北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

April 2016

モンフェラートのオリーブ畑の帰りに出会ったねこ。

ピエモンテ州モンフェラート地方 モンカルヴォの丘のオリーブ畑へ。
バルベーラのワインの生産地であり、かつてのブドウ畑であったところにオリーブが栽培されています。

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オリーブ畑のすぐ横に家族が大切にしている菜園があります。
アーティチョーク

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こちらは、オリーブ農場のヴァレンティーノさんのお父さんのピエロさん。

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北イタリア ピエモンテ州モンフェラート地方のオリーブオイルの農場名を
VEGLIO PIERO (ヴェリオ・ピエロ)という名前で紹介していますが、そのピエロさんです。

現在、息子さんのヴァレンティーノさんが、街の交通公共機関であるバスの運転手の仕事をしながら
オリーブを大切に栽培し、搾油、ボトル詰め、販売を行っています。

お父さんのピエロさんの時代には、昔、この土地でワイン用のブドウを栽培し
協同組合にブドウを販売していました。
その頃の農場名なので、お父さんの名前のままなのです。

その後、モンフェラートのオリーブ畑から下ってきたところにある植木屋さんに行きました。
大きなビニールハウスの店内で野菜の種を見ていると 頭上でがさがさと音が聞こえてきました。

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ビニールハウスの屋根からするすると降りてきたねこ。

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【お知らせ】
在庫切れで、お待たせしてしまったオリーブオイルの再入荷のお知らせです。

ピエモンテ州モンフェラート地方のVEGLIO PIERO の農場の2種類のオリーブオイル
ROBUR(ロブール)とEVENETO(エヴェント)

リグーリア州インぺーリア県のオリーブオイル
Dalla Terra alla Tavola (ダッラ・テッラ・アッラ・ターボラ)から
オリーブオイル、タジャスカ種オリーブの実が入荷になります。
こちらは、出荷に合わせて4月25日にステンレスタンクからボトル詰めを行ったばかりです。

現在、マルペンサ空港の倉庫にあり、日本がゴールデンウィークに入っているので、
5月ゴールデンウィーク後半に運行が予定されているミラノマルペンサ発、成田空港行き直行の貨物航空で
日本に到着する手続きをしました。通関手続きを終えてから
発送は、軽井沢の倉庫からゴールデンウィーク明けになります。
お待たせしてしまった方々、申し訳ありませんでした。
現在、ご注文をいただいている方から順次、発送していきます。
しばらく在庫切れの表示だったショッピングカートもオープンに切り替えます。

Facebookページでのお知らせでの写真は、リグーリア州のオリーブ農場の風景にしました。
ニース、モナコも近く海からの風を受けるリグーリア州西部のオリーブ畑
そして、冷涼な土地のピエモンテ州モンフェラートのオリーブ畑
それぞれ、イタリアの自然と豊かな食文化、土壌から生まれるオリーブオイルです。

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いつものねこのコーナーです。
教会前の駐車場で荷物を抱えて車を降りると、どこからともなくもう2匹がちょこんと待っていました。

ぴーちゃんとみーちゃんにとって18時半は、まだおやつの時間。
この時間でも午後の眩しい光でいっぱいです。

ぴー

もう越冬の期間は、終わりましたが、ぴーちゃんは、まだ毎晩、我が家に戻ってきて
私の椅子の下の箱の中に入り眠っています。。。

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ノヴァーラ県の春のブドウ畑で。

ノヴァーラ県のワイナリーの無農薬のブドウ畑の丘に行きました。

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来週には、フランチェスコのお父さんのルチアーノさんが除草用のトラクターに乗って
自宅からブドウ畑まで車で5分くらいのところ、ルチアーノさんは、ゆっくり丘を登りながら
スーノの街から約30分かかってここまで来るんだとフランチェスコが笑いながら話していました。

草を円盤になった大きなカッターで粉砕して地面に戻していく。
お父さんのルチアーノさんががワイナリーを継ぐにあたって、最初に投資して購入したのが、
その小さなトラクターと円盤のカッターの付属機だったと話していました。

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ここは、昔からポルチーニの丘という名前がついていた場所で、そのままブドウ畑は、
スーノの方言で ”ムッツィフレイ(Motfrei)"
森がありキノコが豊富にあった場所でした。

それは、本当でした。足元に真っ白なキノコが。
フランチェスコに、「これは食べられるキノコなの。それとも毒を持っているの。」と聞いてみると
フランチェスコは、嬉しそうに笑いながら
「ああ、これは、美味しいよ。スライスしてバターでソテーしたりして食べるよ。」と話していました。

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九州の被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
少しでも早く、安心した日常の生活に戻れるように祈っています。

ワイン会でお世話になった福岡県の農園の方からの情報で、阿蘇の農園では
今まで苦労してきて築いてきた農園の惨状に驚き涙が出たとありました。

そして農業を通じて昨年、知り合うことができた熊本県の方にメールで連絡すると、すぐに返信がありました。
益城町に近い熊本市東区に住んでいらっしゃるとのことで
そんなさなかに、メールの最後に若手農業経営者がイタリアに農業を視察する時には
ぜひよろしくお願いしますとありました。

諦めないでこれからも新しく何か始めていきたいという気持ちが強く感じられ、
今は、何もできないですが、いつか私に何かできることはないか考えています。

阿蘇では、伝統農法・野草堆肥を活用した野菜の栽培をしています。
世界農業遺産の阿蘇では、素晴らしい風景が広がり
カルデラの底に広がる平野部の稲作、そして肉用牛、野菜や花など多様な農業が展開されています。
私は、その水田を見に行きたいとずっと思っています。
www.giahs-aso.jp/

*熊本県への地震に関する支援物資の搬送は、運送会社が届けることができないと
受付を中止しているとありますので、
生活に必要なものを送る時には、受け入れが可能かどうか確認したほうがいいです。

http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15422.html?type=top
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オルタ湖から

写真ばかりの短い更新です。
先日、訪れた春のノヴァーラ県の湖水地帯のオルタ湖で。

ここは、初めてピエモンテに引っ越してきた2005年、同じ町で暮らすヴィクトリオと知り合って
ノヴァーラ県の美しい場所を案内したいと連れていってくれたところのひとつがこのオルタ湖でした。

北イタリアの湖水地帯の中で、とりわけ、このオルタ湖が好きなのは、
美しい国際的な湖畔リゾート地の風景というだけでなく
それが親しみやすい北イタリアの小さな街で心の中でずっとその風景が余韻を残しているから。

私の現在の車の前の持ち主は、この街の中心で暮らしていて
赤い小さなホンダの車は、この湖畔の街を走っていたことを知って、すぐに決めてしまったのです。
あまりにもすぐに決めたので、驚いたヴィクトリオがもっといろいろな車を見てみようと言っていました。
中古車だったけれど、それからもう10年の月日が経過しました。
まだ、その大切な真っ赤な車は、ピエモンテを走り回っています。

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世界遺産サクロ・モンテの丘から見下ろしたオルタ湖のサン・ジュリオ島

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街の中心に向かう小道。

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ランチは、湖の見えるレストランで。

アミューズは、キッシュと赤パプリカのソ−ス
Quiche Alla Crema Dei Peperoni
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この日のリゾットは、海老とアーティチョークのリゾット。
Risotto con carciofi e gamberi
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赤ヒメジとヒヨコ豆のソ−ス
Filetti di Triglie Croccanti su crema di Ceci neri
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ピエモンテの水田地域での暮らしでは、パスタでなくリゾットの毎日。
先日は、アスパラガスのリゾットでした。

そういえば、同じ町のヴィクトリオは、稲作農家であるからか、パスタは年に1、2回でいつもリゾットと極端だけれど
確かにリゾットの方が日常的な地域です。
今晩は、冷蔵庫に眠っている アルトアディジェ州のスモークした生ハムのスペック(Speck dell'Alto Adige IGP)
グリンピースでリゾットにしてみます。
Risotto piselli e speck (risi e pisi)

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アスパラガスのリゾット

大きな国際見本市が2つも重なっている1週間です。
今日までヴェローナで開催されているワインの見本市Vinitaly 2016(4月10日〜13日)
そして昨日からミラノでは、ミラノサローネ国際家具見本市2016(4月12日〜17日)

ヴェローナでは、イタリアを代表するワインでレストランや輸入業者の方、
そしてミラノには、デザインや建築関係者の方が多く、華やかな空気に包まれた1週間です。

朝の短い更新です。
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昨夜は、ミラノサローネのために日本からイタリアを訪問中のデザイン関係の方たちと
近所のアグリツーリズモで夕食。

なぜ、この時期、ワインの見本市のVinitalyでなく、
ミラノの国際家具見本市でいらっしゃっている方とご一緒なのかというと

以前、日本で展示会開催時にウェルカムドリンクや、パーティで来賓者の方たちへの贈り物に
輸入しているピエモンテワインを選んでくださったりと、ワインを通じて
他の業界の方たちと素敵なご縁があったからです。

農場のオーガニックのキウィと一緒に、ノヴァーラ県の養豚農家で造られたサラミとハム。
Salam della Duja,Fidighin,Lonzino stagionato,Lardo tradizionale alle erbe
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ピエモンテ牛(ファッソーネ:fassone)のカルパッチョ。
Albese di fassone piemontese
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農場のお米とアスパラガスのリゾット
Il risotto agli asparagi
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そして私は、農場で昨年、栽培された新しい品種を買ってみました。
Artiglio
長粒米でLungoBに区分されるお米です。
アミロース(amilosio)は、 25.15%と高く、粒の長さが7.7弌幅が2.1个任修糧耄┐鰐3.66
【例えば、リゾット用のカルナローリ(Carnaroli)米のアミロース分はは 22,40%です。】

20160412_211208  (2)

このお米の品種の特徴から、リゾット用ではなく、お米を使ったサラダや
炊いて良質のオリーブオイルと塩とイタリアンパセリなどの香草と一緒にして
お魚のグリルの付け合わせなどに美味しいことでしょう。
新しい品種、試食するのがとても楽しみです。

バローロのワイナリーの友人、シルヴィアもこの品種を欲しがっていました。
同じピエモンテでもワイン産地のバローロでは手に入らないので、
ノヴァーラの様々なお米の品種を楽しみにしているのです。

今週末、バローロに行くので持っていってあげよう。

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いつものねこのコーナーです。
ミラノから帰宅すると教会の前で待っていたぴーちゃんとみーちゃん。

家の前

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カブール運河

まだ今朝の通勤の高速バスの中は、弱く暖房が入っています。
春の日々で、農場によっては、一部、水田に水が入っているところもあります。
通勤中の短い更新です。

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写真は、帰宅後田園を散策中に。
水田の横は、菜の花がいっぱいになり、春風が心地よく飛行機を見ようと空を見上げると
用水路に沿った並木には、黄緑色の若葉が出てきていました。

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この地域に初めて引っ越してきた11年前は、水田は、ほぼ同じ時期にどこも水が入っていたように記憶していますが
ここ数年、その風景は変わり、農場によって一区画の水を早めに入れているところもあったり
田起こし、水を入れて鉄のタイヤで耕す荒かき、そして土をさらに細かくする代掻きの時期がそれぞれ異なっています。

以前、何軒が調査で農場の訪問した時に、肥料の時期、除草剤など、マニュアルがあるわけでなく
農場によってまちまちであり、時には、実験的にまったく違った方法を試みたり
農場内の土地によって異なるそれぞれの土壌に合わせて変えていることがわかりました。

そして最近の課題は、アルプスを水源とした川からの用水路をできるだけ節約しながら
環境を最も大切に考えたうえで、効率よくお米を作ることです。

肥料、農薬、水、機械、燃料、電力、そして中には土地を借りて稲作をしているところもあり
稲作にかかるコストは、莫大で、それを少しでも減らしていくために
肥料、農薬の時期、回数を効果的にできるように、肥料の種類、肥料を施す回数、時期が
農場に経営者によって異なるように水を入れる時期を変えているのです。

同じ農場内で約1区画(2ha以上のことが多いです。)だけに水が入っている様子を見ることができ
品種の違いかもしれないですが、おそらく実験的に他の区画と異なった方法で行っているのでしょう。

稲作農場に関わる人の月刊新聞から。
下記の写真は、乾田に直接種まきをした場合の4地域19の実験農場と
BISMARKという名前の除草剤の使用した場合の結果について書かれていました。

稲作新聞から

そしてこの地域の大切な水は、ブログの写真によく登場するアルプスのモンテローザの氷河に
源流があるセージア川からです。
下は、この地域のセージア川の水を管理する灌漑協会の建物の入り口に飾られていた写真で
カブール運河の様子と水田風景。

150年を迎えたカブール運河がの水がもたらした繁栄。

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春になり、稲作、ブドウ畑といろいろと動きが出てくる時期になりました。
これからもできるだけ、これらの分野の農業に接する時間を持ちながら
ブログではスぺースの関係でほんの少しになってしまいますが、その様子を報告できればと思っています。

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いつものねこのコーナーです。
さて、どのようになっているかわかりますでしょうか。
ワイン6本用の小さな箱の中で丸まって眠るぴーちゃんです。

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昨日は、朝、まだ日の出前の時間は、7℃。
帰宅時の17時半、隣町を通過する時に薬局の電光掲示板を見ると24℃でした。

夜中から明け方にかけては、まだ足元の電気ストーブをつけることもあり
写真の眠っているぴーちゃんは、オレンジ色の光に包まれて温かそうです。
きっとぴーちゃんは、夏時間になったことをまだ知らない。

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