近所の用水路で
















更新がとても遅れてしまいました。
申し訳ありません。複数のまったく異なった仕事を
同時にしている関係で今月は、明日だけがお休みです。
それで、今夜は、とても嬉しい金曜日の夜です。

ボローニャに日帰りで出張に行った時の写真と記事を
用意していました。

下書きが終わったところで
家の外から蛙の鳴き声がしてきました。

昨夜は、2時ごろ突風と雷、強い雨で目が覚めました。
きっとそんな夜に私の家のルッコラを植えているプランターに
紛れてしまったのでしょう。

このままだと、日中の乾燥で蛙が苦しくなってしまいます。

私は、ブログの下書きの途中で、その鳴き声が気になり
外に出て、蛙を探しました。やはりプランターの中にいました。

そっと蛙をつかんで水を入れたバケツに入れ自然がいっぱいの
水の多い用水路まで運びました。

ここに来たばかりの頃に、家に蛙が入り込み
触ることも見ることも出来なくて上から大きな箱を投げ閉じ込めて
家の外に放したこともありました。

自然の中で、動植物の生命の移り変わりを見て
永遠でない人間の生命も同じであることにも気が付きました。

バケツの浅い水の中で必死に外にでようとするペパーミントグリーン色の
美しい筋がある小さな蛙に

何度も話しかけてしまいます。

”もう少しだから、我慢して。”
”ここで出てしまって、私が捕まえられなかったら死んでしまうわ。”
”ここは、まだ駄目。もう水がない田んぼで、すぐにairone (サギ)に
見つけられてしまう。”

途中、町の人に出会い、そんな独り言を話す私を見て
”どうしたの。あっ。バケツの中の蛙に話していたのね。”と笑います。

町から2km離れたところまで歩き、自然がいっぱい小さな川に
そっと蛙を放し、私から遠く離れていくのを見ていました。

毎朝、高速道路の入り口に向かい、そのアスファルトの上で
たくさんの干からびてしまった蛙を多く見るようになってから

そして高速道路の入り口に出没する野うさぎを見て

こんな田舎であっても、動物の住む環境を壊してしまっていることに
気が付いてから、少しでも多くの動物が、いつも散策するような
自然の中で暮らしていけるようにと願うのです。

人間の生命も永遠でないから、やはり今、この瞬間を精一杯生きて
次の新しい世代の人々につなげていくこと、そんなことを初めて感じました。

これを書いている今も急に突風が来たと思ったら
あっという間に雨と雷になっていきました。

しばらくしたら、下書きをしたボローニャのことを更新します。


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