北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

January 2015

モンフェラートの丘の上にある聖地で

深夜に雨が雪に変わり、朝、家を出発する時には、雪は、すでに止んでいました。
真っ暗な中、自宅前の教会の屋根がうっすらと白くなっています。
車に積もったサラサラとした雪を落として出発。氷点下で路面が凍結してしまっています。

途中、車のライトに驚いた野うさぎが目の前を慌てて横切り、
車のスピードを落として高速バスの停留所に向かいました。

高速道路入り口にあるバス利用者の駐車場には、除雪用の作業機が取り付けられた
4台の緑色のJohn deereと2台の朱色のFIATの農業用トラクターが待機していました。

ブログを書いている今、バスの車窓は、対向車線の車のライトしか見えない状態で
まだ夜中のように、光も通さないような漆黒の空が続いています。

通勤中の短い更新です。
********************
今日のブログでは、朝は、氷点下になる冷涼な土地、
ピエモンテ州モンフェラート地方のオリーブ農家が実験で最初に植えた品種についてです。

オリーブは、温暖で乾燥した地域に多く、イタリアでは、それぞれの気候や土地に合った
品種のオリーブが栽培されています。
霧も多く冷涼で、冬の朝は、氷点下になるピエモンテの土地では、
栽培が難しく、オリーブの産地ではありません。

しかし、かつて、モンフェラート地方にオリーブ畑が存在して、寒波で全滅したと言われています。

その中で1本残った樹齢の長いオリーブの木が
ユネスコ世界遺産として登録されている″ ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ
Sacri Monti del Piemonte e della Lombardia″のひとつモンフェラート地方
Il Sacro Monte di Crea の土地に残っていたと聞きました。

最初に農家が、再びこの土地でオリーブ畑を始めるにあたって、モンフェラートの丘に
実験で様々なオリーブの品種を栽培しました。
その最初に植えたのが、この聖なる山の教会近くの農場の敷地に残っていたオリーブの木の枝でした。

冷涼な土地であるため、品種によっては、生育できないものもありましたが、
この最初に植えた聖地に残っていた古いオリーブの木の枝も含めて何種類かは、
とてもいい結果が出てオリーブ農園となっていきます。

大学の農学部の研究所で、モンフェラートに生き残っていたオリーブの古い木の品種は
何かDNAを調べてみると、特殊な品種ではなく、
トスカーナなど中部イタリアにも多く栽培されている品種"フラントイオ"でした。

これが、冷涼な土地、ピエモンテで生き残り、またトスカーナとは違った良さを持つ
ピエモンテのオリーブオイルとなっていきました。
********************
そのモンフェラート地方のオリーブ農家の現在の様子です。

12月にギフト用で地元で注文があった分だけを先にボトル詰めして出荷後
ステンレスタンクで窒素ガスを充満させて、酸化を防ぎ、瓶詰めの時期まで静かに待っていました。

隣の貯蔵室のステンレスタンクと繋がり、収穫だけでなく、ひとつひとつ丁寧にボトル詰め、
この時にも瓶内に窒素ガスを入れ、酸化による劣化を防いでいます。

現在、地元、ピエモンテにあるレストラン、アメリカ、日本に向けて手作業で
注文に応じて出荷の準備をしています。

1

これは、3種類あるオリーブオイルのうちのひとつ、"Origini "というラベルがつけられています。

2

2014年は、収量が少なかったものの、昨年と違い、今年は、"Origini "を含め3種類となりました。
この"Origini "は、単一品種のFrantoio (フラントイオ)100%です。

"Origini "は、すべてで150本弱だけの生産でピエモンテで暮らすドイツ人の女性が
すべて購入したとのことですが
そのうちの一部を私にも分けてくれることになり、日本に入れることができました。

3

すでに日本にも紹介することができたRobur Evento、そして黒いラベルが"Origini "

4

下は、数年前に大雪が降った時のモンフェラートのオリーブ畑の写真です。

冬

私は、実際には今まで多く入荷していた単一品種でない2種類のオリーブオイル"Robur" "Evento"は、
品種のブレンドとそれぞれの個性が感じられ素晴らしいと思うのです。

それではなぜ、本数が少なく輸入の検査表など手続きの費用がかかってまでも
単一品種のFrantoio (フラントイオ)100%の"Origini "を入荷することにしたのかと聞かれれば、

それは、モンフェラートの丘の上にある聖地"Sacro Monte di Crea"の
神秘的な風景への思いと生き残ったオリーブの木の物語を伝えたかったから。
****************************
生産オリーブ農家:Veglio Piero【ヴェリオ・ピエロ】
生産地:北イタリア ピエモンテ州 アスティ県モンカルヴォ


blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

東京でいつも食べるリコッタチーズ

夜明け前で暗い朝、スマートフォンの表示を見ると、氷点下4℃を表示していました。
これから向かうミラノは、3℃となっていたので、きっと太陽が出ていい1日になるでしょう。

朝の3時、寝る場所の争奪戦で部屋の中で騒いでいた2匹のねこ。
やがて、私の机の横に置かれている1つの箱の中で、手をとりあって眠りました。

20150126_061829

6時、いびきがかすかに聞こえてきました。
私は、眠っているねこたちを起こさないようにそっと家を出ました。
今日もいいことがありますように。

通勤中の短い更新です。
*******************
日本滞在中の思い出。今日は、東京編です。
実は、東京の写真の多くを実家のパソコンに取り込んでしまったので、
せっかくの滞在中の写真、ワイン会の写真がなくて困っていました。

そこで、私の写真の他にレストランさんから写真を少しお借りしました。

こちらは、スマートフォンに残っていた写真です。
白金台にある ワインレストラン La Goccia Tokyoさん。
実は、実家から地下鉄で乗り換えなしで行くことができるので、
毎回、一時帰国時によく訪問するレストランさんです。
 
いつもここに来ると、必ず最初に注文している自家製のリコッタチーズとトマト。

lagoccia1

*******************
ここからは、"La Goccia Tokyo"さんの写真です。

素敵に撮ってくれてありがとうございます。

シルヴィアさんの家族のワイナリー(Borgogno Francesco:ボルゴーニョ フランチェスコ)のバローロ
ティツィアーナさんの家族のワイナリー(Giuseppe Cortese:ジュゼッペ コルテーゼ)のバルバレスコ
ゲンメのアントネッロのワイナリー(Rovellotti:ロヴェロッティ)の
地場品種であるエルバルーチェとヴェスポリーナ

そしてワインと合わせて、La Goccia Tokyoさんの素敵なお料理。

lagocciasan3

お店では、東京らしさ大切にしています。
東京都産黒毛和牛A4/A5秋川牛のサーロインステーキも。

lagocciasan2 (1)

イタリアワインだけでなく、フランスワイン、他の国々のワイン、そして日本のワインとあり
毎回、訪問するたびにイタリアでは、飲む機会がないフランスワインと日本のワインを飲んでいます。

次回の帰国時には、これを是非、飲みたいです。
東京ワイン

lagocciasan2 (2)

ラ ゴッチャ トウキョウ (La Goccia Tokyo)さん
東京都港区白金台4-8-10
*東京メトロ南北線、都営三田線 白金台駅A1出口のすぐ近く向かい側。
徒歩30秒ですが信号待ちがあったら、1分くらいです。
定休日 月曜日
Tel.03-5422-6889


素敵なオーナーとオーナーがマスターと呼んでいらしゃるソムリエ太田さんの笑顔が
お待ちしています。
カウンター席では、キッチンで働くシェフたちをテーブルから眺めることでき楽しい空間です。

****************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

夕暮れに間に合って

無数の小さな星が輝く朝です。
教会前の駐車場の車は、すべて白く凍っていました。
車の窓の氷が固く、出発まで時間がかかってしまいましたが無事に始発バスに間に合いました。

日本と比べると朝、この地域は、明るくなる時間が遅く
車窓は、真っ暗で木々の黒いシルエットがやっとわかるくらいの明るさです。

今、多くの方が感じていらっしゃるように、暗く大きな影に覆われ心配でどこか落ち着かない気持ちです。
どうにか人質になった方が無事に解放されて、未来のためにこれからも活躍できるように願っています。

通勤中の短い更新です。
*******************
日本から戻ってきてから、ミラノでの仕事が残業の日々になり、いつも帰宅のバスから降りる頃は
すでに真っ暗な夜の景色になってしまい、なかなかピエモンテの風景の写真を
皆さんにお届けすることができませんでした。

昨日は、いつもよりも1時間早いバスで帰宅。ちょうど夕暮れに間に合いました。
これは、ノヴァーラの中心近くを通過して、稲作地域が左右に広がる付近の風景です。

カブール運河からの大きな用水路に沿って、ポプラ並木が見えてくると
本やスマートフォンをリュックのカバンにしまい、車の鍵を取り出したりと
少しずつ下車の準備を進めます。

20150122_170529

澄んだ寒空の田園風景を見て、時間を大切に精一杯過ごしていこうと思うのです。

これは、20代の頃からずっと好きだった風景で、あれは、日本で暮らしていた頃
確か仕事で滞在したフランスのアルザス地方から、東京行き(当時成田行き)ANA直行便のある
ドイツのフランクフルトまで車で移動した時のことでした。
その時に眺めた冬のヨーロッパの風景がずっと心に残り
いつかこの空気を毎日感じて、日々暮らしていきたいと憧れたことがあったように記憶しています。

ドイツ最古のハイデルベルク大学の近くの哲学者の道というのは、
凍ったような冷たい空気の中で感覚が研ぎ澄まされていき、思索に耽ることができるのだと思い
私は、冷涼な季節のヨーロッパの風景に憧れを持ったのかもしれません。

バスを降りて、空を見上げて今、生きていることが幸せで大切な時間を過ごしたいと実感しました。

明日のブログは、再び日本のレストランさんの紹介。東京、福岡、まだまだ札幌などあります。
多くの方が充実して楽しく幸せに暮らせるように。
皆さんもどうか良い1日をお過ごし下さい。
****************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

大雪の日、北海道に届けたワイン。

先日、北海道が大雪の日曜日に、どうしてもこの日に到着しなければならないワインがありました。
札幌にあるイタリアンレストランです。
ディナータイムに間に合ったワインで、雪の夜、貸切のパーティが行われたようです。
美味しいお食事とワインで楽しい時間をお過ごしになったことでしょう。

今日は、冬の一時帰国時に立ち寄ったこのレストランでの思い出の短い更新です。
日本で皆さんに、イタリアの空気、そして楽しい時間を提供しているシェフたちをご紹介。
**************************

私が札幌に滞在する時は、連泊していることもあり、まるでオフィスのような感覚で
アポイントの時間ぎりぎりまでを客室内でずっと過ごしていることも多いです。

こんな時は、朝食は、ホテルの湯沸しポットを使ったコ−ヒーと駅構内で購入した
北海道の銘菓の4個入りなどの小さな箱入りのものが、そのまま朝食になるのです。
しろくまタイムズスクエア、マルセイバターサンド、わかさいも、とうきびチョコ・・・

そしてメールなどの仕事を終えた午前中にホテルを出発すると凍ったような冷たい空気で
ピエモンテの冬の朝の空気にどことなく似ています。
札幌の街を地下鉄やタクシーで移動しながら、まるで住んでいるかのようにいつの間にか
自由に移動できるようになった自分に気がつきました。

狸小路1丁目から裏の小さな道に入った建物の2階にある静かなイタリアンレストラン
ツバキホールさんに到着。まだ準備が終わったばかりの早い時間で
まだ人が来る前で私ひとりでした。

ランチメニューで選んだのは、鹿のラグーソースのタリアッテレ(Tagliatelle:細長いきしめん状のパスタ)

すると田畑シェフが、キッチンから顔を出すと
"Rieさん、パスタをピエモンテのタヤリンにしてお出しできますよ。"
"本日、ランチ用にすでに準備してあるパスタでいいですよ。"
"いや、是非、RIEさんには、タヤリン食べていただきたいです。。。"

*タヤリン (tajarin) : ピエモンテのパスタで卵黄を使った手打ちパスタでタリアッテレよりも細いパスタ。
ピエモンテのアルバなど、ピエモンテでもランゲ・ロエロ地方周辺の郷土料理です。
同じピエモンテでも私の暮らすノヴァーラ県では、ほとんどなくレストランに時々ある程度です。
秋には、白トリュフをたっぷりとかけたタヤリンが有名です。


田畑シェフは、視察旅行で訪れたアルバ、バルバレスコの産地のネイヴェで
出会ったタヤリンが忘れられず、それを再現して作っています。
アルバで食べるのと同じように美味しいです。

tsubakihall

お店には、ノヴァーラ県ゲンメの地図が飾られていました。
トリノ旅行中に、田畑シェフがノヴァーラ県ゲンメとスーノの2つのワイナリーを訪問してくれたのです。

tsubakihall2

地図の下の茶色の建物がある地帯がゲンメ市、そしてその横に広がるゲンメの丘
ブドウ畑の名前も書かれています。
地図の下の方角がノヴァーラ方面。そして上が同じくワイン産地であるロマニャーノ・セージア
ゲンメとガッティナーラの隣に接する街

私がいつも車で通る道路が描かれています。
この時、日本に集中していた気持ちがほんの少し動き
ノヴァーラ県の田園地帯、いつも車で通って買い物にいく風景を思い出していました。

**************************
ちょうど田畑シェフたちとゲンメのアントネッロのところに行った時の写真が出てきました。

antonello

rovellotti1 (1)

下の写真は、私の暮らす家の近所のレストランで、私が選んだメニュー 黒米と鯖のお料理を
食べているのをみて、少しだけ試食したシェフが帰国後に札幌で再現して作ったお料理。
ノヴァーラ県よりも洗練された形で美味しく、素敵なお料理になっていました。

1472152_461150933990430_920200186_n

ツバキホール (TSUBAKI HALL)さん
札幌市中央区南二条西1-6-2 2F
Tel:011-271-9614
定休日:月曜日、月1回不定休


*ワインは、お問い合わせいただくのですが、デパートや酒屋さんでなく、
購入を希望する個人の方のご自宅やレストランさん、ホテル内レストランに送っています。
一時帰国中の方には、日本のご宿泊ホテルにお送りしたこともあります。
何かあったらご連絡下さい。よろしくお願いします。

****************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

雪国にワインを送る。

ブログの更新がとても遅れてしまい申し訳ありません。
ワインが新しく入荷したり、ピエモンテのオリーブ農家、そしてバローロのワイナリーのシルヴィアさんなど
いろいろな連絡を取りながら、時間に追われることもありますが、毎日楽しく時間が流れていく感じです。

ピエモンテの日々は、この冬は、比較的暖かく、いつもなら、毎朝、車の窓が凍っている季節ですが
今年は、そのようなことも多くはなく、周囲を包むような霧です。
そして今朝も、真っ暗な朝でなく、霧でミルクがかかったようにぼんやりと白い世界でした。

霧で少し遅れてしまった私は、高速バスの停留所のある駐車場に向かうと
すでにバスがゆっくりと発進して、高速道路に入っていこうとしていました。
ああ・・・やっぱりダメか。次のバスまでしばらく車内で待っていようと思った瞬間

私の車のライトをみつけたのか、やがてバスは止まり、
バックのランプが点灯すると、静かにバックしてきてドアが開きました。
どうやら、私は、バスを少し遅らせてしまったようです。

通勤中の短い更新です。
****************************

以前、ブログで紹介した雪の多い山形県のレストラン、
イタリア料理 トラットリア ピッツェリア シャッタカさん
(山形県西置賜郡白鷹町荒砥乙553-1 Tel.0238-85-0910)


雪の地域は、ワインの到着が遅れることが多く心配でレストランに連絡すると
今日は、快晴なので、きっと配達の人も早く来てくれるでしょうとのこと。

この季節は、お客様が安心してお食事に来ることができるように
毎日、ウィンタースポーツ(YUKIKAKI)を張り切っている安達シェフ。

10928647_592141757552031_1234953503_n

イタリア時間で早朝、配達の追跡をすると、日本は、もう午後ですでにワインは
山形県長井市を出発しているとのこと。
どうか今夜のディナーのお客様に間に合いますように。

シェフによると、とてもいい寒だらを仕入れることが出来たそうです。

本日も軽井沢から北海道に向けてワインがたくさん出発しています。
バローロ、バルバレスコ、ロエロ、ゲンメ、ノヴァーラ県のスーノのワイナリーのワイン。
明日は、札幌のレストランの思い出を紹介。

*新しく入荷したワイン、倉庫を手伝ってくれている軽井沢のソムリエさんが
順番にワインを大切に梱包して全国に発送してくれています。
雪の多い地域は、天候によっては、多少遅延もあるようです。
どうかよろしくお願いします。

****************************
いつものねこのコーナーです。

ぴーちゃんは、深夜にドアの前で何か考え事をしているらしい。

ねこのぴーちゃん


****************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

名古屋での夕食会で

月がとても綺麗な朝でした。
まだ夜明け前で、暗い朝のこの時間の空気がとても好きでカフェを飲んでメールを見ていたら
日本から連絡が入っていました。

日本の年末年始で、食品検査がストップしていた輸入ワイン
緊急のもの、生鮮食品が優先と連絡を受けていましたが、無事に全商品許可が下りて
通関、そして軽井沢の地下倉庫に運ばれる手続きをしています。
昨年12月に舞浜の倉庫に保管していたワインがすべて終わり移動が完了しました。
今後、すべて軽井沢から配送になります。

すでに昨年から予約、注文の商品が多いので順番にお送りしていかなければならないので
その前に短い更新です。

***************************
まだ日本の紹介したい仲間がたくさん残ってしまっています。
これから少しずつピエモンテと並行して紹介していきます。

以前、ご紹介した名古屋のレストランのスタッフさんとの夕食会で訪問したレストラン

みんなでスプマンテで乾杯して、ソムリエさんが選んで注文してくれたのは
バッカラ(Baccala 干しタラ)のオープンサンド。
サルデ・イン・サオル(Sarde in Saor :イワシのマリネ)
ポルペッタ(polpetta 肉団子のフライのことで、ジャガイモが入ってコロッケに近いもの。
ヴェネツィアのオステリアでは、肉、ツナとあり、ワインのおつまみによく揚げたてを
スプマンテのワインを片手に立ったまま食べていました。)
など。

どれも、ヴェネツィアに住んでいた時に、毎日の食前酒タイムで楽しんでいたメニューばかりです。

そして、この日の赤ワインは、バルバレスコのティツィアーナの家族のワイナリーの
BARBARESCO RABAJA 2003  Giuseppe Cortese

ワイン

以前、私がヴェネツィアで食べたウナギが大好きだったとよく話していたので
このレストランのシェフがその話を覚えていたかどうかわかりませんが
美味しいウナギのメニューも。

うなぎ

そして、釜焼きのピッツァをみんなでシェア。
みんなで一緒に食べるお食事、楽しいです。
これから、ワイン会などで訪問したりするレストランで、私ひとりだけでなく
こんな風にスタッフの皆さんと楽しくお食事したいです。

ピッツァ


Pizzeria qoolio(ピッツェリア クーリオ)さん
名古屋市中区大須1-20-5 フォルム大須1F
Tel. 052-232-7661
定休日 火曜日

私の座った位置は、釜から見える火が印象的でした。
ピッツァは、もちろん前菜、パスタ、メイン、私が行った時は、ジビエまでありました。
この日、選んでもらったメニューは、ちょうどヴェネツィア周辺の郷土料理が多く
私が昔に住んでいたヴェネツィアのオステリアを思い出しました。
ありがとうございました。


********************
越冬中のおしかけねこのコーナーです。

夜のみーちゃん。
ぴーちゃんは、机の下で眠っている時間。
もうごはんも食べたので、みーちゃんも早く寝て下さい。。。

箱に入って眠ってもらうまで時間かかってます。

1


blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

山形で過ごした時間。

ノヴァーラ県稲作地域の田園の朝

1

今日は、イタリアでは、御公現の祝日で今日でクリスマスシーズンが終わりになります。
青空の広がる午前中、スマートフォーンの表示によると、私の町の現在の気温は氷点下4℃。

明るい青空の中、元気に出て外に行ったねこが何度が戻ってきて温まって眠るとまた出かけていきます。
お仕事が始まり2015年が新たにスタートした方も多いことでしょう。

今日は、自宅からの短い更新です。

**************************
あと少し日本滞在中の想い出が続きます。

山形に日帰りで行った日のこと。
それは、ちょうど帰省ラッシュとスキー客で、早朝6時過ぎから新幹線ホームは、
たくさんの人で賑わっていました。

ワインの入ったバックと新幹線ホームの売店で購入した温かいコーヒー缶とワッフルの入ったレジ袋を持ち
新幹線の中で少しでも仕事ができたらと思って持ってきた書類のリュックを背って

指定席が満席であるというアナウンスが繰り返し流れる中
暗い空と冷たい空気の中、自由席に並んで待っていました。

私は、最後の通路側の席に座ることができました。
年末に故郷に戻るのであろう、東京のお土産を持った若い男性が隣の窓際で熟睡し
私は、先日、訪れた軽井沢で入手した軽井沢の情報誌や輸入の資料、
そしてビジネス雑誌を読んでいて、まだ真っ暗だったこともあり、窓の外を見ることもありませんでした。

やがて車内のあちらこちらから寝息が聞こえてくるだけで、その他は何か隔絶されたかような
静けさが感じられた頃、すでに郡山、福島を過ぎて米沢に向かっていることに気が付きました。

赤湯の乗り換えでは、カフェでも飲もうか・・・と窓の方角を見ると、
まだ暗い早朝の東京の景色からいつの間にか真っ白で静寂な風景が続いていました。

20141229_013457

20141229_013311

私は、赤湯駅で下車。山形鉄道フラワー長井線に乗り換え最終駅の荒砥に向かいました。

この日は、地元を大切にして、この土地から日本の他の地域だけでなく
世界に向けて発信している若い事業家の方や別の土地からこの地方に来て新たな繋がりを持って
今後、様々な展開をしていきたい方などとランチをご一緒する約束をしていました。

レストランに到着。
店内には、ノヴァーラ県ゲンメ周辺の地図が額に入って飾られていました。

20141229_025505 (2)

20141229_025431 (2)


20141229_033806

20141229_052846

ここのレストランのシェフとは、数年前にピエモンテでお会いしました。

当時は、アルケッチャーノの奥田政行シェフの弟子という紹介でしたが
今では、もう地元白鷹町の起業家として活躍していて、新たな道を進んでいます。
”あっ。そういえば奥田シェフの弟子だった人だな。”と 私も忘れていたくらいですから。

高齢化が進んで行く山形のこの地元の町で、異業種の様々な人とのつながりの中で
新たに何かを開拓して地元に尽くしていきたいとそんな気持ちが伝わってきました。

ランチが終わり、それぞれが仕事に戻っていき、シェフと少しだけ話してから
すぐに私も再び荒砥駅に向かいました。

夕方過ぎに東京に到着しました。
駅中のショッピング街では、帰省のためのお土産のお菓子、お正月の食材などを買う人々で賑わい
光と音に溢れ、私がついさっきまで確かにそこにいたはずの、白い雪の風景が
まるで夢をみていたかのように感じられました。

今日も、あの白い静寂な風景の中、若い起業家の方たちが2015年の目標を持って
新たに進んでいることでしょう。

イタリア料理 シャッタカ(SIATTACA)さん
山形県西置賜郡白鷹町大字荒砥乙553-1
Tel.023-885-0910
山形鉄道フラワー長井線荒砥駅 徒歩15分くらいですが
雪道が凍り難しいので、毎回冬の訪問は、タクシー。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

名古屋で過ごした時間

朝、出発の時間は、まだ真夜中の延長のような空です。
明日の祝日(ベッファーナ:befana 御公現の祝日でこの日でクリスマスシーズンが終わりとなります。)
までは、クリスマスの飾りやイルミネーションが輝いていて、夜空を明るく素敵に彩ります。

ベッファーナが終わると、真っ暗で、時には、霧で覆われた寒い1月の朝の日々となります。
今年は、いつもに比べて温かく過ごしやすく感じられないのですが
1月は、通常、最も寒い時期になります。
田園は、静かに眠り、鷺や黒トキが用水路や運河近くの水辺に佇み 
その鳴き声が田園の空に響き渡るような、どこか寂しいモノトーンの風景が広がります。
この時期は、暖かい室内で熟成したワインをゆっくり楽しむことのできるので、とても好きな季節です。

通勤中の短い更新です。
****************************
日本滞在中の思い出がまだ続きます。
今日は、年末に日帰りで訪問した名古屋です。

名古屋駅からわずか7分の位置にある金山駅で下車。
ヴィネリア カッシーニ (Vineria Cassini)さんに向かいました。
一度、12月にワイン会で訪問しているだけに、道を覚えていたので
地図を見ることもなく、のんびりと駅から散策してレストランへ。

周辺は、静かな住宅街で人の気配がなく静かな12月の街が広がっていました。
この時、帰りの新幹線まで約1時間半だったので、ご挨拶して帰ろうと思っていたのですが…

20141130_034124 (2)

扉を開けると、テーブル席は、いっぱいでたくさんの方がとても楽しそうにお食事を楽しんでいました。

ワイン会でお会いしたお客様の姿もあり、カウンター席に空席があったので
名古屋駅までタクシーで向かうことにして新幹線までここで私もランチのひとときを楽しもうと思いました。

ソムリエ高見さんにお任せした最初のグラスワインは、
私がいつも飲むゲンメのアントネッロの造るエルバルーチェ。

座った席のちょうど目の前に私が輸入しているワインのボトルが並んでいて、
急にいろいろな顔が思い浮かびました。
とても励みになり、もっと大切なピエモンテの仲間たちが造るワインを
多くの人に楽しんでみらえるようにしたいと改めて思った瞬間です。

20141227_041600 (2)

ランチのセットの中から、時間内に食べられそうな前菜とパスタとデザートのコースを注文。
どれも素晴らしかったです。

20141227_041831 (2)

20141227_042750 (2)

20141227_044529 (2)

デザートワインは、アントネッロの造った
バルデンリコ・パッシート / VALDENRICO PASSITO 2007
ほのかな甘口 エルバルーチェのパッシートです。

20141227_045110 (2)

このワインは、2007で琥珀色で甘いワインですが、あと2本残すだけとなり
今月入荷分から2011に変わります。
毎年造っているワインではないのですが、2011は、もう少し麦わら色に近く、薄い色あいになり
新樽の香りがほのかにするのでまったく違った印象を持つことでしょう。

そして長い年月を経てやがて琥珀色になっていくことでしょう。
ワインは、同じワイナリー、造り手であっても自然の条件、そして使用した樽によって変化していきます。

いつも同じピエモンテのワインを飲んでいても感じるのですが
ワインとの出会いは、一期一会であるかもしれません。

レストランでは、こちらの3人が皆さんをお待ちしています。
是非行かれてみてください。

3

ヴィネリア カッシーニ (Vineria Cassini)さん
愛知県名古屋市中区伊勢山1-9-13 伊勢山ハイツ 1F
Tel.052-228-0804
定休日:日曜日

金山駅北口から、目の前の大きな通りの信号を渡ります。
スギ薬局さんの左の通りをまっすぐ。途中、右に公園が広がり、越えて
工業大学の建物を左に曲がり2ブロックで美容室が見えたら同じ建物。
イタリアの国旗が目印。

この後、車で名古屋駅へ。新幹線ホームに到着したら、東京行きの新幹線が入ってきたところでした。
ぎりぎりでした。。。
美味しかったです。素敵な日本での時間ありがとうございました。

**************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

東京で過ごした時間。

最初に、昨日(1月2日)、イタリアのオフィスで初出勤で、帰りに立ち寄ったミラノの風景です。

クリスマスからこの時期に長期休暇を取る方も多く、
国内、そして海外からの旅行者で広場はいっぱいでした。

20150102_151821

20150102_154121

次第にいつものイタリアでの時間が流れ、日本で過ごした日々を思い出すと
不思議な感覚になりますが

日本の各地で多くの方々に”それでは、また。”と言うと
"Rieさん、またすぐに来るでしょ。あまり遠くにいるように思えない。”と言われると
それが私の願いであるので、そう思われるとどこか嬉しい。

次第に多くのことが過去となり、時が流れていくことを強く感じたので
今は、悔いのないように日々を送っていくことしか
限りある時間を受け入れていくには、これしかないようにも思えるのだけれども
時が流れた今だからこそ、見えてきたことも感じました。

過去に得た様々な仕事でのキャリアを風化させないで、いい方向につないでいくこと
そして到底私では、できることのない事柄が、多くの方の他のキャリアや知恵で
別の道が目の前に現れるような気もしてきた、それが12月の2度に渡る日本帰国でした。

私は、今回、東京での滞在も多く、自分のキャリアの原点を急に見たくなったこともあり
仕事の打ち合わせなどで20代前半を過ごした懐かしい場所を選び、訪れてみました。

*************************
農業関連の打ち合わせがあった12月下旬。

この日、片道4時間以上かけて私のスケジュールに合わせて東京に来てくださるということだったので
東京で場所がわかりやすく、そして東京で想い出深い日にしてもらいたいと選んだのは
師走の賑やかな空気でいっぱいの日本橋でした。

大学時代に社会人の社員の人たちに混じって、学生のアルバイトの範囲を超えて
仕事をさせてもらった日本橋の会社の本店があります。
近くの金融で働く社会人の方々とも知り合いになり、学生から社会人になる夢が広がっていきました。

この日のランチは、老舗の洋食屋の日本橋たいめいけん さんでで。
私が選んだのは、小さい頃からと同じメニュー 仔牛肉のカツレツです。
洋食屋さんでは、いつもこのメニューばかり。そんな懐かしい味。

4 (2)

そして、お会いした方が選んだのは、昔から有名だったオムライス

4 (1)

たいめいけん
東京都中央区日本橋1-12-10
Tel.03-3271-2465
定休日:1F: 無休 2F: 日・祝 (私たちは2階にしました。)

**************************
いつも日本滞在中に金融関係の取引先の会社への送金や海外送金などは、
とても仕事がしやすい札幌で行っていて、札幌では、いつも同じホテルと客室にしてもらって
ワイン会以外の日は、オフィスのように使っているのですが
今回は、銀行の業務を東京丸の内ですることにしました。

1

大学卒業後、総合職の社員として採用してもらった会社がすぐ近くで
いつも通勤していた場所。
当時との違いは、東京駅丸の内駅舎保存、そして復原工事で美しい姿になったこと、
そして何よりもカフェなどのお店がとても増えたことでしょうか。

金融機関だったので、仕事納めは、他の会社よりも少し遅く12月30日。
その時期になると丸の内の飲食店が休暇になり、すぐ近くのホテルのお正月メニューしかなくなり
上司たちと予約してランチに行ったこともありました。
今なら、どこでも開いているし、食べるものでいっぱいに溢れています。

東京駅丸の内口の駅舎内に入ってみました。

2

この日は、帰りに立ち寄ろうと思ったカフェが年末の賑やかな中
満席で待っている人も多く時間的に断念してしまったのですが、東京ステーションホテル内の2階に
老舗和菓子屋「とらや」さんのTORAYA TOKYOのカフェ ラウンジがあります。
次回は、ここで過ごす時間を作りたい。

TORAYA TOKYO
千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル 2F
定休日:年中無休


まだ1月3日。多くの方がゆっくり過ごしていることでしょう。
楽しい時間をお過ごしください。

**************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

あけましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
良い1年になりますよう、少しでも多くの方々が
幸せな1年の始まりを過ごすことができるように祈っています。

日本滞在中に更新できずに申し訳ありませんでした。

帰国前にパソコンで作業をしていて、テレビのところに行くと
アナウンサーの"新年、明けましておめでとうございます。"という言葉に続き
ニュースが始まり、気がついたら24時を超えていました。
仕事納めと仕事始めが同時に訪れて2015年がスタートです。

ところで、大晦日を東京で過ごしたのは、イタリアに来てから初めてのことです。
それまでも日本で在職中に年末年始は海外に出張が多かったこと仕事のことを考えると
20代前半以来かもしれません。

翌日に帰国を控えた大晦日、まだ仕事が終わっていないものの
暗くなる前に最後にと思って東京の神田明神に向かいました。
この界隈は、高校生から学生時代過ごした地域で懐かしさでいっぱいです。

小学生の頃、家族で参拝後によく訪れていた明神甘酒のある天野屋さんの入り口に
ねこのオブジェを発見。

20141231_081549 (2)

当時、苦手だった甘酒、江戸時代の市民も甘味として味わっていて
糀を熟成して作っていたこと、その歴史を考え、今になって初めて大切な日本の味であることを感じました。
甘酒を味わう外国人観光客の姿も見えました。
**************************

元旦の朝、羽田空港に向かうタクシーの車窓は、静かな都心のお正月の風景が広がっていました。
空港のラウンジ前で、搭乗前に最後、お正月の空気を楽しみました。

20150101_023344 (2)

この日は、ワインでなく日本酒を2種類味わってから出発。

20150101_023519 (2)

**************************

乗り継ぎのミュンヘン空港に到着すると、滑走路以外は、すべて雪で覆われていて
何年か前にミュンヘン空港に雪のため乗継が出来ず、
日本到着日にそのまま北海道のワイン会に向かった日があったことを思い出しました。

あの時は、成田から羽田に移動して係員に誘導されて最初に乗れる札幌行きに搭乗させてもらい
そこから急いで旭川行きのスーパーカムイに乗って、ワイン会のお客様がいらっしゃる30分前に
到着することが出来て、急いでワインの準備をしたのです。

考えてみると私は、いつもぎりぎりで走っている姿ばかりですが、
これからもいろいろなところで多くの方々に出会い、素敵なご縁を大切にしていきたいです。

20150101_163603 (2)

もういつも通りにイタリアでオフィスに出勤。
それでは、幸せなお正月の時間をお過ごし下さい。

**************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。
Profile
写真 文章の著作権は
RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
copyright(c) 2005-2017 
RIE OKUYAMA All rights reserved.


Archives
  • ライブドアブログ