北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

July 2015

今夜は、Barolo Brunate 2011

写真ばかりの短い更新です。
今までの暑さがなくなり、過ごしやすい夏の日々となりました。

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ノヴァーラ県の農場の景色。
水田の横に広がるキウィ畑。

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農場のアグリツーリズモのレストランで。
メインは、ピエモンテ牛の赤ワインソース。

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こちらの写真は、twitterやfacebookと同じ写真になりますが帰宅の高速バスの車窓から。
ロンバルディア州ミラノ県のMarcallo con Casone周辺、木陰で休む牛たち。

A4 mi-to

いつも、ほんの一瞬なのですが、帰りにこの牛たちを見るのが楽しみです。
スマートフォンで何度も写真や動画を試みたのですが、スピードの出ている高速道路で
しかも、ほんの一角の木陰。やっと先日、その様子を撮影することができました。

ちょうど、この地点は、14時半を過ぎていて、おなかが空いている時間帯。
帰ったら、美味しいチーズが食べたいなとか
いつも車窓を眺めながら、帰宅後のランチのメニューやワインを考えているのです。

涼しい今日のワインは、朝からすでに決まっていて、
出荷開始になったばかりのブルナーテの畑のバローロ 2011(Barolo Brunate) 

暑かった2011年には、例年よりも約2週間早く収穫が開始されたにも関わらず
日照条件の良いブルナーテの畑で、糖度が増し、アルコール度数が15.5%となりました。

ワイナリーで試飲時には、アルコール度数の高さを感じさせず、
2010年と比較するとやや力強さを感じましたが、
じっくり自宅で再度試飲する必要を感じて数本購入してきました。

****お知らせ****
今朝の時点で、残りの在庫のバローロ ブルナーテ2010のすべてが予約を受けたので
ワイナリーも完売し残っていないので、バローロ ブルナーテ2010は、これで終売となります。
来月下旬から9月初旬の貨物便で、この収穫年2011を入荷して販売開始にします。
再度、試飲後、2010との違いなどfacebookぺージなどに記載していきます。

ベッリの畑のバローロ2010(弊社で緑色のラベルのデザインにしています)は、まだ若干あります。
ワイナリー側では、バローロ2010は、すべて完売していますが、
弊社がバローロの倉庫に、保管してあるものがまだ数百本あるので、
ベッリの畑のバローロは引き続き2010を輸入していきます。
ベッリの畑のバローロ2011に関しては、試飲してから今後の入荷を検討します。

berri

Borgogno Francesco
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いつものねこのコーナーです。
ミラノから帰宅すると家のドアの前でのんびり休むねこたち。
ぴーちゃんとみーちゃん。

doornosoto


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真夜中の雷雨とワイン

真夜中の短い更新です。

写真は、ノヴァーラ県の湖水地帯の巡礼者が訪れていたカトリックの聖地
この時の気温は32℃。眩しい陽射しの中散策。

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ランチは、地元の白ワイン、品種エルバルーチェとおつまみ(Bruschetta:ブルスケッタ)

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暑い夏の日々が続いています。
今、雷雨で雨戸を閉めた状態で窓を開けているので、その音も大きく
ひんやりと冷たい空気と湿ったレンガ、石、地面、草木の匂いが室内に入りこんできました。

深夜2時半。日本にメールをしていたら、すっかりこの時間になってしまいました。
土曜日でミラノのオフィスに行かなくてもいいということもあり
毎朝3時にセットしている目覚まし時計を解除して嵐が過ぎて帰ってくるねこを待ちましょうか。

深夜過ぎのワインは、ピエモンテ州バルバレスコのワイナリー(GIUSEPPE CORTESE)の
ランゲ・ネッビオーロ2012で、私が好きで普段飲むワインのひとつです。

****ワイン入荷のお知らせです。****
会社のFacebookページでお知らせしましたが、昨日から新しく入荷したワインの送付を開始しています。
https://www.facebook.com/WineArt.Piemonte
それまで在庫切れだったワインが中心になりますが
バローロのワイナリーBorgogno Francesco から
Dolcetto d'Alba 2014
Langhe Favorita 2013

ロエロのワイナリー DEMARIEから
Roero Arneis 2014
Langhe Dolcetto 2013
Barbera d' Alba Superiore 2012

バルバレスコのワイナリー Giuseppe Corteseから
Langhe Chardonnay Scapulin 2014
Barbera d' Alba Morassina 2013
Langhe Nebbiolo 2012
Barbaresco Rabaja 2012 (750ml )
Barbaresco Rabaja 2012 (木箱入り マグナムボトル)

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私は、暑い日々ですっかり体力がなくなっていましたので、先日、ピエモンテ牛の
スぺッツァティーノ(Spezzatino:ぶつ切れになったお肉)を購入。
カレーにする予定でしたが、暑かったので
素焼きにして、オリーブオイルと少しのお醤油、そして前回の一時帰国時に買った
福岡県の柚子胡椒で食べました。

付け合せは、イタリアのスーパーで購入した大根(DAIKON)の薄切り、塩、
リグーリアのオリーブオイル、トマト。

暑い日々ですがお体に気をつけて楽しい週末をお過ごしください。
まだ雷の音がしますが、3時前の今、ねこが朝ごはんに帰ってきました。

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田園をサイクリング。

写真は、高速バスの停留所に向かう途中に通過するカブール運河。
通勤中の短い更新です。

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夏の夕方に近所の田園をサイクリング。
この時の気温は34℃。暑い日々が続いています。

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この周辺は、トンボが多く、水田と用水路周辺、
そして無数のトンボがトウモロコシの穂先にとまっています。

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周囲に人の姿がなく(きっと暑すぎるので)、約2kmの道を進んでも誰にも会うことがありませんでした。
最後の農家を通り過ぎると、5km先まで人が住むことなく田園が広がるだけです。

風でトウモロコシの葉が揺れる音、水の流れ、自転車をこぐ音だけが続き
遠くモーターの音が聞こえてきました。ここから1.5km先には、
以前、紹介したカブール運河から続く用水路の水力発電があります。

今回は、動画で。


この小さな水力発電所から、自然保護地域にある町の友人のヴィクトリオの農場が見えます。
ヴィクトリオが、栽培している品種の一部は、英国に輸出されていると話していたことがありました。
"ケロッグになるんだ。シリアルを朝食で多く食べる国もあるからね。"

先月6月にKellogg Italia社が、環境を重視した農業で生産され、ヨーロッパ原産の
高品質な原材料を使用し、ヨーロッパの消費者に安心して朝食を提供できるように
イタリア稲作協会と協力して新しいプロジェクト il progetto europeo “Origins”を
開始することが発表されました。

書類を見てみると、"生物多様性を保護すること"という項目もあります。
この地方の20の農業経営者が、このプロジェクトに参加。
より高品質で環境を重視した生産のために講習も開始されます。

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いつものねこのコーナーです。

1日前からねこの虎雄の姿がなく、
ぴーちゃんに"とらちゃん来ないね。どうしたのかな。大丈夫かな。"と話しかけて
うちわで扇いであげていました。(ぴーちゃんも暑さでまいっています。)

夜19時半頃、ぴーちゃんが市役所の車が入っているガレージの近くにぴったりといて動かないから
近くにいってみると、鉄の扉を小さく叩く音が聞こえてきました。虎雄が閉じ込められていたのです。

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慌てて町の友達のヴィクトリオを経由して何人か市役所のガレージの鍵を持っている人を探し
開けてもらうと、すぐに小さな虎雄が飛び出してきました。

救出された虎雄
tora

すっかり元気になり、明け方前もぴーちゃんのごはんのお皿まで奪って食べていました。

ぴーちゃんの呼ぶ声がしてドアを開けると、そこには
困り果てた顔で私を見つめているぴーちゃんとぴーちゃんのお皿の食事まで食べている虎雄。

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ワイン産地で夏のランチ。

更新が遅くなってしまっているので写真ばかりの短い更新です。

スマートフォンに残っている写真から。
暑いピエモンテの夏の日の様子をお楽しみ下さい。
今日も、きっと34℃くらいになってしまうでしょうか・・・。

バローロのワイン産地、ラ・モッラの丘から。最近、ここに来ることが多いです。
丘の上からシルヴィアの家族のワイナリーとブルナーテの畑を眺める。

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こちらは、バローロのワイナリー(Borgogno Framcesco)の持つブルナーテの畑に咲いていた
カルチョーフィ(carciofi アーティチョーク).の花

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ワイン産地でのランチ。こんな暑い日は、白ワインとサラダがちょうどいいです。

こちらは、ピエモンテのワイン産地でスペイン料理のメニューで有名な
野菜がたっぷり入った冷製のトマトスープ

Gazpacho
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暑いので果物を使ったサラダ。 杏とセイラス(ピエモンテで造られるリコッタチーズ)のサラダ
粒は、マスタードの種です。

Insalata di albicocche
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最初、メニューを見てびっくりでしたが初めての味でした。
こんな風に夏に果物のサラダも美味しいです。

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いつものねこのコーナーです。
帰宅すると風の通り道の中庭でお昼寝中のぴーちゃんと虎雄。

neko

ぴーちゃんの姿。何か見たことがあると思ったら、家のドアにあるプレートでした。

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*以前もこのプレートが一度、ブログで登場しています。
東京 谷中でワイン会が始まる前に散策していた時に購入しました。

東京に帰ると、少しでも時間があれば谷根千(谷中、根津、千駄木周辺)
父のお墓のある本郷、御茶ノ水と散策するのですが、
それは、いつまでも私の心の中にある東京の風景なのです。(少し地味ですが・・・)

最近、イタリア人メディアのフリーランスジャーナリストの東京取材の旅程表に、最後に時間があればと
谷根千を追加してみたら、このジャーナリストさんのFacebookに
谷中の街並みと一緒にねこの写真が入っていました。

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プーリアのオリーブオイルでカフェランチ

暑い夏の日々が続いています。
今晩は、お米とお野菜のサラダにたっぷりオリーブオイルをかけてレモンを絞った食事にするため
午後は、お米の農家に立ち寄ってから帰宅します。

夏の朝の短い更新です。
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バローロのワイナリーの友達シルヴィアが
今度来るときに、どうかノヴァーラのお米を持ってきてと頼むので
どんな品種が欲しいのか、聞いてみると

"アルティリオがあれば、ガンジェでも。"

いつも買いにいくノヴァーラ県の農家のお米
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私は、てっきり、リゾット用の品種カルナローリのようなものが欲しいのかと思っていました。
欲しいと言っていたお米は、新しい品種のお米で、これは、シルヴィアと共通の友達である
稲作農家のヴィクトリオを通じて知ったのでしょう。

ArtiglioもGangeも 品種バースマティーのように長粒米でlungoBに区分されるお米です。
香り高いお米の品種であるということがわかっても、
自分自身で実際にその違いを知る必要を感じました。

その時、多くの品種の違いを知るためにワインを試飲するように
様々なお米の品種をそれぞれ適したお料理方法で、実際にお米を食べてみようと思いました。

お米の品種の市場が求めるものが毎年変っていき、今年は、Gangeなど人気の品種らしく
友達の農家の販売所では、2月で完売でした。
すぐに買うことができないためどうか11月末まで待って欲しいとシルヴィアに電話しました。

その翌日に、ミラノのカフェで友達のジュゼッペとランチの約束をしていました。

ジュゼッペのプーリアの実家から有機のオリーブオイルを輸入していて
前回の5月帰国時に販売された株式会社CUISUNE KINGDOM発行の月刊誌「料理王国」の
オリーブオイル特集のぺージで、ジュゼッペの家族のオリーブオイルを紹介してもらったので
その雑誌を届けてあげようと思ったのです。

ギャラリーのカフェでランチ。
ランチメニューに、バースマティーのお米とメガジキのグリルというのがあり選んでみました。

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ジュゼッペの家族のアグリツーリズモのオリーブオイルをたっぷりかけて。

G2

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実は、料理王国に掲載した写真は、雑誌が販売される1ヶ月前の4月に
ここで、ジュゼッペが撮影してくれました。その時の写真です。

G

5月に発売された料理王国6月号のぺージ。(現在、最新号は8月号です。)

*見開きのぺージでイタリア全土の地図が切れてしまっています。
ピエモンテ、リグーリアしか地図で見えないですが、こちらは南イタリア プーリアのオリーブオイルです。
私が輸入している北イタリアの2種類と一緒に同じぺージに掲載してもらったのです。

1008

*このオリーブオイルは、春に在庫切れでしたが紹介されたので
5月にたくさん入荷し、再び販売を開始しています。


今日も美味しく食事をとって健康に過ごしていきたいです。
どうか良い1日をお過ごし下さい。

2年前(2013年7月9日にぴーちゃんと病院へというタイトルでブログを書いたことがありました。
ねこが病気で何も食べなく水さえも飲まなくなった暑かった夏の日を思い出します。
ねこが必死に生きようと水をたくさん飲み始め、食べることができるようになって
再び生きる力になっていったのを実感してから、ねこたちが美味しく食べている姿を見ると安心です。


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夏の風景【モンフェラートからオルタ湖へ。】

とても暑い日々が続き(昨年と比べると暑すぎますが・・・)
夏らしいピエモンテの風景が目の前に広がり、素晴らしいです。

写真だけの短い更新です。
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モンフェラート地方の朝。
この丘の向こうに、オリーブ畑、そして時々、丘の上に白いピエモンテの牛たちが
放牧されているのを見ることができます。

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へーゼルナッツ畑で。

この季節は、冷たい白ワインとヘーゼルナッツを楽しみながら、
ピエモンテの丘陵地帯の風景を眺めながら過ごす午後のひとときが、とても素晴らしいです。

IMG_20150705_102523 (2)

そして昨日は、ピエモンテのカトリックの聖地へ。巡礼者が訪れていた数々の礼拝堂。

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宗教施設の中庭の小さな空間。

20150706_140017 (2)


今日も夏の空が広がっています。
どうか素敵な1日をお過ごし下さい。

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Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1961

更新がしばらく途絶えてしまっていて、申し訳ありません。

深夜近く、眠る前に中庭に出て気持ちの良い風にあたって涼んでいると
教会裏から自然保護地域にかけて広がる水田から、
無数の蛙たちの鳴き声が低く音楽のように響き渡っていました。
この季節ならではの素敵な夜の空気と時間が流れています。

そんな最近のピエモンテ ノヴァーラ県の様子と写真の短い更新です。
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週末の午前中、この地方の領主の館を改装した空間で待ち合わせの時間までカフェを楽しむ。

20150620_091559 (2)

ノヴァーラ県のワイナリーで、偉大なワインを試飲。

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そのワインは、Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1961,1978,1979,1980,1990
(今までブログに何度か登場しているフランチェスコのノヴァーラ県のワイナリー *Brigatti )

ブドウ畑の名前は、ピエモンテ方言でドイツ語のような響きですが
”MotZiflon”

これは、 MotがCollina(丘)を意味して、Ziflonは、”il canto degli uccelli"(鳥が歌う)。
*現在のラベルは、白地にこの町の風景を鉛筆でスケッチしただけの(ワインごとに景色は、異なります)で
とてもシンプルなラベルになっています。

1978
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1961
20150620_083459 (2)

このワインは、フランチェスコのお父さん、ルチアーノさんが造ったワイン。

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ルチアーノさんは、古いボトルを眺めながらフランチェスコの小さな時、
そして学生時代の想い出話を語り始めました。

フランチェスコは、ちょうど私と同じ年でなので
私は、同じ時期に自分が何をしていたかと想い出しながらワインを試飲していました。

最後の1990を試飲していると、ボトルを眺めながらルチアーノさんは、
トリノ大学でエンジニアを目指して勉強していたフランチェスコが農学部に変更したと
お父さんのルチアーノさんに打ち明けた時のことを懐かしそうに目を細めながら静かに語り始めました。

"息子は、やはりこの土壌を愛していたんだよ。しかもあらゆる農作物を学んだ後に
ワインの醸造を専門的にさらに学びたいといいはじめてね。
時間がかかるけれど、トリノからまたここにいつか戻ってくると言うんだ。
でっきりエンジニアになって、この土地を離れていくと思っていた息子がね。"

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近所のレストランでこの地域の養豚農家のサラミ工房からの
ノヴァーラ県のサラミ そしてやはり地元のゴルゴンゾーラチーズの盛り合わせ。

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まだまだ伝えたいピエモンテ ノヴァーラ県の風景がたくさんスマートフォンに残っているので
ブログを再開して少しずつ紹介していきます。

そしてねこは、今日も元気です。

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