北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

December 2015

帰国前に

今、フランクフルトの空港で、東京羽田空港行きのANAの搭乗待ちです。

帰国直前まで、車でピエモンテを走り回っていました。

霧で、視界がまったくなくなってしまうような日もありました。
以前、私がヴェチェッリの教習所に通い、まだ運転を始めたばかりの頃
地元のバスの運転手さんから、
”霧を怖がってはいけない。じっと目を凝らして、その正体をつきとめるようにすることだ。”
と言っていたことを何度か思い出しました。

真っ暗な夕方に、前方からライトに照らされドライアイスのようにまとわりついてきた霧の正体を
私は、はっきりと見たような気がしました。

霧でどこか暖かいそんな冬の日々です。

暖かい冬で、このままでは、小麦が心配です。
本来なら寒い季節にじっと待ち、3月中旬になってぐっと成長するのですが
暖かい冬で大地が凍らないため、早くに成長してしまい穂がとても小さいものになる可能性もあります。

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帰国前に訪れたモンフェラート地方の午後遅くから夕方にかけての風景

ワイナリーのアランは、酪農家でもあり、そんな彼の造るヤギのミルクのチーズを買いにいきました。
そして来年のワインの輸入の相談。
その後、オリーブ農家へ。すでに日本に向けて出発するオリーブオイルが揃っていました。
オリーブ農家に行く途中、ヤギと羊の群れに出会いました。

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チーズの販売所の前には、ロバ。

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車で丘をゆっくり下っていると、今度は、遠くに移動した羊とヤギの群れに出会いました。
ベルの音、メェーと鳴き声が丘にこだましていました。
”素晴らしい。。。”と思わず声に出していました。

後方から車が来ないことを確認すると車の窓を開け
モンフェラートの夕暮れの風景をしばらく眺めていました。
今日も生きていて幸せだったと心から思った夕方。

モンフェラート


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そしてノヴァーラ県。稲作農家の友人グイードとマリアのアグリツーリズモのレストランに立ち寄りました。
この日は、グイードの親戚の家族の92歳のおばあちゃんのお誕生日の食事会でした。

20151223_150432

本来は、アグリツーリズモのレストランでは、お魚料理はないですが
家族の特別のメニューでおばあちゃんが好きなお魚のお料理のコース。

私は、立ち寄っただけでしたが、ひきとめられて、魚介類のサラダをいただきました。

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日本は、もう25日。ヨーロッパでは、まだ24日。
クリスマスは、機内です。
あと15分で搭乗開始。それでは、どうか素敵な年末をお過ごしください。
行ってきます。

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宇都宮でワイン会のお知らせ

再び、日本に帰国の日が近づきました。
冬のピエモンテの風景をお届けします。

ランゲ地方ラ・モッラの丘から。
この丘からバローロの友達のシルヴィアの家族のワイナリーも眺めることができるのです。

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丘を下ってバローロとラ・モッラの境界にあるワイナリー ボルゴーニョ・フランチェスコで。
白トリュフ犬と背景に冬のブルナーテの丘のブドウ畑。
奥に見えるワイン倉庫の一角に、日本に輸入を待っているワインの一部を予約、保管してもらっています。

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こちらは、バローロ、そしてモンフェラートからノヴァーラ県の稲作地域に戻った時の写真です。
この地方の冬の長い夜の時間の日々がやってきました。
冬の夕暮れの田園地帯は、静寂で、何かが無限に広がっていくように感じられます。

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自宅前の教会のクリスマスのイルミネーション。
町の大通りと教会前に、この白と青の星がペンダントのように飾られています。
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17時半を過ぎると、町のバールには、高校生の男の子たちが集まってきました。
この日は、高校生の中に小さなモリスくんも混じっていました。

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モリスくんが、" 君のために作ったんだ。あげる。"といって渡されたものは、
国籍不明の女の子のシールが公園の絵をバックに貼ってあるものでした。
モリスくんにとって、この女の子が私に似ているらしいのです。

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バールには、いつも夕方から夕食前までの時間に多くの人々が集まり、
やがて夕食の時間になるとそれぞれが家に帰っていきます。
冬になり19時から20時にはもう閉店で、バールの明かりが消えると
静かな霧の夜の時間となり、まるで町全体が眠ったように人通りもなくなるのです。

一時帰国をして東京で過ごしている時間に、この町の空気と光景を思い浮かべると
それは、いつも夢の中の出来事かのようにはるか遠くに感じられます。
本当にこの町に自宅があるということさえ実感できなくなってしまうのです。

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日本滞在中の想い出。
いつも素敵なメニューでいっぱいです。

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シェフとマダム

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GUSTO グストさん
栃木県宇都宮市千波町17-11 SOCO1F Tel.028-348-2088
(休) 日曜日、第1、3月曜日


【お知らせ】
GUSTO グストさんで12月29日(火)の【ピエモンテワインを楽しむ夜】を開催します。
時間は17時〜20時まで開催します。ご入店は17時〜20時の間でしたら何時でも大丈夫とのこと。
参加費 / 5000円 ご予約 / 028-348-2088
6種類のワインにチーズにヘーゼルナッツ、シェフのピアディーナで
年末の楽しい夜の時間を過ごしていただけるように、私も準備しておきます!
私は20時過ぎの新幹線で東京に帰りますが、お店は21時まで開いています。
日帰り可能な場所なので宇都宮周辺だけでなく、東京からの方もお待ちしています。


年末年始に美味しいワインをお届けできるように
明日の夕方に日本に向けて出発します。
約1週間の滞在ですが、お会いできる方楽しみにしています。

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クリスマスの市場で。

ピエモンテの自宅に帰ってきて、1週間。
クリスマス時期が近づき、様々な食材やワインを購入するのが楽しい日々です。

ピエモンテ州ロエロ地方のチーズを中心とした食材店で。白トリュフも並んでいました。

roero

そしてミラノのオフィス勤務が終わった午後に通りかかったロンバルディア州庁舎のある広場で
お野菜などの食材の市場が開かれていました。

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ピエモンテで暮らしてから、農家の直売の食材を買うのが楽しみのひとつになりました。
この日は、ロンバルディア州北部の素朴な農家のワインなど購入してみました。
市場には、ノヴァーラ県の知り合いの有機の果物農家も出展していました。

クリスマスシーズンの農家の小さな市場
Piazza Citta di Lombardia, angolo Via Galvani 27, Milano.
12月25,26日、1月1日を除く1月6日まで開いているようです。出展農家さんによっては
この期間中の数日のところもあるようです。
9:00-18:00

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日本滞在中の想い出です。
私が札幌に滞在した日は、雪が降っていました。
雪で転ばないように、傘をささないで注意深く歩いてたどり着きました。
ランチでおなかがいっぱいだったので、軽くピエモンテ料理とワインのお任せで
田畑シェフに頼んだところ選んでくれたのがこちらです。

ピエモンテのパスタ料理 アニョロッティ ダル プリン
Agnolotti dal Plin
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ノヴァーラ県のワイナリー、フランチェスコの造ったワインと一緒に。
Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 2011
Francesco Brigatti,Suno(NO)

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ツバキホール (TSUBAKI HALL)さん
北海道札幌市中央区南二条西1-6-2 2F
Tel.011-271-9614

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地元のレストランでピエモンテ料理

日本から帰ってきたので地元のレストランのピエモンテ料理を紹介します。

いつもレストランで毎回違った前菜の前の一品。
この日のお店のおもてなしのアミューズは、ピエモンテ牛のタルタルと白トリュフでした。
この後、いつも注文するクリーミーなゴルゴンゾーラチーズと地元のサラミの盛り合わせ。

Carne cruda battuta al coltello di Fassone con tartufo bianco d'Alba
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お肉の赤ワイン煮込みは、冬の大好きなピエモンテ料理のひとつです。
この日は、地元の豚肉の赤ワイン(バルべーラ)煮込みとジャガイモのピュレでした。
メニューには、近郊の町にある、よく行くことのある養豚農家の名前が記載されていたので
迷わず、これを選びました。

Maiale brasato al Barbera con pure' di patate al rosmarino.
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ワインは、いつもこのレストランで注文するノヴァーラ県の大樽で熟成した赤ワイン
Colline Novaresi Nebbioloです。

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日本滞在中の想い出。
東京駅から新幹線に乗って名古屋に向かう途中、2人掛けの進行方向右側にいつも座るのは
富士山が車窓から見えるからです。

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*日本滞在中は、海外からの旅行者の方たちと同じくWiFiルーターを短期間、レンタルしているので
新幹線乗車中もいつもでメールなど仕事ができるようにしています。
これは、快適です。
NINJA WiFi(英語、中国語、韓国語の案内のぺージもあります。)
http://ninjawifi.com/

名古屋駅で新幹線ホームからJRに乗り換えて金山駅へ。
北口からまっすぐ散策しながらソムリエ 高見山のいらっしゃるレストランに向かいました。

名古屋のワインパーティでは、ゲンメのワイナリー ROVELLOTTI
ピエモンテ北部の品種 エルバルーチェを使った瓶内2次発酵のスプマンテ メトド・クラシコ  ドサージュ・ゼロ。
(METODO CLASSICO DOSAGGIO ZERO)
で乾杯。
これは、以前、ブログで紹介したように、ワイナリーのアントネッロと何度も試飲して
意見交換して誕生したワインです。

そしてアルトピエモンテ( ピエモンテ北部)のネッビオーロ2種類
最後にノヴァーラ県のワイナリー、フランチェスコのお父さんのルチアーノさんが造ったワインも登場です。

Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1982
Francesco Brigatti,Suno(NO)

IMG_20151205_163107 (1)

お料理は、みんなで取り分けでいろいろとありました。
エゾシカの赤ワイン煮込みとポレンタ添えもあったり、とても美味しい名古屋での時間でした。

Vineria Cassini(ヴィネリア カッシーニ)さん
今回は、隣のBar & Tigelleria Cassini(バール エ ティジェッレリア カッシーニ)さんで開催しました。
愛知県名古屋市中区伊勢山1-9-13 伊勢山ハイツ 1F
Tel.052-228-0804

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久々にいつものねこのコーナーです。
越冬中で、部屋でくつろんでいる みーちゃん。

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帰ってくると、町はクリスマスのイルミネーション。

東京、そしてミュンヘンを経由してミラノ・マルペンサ空港に到着し
自宅に帰ってきた夜は、霧で覆われていました。

帰宅後、ねこのぴーちゃんと最初に会ったのは、教会前でなく家の中でした。
私の机の横の箱の中から目をまんまるくして見上げていました。
みーちゃんは、椅子の下の箱の中で丸くなって眠っていました。
日中は暖かいけれど、深夜から明け方は、氷点下の日々で
ねこたちの越冬の季節がやってきました。

町は、すでにクリスマスの飾りが取り付けられていました。
今年の町のイルミネーションは、大きな星です。
教会付近、そして大通りに飾られ、夜になると白と青に静かにか輝きます。

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日本から帰ってきて、一番楽しみにしているのは、地元の美味しいチーズと
近郊の町の養豚農家で造られたサラミやハム、ネッビオーロのワインです。

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日本滞在中の想い出。
ピッツァイオーロ(ピッツァ職人)の中島さんが作ってくれました。

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長野県北佐久郡軽井沢町星野ハルニレテラス内 
イル・ソーニョさん
Tel.0267-31-0031

新幹線の場合、軽井沢駅(南口)から星野エリア行きシャトルバスで(本数少ないです)
または、軽井沢駅からしなの鉄道で隣の駅の中軽井沢駅下車。
まっすぐの道を散策しながら徒歩15~18分です。
お天気がいいと私も中軽井沢から歩いて行くこともあります。
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日本では何が一番、食べたいですかと時々、聞かれることがあります。
それは、ワインの仕事で訪れることもある山形県と軽井沢でそれぞれ、山形そばと信州そば。
初夏でも冬の季節でも、いつでも温かいお蕎麦を注文。

あとは、日本のレストランさんでのそれぞれのイタリアンやフレンチです。
写真のピッツァは、もちろん、ピエモンテのアニョロッティやタヤリンなどのパスタ
自家製のサルシッチャなど、知っているシェフであれば、なおさら、
その方が日々、研究して作ったものが、やはりとても関心があり
帰国して和食を食べている時間は、もったいないと思うくらいです。

今回の日本滞在中は、ずっとイタリアン、そしてフレンチが続き、
お蕎麦を食べる機会はなかったのですが、次回は、軽井沢でピッツァの他に信州そばで年越しを。
12月25日から1週間、再び日本に帰国です。

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RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
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