北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

February 2016

ミラノで帰り道に。

次第に日の出も早くなり、季節が春に向かっていますが
今朝も車の窓ガラスが白く薄く凍っていました。
明け方前は、まだ気温が低く、途中通過する隣町の薬局の電光掲示板を見ると
気温がマイナス3度の表示でした。

月が輝く真っ暗な朝に出発後、ノヴァーラの街を通過してピエモンテ州からロンバルディア州に
入る頃は、地平線から次第に桃色の空となっていきます。

今、私が見ている風景。
20160226_065206


ポットのカフェを楽しみしながら、車窓を眺めていました。
斜め前の通勤の男性は、本を取り出し、一瞬 本のHARUKI MURAKAMIという文字が見えました。
"La fine del mondo e il paese delle meraviglie"とあり、イタリア語をメモして何の本なのか
考えてみると、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

読書灯だけでなく、次第に明るくなる時間には、スマートフォンでなく読書をする遠距離通勤客も多く
私もスマートフォンでメールのチェック後は、本を持ち歩くようになりました。
読んでいる本は、日本のアマゾンで買ってきた日本の作家の方のエッセイだったり
イタリアで買ったチーズやワインなどの知識のための本だったり、いろいろです。
たまには、スマートフォンを離れてみるのがいいねと思い、
(ブログの更新も少なくなってしまいすみません。。。)
自宅でも、パソコンで仕事以外には、他のぺージでニュースを読んだりするよりは
紙媒体の雑誌、新聞、本を読む時間も作るようにしました。

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昨日は、仕事帰りに、ミラノのギャラリーに立ち寄り、友人、ジュゼッペと会い
ずっと会う機会がなかったので、日本に帰国時に買ったかりんとうを渡し
ジュゼッペの故郷のプーリアの赤ワインで、約1時間、いろいろな話をする。

ずっと会う機会がなかったから、いつの間にか、かりんとうの賞味期限が迫っているねと笑い、
赤ワインと一緒にかりんとうを楽しみました。

giuseppe

実家のプーリアのオリーブ農家では、昨年、ジュゼッペのお父さんが亡くなってしまったけれど
ジュゼッペの家族たちで引き続き、素晴らしいオーガニックのオリーブオイルを生産しています。

収穫時期のジュゼッペの甥っ子ちゃんと姪っ子ちゃんたち。

オリーブの収穫

そしておばあちゃんの家のアーモンドの花が開き、とても綺麗なんだとスマートフォンにある
写真を見せてくれて、ブログ用にWhatsApp に転送してもらった写真です。

プーリア giuseppeのおばあちゃんの家のアーモンドの花 (394x600)

*お知らせ
ジュゼッペの実家のオリーブオイルも来月3月に入荷になります。
2015年は、とても気候がよかったので、素晴らしいオリーブオイルです。


海外への輸出は、私だけなのですが、今年は、ジュゼッペも驚いたくらいにほとんど販売してしまい
あと残りも少なくなってきました。
それは、イタリア国内の個人のお客さんが直接、オリーブ農家に注文して購入したり
プレゼントにした方が急に多くなったとのこと。
あとは、車で欧州から買いに来たフランス人、スイス人の方もいらっしゃいました。

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フランチェスコの自宅で試飲。

朝、高速バスの車窓は、夜明け前の真っ暗な田園が続いています。
車のライトと遠く町のオレンジ色に輝くが街灯を眺めながら、日本で購入したポットに入れた
カフェを飲む朝のひとときが楽しみになっています。

以前、出発間際にカフェが出来上がり、とっさにポットに入れてバックに入れたのがきっかけでした。
真っ暗で暖房とエンジンの音を聞きながら、カフェを飲む朝の時間。

今朝は、ノヴァーラを過ぎた頃、遠くの空が明るくなってきました。
いつの間にか日の出の時間が早くなってきています。
星の輝く冬の朝の日々も残り少なくなってきました。

通勤中の短い更新です。
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ノヴァーラ県のフランチェスコのワイナリー、Brigatti Francescoでの試飲は、今まで地下深くに掘られた石で囲まれた
暖炉のあるお部屋から、ワイナリーの敷地内のフランチェスコの新しい自宅のキッチンで試飲するようになりました。

窓からは、牧草地、小麦畑、果物畑、養蜂農家などの田園風景が広がっています。

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フランチェスコ。

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* フランチェスコの造るワインに在庫切れの商品が多かったのですが冷夏だった2014年のワインの最後の在庫すべてを購入し
(それでも2014年は、全体数が少ないので少ない本数です。)ワインの販売を再開しました。

2014年の気候に対する対策で、葉で育成された光合成生成産物を有効にするために、
また場所によって予期していましたがperonospora (べど病)が発生していることもあり、
この状況で良質なワインを造るために、成長して高くなっていく枝を切り落とし
お父さんと家族2名で手作業でブドウを間引きして収量をかなり少なくしました。

フランチェスコさんによって生み出された2014年のエルバルーチェの白ワイン、
コッリーネ ノヴァレージ ビアンコ "モットベッロ”/ COLLINE NOVARESI BIANCO "Mottobello"2014
コッリーネ ノヴァレージ ”カンパッツィ”COLLINE NOVARESI BARBERA "Campazzi" 2014は、素晴らしいです。

また軽井沢の倉庫に今日、明日に到着するゲンメのワイナリーROVELLOTTI
アントネッロの造るワインが東京、名古屋に向けて発送準備を倉庫の担当者のソムリエさんが梱包してくれています。
一緒にゲンメのワイナリーで試飲したお客様もいらっしゃいますが、ゲンメ(GHEMME2008)の最初の入荷になります。
昨年に引き続き2007も入荷。

アントネッロの造るゲンメに関しては、スイス産の新樽の大樽の最初の年であった2006も昨年多く入荷しているので、
現在2006,2007,2008そしてリゼルヴァ2005と4つの収穫年のワインを同時に販売しています。
それは、収穫年を比較してご家庭で、そしてワイン会などで楽しむ方も多くなってきたので。

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冬の長い夜の日々もあともう少しかもしれません。静かな冬の町の様子です。
眠る前には、いつも夜空と自宅前の教会を見上げています。
ライトアップした教会の屋根のひさしに雨の日も氷点下の日も寄せ集まって並んで眠る鳩。

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そして私の椅子の下の電気ストーブの前の箱の中は、寒い日には争奪戦。
ぴーちゃんとみーちゃんは、時々、喧嘩しながら入って眠っています。

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最近、この場所は、最終的にみーちゃんの居場所になり、別の机の下の箱の中にぴーちゃんが眠るようになりました。

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やがて、ねこの小さな寝息が聞こえてくると、電気ストーブを消し、私も翌朝に備えて就寝する時間になります。

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旅行博とワイン入荷のお知らせ

土曜日まで旅行博の出展者として会場にいました。
2015年に1年間で日本を訪れた外国人客は過去最高となり(1973万人)となったことが
報道され、日本を旅行する外国人観光客の姿を多くみるようになりました。

各国で様々な訪日観光促進のためのプロモ−ションが行われているのです。
イタリアでも、もちろん旅行博で日本の旅行が紹介されています。

会場では、旅行業界者による情報交換、商談が行われ、観光のデスティネーションとして、
国、都市の観光地の紹介、郷土文化なども紹介され、一般来場者にも広く開かれています。
日本ブースは、在イタリア日本大使館、ミラノ日本総領事館、日本政府観光局と
共同出展社が一体となって出展しました。

Fiera Milano(ミラノ見本市会場)のパヴィリオンに向かう通路。

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日本のブ−ス
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次に欧州では、ドイツ、ベルリンで(3月9日〜13日。一般来場者は12日、13日)に開催される
世界最大級の旅行博覧会「ITBベルリン2016」で日本ブースが出展されます。

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旅行博の最中に、3つのパレットで成田空港にゲンメのワイナリー ROVELLOTTIのワインが到着しました。
現在、通関手続き中です。在庫切れで注文のお問い合わせのあった
コッリーネ ノヴァレーゼ ネッビオーロ (COLLINE NOVARESI NEBBIOLO )2012
コッリーネ ノヴァレージ ビアンコ(COLLINE NOVARESI BIANCO "IL CRICCONE" 2014)
* 品種 エルバルーチェ100%

そしてゲンメ "キオーゾ デイ ポーミ"GHEMME " CHIOSO DEI POMI"の2007年と2008年も到着。
今週末くらいには軽井沢の倉庫から発送できる見込みです。
今回の輸入本数は、とても多く地下倉庫のある軽井沢までのトラックが2回に分かれるので
頑張ってアントネッロの造るワインを販売していきます。

先週、ワイナリー ROVELLOTTIにて。
アントネッロとお客様と話しながら、ノヴァーラ県のサラミと2種類のゴルゴンゾーラチーズと一緒に試飲。
日本に送り出したワインと同じワイン。いい状態だったので、このまま軽井沢から美味しさが皆さんに届くように願って。

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最近の風景。

最近の風景です。2月に入ってから、仕事の関係でオフィスを出る時間が遅くなりました。
オフィスを出ると、いつも夕暮れ時の風景なのですが、夕方前に帰ることができた日
私は、地下鉄を途中下車してミラノの街を散策してから高速道路バスのターミナルに向かいました。

ミラノの街の風景。
1日の中で、ミラノで過ごす時間とピエモンテの田園地帯で過ごす時間、ときどきブドウ畑、ワイナリー。
そのどれもが大切な時間で、急いで食事を作っている時間もバスに乗っている時間も
いつも現在の様々な仕事、新しい分野への夢を考えながら、たぶんいい時間が過ぎているかな
そう願いたいです。(笑)

素敵なミラノでカフェ、それからトリノ行き高速バスに乗って帰宅。

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現在、イタリア〈ミラノ〉旅行博覧会BIT開催中です。(2月11日から13日まで)
日本ブースが設置され、地方自治体、航空会社、旅行会社などが日本観光のPRを行っています。
私も明日まで、会場にいます。

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ノヴァーラ県の地元のアグリツーリズモで過ごす時間。
近郊の町の養豚農家のサラミの盛り合わせと有機栽培のキウィ。

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バローロのブドウ畑で。

今朝は、深い霧で、石畳やレンガがしっとり濡れて黒く光り車体も水滴でいっぱいでした。
視界が制限され、フォグランプを点灯して慎重に高速道路入り口に向かいました。
霧の朝は、比較的気温も高く2℃。氷点下の朝ではなく、柔らかな湿った空気が充満していました。

ミラノに到着すると雨でした。高速バスを降りて地下鉄に乗り換えます。
オフィスの最寄り駅まで、月末月初の日本への提出書類のことを考えながら過ごしていました。

そして今は、その仕事が終わって帰りのミラノの地下鉄の中です。
これから帰宅のためにトリノ行き高速バスターミナルに向かいます。

今年に入ってから帰宅時間が遅くなり、これから様々な仕事の課題があり
毎朝、お弁当を作って食事に気をつけたり、睡眠をどうにか6時間取れるようにしていて
実は、今までよりも、仕事以外の時間を使ってしまっているのですが、

そうすることで時間に追われている感覚だったのが、毎日の時間を使っていくという感覚になり
時間の質を高めて集中して新しいことにも挑戦したい、そんな気持ちです。

さて、遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
ピエモンテの冬のブドウ畑の風景を更新します!

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ワインやオリーブオイルの輸入書類が続き、先日、日本の税関に送ったばかりで
まず3社のワイナリーからパレット3つが出発準備中です。

そのうちのひとつ、バローロのワイナリー周辺の写真から。
冬のバローロのブルナーテの畑からの眺め。
丘から対面上に見えるブドウ畑は、バローロの代表的な畑のひとつ。Cannubiです。
*日本のサイトなどでは、カタカナが”カンヌビ”や”カヌービ”などとなっているので、そのまま表記しておきます。
私がバローロのシルヴィアと話す時は、後者の音の方が近いでしょうか。

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バローロの街に様々な近郊のワイナリーのバローロのボトルが飾られていました。
*シルヴィアの家族のワイナリーBorgogno Francescoのバローロは、ボルドー色のラベル。

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*今回、かなり迷いましたが、Borgogno Francescoのワインの輸入数は、
在庫切れのバローロ ブルナーテ2011を、何度も試飲して検討した結果、アルコール度数の高さと
ワインの構成のバランスが、いつものような素晴らしさと異なっていましたが、
輸入を見送ってゼロにはしないで、前回の2010に比べて少量の本数の輸入としました。(昨年の約3分の1)
どうしてもこのワインのファンが多いこともあり、また、それなら飲み比べてみたいという意見もありました。
バローロのワイナリーの倉庫で保管してもらっていた色違いのラベル ベッリの畑のバローロは、
昨年と同様に2010年を追加輸入して販売します。

バローロ生産地域にあるオステリアで、牛肉の頬肉の赤ワイン煮込みのランチ。
ワインで煮込まれて、とろとろで柔らかい秋から冬に美味しいメニューです。

Guanciale di manzo brasato
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いつものねこのコーナーです。
ぴーちゃんのお気に入りの場所で眠くなってしまった、みーちゃん。

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