北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

February 2013

モンフェラート地方の冬の地下通路

出発前に、雪が止んで、静かな明け方でした。
フロントガラスに積もった10cm以上の雪を払い除けて車に乗る。
教会前通りから大通りへ。いつもなら除雪されているところも
選挙中で町役場の敷地に停められた財務警察隊の車があるので
除雪用の車が出せなかったのかもしれません。

ほのかに白く浮かび上がる田園を抜けて高速道路の入り口に向かう。
雪あかりの景色は、柔らかな空気とどこか温かさを持っています。
そして、今、高速バスは、ライトが点滅する除雪車のすぐ後を走り、
ゆっくりと高速道路に入ろうとしています。

朝の短い更新。

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雪の週末、モンフェラートのオリーブ農家のヴァレンティーノから電話があり 
急に昔のモンフェラート地方の冬の暮らしの説明を思い出していました。

車で約40分で、同じピエモンテ州であっても地形も食文化も建物も異なり、興味深い風景がありました。
小高い丘の下に広がる地下を利用していた冬の生活。

モンフェラートの小さな村は、地下の通路があり、他の家にも繋がっていました。
冬、村人たちは、この通路を使い、外に出ることなく、他の家や建物に行くことができたのです。

今よりも冬の気温は、ずっと低く寒かったのです。

通路には、ワイン貯蔵庫もあり、また地下に井戸もあります。
ここから近くにある町に広がる地下の通路には 更に秘密のドアがあり
そこから壁に沿って上に、外部から見えない空間があったといい、
それは、ユダヤ人の家族を匿っていた跡とのことでした。

小さな村の地下通路。

洞窟

地下に続く階段横に、ツバメの巣。

tsubame

ノヴァーラ県の水田地域になると、湿地帯であり、少し掘ると水が出てくると、
稲作農家の友達、ヴィクトリオが話していました。
モンフェラートにように地下がなく、また違った冬の暮らしの歴史と文化がありました。

先日の雪の水田の写真に、木柱が並んでいました。
イタリアでは、地下に埋められて電柱が全てないと思っている方も多いですが
ここは、州の自然保護地区の湿地帯に近いので、水田に沿って、
時には、水田の中を横切るように電柱があるのです。

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雪を見ながらワイン。Josetta Saffirio

綺麗に跡形もなく溶けていった雪。昨夜から降り始め、再び雪景色となりました。
日曜日なので、自宅で過ごしています。

駐車場の車に積もった雪の高さは、15僂世韻如⊃緤を含んだ雪は、すぐに溶けていき
深夜から明け方は、いつも氷点下になるので、この水分を含んだ雪が凍結してしまうことでしょう。

013


田園側から、町の教会を眺める。
初めてこの土地に来た時が冬の終わりの雪の音のない白い風景だったこともあり
好きな風景で、この中に日々の暮らしがあることを楽しんでいます。

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雪の日は、バローロのようなワインが飲みたいと思い、今日は、バローロの友達シルヴィアが
結婚前まで住んでいたモンフォルテの土地、現在、バルベーラのブドウを栽培している
お父さんのマリオさんの畑からも近く
ラベルの可愛らしさもあり、日本でも人気のあるバローロを試飲。

079Barolo 2006
ブドウの品種:ネッビオーロ100%
アルコール度数:13.5%
Josetta Saffirio

1本のまっすぐなラインを持っているワインというよりは、
新樽だけでなく、いくつかの樽を組み合わせて
最終的にひとつの味となるようにまとめている印象で、
2回目だけでなく、おそらく3回目の樽も組み合わせ
いくつかの違った樽の香りが感じられました。

落ち着いた濃いルビー色。
バニラの香り、森の果物、バルサムの香り、
いくつかの樽のブレンドを感じ、タンニンが優しく
エレガントなワイン。



熟成したチーズと過ごす冬の日曜日。ゆっくりとした時が流れています。

イタリアでは、選挙で、この町の会場は、町役場。
同じ敷地内の向かいにあるガラス張りの会議室に、
週末から財務警察官(Guardia di finanza)が宿泊。

家のドアを開けると、カーテンのない大きな会議室があり、目が合うのですが
パソコンの前に座って、ついたてのあるところにベットのようで
ピッツァの箱とペットボトルの水が置かれていました。

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ロミーナがこの町を去ってからその後。

昨日、ミラノで仕事が終わった帰り道は、細かい雪で、路面に落ちると
そのまま溶けていき、今日は、積もることがないと思っていましたが
トリノ行きバスがピエモンテに入り、ノヴァーラをすぎると
白い田園風景が広がっていました。
今朝も車のガラスに積もった雪を取り除いて、車を温めてから出発。

朝の短い更新です。

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私のすぐ後は、以前、この町で暮らしていて、今は、サント・ドミンゴで生活している
ロミーナの誕生日でした。

いつの間にか、facebookのメッセージは、英語となり
青い海を目の前にして、リゾートで長期訪れる人のための
外国人専用不動産会社を経営するスペイン人のご夫婦のところで
ロミーナと旦那さんで、昔、この町の小さなレストランでシェフだったアニーバレが働いているという。

40歳を過ぎて、初めてのデスクワークでパソコンを使っていると嬉しそうに英語で書かれていて
いつ、この町に帰ってくるのかと聞いてみると、
南国風の白い壁と木で出来た部屋の室内でパソコンをするロミーナの写真と一緒に
"小さな犬を飼い始めたから帰れない。"と言う。

"私は、ずっとノヴァーラ県のオレッジョ(マルペンサ空港から近くの町)で生まれてから暮らし
結婚後は、あの町で暮らしてきて、9月の休暇以外は、クリスマスも復活祭の日も
いつも遅くまでお店で働いてきて、その月日は、長すぎた。
冬は、いつも霧の風景だった。いつか明るい南国の海外で暮らそうと思った。"と書かれていました。

私は、今、家の外は、雪が降っていると写真を添付する。

同じような言葉をどこかで聞いたことがあると急に思い出す。
それは、バローロのワイナリーのシルヴィアでした。

ねこが暖かい室内で丸くなって眠る音のない室内で、バローロのワインを飲みながら、
窓からの雪景色を見て、静かな夕方の時間を過ごしていました。

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SCIATO

昨日は、誕生日だったので、何のワインを飲むのか聞かれることも多かったですが
私は、いつも通りです。

4月に第一号が誕生し、試飲、入荷する予定のアスティ地方のワイナリーの
品種ネッビオーロのロゼのスプマンテを、今までのピノ・ネーロで造っていたロゼ、
また、他の州の有名なワイナリーのロゼなどいろいろと比較するために、
何種類もロゼのスプマンテばかりを開けてみていたので
イチゴと一緒にこれがお誕生日向けだったかもしれません。

朝の短い更新です。

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セージア川周辺のノヴァーラ県の建物は、このようにレンガとセージア川からの
石を組み合わせた建築が多く残され、私の暮らしている町にも、多く残っています。

この1週間は、ロゼのスプマンテ以外は、ノヴァーラ県のワインばかりでした。

061


ゲンメのワイナリーのアントネッロが、フランス語のシャトーという言葉の発音を
イタリア語でスペルにしたSCIATOというワインについて考えていました。

このワインは、国際品種であるブドウに、ノヴァーラ県の地場品種を加えて、
アントネッロがスーパータスカン(スーパートスカーナ)に対抗して、楽しみで造ったワインです。

アントネッロに、今、私が日本に入れて在庫にある以外のヴィンテージがあるかどうか聞いてみると
"RIEが入れたものが、最初で最後の収穫年だよ。"と言う。

すでに、カベルネ・ソーヴィニオンのブドウの木の状態が良くなかったことをきっかけに、
地場品種以外は、木を全て引き抜いてしまい、もう今後は、造られることのないワインとなったのです。

アントネッロが石造りの中世からの建物の中で、あれこれと一人で考えて誕生したものであることを思ったら、
ゲンメやヴェスポリーナ、ネッビオーロ、エルバルーチェ以外に、
この地方で、造られたこのテーブルワインの存在もいいのではないかと急に思い、
アントネッロに何本残ってしまっているのか尋ねました。
数百本もないのか・・・。

ゲンメを中心にしたいことには変わりがないけれど、そして現在、日本に在庫は少しあるけれども
他のワインとのバランスと倉庫のスペースもあるけれど、全部、買おうかなと話すと

"でもRIEも僕もノヴァレーゼで、特にRIEの場合は、ネッビオーロ派だからね。"と言うと
アントネッロは、楽しそうに笑い
その後、ピノ・ネーロの品種について、いろいろと話していました。
こうしてゲンメの街で午後の時間が過ぎていきました。

UVAGGIO SCIATO MUOLETA はブドウの品種:
カベルネ・ソーヴィニオン 30% メルロー30% ピノ・ネロ 30% ヴェスポリーナ 10%  
024


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いつものねこのコーナー
私の椅子の下の電気ストーブの前で、丸くなって、うたた寝するねこ。
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時々、しっぽを大切そうに両手で包むように持って眠っています。

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観光プロモーション

通勤中に、ブログを更新できないでいました。申し訳ありません。
日本でのワインの仕事とは、別のイタリアの仕事の日本の地方自治体の観光プロモーション事務所の
秘書として見本市の出展準備もあり昨日、終了しました。

見本市開催期間は、いつもよりも40分遅くのバスで旅行博会場に向かったため
車窓は、朝の柔らかな色彩と田園に残っていた雪が薄桃色に染まり、
いつもは、見ることのできない時間の景色と空の色でした。

旅行博会場で休憩時間に立ち寄ったイタリア ピエモンテ州の
観光プロモーションブース。

20130216_112231

観光プロモーションのイメージは、白トリュフ、タヤリン(ピエモンテの手打ちパスタ)、ワインなど
ランゲ地方がメインですが、ピエモンテは、大きく、トリノも好きな都市のひとつ。

ビエッラ、ノヴァーラ県北部からヴェルバニア、そしてゲンメの旧市街など
アルトピエモンテ地方も魅力がいっぱいです。
いつの日か住んでみたいと思っているのは、オルタ湖から更に北の地域。

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今日は、見本市後、日本に提出する膨大な報告書など提出書類で半日過ごして
帰宅後の15時過ぎから、日本のワインの仕事の経理と発送依頼の仕事も復活します。

プレゼントなどのワイン選びなどのご相談、お問い合わせなどメールをお待ちの方、
イタリア時間で今日中にお返事お送りします。今現在までご注文のワイン、オリーブオイルは、
すべて発送依頼、または、軽井沢からの配達依頼済みです。

イタリアでの日本の観光プロモーションの仕事のピークが5月末まで続き
オフィスを続けて2週間の休暇願いが出来ない状況で
ワイン会などで日本に帰国が難しく、1週間ずつ2回帰国と分けることになりそうです。

5月は、会社の決算の納税、仕事の様々な手続きがあるので必ず帰国しますが
2回目は6月に入る可能性もあります。すでに決まっている福岡県と札幌市、
前回実施できなかった鎌倉などは、必ず日程に入れるようにします。
どうかよろしくお願いします。
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ワインの時間に。

氷点下5℃。霧の真っ暗な早朝。
フロントガラスの氷を削って、車を温めてから出発。

霧は、思っているよりも、深く、正面が全く見えない状態。
いつも走り、よく知っている道であるのに、途中、自分が
どこを走っているのかわからなくなりました。

車から、降りて暖かいバスに乗り、ほっとしました。
バスの窓一面には、細かい氷の結晶。

朝の短い更新です。

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日中は、陽射しがあり、暖かく感じられても
夕方からは、次第に気温も下がりはじめていきます。

日没は、少しずつ遅くなり、早い夕方に暗くなるような
冬の日々では、すでにないけれども、まだ寒い季節。

そんな昨日の食前酒で、キッチンのテーブルには、
若く透明感のある赤ワイン、グリニョリーノ ダスティがあったけれど
力強いワインが飲みたくなり、ゲンメ リゼルヴァ2005と
熟成したアルト アディジェのチーズにしました。

ワインの雑誌を見ながら、いくつか試飲して確かめてみたい他の州のワインもあるけれど
今では、責任をもっていかなければならないので
自分の取り扱うワインを何本も味を確認することで精一杯になっています。

収穫年によってだけでなく、樽を買い換えた時期、天然酵母のみで醸造した年、
そしてコルクやボトルによっての微妙な差があれば、
何本も開けてみたり自分の中で、データを作っていく。

これは、ゲンメのワイナリー、アントネッロが毎日、ランチ、ディナーと食事のたびに
自分で造っている白ワイン エルバルーチェを飲むように。

"1日に2回の食事で1本、だから年間365本以上かな。"と話していたアントネッロは、
品種エルバルーチェが好きだからということもありますが、話していたら
それだけでなく、自分の造るワインを毎日、確認して、収穫年、醸造法、コルクなどを
研究するためのデータだからだったのです。

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いつものねこのコーナーです。
雪の日の朝、中庭から家のドアに向かう小さな足跡。

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雪の朝

本日は、自宅で仕事。外は、静かに雪が降り続いています。
朝の短い更新です。

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晴れた週末の夕方は、透き通った空気の中、モンテローザの山がくっきりと見えていました。
予報では、この日の夜から雪でした。

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予報通り、昨夜から静かに細かい雪が降り、氷点下なので
青白い風景の中、それが凍ってところどころきらきらと光っています。

IMG_0032

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週末は、ゲンメのワイナリーに用事があり、ワイナリーのアントネッロと
ワインの品種について話して時間を過ごしていました。

この日は、通行止めでワイナリーの目の前に駐車しなかったので、のんびりと
帰り道、カーニバルの準備をしている旧市街の街の中を歩きました。
あちらこちらから、お豆を煮たスープの香りが漂ってきました。
それは、お豆の煮込み料理(fagiolata :ファジョラータ)です。

ゲンメの教会の鐘の音が響き、正午になったことを知りました。
約2時間近くをアントネッロとワインの話をしていたことになり、すっかりおなかが空いてきました。

通りかかった美味しいお菓子屋さんでカーニバルのお菓子を袋にいっぱい買い
車に乗って自宅に向かおうと、運転席に座ると、駐車場で2つも食べてしまいました。
ちょうど出来立てで、少し温かかったのです。

この揚げ菓子は、アプリコットジャムが入っているものと
もう1種類は、ピエモンテらしく、チョコレートとヘーゼルナッツのクリーム入りです。

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お知らせ

サイトのワイナリー紹介のバローロに次いで、バルバレスコが昨夜完成しました。
今、このアントネッロのいるゲンメのワイナリーを制作中。
写真は、今までのブログに掲載したものばかりです。
画像が多く、少し重いですが、ワインにご興味のない方も
ピエモンテの農家の四季の写真を見て楽しんでいただければと思っています。
バルバレスコのワイナリー GIUSEPPE CORTESEのページ
http://www.wineart-piemonte.com/vini2.html
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2月の日々。

先日のブログでは、鮮やかな色彩の夕方の空のでした。
霧の日は、まだ夕暮れ前でも、このような風景となります。
ここは、家に面している中庭と反対側にある町役場の管理する敷地内。
昔、豊かだったサヴォイア家の関係の農場跡から見た風景。
霧の中、ぼんやりと町の教会とアートギャラリーで保管しているオブジェのシルエット。

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通勤中の短い更新です。

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現在、ワイナリーの紹介のサイトのぺージ制作を空いている時間に細々としていて
バローロのワイナリーが終わると、ワイナリーの家族の子供のアンナちゃんが
何度も見て喜んでいると連絡がありました。

現在は、バルバレスコを制作中。
冬から春にかけての風景やワイナリーの内部の様子の写真を探していたところ
カメラに残っていた、昔の新聞のコピーの写真を見て、春が来るまでこれにしようと思いました。
冬のブドウ畑の剪定作業。この写真が撮影されたのは、ちょうど2月の初め。

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いつものねこのコーナーです。
電気ストーブの前で手を温めていたぴーちゃん。
敷いておいてあげたダンボールから冷たい床の上にはみ出していたので、
新聞紙を置いてあげたら、その上に手を伸ばしていました。
最近では、私が家にいる時は、ほとんどそばにいるけれど
温かい夜は、外に出ていて、帰ってこないこともあり、
こんな風に一緒に過ごす冬の日々もきっとあと少し。

005 (2)


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Vezzenaチーズ

1℃。星がとても綺麗な朝に出発。
冬の朝、ブログを書いている時、バスの車窓は、
光を通さないような真っ暗な空間が続き、ほとんど何も見えなかったのが
今朝は、ティチーノ川を超えて、ロンバルディア州に入ると、
木々や建物のシルエットが見えるようになりました。

朝の短い更新です。

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昨日の夕方、夜の入り口の町の風景です。
町が次第に暗くなり、新聞や雑誌、雑貨などを販売している町のたばこ屋さんが
閉店の準備をしはじめていました。

町の入口にある壁に囲まれたサヴォイア家の昔の邸宅の木々のシルエット
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ピエモンテ州によって保存されている中世の農民の避難所、農場、倉庫の建物と
昔のサヴォイア家の邸宅にある大イチョウの木。

私は、ここから横にある教会前の小道通りに入り、家に向かう。
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夜間無人になった郵便局の明かり、大通りの街灯、教会の柔らかなオレンジの光、
大通りを通過する車のライトだけが夜を照らすような時間に入っていき
夕焼けの空を眺めたら、早く暖かい家に帰ろうと思いました。

家で過ごす春が近づく冬の夜の時間。
この日の帰宅後の食前酒タイムは、ここ数日、イタリア北東部のトレンティーノ産のチーズです。

夏に高山地帯の牧場で放牧された牛のミルクから造られたVezzenaチーズの
小さくなった最後の残りとアルト・アディジェ産スペック(Speck:燻製された生ハム)、
ラディッキオ(Radicchio:チコリ トレビス)

vezzena

初めてのチーズだったので、以前、ブラの街でチーズ祭りがあった時に購入した
スローフード協会の本で調べてみました。
少し重いけれど、最近、通勤に持って行って読んでいるこの本によると、
皇帝フランチェスコ・ジュゼッペは、毎日の食事で、このチーズを食していたと言われています。

フランチェスコ・ジュゼッペ(Francesco Giuseppe)は、ドイツ語にすると、Franz Joseph.
オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ祇い里海箸任后

このチーズは、お店で切り分けてもらう時、直径が30cm以上、厚さも10cmくらいあるチーズでした。
熟成していて、塩気もあり、削ってパスタなどにも美味しいことでしょう。
私は、オ−ストリアを思い出し、急にウィーンのカフェで温かいスープに入れて
繊細で豊かな果実味で余韻のあるオ−ストリアのワインを一緒に飲み
カフェで本でも読んで過ごしたい気分です。

本当は、北イタリア アルト・アディジェの地域のワインにしたかったのですが、
数日前に飲んでしまっていたので、食前酒は、ピエモンテのワイン。
試飲で確かめておくために開けておいたバルバレスコ2003の残り。
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カーニバルが近づいて

青空が広がる日曜日の朝、先日までの霧の風景と違い、色彩が眩しく
冷たい風が少し強いけれど、素敵な日曜日の午前中です。

窓から町の教会を眺める。
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2月2日からヴェネツィアでは、カー二バルが始まりました。

私が、ヴェネツィアで暮らしていた頃のカーニバルのイメージは、仮面とたくさんの仮装した人々が
集まっていたサンマルコ広場の老舗カフェ フローリアン、世界中からのたくさんの人々

この地域に来てからのカーニバルのイメージは、
大きなお鍋にいっぱいに作られたお豆の煮込み(Fagiolata)
ホットワイン、ホットチョコレート、子供たち、そしてネッビオーロなどの地元のワイン

昨年のゲンメのカーニバルのお豆の煮込みが配られている様子のブログはこちら
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51869048.html

CARNEVALE GHEMMESE ゲンメのカーニバル期間。
2013年 2月2日-2月12日(GHEMME:ゲンメ)
近郊の地方自治体は、9.10日にしているところも多いです。

私たちの町は、稲作用のトラクターに荷台のステージを作って、仮装した子供たちが
小さな町をぐるりとひとまわり、わずかな時間なのですが、それでも子供たちは
その日をとても楽しみにしています。

私は、1年中でも食べたいのですが、このカー二バル期間だけお菓子屋さんに並ぶ
大好きなカスタードクリームの入った揚げ菓子。

お菓子


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黒米のクッキー(Biscotti di Riso Venere)

昨日から霧が続いている朝、車のワイパーは、その霧の細かい水滴が付着して
そのまま凍っていて動かないままでした。

静かな週末の霧の朝、もう2月になりました。
朝の短い更新です。

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昨日、帰宅後に、オフィスに持っていく小さなチョコレートを買いにバールに入ると
いつも買うチョコレートの隣に黒米のクッキーが並んでいました。

それは、パッケージにノヴァーラとヴェルチェッリのモンディーネの写真が
印刷された黒米のクッキーです。

009

この地方の昔の生活が語られる時に、必ず登場するのは、
水田で田植え、草取り、収穫と季節労働者であった女性たちモンディーネ
サギ(airone: アイローネ)、 蛙、霧

あとの3つは、今でも変わらずにあるけれど、機械化によってモンディーネの姿はなくなり
このクッキーの写真の説明に1900年代初頭の田植えの時代の
ノヴァーラの水田での農作業風景であることが書かれています。

くっきりとノヴァーラのサン・ガウデンツィオ教会(Basilica di San Gaudenzio)の鐘楼が写っているので
おそらく、撮影されたところは、ここよりもノヴァーラに近く10km以内の町だったのでしょう。

Biscotti al Riso Nero delle Mondine Novaresi
(ノヴァーラのモンディーネの黒米のクッキー)
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チョコレートを買ってバールを出ると、町は、再び深い霧に次第に包まれていきました。

人の姿もなく、静かな夜が近づいてくる頃、この町は、タイムスリップしたかのように
この地方に残る昔の物語にでてくるような風景に変わっていきます。

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一緒に帰ろうと扉の前で待っていたねこ。

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夕食は、ノヴァーラ県の農家の有機栽培のカルナローリ米の玄米を使ったリゾット。
パンチェッタとグリンピースとチーズで。

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