北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

November 2014

日本からの更新です。モンフェラート、そしてゲンメへ

更新がすっかり遅れてしまい申し訳ありません。
その間、私は、マルペンサ空港からフランクフルト経由で東京に。
そして昨日から北海道で、今、札幌のホテルから写真ばかりの短い更新です。

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帰国前に訪れたモンフェラート。ここにオリーブ農家があり、時々訪れる場所です。

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オリーブ農家には、とうもろこし畑もあり
とうもろこしの粉(ポレンタ)になる前の様子を見せてもらいました。

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覆われたシートを外すオリーブ農家のヴァレンティーノ ヴェリオさん。

天日干しで乾燥したトウモロコシが見えました。
これをピエモンテ州クーネオにある農家の臼で挽いて粉にしていきます。

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そして、その翌日、仕事の帰り道、ゲンメに立ち寄りました。

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Ghemmeのワイナリー ROVELLOTTI(ロヴェロッティ)で完成した
Erbaluce Spumante Metodo Classico

何度も試飲して意見交換、先月仕上がった120本の状態のままでは、輸入できないと思っていました。
今年もダメかもしれない。
最後の仕上げが間違った方向に行ってしまったという思いがあり、話し合いに行こうと思っていたら
アントネッロも同じことを考えていました。

ポテンシャルの高い品種、エルバルーチェのままにしておきたいと気持ちでいっぱいでした。

帰国直前に用意してくれたワインを一口飲んで、アントネッロと目があって笑みがこぼれる。
美味しく完成です。

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現在、輸入に必要な食品分析結果の書類を待ち、そして12月には日本へ。

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これからホテルを出発して、札幌駅に向かいスーパーカムイで滝川に向かいます。
札幌の仕事仲間で大切な友人と滝川のイタリアンレストラン ラ・ペコラ (La Pecora)さんでランチ。

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陽だまりのねことお知らせ

夜明け前でまだ暗い中、アルプス山脈の白いシルエットが長く横に続いているのが見えていました。
今日は、先日の日曜日の朝のように、鮮やかな色彩と光でいっぱいの冬の朝になることでしょう。

通勤中の短い更新です。
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昨日は、濃霧と冷たい雨、そして土曜日は強い雨で暗い1日でした。
雨が強く荷物がいっぱいだった土曜日は、教会前の駐車場でなく自宅前の敷地まで車を入れていました。

日曜日のミサの時間が終わったら、車を明日の出勤に備えて移動させなければと思い中庭に出てみると
陽だまりの中、すっかり自分の居場所として、くつろいでいるのを発見。

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みーちゃん、車を移動させたいんですけど。
"どいてください。"と言ったら

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怒っちゃったみたい。

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お知らせ。

今日は、仕事が終わったら午後は、モンフェラートの丘まで行き、オリーブ農家を訪問して
試食、輸入の打ち合わせ、食品分析書類、今年の新しいオリーブオイルの裏ラベルの
日本語印刷の準備です。
いつもは、ステンレスタンクの中で落ち着かせて翌年の2月頃出荷していましたが
今回、すでに完売してしまっている商品が出ているので、
皆さんにご迷惑をおかけしているので少し早めの出荷を予定しています。
現在、 Eventoは完売で、Roburも残りが少なくなっています。

最初、丘の一区画に多くの種類のオリーブの木を実験として栽培し冷涼な土地であるため、
品種によっては、生育できないものもありましたが何種類かは、この土地と気候でも
とてもいい結果が出て、確信して栽培した品種からです。
数年前に氷点下30度になった冬に凍結で縦に割れてしまった樹もありましたが
その後、ヴェレンティーノさんとお父さんのピエロさんによって復活を遂げたオリーブの樹もあります。

エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル Evento
品種:レッチーノ(Leccino),マウリーノ(Maurino),グリニャン(Grignan),
ファバロール(Favarol),レダール(Redar)

エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル Robur
品種:レッチーノ(Leccino),カルボンチェッラ(Carboncella),レッチョ・デル・コルノ(Leccio del Corno)
グリニャン(Grignan)


明日は、今日の午後に行くモンフェラートの景色を皆さんにと思っています。
日本帰国が近づいてきました。
今日も良い一日になるように時間を大切に過ごしていきたいです。
それでは、行ってきます。


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Bollito misto alla Piemontese

先日のブログに、白トリュフのハンターがホテルのレストランに販売しに来たこともあると書きましたが
ちょうど、その場面の写真が残っていました。

ランゲ地方のアグリツーリズモのロビーで。

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こちらは、雨が続いています。
昨日、今日と雨が上がって明るい空も見えた時間もありましたが
明日から再び雨の予報で、田園は霞んで、グレー色の空が広がった世界です。

こんな日は、温かい美味しいピエモンテ料理と素晴らしい赤ワインにしたいです。
これは、近郊にある地元の小さな町のレストランの冬の郷土料理のメニュー 
ボッリートミスト アッラ ピエモンテーゼ(ピエモンテ風 茹でたお肉の盛り合わせ)

お皿の奥にイタリアンパセリで作った緑のソースが見えています。
ブログで登場するピエモンテ地方でよく使われるバニェット・ヴェルデ(Bagnet Verde) です。

果物、そして野菜のシロップ煮がモスタルダ(Mostarda)で
これは、マスタード エッセンス(essenza di senape) が入っているので、ぴりっと辛いです。
北イタリアで多く見られ、茹でたお肉のソースとして使われます。

*モスタルダは、1600年代にパダナ平野にある地域で広まっていきます。
ヴィツェンツァ、マントヴァ、そして特にクレモナの街が有名です。

Bollito misto alla Piemontese

bollito

夕方のこれから、朝やかなルビー色の若いネッビオーロの食前酒とロンバルディア州のチーズを食べて
週末の温かい夕食の準備に入ります。

皆さんもどうか暖かくして楽しい時間をお過ごしください。

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お知らせです。
11月4日にブログでお知らせしたワイン会の件です。

11月30日(日)満席になりました。どうもありがとうございました。
ヴィネリア カッシーニ (Vineria Cassini)さん
愛知県名古屋市中区伊勢山1-9-13 伊勢山ハイツ 1F
Tel.052-228-0804
お一人様¥8,500-(税込)
時間は12:30頃スタート
前菜、リゾット、メイン、デザートまでピエモンテ料理のコースをご用意しております。
レストランのスタッフの方、全員が本場ピエモンテのお料理をこの秋に堪能なさって
帰られたばかりなので期待できます。どうかお楽しみに。

*今回、一時帰国中に開催する一般に募集したワイン会は、名古屋と東京だけになります。
東京の方は、すでにブログでご案内前に定員になったので締め切っています。

ピエモンテやワイン会で知り合ったお客様から、プライベートでワイン好きなお友達と
ご自宅や行きつけのレストランでワインの持ち込みができるところなどで
イタリア好き、またはワイン仲間などで、友達を集めて少人数で実施したいのですがという方からの
お問い合わせが多く、そこに私が参加してピエモンテの話や日常生活のことなどいろいろな話をしながら、
意見交換したり、そんなプライベートなワイン会が多く、今年の冬は、そのような方向で行くことになり
東京、名古屋だけで募集になりました。

もし、皆様の中で、お友達とそのような会を開きたいとお考えでしたら、いつか是非。

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白トリュフを買いに

白トリュフを買いに行く時、それは、バローロのワイナリーの持つ
白トリュフ犬が収穫したものをワイナリーで直接、買うこともあれば

モンフォルテのホテルでワインを眺めて入る時に、白トリュフのハンターがやってきて
たくさん収穫された白トリュフをホテルのレストランに直接持ってきている時だったり

またはモンフフェラート地方の白トリュフ犬を持つハンターに電話をして状況を聞いたりです。

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"あと30分後に白トリュフのハンターがここにやってくるから、ちょっと待っていて欲しい。"
訪ねたモンフェラート地方の丘の上の街のお店でそう言われて、近所を散策して
30分後に再び店内にはいりました。

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その古いDrogheria(食料雑貨店)に入ると、香辛料やお菓子、日用雑貨品、パスタなどが並び
その奥の空間は、飾りとして陳列されている骨董品が置かれています。

その奥にさらに空間が広がり、店主は、箱の中から白トリュフをいくつか取り出してみせてくれました。

これは、保存状態から見て、もう飲むことはないワインでしょう。

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この光景を見て、そのまま100年以上の歳月が経過して置き去りになったワインが積まれた
地下の倉庫を思い出しました。

この食料雑貨店から歩いて1,2分のところにある住居兼商店になったところには
地下深くに通路が広がっていて、ワインが積まれていました。

"ここは、もう祖父母の代から、そのまま触らずにおいたままで、もう飲むことはないけれど
そのままにしておいているんだ。" と持ち主から説明を受けました。

そしてたくさんのワインが積まれた奥に秘密のドアがあるのだと言うのです。
そこから壁に沿って上に、外部から見えない空間があったといい、
それは、昔、ユダヤ人の家族を匿っていた跡とのことでした。

その後、近くのレストランで。
モンフェラートの白トリュフ。

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暖炉の前でグラッパ

日曜日から再び強い雨が降り、グレーの空となりました。
晴れた日よりも気温が高く11月であるけれど
私は、20代の頃、小雨で寒かったロンドンで買ったトレンチコートを着て出勤。

こんな天気なので、冬のコートというのでなくレインコートとしてタンスから選ぶ。
考えてみたら雨が続いていた先週もずっとこのコートでした。
通勤中の短い更新です。
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ブドウ畑の葉が落ちてしまう前、ちょうど今の時期、最後の美しい姿を見せてくれます。

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夕暮れ後室内で、暖炉のオレンジ色の光を眺めながら
ホテルのラウンジでグラッパを。

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選んだのは、蒸留後すぐに瓶詰めされて透明なものでなく、木樽で熟成させた琥珀色のグラッパ

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ホテルだったので、有名なワイン会社 GAJAのラベルのつけられたエレガントなグラッパにしました。

ワインを造った後に残る葡萄の搾り粕を蒸留して造られるグラッパは、法律の関係で
醸造所であるワイナリーで造られず、蒸留所にその搾り粕が販売され運ばれていきます。

地元でいつも飲むグラッパは、ビエッラの蒸留所のものやゲンメ近郊のグラッパが多いです。
ゲンメのワイナリー、ロヴェロッティのアントネッロのところでも、
各品種ごとに丁寧に搾り粕を清潔な入れ物に入れ
プラスチックの袋で香りが逃げないようにして覆って、地元の蒸留所運ばれていきました。

そのほんの一部が戻ってきて、自分たちのラベルROVELLOTTIとつけて販売しています。

そしてノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコもムッツィフロンのブドウ畑から
COLLINE NOVARESI NEBBIOLO "MotZiflon (コッリーネノヴァレージ ”ムッツィフロン”)のラベルの
グラッパがワイナリーに数本ありました。

ピエモンテ北部(アルトピエモンテ)では、グラッパを飲む人が比較的多いです。
ローマから引っ越してきたばかりの頃、その違いがとても興味深かったです。
ここが北イタリアであることを実感した時かもしれません。

バッサーノ・デル・グラッパやヴェネツィア近郊などヴェネト州がとても多いと思っていましたが
昔からこのゲンメ地域でもグラッパが多かったようです。

私はというと、それは、お料理が終わった後の食後酒としてでなく、
寒い冬の日に、地元のおじ様に混じってバールでくいっと飲んでしまうこともあるのです。

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Tagliata di Fassone Piemontese

昨夜、深夜過ぎにドアを開けると、真っ白な霧の世界でした。
今週は、雨が続いていました。
今朝は、雨は、やんでいましたが、ライトアップされた教会前の湿った石畳が黒く光っています。
あまりにも明るく輝く大きな月が照らし、まだ夜明け前の真っ暗な空ではあるけれど
アルプスのモンテローザの雪の白い部分がうっすらと見えています。
今日は、もしかしたら晴れるのかもしれません。

通勤中の短い更新です。
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晩秋のトリノの風景。
ちょうどこの日は、晴れていたけれど遠くが霞んでアルプスの山々が見えませんでしたが
晴れ渡った日には、背景にアルプス連峰が眺められます。

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ここから眺めるトリノの風景がとても好きで、初めてトリノを訪れた日のことを思い出します。

その時、サヴォイア家が残した邸宅が残っている水田の町で暮らしている 私にとって
トリノがピエモンテ州の州都であることを実感しました。
サヴォイア家の本拠地で、その栄華をな時代を想像しながら歴史的中心地を散策し
その後、トリノの街が一望できるこのモンテ・デイ・カップチーニ教会のある丘に来たのです。

晩秋のピエモンテのレストランで。
オレンジの光に包まれた暖かい室内で、
夕食は、ネッビオーロの赤ワインとピエモンテ牛(Fassone)のグリル
Tagliata di Fassone Piemontese

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*日本に一時帰国の時期が近づき、皆さんに美味しいワインが紹介できるように
今日も1日、張り切って行って来ます。
どうか良い1日をお過ごし下さい。

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ワインのある秋の風景とお知らせ

晴天が続いていた先週と変わって、今週は雨で湿った空気でいっぱいです。

グレーの空であるけれど、朝の気温も10℃近くもあり温かく、
深夜から明け方にかけての強い雨で遮断された静かな室内でパソコンの前にいたら
いつの間にか深夜3時過ぎとなってしまいました。

ブログの更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。
ピエモンテの秋の風景を皆さんに。

通勤中の短い更新です。
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先月は、何度もバローロでシルヴィアの家族のワイナリー、
Borgogno Francesco (ボルゴーニョ フランチェスコ)や周辺のワイナリーを訪問し、
輸入ワインの計画や相談。
そして秋のピエモンテ州ランゲ・ロエロ地方のブドウ畑の風景を眺めて、
ノヴァーラ県に夜に帰るという日々が続きました。

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ノヴァーラ県の秋の水田風景。
収穫が遅れているところも多く、晴天だった先週の土曜日、真っ暗な夜も
ライトを点けたコンバインの音が田園に響いていました。

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晴れた先週は、朝の気温がとても冷たく1℃近くのこともありましたが
日中、陽だまりは温かく、こんな風に外で白ワインと冷たいお水を飲みながら
パソコンをしていました。ここは、近郊の町の古い領主の館の中庭。
目の前の椅子に、子猫が座っていました。

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昨夜、ピエモンテのオリーブ農家のヴァレンティーノさんと話していました。

オリーブの搾油で深夜までかかり、農業の情熱のため生活を支えている
路線バスの運転手の仕事をバカンス休暇にしてオリーブ農家の仕事に専念。
明るい声で、冷夏であったけれど、分析した結果を見てもとてもいいオリーブオイルだと
嬉しそうに話していました。

まだまだ、たくさん伝えことたくさんあるので少しずつ更新していきます。

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お知らせ
11月30日(日)のランチタイムに名古屋でワイン会を開催する予定です。
ヴィネリア カッシーニ (Vineria Cassini)さん
愛知県名古屋市中区伊勢山1-9-13 伊勢山ハイツ 1F
現在、詳細は、シェフとソムリエさんと相談中です。
満席になりました。どうもありがとうございました。
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RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
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