北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

August 2014

ブドウの収穫前に(ROERO)

ロエロにあるワイナリーでは、ブドウの他にヘーゼルナッツを栽培しているので
ブドウの収穫より早い時期で、例年、8月15日の聖母被昇天祭の祝日が終わってから
夏の休暇終了して、ヘーゼルナッツの収穫の準備を始めています。

昨年のこの時期のブログを見てみると 昨年は8月23日頃からヘーゼルナッツを収穫したようです。
この時に書いたブログのように、収穫されたへーゼルナッツは、日本でも知られている
チョコレートとヘーゼルナッツの甘いスプレッドのヌテッラ(Nutella)を作っている
ピエモンテ州アルバにあるフェレロ社にも多く送られています。

2013年8月23日のブログ

8月16日のヘーゼルナッツ畑の様子。熟成して落下した実 

nocciole

これが終わると、最初に白ブドウのアルネイスの収穫が始まるのですが
今年は、どうなっているかワイナリーのパオロに聞いてみると

ブドウは2014年の天候は、日照時間が少ないもののほぼ白ブドウ アルネイスが熟しているので、
すでに収穫の準備を始めているとのことです。

ロエロのワイナリーのブドウ畑の様子です。 (DEMARIE 2014  品種:アルネイス)

ロエロ

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ここで昨夜深夜近くの夏祭り会場のキッチンから。

夜中1時まで続く夏祭り、この日は白い大きなテントの下のテーブル240席は19時半には満席
その後、人々が入れ替わったり、外の移動遊園地に子供連れの家族が多く来ていたので
おそらく500人弱が集まったことでしょう。町の人口は約1000人だけです。

ヴィクトリオは、休む間もなくキッチンでトマトソースを次々に作っていて、やっと落ち着いた
24時近くに、話すことができました。
”Rie、キッチンに入っておいでよ。今年の夏祭りのワインの感想を聞かないと。”

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"今日、赤ワインがロベルトたちのテーブルに運ばれていったから、Rieが注文したんだろうと思って。
今年は、この地域のワインにしたんだよ。
チーズは、すべてノヴァーラ県のカーメリにあるチーズ工場からだよ。食べたかい?”

今年の夏祭りは、ゲンメ(Ghemme)にある Antichi Vigneti di Cantalupo 社のワイン3種類でした。

白ワイン Carolus
こちらは、3種類の品種を使っています。醸造は3種類別々のステンレスタンクで発酵させています。
割合は、その収穫年によって多少変わってきていますが、50%以上が地元ノヴァーラ県の品種
エルバルーチェが使われています。

品種:エルバルーチェ(Greco di Ghemme),アルネイス ,シャルドネ

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ロゼワインは、ネッビオーロです。
Il Mimo Colline Novaresi Nebbiolo 2013 
品種:ネッビオーロ100%

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赤ワインは、Primigenia Colline novaresi 2011
これは、私が夏祭り会場でロベルトたちと飲んだワインになります。
品種は、ネッビオーロとウーヴァ・ラーラの2種類を主体に
割合は、その収穫年によって多少変わっていて、2011年に関してはヴェスポリーナも使われています。

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ノヴァーラ県カーメリで造られたチーズの盛り合わせ(ゴルゴンゾーラ3種類のうち、
ひとつはヤギのミルク、中央はマスカルポーネ、そしてトーマチーズ)とパンが夕食になりました。

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そして赤ワイン Primigenia Colline novaresi 2011のハーフボトル分を注文

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運んでくれたのは、高校生のルクレッツィアちゃん。
(ブログで自分の写真を見ると楽しみにしていたので登場です。)

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まだまだ今夜もお祭り続きます。

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夏祭りが始まって。

昨夜から始まった夏祭り。
私は、その初日、自宅の外から夏祭りの準備をしている町の人々の声を聞きながら、
パソコンをしていて、最後の会社のfacebookページを更新してから会場に向かいました。

すっかり遅くなってしまい、辺りが暗くなってきていました。
お祭りの電飾がとても綺麗です。”お祭り会場は、こちら→”

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いつもは、真っ暗な教会前も、ライトアップして輝いています。

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教会裏のスペースが小さな移動遊園地になっていて、小さな子供たちでいっぱいです。
そして各アトラクションは、音と光に溢れ、隣は、大きな白いテントでテーブルが並び
21時半から深夜過ぎ(1:00)までコンサート会場となっています。

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お祭りの様々なお食事は、すべて町のボランティアのいつものスタッフがしています。
スタッフには、10代前半の人たちも含まれています。
お料理は、こんなかわいい町の子供たちが運んでいます。

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そしてキッチンでは、ラビオリを茹でていて忙しく飛び回っているヴィクトオと対照的に
すっかり一段落のメイン担当のクラウディオたち。

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クラウディオの背後の壁の向こうは、私の自宅前の中庭。
網戸の窓をあけていたら、家の中がクラウディオの焼いていたお肉を焼く香りでいっぱいになってしまった。

そしてルイージの役割は、ひとりだけですべてのゴミを担当。
片付けられたトレーの生ごみ、フォークやお皿、コップなどのプラスティック、紙ナプキン
瓶と缶と分別して、各ゴミ箱に入れていきます。

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片付けられたトレーを分別しながら、ルイージが小さく怒りながらつぶやく。
”大切なパンをこんな風な食べ方で捨ててはいけない。こんなことは間違えてる。”

”すでにちぎって食べかけたものは、鳥たちの餌に、そして食べてなくてそのまま残ったものは
明日には固くなっても、柔らかくスープで煮て、俺が食べる。
毎日同じ食事メニューがしばらく1か月くらい続いてもいいさ。捨てないで持ち帰ることにするよ。”
そういって、近くにあった紙袋とナイロンの袋に分別して次々に入れていきました。

この日、教会付近があまりにも大音響で人通りが多く、ねこのぴーちゃんとみーちゃんは
お祭りが始まると、どこか静かなところへと姿を消しました。

そして実は、この2匹の他に、3匹目のねこ、虎雄というまだ小さな茶色のねこがいます。
暮らしていた教会の一角が移動遊園地になり、驚いて教会の木の陰に小さくうずくまっていました。
”あっ。虎雄だ”と思うと、教会を隔てた大通りを(お祭りで車の通りがいつもよりもずっと多い)
危なげに2回も往復しながら、泣き叫んでいました。

それは、教会から大通りを隔てたところにある神父さんの家に行こうとしていたようです。
神父さんは、町の守護聖人のお祭りなので、夜にミサもあり、
そしてその後、知り合いとお祭り会場でお食事で不在だったのです。

静かに暮らしていた教会裏がこんな風になっていたので、
行き場を失った小さなねこは、パニックになったようでした。

”虎雄”と呼ぶと、私に気が付き必死に人に見つからないように
木陰に隠れながら少しすつ付いてきました。

いつもと違って賑やかで移動遊園地の音と光が溢れている中で、少しだけ陰になって
隠れるところに、ねこの食事のお皿とお水をおいてあげると、
怯えて小さく震えていたのが次第に落ち着いてきました。

********************
今は、まだ明るい18時、いつもと違った音色の教会の鐘が鳴り響いています。
そして窓を開けているので、ポテトフライのにおいがしてきています。
仕事前の子供たちの軽食の準備のようです。
子供たち、みんなが好きなのは、やはりポテトフライやサラミのグリルを挟んだパニーノ、
そしてトマトソースのラビオリ。

ヴィクトリオやルクレッツィアちゃんをはじめ町のみんなに会いに
今日は、夜景にならないうちに行ってきます。

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今夜から夏祭りが始まります。

帰宅のバスの中で今朝、送信したつもりの記事が下書きで残っていることに気づきました。
ピエモンテに向かうバスから追加して急いで更新します。

静かな夏の夜は、昨夜で最後でした。今夜から月曜日まで教会裏の敷地内では、
深夜1時まで大音響のミュージックが聴こえるコンサート会場となり
その4日間が過ぎると、町は、収穫が近づいた秋の空気でいっぱいになります。

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今朝、高速道路バスの車窓から。

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下の写真は、同じ時間にバスから撮影した7月11日の写真です。
大きな樹の位置から50mくらい違うようですが、ほぼ同じ場所になります。

毎日の通勤で眺める朝の車窓は、次第に季節が移り変わっていきました。

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最近、仕事が終わって帰りのバスまで20分でも余裕があれば、
ミラノを散策して別の地下鉄駅からバスターミナルに向かったり、

綺麗なパッケージに入った食材、ステーショナリー専門店で素敵なデザインの文房具
美味しそうなパン屋さんなど、時間的にいつも1箇所のみなのですが
テーマを決めてミラノを散策していつもと違った空気を楽しむようにしています。

昨日は、ロンバルディア州庁舎のビルに立ち寄ってみました。

kaerimichi1

そして、風景がミラノから大きく変わりますが、まだこの日の帰宅途中の写真です。

ミラノからトリノ行き高速バスから降りて、自宅に向かう途中、
警察からしばらく停車するように合図されて、エンジンを止めて待っていると自転車レースでした。

kaerimichi 2

ちょうど近郊の町もそして私の町も夏祭りの時期で、様々なイベントがお祭り期間中に行われます。

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9月以降、ピエモンテの農業地域は、収穫で忙しくなり、一方、様々な収穫祭が各地で行われます。
現在、稲作農家の友人と参加予定の稲作の品種に関する農業視察をはじめ
ピエモンテの人々が楽しむ様々な収穫祭にも行く予定です。

昨日のアペリティーボは、ビエッラのチーズ、そして先日、ノヴァーラ県のワイナリーで
フランチェスコたちと試飲した地元の品種 ウーヴァ・ラーラ(Uva Rara  Bonarda Novareseのこと)

現在、日本にあと少しある収穫年2012年の表示は、数字でなく、イタリア語で
ANNATA  DUEMILADODICI と書かれていましたが、アメリカでも輸入するようになったので
2013と数字に変わりました。
ラベルは、品種名が書かれているだけでしたが、他のワインと同じように畑の名前を
つけるようになりました。
2013年4月25日のブログに昨年のラベルの写真があります。
昨夜のワイン


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ここから帰りのバスで追加しています。

まちぶせねこ、時々、のぞきねこ。
今日も帰ったら、みーちゃんは、辛抱強くドアの前で待っていて
家に入ると、こんな風に、覗くことでしょう。

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遊んであげず、ワインを飲んでいる姿を目撃して怒っていそうだ…。
はーい。今、行きます。。。

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コウノトリと出会う

今朝、私の暮らしている町だけ、すっぽりと霧で覆われていました。
2km先の町の入ると、遠くの田園が霞んでいるだけです。

通勤中の短い更新です。
*******************

普段は、オフィスからまっすぐに地下鉄駅に向かうのですが
この日は、急に思い立ってミラノの新しいエリアを散策して別の地下鉄駅から帰ることにしました。

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通勤の高速バスのターミナルは、以前は、この付近にあり、
歩いてオフィスに向かっていたのだけれど

都市開発の大規模な工事のため、ミラノ郊外に移転したので、
現在のように地下鉄を乗り継ぎ約40分かかってオフィスまで行く日々となったのです。

工事が全て完了すれば、この付近に新しく高速バスのターミナルが再びできると聞いています。
もしそうなれば、通勤で毎日、ここを歩くようになるのでしょうか。

*******************
ミラノ郊外から、次第に変わっていく車窓の風景を眺めながらスマートフォンで
ラジオニュースを聞いて過ごしていました。

やがてバスは、停留所に到着。
駐車場でハンドルを握り、数秒考えGPLの燃料を入れておこうと
自宅とは違う方向にあるガソリンスタンドに向かいました。

小さな町や集落を通過して4つ目の古城が姿を現し、更に水田のある地域を走っていると
ある水田に、無数の真っ白な鷺が餌をついばみ、
そこから少し離れたところに大きな3羽の鳥がこちらを見ていてました。

何が起きたか私もわからず、ドキッとして車を停車しようと思いましたが
後続車があり小さな道路なので、そのままガソリンスタンドまで向かい、帰りに確認することにしました。

以前、フランスのアルザス地方のコウノトリで有名な街で見かけたことはありますが
それよりもずっと大きく大人の身長くらいはあったでしょうか。

ガソリンスタンドを出る時に、そこから近くにあるワイナリーのフランチェスコに電話しました。

"それは、コウノトリさ。母もかつて7,8羽の群れを田園で見たことがあると言っていたよ。
確かにこの辺りに生息しているらしいけれど、姿をなかなか現さないので、遭遇するのは珍しいよ。

ところで、今、ゲンメにいて、これから家に帰るから、せっかくここまで来ているなら
30分後にワイナリーに来るといいよ。"

来た道を戻ると、コウノトリたちは、すでに100mくらい先に遠ざかってしまいましたが
肉眼では、はっきりとその姿が見えていました。

スマートフォンの写真をさらに引き伸ばしてみると、かわいらしい3羽が確かに写っていました。

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ワイナリーに到着して、トラクターの農機具などを見せてもらい、
その後フランチェスコと今年の農業についていろいろと話を聞く。

フランチェスコは、ほぼひとりでワイナリーの仕事をしながら
それとは、別に農業関係の保険会社の査定の仕事もしています。

ピエモンテ州とロンバルディア州南部オルトレポ・パヴェーゼを担当していて、
各ワイナリーやブドウ農家の人たちのところを周り被害状況を調査して
対策などアドバイスする、そんな農業のスペシャリストとしての仕事もしています。

その対象は、ワイナリーが大半ですがクーネオ周辺の果樹園(桃、ブルベリーなど)も含まれています。
その仕事は、とてもやりがいがあり、毎日の勉強や研究は、欠かせないと嬉しそうに話していました。

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夜、この日過ごした風景を思い出してフランチェスコのワインを飲んで過ごしていました。

深夜まで夏祭りの準備で教会の裏庭から聞こえてくる
楽しそうなルイージやルクレッツィアちゃんたち、いつもの夏祭りメンバーの声と
こおろぎの鳴き声を聞きながら眠る。

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昨日は、こんな風に、まるで次々に舞台が変わる長い夢を見ていたかのような1日でした。
小雨で暗い早朝、ミラノに到着し、オフィスを出た時から
次々に、変わっていく風景とそこで過ごす時間、すれ違う人々…
それぞれの場面が印象的でゆっくりと時が経過していったのです。

今日は、どんな1日になるのでしょうか。
夏の終わりの日々、皆さんどうか素敵な1日をおすごしください。


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夏の終わりのバールで。

今朝は、小雨でグレーに覆われた空です。もう6時になろうとしていても真っ暗で、
車窓からも遠く田園の向こうのオレンジ色の街の灯りが見えています。
今日は、黒いコットンのセーターを着て出勤。

町は、夏の終わりを告げる夏祭りの準備中で、教会裏の敷地には、
夕方までスタッフが出入りをしていて、いつもよりも賑やかです。

誰もいなくなった夜、中庭に出てねこといると、教会の横にある大きな門の上に
夏祭りのための電飾が輝いているのに気づきました。

青白く輝く小さな光の繋がりは、まるで教会にかけられたペンダントのようです。

再びこの夏祭りの季節が巡ってきました。
通勤中の短い更新です。
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町のカフェに行くと、ジュゼッペがカウンターでひとり、地元ノヴァーラ県の赤ワインを飲んでいました。
″やあ、よく来たね。君は、ボトルの上質なワインが好きだったね。ロミーナの近況を聞かせてくれ。″と
言って、しみじみと赤ワインを飲んでいました。

今まで何回かブログに登場したこともある町のワイン仲間のひとり、ジュゼッペさん。

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ロミーナ夫婦は、小さな犬と一緒に美しいカリブ海を臨むリゾート地で暮らし
英語とスペイン語でパソコンを使い外国人にための不動産会社で、顧客には、時々日本人いて
そんな時は、出身のイタリアの小さな町で暮らす私のことが話題になると笑っていました。

行く前は、インターネットも使えなくて、よくバールにパソコンを持っていって
見せてあげたり、色々と調べてあげることも多かったのです。

英語もほとんどわからなくて、びっくりするくらい出来なかったロミーナは
40代に入ってから、多くのことを習得していきました。

時間は、流れていき、周囲の多くのことが変わって行く中で
90代のジュゼッペにとっては、以前のようにみんなにずっといて欲しかったというのが伝わってきました。

ピカピカに磨かれた革靴を履いて、このカフェに来る時間を大切にして毎日、楽しみにしているのです。

″何よりもこの町で暮らしている知り合いが少なくなった。"とジュゼッペは、つぶやくと
そして小声で、″カウンターの女性も見たことない・・・。知っているかい?"

ちょうど、この日は、カフェは、オーナーの友達でゲンメの隣町のワイン産地出身の女性がいるだけでした。
オーナー自身も養豚とサラミで有名な近郊の町から通勤してきているのです。

"今からロミーナのようにはいかないが、これからは、少し良いワインでも知って飲んでみようか。"と
ジュゼッペは、カウンターの女性に、私と同じワインが飲みたいと注文する。

1杯で帰るつもりだったのだけれど、もう一杯同じワインが私のところにも置かれました。
ジュゼッペさんのご馳走です。ありがとう。

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今日は、ノヴァーラ県のワイン産地のフランチェスコからいろいろと話を聞く予定です。

この気温が低く雨が多かったこの季節でやはりperonospora (べど病)の発生があり
その対応は、品種、位置によってとても複雑であると話していました。
白ブドウ、エルバルーチェの収穫を大幅に遅らせ9月の最終から10月にして
現在、ブドウの間引きを始めています。
"少量であってもやはりいいワインにしたい。まだ僕は、降参していないよ。"

フランチェスコの自宅サロンで。

フランチェスコのワイン


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ねこのぴーちゃんは、この町の教会前のアパートの敷地内で生まれ、この町でずっと育ちました。

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夏のお米料理いろいろ。

明け方に雷雨、そして今は、肌寒い曇り空の一日。
カーディガンを着て、あたたかくして自宅で仕事をしながら過ごしています。

8月15日を過ぎると、気温が低くなっていくことが多いのですが
今年は、夏らしい暑さがないまま、季節がゆっくり過ぎていきます。

帰宅のトリノ行きバスの前に、夏の臨時便で海岸のあるリゾート地リミニ行きがありますが
先日は、2名の乗客のみ乗せて出発。
*リミニは、イタリア中部、エミリア・ロマーニャ州南部にある地域で海が広がっています。

例年、海のバカンスを楽しむ家族客が多く、スーツケース、旅行用の大型バックを持つ人で
いっぱいなのですが、乗客の2名の方は、旅行でなく、観光客の多い地域で露店を開く方たちで、
荷物室には彼らの商品の入った大きなビニール袋がポンと入っただけで、出発していきました。

長く更新できないで申し訳ありませんでした。
静かな土曜日の午後の短い更新です。

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オフィス勤務が終わって、ミラノの街を散策。
来年のミラノ万博の準備で、様々な国旗が街を彩り、華やかです。

ミラノ

時間ぴったりに、オフィスを出れば、高速道路バスに出発時間に間に合うように向かうまで
約50分の余裕があり、残業しないで切り上げてミラノの街と空気を楽しむ時間や
時には、帰宅後の時間を節約するために、ミラノのスーパーで買い物をする時間を作っています。

そうなることができるように、最近、始めていることは
朝、オフィスに到着してから、時にはカフェを飲みながら
メール対応、資料作成、報告書作成など1日のの仕事をすべて書き出してみて
それぞれの見積もり時間を横に書いていきます。 0.25h、05h、0.75h、1.25hと
15分単位なのですが、それらの時間を合計して勤務時間を越えてしまうならば、
無理があるということで思い切って減らして、最優先のことだけで作成しなおして、
臨時に上司と話したり、カフェタイムなど余裕を残しておきながら
すべて勤務時間内に収まるようにして管理時間を再設定して楽しみにしながら仕事をしています。

そうすると、なぜかいつもダラダラと残りがちで、バスの出発時間ぎりぎり、時には乗り遅れて
2時間後のバスまでの時間、もったいないのでと更にオフィスに残ったりしていた頃よりも
仕事の作業が早くなり、多くのことができて、時間が確保できることがわかりました。

それは、今後、時間の管理を徹底していくと、もっとワインの仕事をする時間を作ったり、
まだまだ勉強不足の農学の資料を読んだり視察や勉強会に出席したり、田園を散策したり
ワイナリーや町の人々との交流時間を持ったりとますますいろいろなことが出来そうで楽しみです。
もっとネットやアプリなども利用して、多くのことが早くにできるようになりたいです。

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夏の時期には、よく黒米のお米のサラダなど作っていたのですが、
今年の夏は、冷製でなく、温かいお料理が多かったです。

稲作農業者のための定期購読新聞には、お料理コーナーもあり
ピエモンテから遠く離れた海のバカンス客が多いリゾート地にある
ミシュランの星つきの高級レストランのお料理の写真がありました。

黒米を使っているのかと思って読んでみると、黒米ではなく
イカ墨を使って黒くなったお米の上に魚介類が乗せられたリゾットでした。
色合いが素敵でとても美味しそうだったので紹介します。

"Il Risicoltore" 2014年6月号から
小さなヤリイカとウコンのクリームスープを使ったリゾットです。
Risotto al nero di seppia con calamaretti spillo e crema alla curcuma

risotto

リゾットは、無限にレシピがあり、サラダでは、美味しいオリーブオイルとレモンが活躍します。

下は、以前のブログに掲載した写真と同じになります。
私が、プーリア州にある友達の実家のアグリツーリズモで作ったイカスミでなく、黒米のサラダです。

お土産に持って行ったノヴァーラ県の黒米、
南イタリア プーリア州 ブリンディジ県にある友達の実家の有機農園の野菜や
たっぷりのオリーブオイルとレモン、そして港に近い魚屋さんで買った魚介類で。

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日本のインターネットのニュースで、そしてイタリアの気象情報のサイトの現地画像で
広島市の土砂災害のことを知りました。早く事態が落ちつくように願っています。

普段、意識していないことかもしれないですが、周囲が自然に囲まれたところにお住まいの方は
自然は、美しく、時には、厳しいので、何かあった時の避難について確認しておくといいかもしれません。
土砂災害危険箇所というのが、国土交通省砂防部のサイトで知ることができるようです。
今まで、ワイン会や営業などで出張した都市を思いうかべ、周囲に山があった山形県にある
町を検索してクリックしていくと、詳細にその町の等高線と地すべり、がけ崩れ、土石流の
発生の危険箇所と避難場所まで明記されていました。

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それでは、楽しい日曜日をお過ごしください。
読んでくださってありがとうございました。

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昔のお米の乾燥装置

朝が先週よりも更に暗く、イタリアでは、主要道路では、明るい日中であっても
車は、薄いライトを点灯するのですが、今朝は、夜間走行のようにヘッドライトを点けて出発。

バスを待つ広い駐車場には、私の赤い車が1台ポツンとあるだけです。

運転手さんは、休暇の人と交代で初めての路線だといい
"私の同僚はいつも出発は、時間通りなのかい。"と聞くので
"ええ。この時計ぴったり。時々1,2分早く出てしまうことがあるけれど。"と
運転席の上にあるデジタル時計を指差すとちょうど時刻が切り替わったところでした。

"君は 前に座って、工事中で高速道路を出たところにある臨時停留所の時、道案内をして欲しい。"

そんな感じなので、落ち着いて書けないかもしれませんが
通勤中の短い更新です。
*******************
今日は、帰宅後、夕方に稲作農家のヴィクトリオと打ち合わせなどでアポイントがあり
その時に、9月の収穫前に実施される新しい品種、様々な品種の実験農場として協力している
ノヴァーラ県の農場訪問視察についてもいろいろと聞いてみたいこともあるのです。

稲作農家のヴィクトリオは、明日から町の夏祭りが始まる前までの数日間、バカンスでパリに行くのです。
ヴィクトリオは、町の夏祭りの実施の責任者でもあり、そして9月になれば、
稲の収穫とそれに使う毎日大型収穫脱穀機(コンバイン)、
お米の乾燥機などの機械の調節、メンテナンスに追われ、
早朝から夜まで農場で過ごすことになるので、ゆっくりできるのは、ちょうど今なのでしょう。

いつだったか、自転車で散策している時に、ヴィクトリオの奥さんのジェンニが
夕食のいくつかパニーノを届けに車で自然保護地域に向かっていくのを見かけました。

夕食は、大型コンバインの上なので、片手で気軽に食べれるパニーノがいいようなのです。
もちろん、パンの中には、トーマやゴルゴンゾーラチーズ
そしてノヴァーラの美味しいサラミ Salamin d'la duja(Salame della duja:サラメ デッラ ドゥーヤ)
豚の肝臓、脾臓の使われたFideghina (フィディギーナ)です。

昔のお米の乾燥装置
(この写真は、家の前の教会の近くで昔の領主さんの農場跡地にかなり似ています。
現在でも、使用されなくなったこの装置がそのまま昔の記録として博物館の敷地に残されています。)

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こちらは、多くの農場で現在、使用されている装置

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以前、お米の乾燥の様子を動画にしたこともあります。農場内が暗くて見えにくいかもしれません。
これは、また違ったタイプの乾燥装置で機械の中をお米が送風で循環するタイプではありません。

近所のクラウディオさんの農場では、2種類の大型乾燥装置をお米の状態に応じて、使い分けたり
または、忙しい時期になると2基を稼動させます。



もうミラノに到着。
それでは、どうか良い1日をお過ごし下さい。

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2014年の夏の気候とノヴァーラ県の稲作地域

今朝、8時過ぎに家の近くの郵便局へ、バカンス休暇シーズンであるけれど
町の広場には、八百屋さんのトラックが到着していて土曜日の小さな市場に人々が集まっていました。
私は、郵便局から教会の前を通って、駐車場に行き車に乗って
ゲンメを越えてロマニャーノ・セージアの街まで、ねこたちのごはんを買いに行っていました。

途中、踏切で列車の通過待ちで、エンジンを止め、のんびりと数分、過ごしていました。
すぐ近くをセージア川からの支流の小さな運河(用水路)が流れていて、
このワイン生産地から稲作地域へと続いています。

窓を開けるとひんやりとした空気が車内に流れ込んできました。
その時、運転席からの写真です。遠くに古城も見えています。

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ワインの仕事のfacebookページでゲンメの気温の様子を更新しましたが、
今年の夏はとても気温が低く、雨も多いです。
それは、ブドウだけでなく、稲作にもとても影響していて、

2,3日前のニュースレターで、ヴェルチェッリ県とノヴァーラ県の稲作地域に
空気中の微粒子の飛散状況と気象データの観測結果
糸状菌(かび)の一種で発生する稲の病気Pyricularia griseaの発生リスクが最も高いと発表され
至急、対策をして専門の技術のアシスタントも利用するようにと専門家の連絡先が書かれていました。

稲の病気の写真と感染のメカニズム(ロンバルディア州発行の農業資料から)
*ブログなので画像が小さいですが、クリックすると少し大きくなります。
資料には、何ページにもわたって、この病気について解説され、現在ノヴァーラ県、ヴェルチェッリ県では
大学と協力してこの稲の病気の被害を防ぐためのプロジェクトがあります。

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イタリア稲作協会(L'Ente Nazionale Risi)の2008年の資料から
感染した稲の葉

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この地方のブドウ、そして稲のためにも今日のように乾燥してさわやかな晴天が続いて欲しいものです。
青空で朝の気温はやや低く、ブログを書いている午後16時の今、21℃と爽やかな土曜日の1日です。

*********************
最近、寂しくなるとずっとドアの前で誰か帰って来るのを待って
遊ぶのを楽しみにしている まちぶせねこのみーちゃん

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夏だけれど赤ワインの日々

雨の予報で傘を持って家を出ました。

曇っているせいもありますが、まだ辺りは薄暗く、教会のライトアップが輝き
大通りの街灯のオレンジ色の光のラインが高速道路の入り口まで続いていました。

白く儚い色の満月も見えていて、いつの間にか日の出の時間が遅くなっていることに気付きました。

今週は、15日の祝日のある週なので、休暇を取る人が多く
今朝の高速道路バスは、私ひとりだけを乗せて出発。
通勤仲間の歯科助手のシモーナも夏のバカンス休暇中。

私のバカンス休暇は、いつも日本に帰国してワイン会なので11月末から12月にかけてで、
たくさんの方々にお会いできるその日を楽しみに今日も張り切っていきましょうか。

通勤中の短い更新です。
********************************
ロエロのワイナリーで。
バカンスシーズンで、まるで海水浴に行くような服装になっちゃっているなあと笑うパオロ。

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いつもなら、夏のこの時期は、冷たい白ワイン、ロエロ・アルネイスばかりだけれど
今年は、夏でも秋のように熟成した偉大な赤ワインも多く飲みます。

この日に購入したロエロ・リゼルヴァが夏の夜にとても美味しく感じられ、
そして、昨夜は、ゲンメでした。(今日も帰宅後は、コルクを開けて3日目のゲンメが待っています。)

*現在、販売中のピエモンテの白ワインは、ロエロ・アルネイス、ランゲ・ファヴォリータ、
そしてアルトピエモンテ地方のエルバルーチェとも収穫年2013年になっています。

白ブドウは、一番最初に収穫、その後、ドルチェット、バルベーラと続き
(ノヴァーラ県では、ウーヴァ・ラーラ、ヴェスポリーナ)
そして、最後にピエモンテの高級ワインとなっていくネッビオーロの収穫が10月中旬以降で
霧の季節、気温が低くなる前に行われます。

白ブドウに続いて順番に赤ブドウがその時期を待っているのです。
家族経営で収穫の人数も限られているので
(労働の届出、保険が必要なので誰でも収穫できるわけでないのです。)
収穫は、ブドウが完熟前になり繊細で複雑な北イタリアのワインの面白さがあります。

今年の天候、そして白ブドウの収穫まで約1ヶ月であることを考えると
個人的には、2014年のエルバルーチェの酸味がどのようになっているか
楽しみではありますが、来年も引き続き2013年が販売できるように
ワイナリーの残りの白ワインを購入して準備しておくことを考えています。

(業務連絡:日本で倉庫を管理してくださっている方、そんなスペースはないと心配すると思いますが
ワイナリーにあるRIEスペースでピエモンテで保管して必要に応じて日本に輸送するので大丈夫です。)

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夏祭りももうすぐ。広場前のカフェにジェラートを買いに行くと
町のおじ様たちに呼び止められます。

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"RIEのおすすめのワイン試飲会をしようと話し合っていたんだ。
いつできるんだ。日本では、ピエモンテの夕べの試飲会をしているらしいが
近くに住んでいる僕たちのワイン会は、ないのかい。"

ノヴァーラ風リゾット作りなら任せてほしいと自称名人であるニコラさんがパニッシャを
カフェのパオロが地元のチーズやサラミを用意するとまで、いつの間にか決まっていました。
ニコラさんの自慢のパニッシャは、ノヴァーラのサラミの中でも、豚の肝臓、脾臓の使われた
Fideghina (フィディギーナ)だけを使って作るそうです。

ジェラートもワインもご馳走になってしまったので、町のワイン会も開催したいけれど
ヴィクトリオやルイージなどお米の収穫時期もあるので、時期が少し難しい。
お米の収穫前か収穫後の秋の終わりに。

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今夜は、グルテンフリーのパスタ

日中、晴れて暑い日もありましたが、夏らしくない日々が続いています。
8月に入って次第に日没も早くなりはじめ、仕事では9月以降の仕事の準備をしながら
今年の天候で、私の中では、まだ7月の初めのような気がして不思議な気持ちになっています。

5月の段階では、稲作にとってとても良い天候のデータが出ていましたが
その後、強い雨と気温が上がらない日々が続き、稲作農家の友人のヴィクトリオが
”今年は、お米は、まったくダメだ。今から暑くなったとしてもきっとだめだ。”と話していました。

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昨日、キッチンにある食材のケースを見ると、グルテンフリーのパスタの箱が出てきました。

これは、以前、病院食、学校給食などのキッチンの現場に行った際に
試食した中に、アレルギー、腸疾患の方やセリアック病などの方のための
グルテンの含まれていないパスタがあり、それを後日、試しに購入してみたのです。

*グルテン(gluten) は、小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種。
以前、セリアック病のイタリア人から、日本に旅行する際に、グルテンは、お醤油にも含まれているので
グルテンの含まれていないお料理を注文したいが、レストランの人にそれを伝えるには
どうしたらいいかという問い合わせがあったこともあります。

パスタの箱を見ながら、この時に出会ったステファノ先生が
限られた予算で良質なもので美味しく素材の仕入れから考えて日々研究していたこと
そして何よりもこの時の食事が体に優しくシンプルでとても美味しかったことを思い出しました。

今晩は、素材を活かして、良質なオリーブオイル、塩を最小限にしてしたお料理を作ってみたくなりました。

写真は、病院食、学校給食のキッチンの現場を訪れた時
調理後、できたてのものが低温で管理されます。パスタは、5℃以下、お肉はさらに低温に。

キッチン

これは、ある日の入院患者のランチ
(普通食:このプレートは、緊急に入院する人などの場合の予備のもの)。
ランチが病棟に運ばれる前にキッチンから低温のまま保冷車で管理されたものが
専用オーブンで温められます。

病院で

”この生ハムも是非、試食して欲しい。数々の見本市や農家を訪ねて、予算内で良質で安全で
提供していける農家と契約したんだ。”と目を輝かせて自信を持っていたステファノ先生を見て
それまでにイメージしていた給食や病院での食事が違ったものに感じられました。

シンプルで素材の味がとても感じられて、塩もオリーブオイルも必要量で味付けされた、
これらのお料理を毎日食べたいと思いました。
ステファノ先生は、毎日の勤務中の食事は、病院に提供しているものと同じで
常に自分で試食しています。それは、もちろん普通食だけでなく、様々な食事の味を確認しているのです。

(さりげなく私まで写ってしまっています。学校給食のグルテンフリーと普通のパスタの試食 )

IMG_6995 (2)


急に、町の夏祭りで大勢のためのリゾット作りを担当してくれる
災害時の救援隊調理班リーダーのマリオさんの姿を思い出しました。

大勢の人の健康を考えてシンプルに平等に大勢の人数分を時間内に冷静に作っていく姿を通じて
高級レストランの洗練された素晴らしいお料理だけでなく、
ステファノ先生やマリオさんが支えている食事の現場もまた、イタリアらしい食の魅力がいっぱいでした。
毎日の食事が楽しく幸せに感じられます。

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今月下旬に開催される私の暮らす町でも、少しずつ夏祭りの準備が始まっています。
以前は、町の広場で開催していた時は、その広場を長い期間、封鎖してしまうのを避けるために
夏祭りの開催前日の直前で徹夜で設営して慌てて準備していましたが

今年は、教会の裏庭が会場になったため、普段、町の人の立ち入り禁止区域で
ねこやすぐ隣に住んでいる私、時々市役所の人が出入りするだけの敷地なので、
8月に入ってから少しずつ設営の準備をのんびり始めているようです。
今年も、町のリゾット作りは、災害時の救援隊調理班リーダーマリオさんの予定とのこと。

日曜日の午後、晴れていますが、やはり遠くに雨雲が見えてきました。
誰もいない県道で。

県道で

この道をまっすぐ行くと舗装されていない道となり
ヴィクトリオの持っている自然保護地域にある水田へと続いていきます。

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Riso Artemide

今朝は、モンテローザ、そしてチェルビーノ(マッターホルン)とアルプスの山々がくっきりと見えています。
停留所を過ぎて、高速道路にバスが入ったところです。

1


通勤中の短い更新です。
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観光バスが来た時にだけ開く、近所の食材店のショーウィンドーに飾られていたお米の広告。
黒米の産地であることで有名なこの小さな町は、以前まで広告は
Venereの品種が広告でしたが、その後、誕生したArtemideの写真に変わりました。

以前のブログ(2013年8月14日)で、Venere米よりもアントシアニンが
多く含有される黒米が誕生したことを書きましたがそれが、このArtemide です。

Venereは、1997年に中国人の研究者の協力によって、
ヴェルチェッリ県にある研究所で誕生しました。
フィリピンにある世界の稲の品種を保管している
世界的に重要な国際稲研究所(IRRI :Istituto Internazionale di Ricerca sul Riso)の
黒米の品種とPandaという品種を交配させることによって
ノヴァーラ県、ヴェルチェッリ県で栽培可能になった黒米です。

一方、新しい品種のArtemideは、このVenere米と
長粒米であるLungoBでインディカ米の品種の交配から誕生。
鉄分、そしてケイ素の含有量がかなり多い品種となります。、
調理時間は、Venere 米が約40分でしたが、それよりも少し長く45分は必要。
(参考としてカルナローリ米のリゾットは、約17分)

2

時々、サイクリングから帰ってくると、近所から黒米(Venere)を炊き上げる香りがしてくることもあり
比較的、この町では、黒米を食べることが多いです。
Venere米の時は、クラウディオさんの農場で、そしてArtemideは、牛舎の隣にある農場が
作っていて販売しているので、好みに応じて買う場所が異なりますが
まだ以前からあったレストランなどでもVenere米が使われることが多いでしょうか。

私は、昨夜、とても久しぶりにスパゲッティを使ってお料理をしたのですが
スパゲッティは、年に数えるくらいで、そのほとんどが日本に一時帰国をした時に
イタリアンレストランのランチなどでいただいた回数です。
この町では、お米を使ったお料理が主流で、友人のヴィクトリオもパスタは、年に1,2回。
それもスパゲッティでなく、アルバなどでタヤリンというピエモンテの手打ちのパスタのことです。

だからといって、私は、いつもリゾットというわけでもないですが、ランチなどでは
このブログで写真に出てくるようにピエモンテの前菜にお肉や野菜のグリルにパンであったりで、
レストランでプリモであるパスタを食べる機会が少ないかもしれません。

今晩は、色彩が綺麗な黒米のサラダと
ピエモンテの白ワイン、シルヴィアの家族の造るランゲファボリータのワインに。

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