北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

September 2015

ランゲ・ロエロ地方のワイン産地で。

ブログの下書きは、通勤の朝の車内ですが、ブログの送信中にバッテリーがなくなってしまい、
充電の完了した仕事の帰り道、出発を待つトリノ行き高速バスの中から再送信します。

朝の記事を読み直してみると、気温がお昼過ぎの今(約20℃)と、大きく違っています。
日中の寒暖差が大きいので、ご旅行やご視察、研修にピエモンテにいらっしゃる方は、
調節しやすい服装がいいです。

それでは、下記は、朝に書いた下書きです。

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今朝の出発時の気温は7℃でしたが、日中は気温が上がり、おそらく帰宅時は
長い秋のコ−トのジャケットが暑くて手に持って歩くようになるかもしれません。

高速バスの中は、暖房が入っていました。
夜明け前の車窓は、神秘的です。

次第に地平線から横に淡い桃色のラインが現れると
それまで真っ暗であった景色が東の方角(バスの進行方向でミラノ方面)から
木々、田園、レンガの農場の建物、ノヴァーラなどの都市部の住宅の建物
そして北東方面のアルプスの山々の輪郭がくっきりと黒く見え始めてきて

やがてロンバルディア州に入り、日の出の時間になると、建物、木々、田園の景色が
それぞれの色彩を持ち、朝の美しい風景となっていくのです。

始発バスの中では、小さく寝息も聞こえてきたり、スマートフォンの液晶の光、読書灯で本を読む大学生と
それぞれの朝の時間を過ごしているようです。

私は、これを書き終えたら、日本で帰国時に購入した本を読む時間にしましょうか。
通勤中の短い更新です。

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(Torre di Barbaresco)の上から眺めるランゲ地方バルバレスコの街の風景。

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*塔は、入場料5ユーロ 12歳未満は無料 (12月25,26日を除く毎日)
入場できる時間は、10時から13時、14時から19時

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ロエロ地方のワイナリー DEMARIEのワインの収穫風景

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そしてこちらは、ランゲ地方バローロのワイナリー BORGOGNO FRANCESCO
ブログで時々、登場するシルヴィアさんの家族のワイナリーの畑です。

ブルナーテのすぐ隣の無農薬のフォンタナッツァの畑のドルチェット

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Dolcetto d'Alba 2014
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バローロのワインは、アメリカ、ドイツ、オーストリアをはじめ、日本、香港などのアジアと多くの国々に輸出され
輸出が大半を占めるのですが、同じワイナリーのドルチェットは、地元で消費するものがほとんどです。
遠くても私の暮らすノヴァーラ県の町の夏祭りで使用されたくらいで
あとは、気に入った私が日本に輸入しただけでした。
海外で飲まれることも、遠くに販売されることもなかったこともあり
ワインのラベルがバルべーラとほぼ同じ色で、ラベルをよりシンプルな白の紙を使っていました。

バルべーラのワインのラベルと差がほとんどなく、わかりにくかったことと
ドルチェットの持つ可憐でフレッシュなイメージの色彩にしたくてずっとシルヴィアさんと相談してました。

新しくしたオリジナルラベルは、ワイナリーの持つデザインを崩すことなく、
白ワインのランゲ・ファボリータと色違いにしました。

ワインのラベルのデザイン、色彩を私が決めて、グラフィックの人に依頼して印刷したワインは今までで3つで
それだけに、私にとっては、どれも愛着があり、毎日の食事や食前酒などで大切に飲みたいと思えるようなワイン。

日本でシルヴィアの家族が造るワインを、お食事と一緒に楽しく過ごしてもらえたらという願いと
無農薬の畑で造る自然で素朴な味わいのドルチェットの持つイメージを表現したかったのです。

秋、そして次第に晩秋へとワイン、お料理が美味しく、大好きな美しいピエモンテの季節が巡ってこようとしています。
それは、月日の経過を意味していて、ピエモンテの小さな町で暮らしてから
11回目の秋を迎えていることに気が付きました。

これからの日々は、大切に思っていることに集中して過ごしていきたい。
それは、ひとりでも多くの方に、体に優しく美味しく楽しい時間、
夢を遠くピエモンテから届けること。
そして、今までと違った新しい農業を始めてチャンスを得ていきたい方々、若い人たちに
ここの研究者の新しい取り組みなどをシェアして、世界が広がっていくこと。
家族、友達との時間。ワインと猫。
書いていたら、人生の時間が少し足りないような気がしてきました。
とにかく、今日の時間をひたすら走っていく。

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札幌の想い出(真夜中のワイン)

北海道出張で日本滞在中のブログの下書きが残っていました。
今日は、その時の内容を更新します。

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小樽から札幌入りして、ホテルのチェックインをしてお部屋に入ると、もう夜21時20分を過ぎていました。

この時、イタリア時間は、まだ午後の早い時間だったので、急いでリュックをおろし
パソコンでイタリアからのメール、そして日本でのワインの仕事のメールをチェックして
気になるメールから次々に開いて、22時までにはと思い時計を見ました。

すでに小樽でお寿司の夕食が終わっていましたが、
この日、この時間しかなかった私は、札幌の仕事仲間でもあり、大切な友人と
滞在先のホテルからタクシーでそう遠くないレストランで待ち合わせをしていました。

お店の扉を開くと、森のキノコがお皿に飾られています。
”RIEさん、ちょうどいい時にいらっしゃいましたよ。”とシェフの顔を見て
急に”ただいま。”と札幌に到着したことが嬉しく思いました。

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バルバレスコのワイナリー GIUSEPPE CORTESEのマグナムボトルが店内に飾られいました。

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*大人数のパーティなどの機会以外にひとりでは、マグナムを飲む機会は少ないかもしれません。
750mlのボトルのワインよりも、ボトルの中でゆっくりと時間をかけて熟成していき、
素晴らしい味わいになっていきます。
いつかそんなマグナムボトルを皆さんと試飲する機会を作りたいとそう思いました。

(これは、今まで何度かブログに登場したバルバレスコの友人、ティツィアーナの家族が造っているワイン。
マグナムボトルは、2008,2009,2010,2011が完売になり、7月下旬に2012を多く入荷しました。
サイトのショッピングカートには、まだ掲載していないのですが販売開始しています。
田畑シェフが購入してくださったのは、2009と2010です。)

そして友人が到着してスプマンテで乾杯。

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前菜のポルチーニのフリット、タマゴダケのサラダに続き
ピエモンテの郷土料理のパスタ タヤリン(Tajarin) ポルチーニ茸で。

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ロエロ地方のバルベーラ・ダルバ。私が輸入しているワインでもあり、
本来は、せっかくなので別のワインにしたほうが良かったかもしれませんが
ピエモンテでいつも飲んでいるワインが、日本で、そしてレストランという場面で
どのように人々に感じてもらえるかを知りたかったのです。
そして友人と一緒に、自分が大切にしているいつものピエモンテワインを飲みたかったので。

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ピエモンテの自宅の近郊の町のレストランの味にとても似ています。
グリッシーニを細かくした衣のミラノ風カツレツ (La cotoletta alla milanese)

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そしてチーズ。

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深夜過ぎにホテルに戻る。翌日の視察の準備、そしてイタリアでは、まだ夕方でオフィスタイムであり
メールを何通か受信し、イタリアとの大きな時差を実感して、不思議な思いになりました。

深夜の客室で、夕方のピエモンテの風景を思い出し、ああ、ねこは帰ってきただろうか
ロエロ地方では、収穫された白ブドウのアルネイスがワイナリーに
次々に運びこまれている時間かもしれないなどと思いながら、窓のカーテンを開けました。

小雨だったのが、深夜を過ぎて次第に雨音が大きくなっていきました。
この日から、その後の日本滞在では、雨の日々が続いていきました。

ツバキホール (TSUBAKI HALL)
北海道札幌市中央区南二条西1-6-2 2F
Tel.011-271-9614

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日本からイタリアに戻ってきた日から、長い時間が経過しているように思えますが
1週間前の今日は、まだ日本で過ごしていたことに気付きました。

イタリアに戻ってから、毎日の時間をまるでずっと集中して走り続けているかのように過ごしているのは
日本でピエモンテのワインが大切に美味しく飲まれていることを感じたので
もっと多くの人に楽しく幸せな時間を作りたくなったということも理由のひとつになっています。

晴れた青空の週末の今日も、パソコンの前でずっとそんな時間が続いていきます。

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日本では、シルバーウィークで連休の方も多いことでしょう。
どうか良い日々をお過ごしください。

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私が出会った北海道の風景

日本に出張中でずっと更新が途絶えてしまいました。
日本からイタリアに戻り、先日からミラノに通勤するいつもの日々になりました。

帰ってくると、季節が変わり、朝の出発時はいつのまにか真っ暗な朝となりました。
今朝も夜間の運転のように、明るくライトで照らし、街灯のない道はハイビームで走行です。

朝の通勤時に書き終わらなかったので、続きを書いて帰りの高速バスから短い更新です。
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私が北海道出張、そして東京の実家と日本で過ごした日々は、登別、白老で過ごした時間以外
ずっとどんよりと曇り空、大雨、そして東京に戻ってからも台風の影響で大雨、雨のち曇りと
ずっと雨が降っていました。

北海道で出会った風景、それは、とうもろこし畑、収穫を待つ稲穂、牛たち
どこか私の住んでいるピエモンテの田園風景に似ていました。

登別温泉

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車道にキタキツネ

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青い池(美瑛町)

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いつものねこのコーナーです。
今朝の様子を動画にしてYouTubeに更新しました。

喧嘩が多いねこのぴーちゃんとみーちゃん。
朝3時半、外の様子を見ようとドアを開けると
キッチンの窓の外にある小さな箱の中で2匹が眠っていました。

そのまま、そっとしておき4時に再びドアを開けると目が覚めたようです。その時の様子を。
まだ辺りは、夜の延長のように真っ暗でドアの正面にあるオレンジの灯りだけが照らす中
今日は、仲良くお互いに毛づくろいしていました。
動画の最後は、ぴーちゃんがこちらを見つめます。



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