に一番、近いかもしれません。
虫の音、蛙の鳴き声、用水路の水のせせらぎ。

それでは、どうか、今日も1日、素敵な夏の日をお過ごし下さい。
*************
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最近の風景

朝、明るくなる時間も次第に遅くなり、朝5時半近くにねこの鳴き声が聞こえ外に出てみると
まだ星が綺麗に見える時間で、明るくなる時間が少しずつ遅くなってきました。

まだ暗い朝は、虫の鳴き声が静かに響いています。

1


この後、ねこは、私が家を出るまで、じっとドアのところで待っていて
教会前の駐車場までの短い距離を、とぼとぼとついてきて、
やがて、車が出発するのを見ていました。

駐車場で霞んだ遠くのアルプスの山を見ながらバスを待つ。

ミラノ行きのバスが、高速道路を下りて、
いつもよりもゆっくりと利用者の駐車場に向かってきました。

その前方には、白い牛をたくさん積んだトラックが走っていたのです。

今朝の通勤のバスは、人が少なく、週末から15日の聖母被昇天の祝日(ferragosto)まで
休暇にする人が多いことでしょう。

少し霞んだぼんやりとした朝の空を見ながら、
今日も通勤中の短い夏の景色の更新です。

****************
景色を見て、日本でゆっくり旅行を空想して楽しんでいますという方が
いらっしゃったので、ピエモンテの夏の景色とランチタイムの写真。

バローロのワイン産地のブドウ畑。

201

ブドウ畑を下に眺めながらランチ。

ランチ3

ピエモンテ,ランゲ地方のパスタアニョロッティ・ダル・プリン(Agnolotti dal plin)
 (Agnolotti del plin または、Agnolotti al plin)

ランチ2


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下の写真は、ミラノからノヴァーラ県の自宅に戻ってきた15時半。
遅いランチとワインをキッチンの窓辺の大理石の台をカウンターにして。

モンフェラートのヤギのミルクのチーズ
スペック、パン、トマト、炭酸水、赤ワイン(ドルチェット)

ランチ

窓の下で。半分、日向になったところで眠っているぴーちゃん。

2


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ヴィテッロ・トンナート

昨日の夕方近くの嵐では、隣町の小さなスーパーの屋根が壊れ
アンジェロがリーダーをしてる救急車の待機所にある大きな松の木が
折れて倒れてしまっていました。

車を運転していた私は、前方が見えなくなり、しばらくじっと待っていました。
小さなスーパーのお店を経営している家族と親戚が、強い雨の中
すぐに修理をはじめていて次第に元通りになっていくのを車のなかから眺めていました。

大きな松の木は、すぐに完全に切り倒され、大きなトラックに積み込まれていきました。

自宅に戻ると、窓から復旧作業をするヴィクトリオや町役場の人たちの声が聞こえてきました。
その後、青空が広がっていき、町も何事もなかったかのように片付けられ
明るい夜の時間に戻っていきました。

そして今朝、アルプスの山々が見渡す限りくっきりしていて、朝日が眩しく輝いています。

緑がいつも以上に鮮やかに見えていて、一番前に座って前方に広がる景色を見ながら
バスの運転席から聞こえてくるラジオがBGMで、ブログを更新。

今日もまた、このところよく行くピエモンテのランゲ地方の風景です。

***************
バルバレスコのブドウ畑

003


ランチは、一皿でも気軽に入れるお店をバローロの友達、シルヴィアに教えてもらい
ピエモンテの郷土料理 Vitello Tonnato(ヴィテッロ・トンナート)とパン、ファボリータのワイン。炭酸水。

009

ヴィテッロ・トンナートは、冷製の仔牛肉を薄くスライスしたものに、ツナとマヨネーズのソースなのですが
私の地方で時々見かけるものと少し違っていて、レストランや家庭によって特徴があり
興味深いピエモンテ料理のひとつです。

以前、私がアグリツーリズモの前菜で習いながら作っていたヴィテッロ・トンナートの写真
(写真は、2009年3月のブログから)
前菜

ノヴァーラ県のアグリツーリズモで作っていた時のレシピ
Vitello Tonnato(ヴィテッロ・トンナート):
仔牛肉(ピエモンテ牛 fassone castrato)、塩、香草、野菜
卵、ツナ缶(オリーブオイル漬け)、アンチョビ、ケッパー
白ワインビネガー、オリーブオイル。

****************
いつものねこのコーナーです。

ねこ

ちょうど外から向かい合わせるように、キッチンの窓辺には、大理石の細長い台が
取り付けられて、小さなカウンターテーブルのようになっています。
時々、私は、そこでワインの本やお料理の本を広げたり、
毎日の食前酒用のちょうどいいテーブルにもなっているのですが
(バーカウンターの立ち席の高さより、少しだけ低いだけなので。)
ぴーちゃんは、そんな様子を窓ガラス越しに、じっと眺めていることもあります。

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ブドウ畑の日々

ずっと更新が出来ずに申し訳ありませんでした。

**************
夜21時半まで明るかったのが、次第に短くなっていき、21時前には、薄暗くなりました。
20時半を過ぎると、夜の入り口への時間帯になり
真夏というのは、過ぎ去ったということを感じていました。

今朝、隣町を通過する時に、町の大通りの電飾、そして窓辺からは、
赤と白の布が垂らされていて、夏祭りが近いことを知りました。

近郊の町で重なることがなく時期を少しずつずらしながら夏祭りが続く1ヶ月です。
8月の終わりに私の町が夏祭りになります。このお祭りが終わると、夏の終わりとなり
農家は、お米の収穫の準備を始めます。

8月に入ってから19日までは、高速道路バスが夏休み期間の時刻表に変わりました。

夏のバスの時刻表、それは、昨年までは、通勤客が減ることで朝の運行が3便なくなり
帰りの夕方の3便がなくなっていたのですが今年は、お昼間の1便のみが減るだけでした。

今朝ののバスは、まだ通勤客の姿がありますが
日本のお盆とちょうど同じ時期に、こちらも休暇期間に入ります。

朝のバスの車窓から。

車窓


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この1週間は、ミラノ、ノヴァーラ県の自宅周辺、バローロ、バルバレスコのブドウ畑を周る日々と
いつも通りですが、夏の青空と風景を見ながら過ごす、私にとって、それは、バカンスです。

先日、通りかかったバローロに向かう途中の風景。
001

ワイナリーの敷地内から、ブルナーテの畑を見上げました。

丘の上に登ると、バローロの町の中心地に向かう道路とバローロの古城を見下ろし
平行上にあるバローロのカヌッビの丘のブドウ畑を眺めることができます。

006

ヴィクトリオから、”来週、ワイナリーに行ってみないか。”と電話ありました。
これは、町の村祭り用のワインを購入するためなのでしょう。

昨年の夏祭りは、バローロのこの家族のワイナリーのドルチェットでした。

*****************
いつものねこのコーナーです。

帰宅後、駐車場からついてきたいつものねこは、やがて書斎の窓の下で
静かに眠り、そっとしておきました。

2時間後、外に出ようと、ドアを開けると、すぐ近くにいました。
いつのまにか、待ちぶせ可能な眠り場所に移動したようです。

まちぶせ

平日の夏の午後、ミラノから帰宅後、青空と教会とねこと冷たい白ワイン。
それだけで、優しい午後の時間がゆっくりと流れていきます。

今夜もいわしのお魚をオリーブオイルで焼くので、ねこのぴーちゃんは、匂いに誘われて
キッチンの窓辺から、覗くかもしれない。

今日も栄養をつけて頑張っていい1日を過ごしていきたいです。
それでは、ミラノに到着したので、行って来ます。

******************
お知らせとコマーシャルです。

この1週間は、ワイン輸入とサイト制作に追われていました。
ショッピングカートが出来たので、本日から8月31日まで、開店記念セールをしています。
本サイトからショッピングカートへの入り口があります。

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