土曜日の深夜、車のフロントガラスに
うっすらと白い煙のように霧が向かってきました。

車内にも、たちまち、湿った空気が広がっていきました。

そして、そのまま霧は、消えていくことなく

日曜日の朝から、このブログを書いている24時近くまで
一日中、ずっと外は、白く覆われていました。

クモの巣に水滴
















地面も窓ガラスも水滴で覆われ
大通りは、車が数台、通り過ぎていっただけで
人の気配もまったくなく
初めて、この町に来た、あの冬の終わりの日を思い出していました。

とても静寂な1日が過ぎていきました。



今夜のワインは、ピエモンテ州アスティ県の小さな地区で
作られているワイン。

もともとは、その地区のワイン農家が家族だけで飲んでいたものです。

ruche
RUCHÈ di CASTAGNOLE MONFERRATO
Rosso DOC
2006
ブドウの品種:RUCHÈ 100%
アルコール度数:13.5%
ENRICO MORANDO

紫色を帯びたルビー色です。
新鮮なフルーツや花の香りで若いワインです。
野イチゴやスミレの花の香り、そして甘草の香り。
そしてしっかりとしたボディと心地よいタンニンが感じられます。

少し熟成したピエモンテのチーズとパン、野菜のグリル、スープと
このワインでこの日を過ごしました。

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