北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

November 2015

雪の北海道から

日本に到着した翌日の朝、再び羽田空港に向かい札幌へ。

到着前のアナウンスでは、新千歳空港の気温は、氷点下9℃。
空港に到着すると一面、雪景色でした。

IMG_20000101_152616

新千歳空港から札幌のホテルに到着する頃には、小雨から雪へと変わっていきました。
雪の降る中、訪れた暖かい空間の素敵なお気に入りのイタリアンレストランさんや
いつも立ち寄るピエモンテのお料理を楽しむレストランさん
オリーブオイルのセレクトショップの素敵なカフェなどは、また改めてご紹介したいと思います。

そして今朝は、札幌から滝川へ。そして今、札幌に戻ってきて、
今、札幌のビルの中のベンチでブログを更新しています。

写真は、滝川のギャラリー陶居&cafe オルノさんにて。

IMG_20000101_063036

*ピエモンテのチーズや食文化のお話のランチ会に雪の中、来てくださった方々、
本当にありがとうございました。

滝川では、たった2時間の滞在でしたが、窓からの雪景色が絵のようで素敵な空間で
そしていろいろな方とお会いできて、来てよかったと嬉しかったです。

さあ、もうすぐ16時になろうとしているので、これから、またいろいろな方にお会いして
ご挨拶に札幌の街のカフェなどを巡り、夕食は、白トリュフのあるフレンチレストランさんへ。
まだまだ雪が残る札幌の街を歩き、たくさんの人と話し、
素敵な空気をたくさん感じて札幌での素晴らしい時間を過ごしたいと思います。

それでは、また。
*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Colline Novaresi Bianco doc Mottobello 2015

まだ、東京行きの機内です。到着前に短い更新です。
***********************

ミラノからの帰り道に、フランチェスコに会いにノヴァーラ県のワイナリーに立ち寄った日のこと。
フランチェスコは、キッチンからグラスを2つ持ってきくると
一緒に来年の春に出荷が開始になる予定のエルバルーチェの試飲をしようと提案し
まだ、ステンレスタンクに入っている 
Colline Novaresi Bianco doc Mottobello 2015のところ向かいました。

20151118_165342

フランチェスコにこのワインについて語ってもらい動画にしました。
暑かった2015年のワインでとてもいい出来です。



”そうだRIEに見せたいものがある。”と言い、一緒に地下の階段を下りて
それぞれのワインが眠っている部屋に行くと、長い年月が経過したワインがあったのです。

”多くの収獲年は、歴史として少しずつ残しておいているけれど、それらとは別のところに
こんなにあるから父のルチアーノ聞いてみたら、こんなところに残っていいたのか・・・というから、
販売するのを忘れてしまって、ここに残ったようなんだ。”

20151118_162228

11月2日のブログで紹介したようにイタリアソムリエ協会から送られてきたワイン雑誌で、
フランチェスコのワイナリーの特集が組まれワインがジャーナリストによって
7月に1961年から2012年までのワインが試飲されたそのコメントで1982は、とても良かったので
販売してみようと言うと、フランチェスコがにっこり笑って
”僕もそう思っていたんだ。まずは、RIEに知らせようと思って。”

そして、地下に眠っているこの1982のワイン、多くを私が購入することになりました。
あとは、ワインジャーナリストさんたち。

ワインのラベルは、当時のデザインをもう一度復元してもらいグラフィックの方に作成してもらいました。

IMG_20151124_074851 (1)

1982年は、フランチェスコさんのお父さん、ルチアーノさんが造ったワイン。

*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

上空から

ミュンヘンから東京羽田空港へ。機内から短い更新です。
ミュンヘンのトランジットで。大好きなミュンヘンのヴァイツェン(Weizen)ビア

11988779_931287406947811_5658802290439001031_n

***************
空の旅でパソコンをしながら、機内のエンターティメントを楽しもうとタッチスクリーンの画面を眺めていたら
見覚えのあるCDのジャケット写真がでてきて、はっとしました。

オーディオを聴きながら、私は、確かに夢の中で毎日を過ごしているかのように
素敵な人生の時間があったことに気付くのです。

様々な人種の人々が、それぞれの想いで行き交う国際空港。
アナウンス、人々のさざめき、コーヒーカップを置く音・・・
そんなすべての音に憧れを持ったあのころ。

機内の音楽を聴く。まだ20代前半でこれからのことが未知だった当時の私を思い出す。

たくさんの夢があり、米国に本社のある外資系の会社に入社、
その後、転職するためにカナダに留学。

体力をつけて仕事に挑むために、“CDウォークマン”を聴きながら夢に向かいなから
毎朝1時間走っていてあのころ。
美しいトロントの空と異国の中、無限の時間と可能性を感じていたのです。
その同じCDが本日の東京羽田行きの機内のオーディオにありました。
当時、トロントのHMVのヒットチャートにあって、購入してみただけのものだったのですが
かなり昔のCDであるのに、今の時代でも違和感なく、古く感じず
きっとこれからも消えることのないのでしょう。

機内でその音楽を聴きながら次々に思い出し、目の前にいろいろなシーンが現れています。
救急救命の勉強で半年通った病院。
様々な訓練で遭遇する病気や事故を想定して英語でのロールプレイがなかなかできなく、
悔しくてストリートカーで泣いたこともあった。

その後、日本で就職した仕事の中でその勉強で救った命が2つあった。
パリから成田行き、そしてウィーンの街で。
忘れることができない場面だったはずなのに、今の生活の中で思い出すこともなかった。

まだ20代だった私に憧れてくれて本社に手紙が何通も来たはずだった。
今の私は、こんなことでいいのだろうか。
当時の夢の続きにいるのだから、もっと進化しなければいけない
**********************
まもなくモスクワ上空。飛行機は、東京 羽田空港へ。

*日本に到着翌日から北海道2泊です。ちょうどゲンメと同じくらいの気温のようです。

**********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

霧の中、町のバ−ルでは。

週末から霧の日々が続いています。
今朝も、ドアを開けると柱廊で屋根が付いた部分レンガの床まで湿り
濃いレンガ色に変わって光っていました。
霧の中で、ねこのみーちゃんが新しく造ってもらったダンボールの暖かいハウスで
じっとうずくまっていました。

ミラノ行き高速バスの車内は、まだ真っ暗で、暖かくこのまま眠ってしまいそうです。
通勤中の短い更新です。

**********************
霧の続く日々は、田園や町から色彩が消え、モノクロ写真のような静かな景色になります。
霧の夕方、時おり、町の大通りを通過する車は、すべてフォグランプ(濃霧発生時の補助灯)を点け
その車のライトも霧のため、遠くからは、ぼんやりと弱い光を放つだけでした。

その中、町の広場のBARの窓から漏れるオレンジ色の光に誘われるように入ってみると

ドメニコやパオロたちがトランプ中。

bar1

こちらは、町の若い友達たち。みんな高校生(イタリアの高校は、5年間)
彼らは、いつも宿題が終わった夕方遅くから夕食前まで集まり、
新聞を読んだりお菓子を食べたりしながらおしゃべりを楽しんでいるのです。

bar2

この日は、彼らは、パリ同時多発テロ事件を読みながら話し合っているようでした。
"イタリアは、慎重に対応すべきで・・・。移民がすべてテロでないし"と
ルクレッツィアちゃんの声が聞こえてきて、隣のテーブルでトランプをしながら
パオロも時おり、話し合いに入りました。
イタリア人は、政治や時事問題の話をするのがとても好きで、トランプを終えると
ドメニコがお気に入りのビール(Birra Moretti )を片手に彼らと長い討論となりました。

**********************
深夜、家の外から、"かりかり"とねこの食べる音とは、違う音がしてきたので
ドアを開けてみると、ねこのごはんの残りを食べにきていたハリネズミさんがいました。

harinezumisan


**********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ゲンメの丘のブドウ畑の向こうに広がる風景

今は、夜明け前の真っ暗な朝です。
ねことハリネズミの様子を見ようと、ドアを開けると
自宅前の教会が見えないくらいに深い霧に覆われ、湿った冷たい空気に包まれています。
土曜日の静かな霧の早朝に写真と動画ばかりの短い更新です。

*********************
ゲンメのワイナリーのアントネッロと約束をしていた秋の午後、ワイナリーに行くと
”RIEは、ゲンメの旧市街側に広がるブドウ畑だけでなく、
反対側の斜面とその奥に広がる渓谷で冷涼な土地を見たことがあるかい。行ってみよう。”

午後のゲンメのブドウ畑の広がる丘で、アルプスを見ながらアントネッロは、
"朝早くなら、くっきりと美しいモンテローザが見えるのだか、
この時間は、かすんでしまって残念だ。モンテローザがいつも背景にあるのが
ゲンメの丘のブドウ畑であって、アルプスがくっきりと見える朝は、
それは、もう神秘的なブドウ畑の風景だ。"

この時、アントネッロの家族のワイナリーの畑の隣にあった他のワイナリーのブドウ畑がなくなり
雑草が生い茂っていることに気が付きました。

IMG_20151113_095831 (502x502)

そしてブドウ畑からさらに4WDの大きな車で進んでいきながら、整備中の丘を案内してくれました。
新しくブドウ畑になるところもあれば、牧草地にする部分も多いようで
掘り返された土壌は、モンテローザの火砕堆積物が酸化した赤い土に覆われていました。
それは、この周辺のレンガ造りの建物の色と同じです。

そしてブドウ畑の反対側の斜面に行くと、その下は、深い渓谷になっていて
その向こうに森が広がていました。
アントネッロがまだ子供だった頃、この下に小さなとても綺麗な川があり
よくザリガニを取ったなど懐かしそうに話していました。

IMG_20151112

”見てごらん。この今、森が続いているこの丘は、中世の頃、ゲンメ市に300ものワイナリーが
あった時代には、森の部分にもブドウ畑が広がていた。
今は、ゲンメを生産しているのがゲンメ市では、たった10の生産者、
その他の市、例えば、フランチェスコのところもそうだが、ゲンメ市以外で6の生産者。”

私は、ひとつ足りないことに気づき、そしてアントネッロの隣のブドウ畑がなくなって
雑草が生い茂っていたので、聞いてみると、そのワイナリーは最近、破産してしまったという。

アントネッロの4WDの大きな車で旧市街にあるワイナリーに戻ってきました。
1300年代にゲンメ市民が戦いから身を守りために建てた避難所(農民のお城)は
ゲンメの丘の赤い土からできたレンガとセージア川の石で造られています。

IMG_20151112

この日、アントネッロと一緒に試飲したのは
COLLINE NOVARESI NEBBIOLO "VALPLAZZA" 2011
(コッリーネ ノヴァレーゼ ネッビオーロ “ヴァルプラッツァ” )
GHEMME " CHIOSO DEI POMI"2007(ゲンメ "キオーゾ デイ ポーミ" )
IMG_20151112


アントネッロにゲンメ2007について語ってもらって動画にしてみました。



イタリア語だけの動画ですが、約5分間の動画の内容は、下記のようになっています。
2007年は、ゲンメにとってとてもいい年で偉大な収穫年のひとつ。
熟成しとても優雅な味わいです。ゲンメなので、まだ20年は、美味しく飲めるワインです。
最初の10年は、熟成していくことで少しずつその変化がありそれが頂点に達すると
その後、しばらくその状態が維持され、さらに年数が経っていくことで次第に
ゆっくりとしたペースで風味が落ちていく。
その年数、ワインが少しずつ呼吸することができるように
良質で長さを持ったコルクを使用しています。

他の収穫年のワインと比較すると、デキャンタージュすることなく
ボトルからそのまますぐに注いでも、十分に華やかな香りが開いてきます。
ワインの色彩は、ネッビオーロ特有の輝きを持ったガーネット色で
熟したラズベリーの実のジャムなど煮詰まった赤い森のフルーツの香りや甘草、アニス。
まだ8年なので、ゲンメの中では、若いワインと言える。
味わいは、エレガントで大樽で長い熟成期間があるのを感じ、タンニンが丸みを帯び
まろやかで長く続く余韻が心地よい。
牛肉の他、鴨・鹿などの野鳥獣(ジビエ)熟成したチーズなど。
偉大なワインなのでワインだけで楽しむこともできます。

********************
【お知らせ】
11月末から12月7日まで日本に帰国します。
12月5日(土)のお昼頃から名古屋でお食事とワインを楽しむ気軽なパーティー形式を
ソムリエさんが企画してくれているので、また詳細が決まったらご連絡します。



blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

早朝のフィレンツェで。

帰宅の高速バスの中から、短い更新です。

***************
昨夜は、夕方から夜遅くにかけてフィレンツェに出張があり1泊していました。
ミラノからフィレンツェに到着すると、すでに夕暮れが過ぎ、次第に暗くなろうとしていて
その後、すぐに夜景になりました。
朝、ミラノに戻らなければならなかったので、その前に少しでも明るい中
フィレンツェの街の空気を感じたくて、列車の出発前に旧市街を散策することにしました。

Firenze1


Firenze2

ここまで歩いたところで、私は、来た道を戻り駅に向かいました。
ちょうど少しずつ明るくなりドゥオーモ(大聖堂)、そしてサン・ジョヴァンニ洗礼堂の
外壁の大理石の色彩を見ることが出来ました。

フィレンツェ駅構内でカフェを飲んでミラノ行きの高速鉄道(FrecciaRossa)に乗車。
途中、霧の風景になり、わずか1時間40分で青空のミラノ中央駅に到着しました。

ミラノに到着すると、"トリノ・ポルタ・ヌォーヴァ行き"、
そして続いて"マルペンサ行き"のアナウンスが流れ、帰ってきたことを実感しました。

駅からオフィスに向かうと、いつものミラノの明るい朝の風景が広がっています。

ついさっきまで、見ていたフィレンツェの歴史地区の中世ルネッサンスの重厚な建物が
夢の中の出来事だったような気がしてきました。
早朝の開店の準備をしていたカフェやバールの店内のオレンジ色の明かりや
ルネッサンス建築の建物のホテルが立ち並び、まだ暗い朝に、その入り口がとても華やかで明るく感じられました。
まだ人の少ない街の散策は、とても素敵な時間が流れていきました。

早朝の気温がピエモンテとでは、かなり違うということもありますが
それだけでなく、フィレンツェで感じた空気は、どこか柔らかで
イタリアの歴史ある街の持つ神秘的な雰囲気に包まれていました。
それは、初めて私がイタリアを訪れた時の印象にどこか似ています。

イタリアは、それぞれの都市が独特な雰囲気を持ち、魅力的です。

今、私の居場所は、牛舎があり、森や田園が広がる農業地域であり
ノヴァーラ県のワイン産地の丘の土で出来たレンガとセージア川の石で造られた
中世の農場が残され、冷涼で霧が深い土地、華やかさはないけれど
ここに自分が確かに存在していることを改めて思い、

ゲンメの丘ブドウ畑の向こうに広がる風景と
ワイナリーのアントネッロやフランチェスコ、町の人々のことを思い出す。
********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Castagnata e Vin Brule(焼き栗とホットワイン)

今日は、帰宅後自宅からの更新です。
朝は、4~5℃。そして今日の日中は、青空で18℃近く気温が上がり、
11月とは思えない暖かい気候が続いています。

町で焼き栗のお祭りがある日は、秋の終わりの寒い1日であることが多いですが
今年は、暖かな秋の青空が広がる1日でした。
焼き栗とホットワインで温まる楽しいイベントで,人々が集まる近所のバールや郵便局に
”Castagnata e Vin Brule(焼き栗とホットワイン)”のイベント開催のお知らせが掲示されました。

町のイベントなどは、いつもバールで知ることが多いのです。

2

焼き栗とホットワインのイベントのタイトルの下に
”昔のこの町の暮らしの様子を展示します。”とありました。

会場には、昔のトラクターが展示(モデル:ルイージ。久々にブログに登場です。)
IMG_8602

焼き栗は、いつもの町のメンバーで。

IMG_8604

市役所の記録写真の他、町の人がそれぞれ持っていた昔の写真が集められていました。
再びモデルは、ルイージ
(農閑期になる12月にルイージとその仲間たちで一緒にピッツァを食べにいくことになりました。)

1

モンディーネたちなど農業が機械化される前の写真ばかりです。
トリノに拠点があるフィアット(FIAT)社の設立が1889年で
最初のトラクターは1919年に誕生。FIAT702で30馬力でした。
それ以前は、牛が活躍していました。

3

この地方に残された昔の農機具を見ると、稲作やトウモロコシ用よりも
牧草地のための農機具が多く残されていることに気付きます。現在は、昔の農機具は
ピエモンテ州、ノヴァーラ県、そして私が暮らす市などで管理され教会裏の
保存されていて、展示されています。

自宅前の町の大通り。今とまったく変わらない風景ですが、昔はお米を運搬するための
トロッコの線路があったようです。

20151108_142933

そして今日の夕方の町の写真。木々で奥のサヴォイア家の邸宅が隠れてしまっていますが
同じように現在も残っています。

20151110_170821

帰宅後、遅いランチと食前酒を兼ねてバールに行くと、昨日はこの町のメンバーでした。
久々に町の人々の様子です。

20151109_181927 (1)

この日の話題は、
RIEは、いつまた日本に行くのか。
ミラノ万博についに僕は、一度も行けなかった。。。次回のドバイの万博に行くか。
いや ブラジルでないのか・・・(オリンピックと混乱している人約1名 ドメニコ)
8時間から10時間も日本館に並んでまで、入るのなら、飛行機に乗って日本まで行って
本場の寿司や日本食を食べて展示でなく目の前で本当の風景を見て、RIEに案内してもらって
日本のバールで過ごしてみるほうがいいね。寿司と一緒にワインでも選んでくれ。
いや、ワインでなくSAKEになるのか。でも僕は、ワインがいいな。
ところで、栗祭りには、ホットワインがつきものだか、暖かったからね。
みんな普通の赤ワインだったね。。。

そんな帰宅後の約30分弱の何気ない会話で
明日もこの町で、ピエモンテで、イタリアで素敵な何かをいつも発見していきたいと思うのです。

********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ノヴァーラ県のチーズ工房で(GORGONZOLA, TOMA, TALEGGIO)

20151029_152221

通勤のバスの中でブログが書き終わらなかったので、
帰りの高速バスの車内から、朝のブロクに追加して更新です。
*****************
ノヴァーラからマルペンサ空港に向かう途中にある
カーメリという町にある生産者組合のチーズ工房を訪問しました。
このチーズ工房は、私の暮らす小さな町で毎年、初夏に開かれるチーズ祭りのスポンサーです。
工房には、このブログに時々登場する稲作農家の友人ヴィクトリオの従弟が働き
また生産者組合の代表者も同じ町で暮らしているのです。
自宅からすぐ近くにある牛舎で毎日搾乳されたミルクは、ここに運ばれていきます。

普段は、近郊の町にある家族経営の酪農家の工房を見せてもらって
熟成庫から選んだチーズを購入しているのを何度かブロクに書いていますが、
この日は、この生産者組合の造る珍しいチーズ "TOMA BLU"を購入しました。

この工房では、牛乳の他、ヤギのミルクからのチーズも造られてします。
それでは、チーズ工房にご一緒に入ってみましょう。
********************
チーズを型に入れて造る工程は、訪問日が週に1回の作業台の清掃消毒の日だったこともありますが
最初からでは、たくさんの写真になってしまうので、
ブログでは、その熟成庫の様子を中心にご紹介します。

ゴルゴンゾーラチーズのホールは、直径30-32cm、高さ15‐19cmで約12kgです。

20151029_151340

青かびが内部で熟成するように機械で穴を開けてします。
青かびは、ペニシリン属。
3 (313x502)


1 (502x379)

販売のサイズに応じてカットしていきます。
この大きなホール(12圈砲鯣省にスライス(6圈砲砲靴栃饒し、出荷準備をしていました。

8 (436x502)

半分にカットされるとその表面で2種類の違いがわかります。
クリーミィで柔らかなミルクの甘みが感じられるゴルゴンゾーラ ドルチェ クレモーゾ
辛味があり青かびが多く塩分が強い方が、ゴルゴンゾーラ ピカンテ。

GORGONZOLA DOLCE CREMOSO
GORGONZOLA PICCANTE

7 (502x404)


********************
平たい正方形の形ををしたウォッシュタイプのチーズ"タレッジョ"も造られています。
TALEGGIO
2 (502x377)


4 (502x376)

********************
TOMA PIEMONTESE
そして青かびを入れた珍しいTOMA BLU
5 (502x437)

青かびのための空気穴は、ひとつひとつ手作業です。
6 (502x427)

自宅の冷蔵庫は、チーズがたくさん眠っているので
この日、販売所でTOMA BLUのホ−ル(9kg )の約12分の1の約750gだけ購入。

20151101_071456 (1) (502x439)

ミラノから帰ってから、少しずつノヴァーラ県のワイナリーのワインと一緒に少しずつ
楽しんでいます。

ゴルゴンゾーラチーズは、大手ゴルゴンゾーラチーズ会社をはじめ、
私の暮らすノヴァーラ県に集中していますが
法律で定められた生産地域は、ロンバルディア州と
ピエモンテ州の多くの地域が含まれています。

D.O.P. "Gorgonzola" の生産地として認定されている地域
Bergamo, Brescia, Como, Cremona, Cuneo, Milano, Novara, Pavia, Vercelli,
少し離れているピエモンテ州中部も含まれていて
Alessandria: Casale Monferrato, Villanova Monferrato, Balzola, Morano Po, Coniolo, Pontestura, Serralunga di Crea,
Cereseto, Treville, Ozzano Monferrato, San Giorgio Monferrato, Sala Monferrato, Cellamonte, Rosignano Monferrato,
Terruggia, Ottiglio, Frassinello Monferrato, Olivola, Vignale, Camagna, Conzano, Occimiano, Mirabello Monferrato,
Giarole, Valenza, Pomaro Monferrato, Bozzole, Valmacca,
Ticineto, Borgo San Martino, Frassineto Po.

もうすぐノヴァーラに到着。さらに西に向かってバスが走り,25分後には、自宅に到着することでしょう。
私は、待っているねこたちの食事が先で、その後にチーズとワインを楽しみます。
今日は、別のチーズにしようと思っていましたが、先日買ったTOMA BLUとワイン。

********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

週末はかぼちゃのリゾット。

夜明け前で暗い町がぼんやりと白く見えて
車のフロントガラスが曇っているのかと思っていましたが
深い霧に包まれていたことに気が付きます。

3℃。日中と寒暖差が大きいので、きっと帰りは、暖かいことでしょう。
高速バスの運転手のマウリッツィオも通勤仲間の
シモーナをはじめ数人の乗客はニットの帽子ですっぽりと頭を覆っています。

通勤中の短い更新です。
*******************
稲作農場のアグリツーリズモのレストランで、
連日、マリアの作るリゾットのランチ。
1日目は、ゴルゴンゾーラチーズのリゾット。

maria

2日目は、ハロウィンの日だったのですが、偶然にかぼちゃのリゾット。
この季節によく作られるリゾットで、今晩も自宅でかぼちゃのリゾットの予定です。

Il risotto alla zucca
risotto

ハロウィンの習慣がないので、静かな人通りのない田園が広がり、
バールにハロウィンのかぼちゃの飾りがあるくらいです。
もしかしたら子供たちのいるご家庭では、イベントとして
小さなパーティを楽しんだりていたかもしれません。

ハロウィンの翌日の11月1日は、諸聖人の日で、カトリックの祝日の一つで「万聖節」。
死者の魂に祈りをささげるので、お墓をお参りをするので知り合いのお花の農場では
菊のお花の出荷作業に追われていました。

*******************
そして、収穫が終わったノヴァーラ県のブドウ畑を訪れました。
ワイナリーの地下にある試飲室は、地下深くの土壌の石で囲まれた空間になっています。
すでに暖炉に火が灯り、オレンジ色の光を見ながら、ワインを試飲。

ブドウ畑から帰ったきたフランチェスコが地元(ノヴァーラ県スーノ)のサラミと
ここから近くのオルタ湖を見下ろすモッタロネ山の農場のチーズを切ってくれました。

20151030_123133

イタリアソムリエ協会から送られてきたワイン雑誌で、
フランチェスコのワイナリーの特集が組まれました。
いつもこの特集欄には、有名な大きなワイナリーが掲載されるので、
たったひとりでブドウ畑から醸造、そしてボトル詰め、出荷を行っている
小さな無名のワイナリーなのではじめ、話が来た時にとても驚きました。

20ぺージ以上掲載されています。その一部を紹介します。
Copyright
(c)Associazione Italiana Sommelier
vitae settembre 2015 N.104


ブログに何度か紹介したブドウ畑の横に広がるノロジカの生息する森。
ブドウ畑に大きな被害があるものの、フランチェスコは、共生する自然環境を大切にしています。

Vitae 07 Brigatti_02

ブドウ畑の名前は、鳥が歌う丘の意味の昔の方言。

Vitae 07 Brigatti_07

アルプスを背景に無農薬のブドウ畑で、作業するフランチェスコの手。

Vitae 07 Brigatti_10

今まで家族の記録として数本、少しずつ残しておいたワインがジャーナリストによって
試飲され、そのコメントが書かれています。
数ぺージに及ぶので、ここでは、最新の2012のワインと最も古い1961年のワインがある
最後のぺージのみ紹介。
Vitae 07 Brigatti_15


Vitae 07 Brigatti_22

2015年7月1日のブログに試飲した時のことを書いています。
Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1961
(私は、この時、ワインジャーナリストさんたちが試飲した後に残ったものを
試飲させてもらいました。)

お知らせです。
個人のお客様でノヴァ−ラ県のフランチェスコのワインのファンの方々、
取り扱ってくださっているレストランのソムリエさんなど、
この雑誌が欲しい方もいらっしゃると思うので、特別にたくさん注文しました。
該当する方にご連絡しますのでどうかよろしくお願いします。

******************
高速バスは、ロンバルディア州に入り、ミラノが近づいています。
万博会場横を通過して、バスは、ミラノ市内に入っていきます。
10月31日をもって、ミラノ万博が終了しました。

最も来場者の多かった日本館のスタッフの方々や関係者の方々、お疲れ様でした。

万博での訪日観光プロモーションや稲作関係で、いろいろと重なり
夏の終わりからすっかりブログの更新が少なくなってしまいました。
ワインの仕事も今までの分を今年の2ヶ月で取り戻すためにも復活しなければなりません。

11月の終わりから年内は、2度の一時帰国予定です。
ワイン関係のお知らせは、このブログかfacebookページに掲載します。
今日もいい日でありますように。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。
Profile
写真 文章の著作権は
RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
copyright(c) 2005-2017 
RIE OKUYAMA All rights reserved.


Archives
  • ライブドアブログ