少し前までは、早朝のバスの中は、真っ暗で
読書灯をつけても、薄暗く本を読むのもやっとでしたが

今では、うっすらと明るく、読書灯をつけることなく
小さなパソコンで、今、ブログの原稿を書いています。

少し前まで真っ暗で寝息が聞こえていたこともあった車内が
運転席から聞こえてくるラジオの音
そして人々の話し声でとても賑やかです。

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午後、帰宅。広場に駐車して家に向かって歩くと
青、緑、朱色、黄色と次々にトラクターが通りすぎていきました。

高い位置から手を振ったあの町の人は、よく見えなかったけれど
いったい誰だったのだろう。

続いて、ルイージの乗った大きな荷台を連結した自転車も見えました。
”チャオ。RIE、仕事が終わったら、バールで会おう。”

11mar 2009 近所の田園



















11mar 2009 農場





















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昨年、日本に一時帰国した時のこと。
仕事で知り合った女性から、食事に誘われていました。

そこは、表参道にある素敵な和食レストランで
私のために、すでにメニューも予約してありました。

“RIEさん、バーニャ・カウダというのを知っていますか。
日本では、今、こういうものもあるのですよ。”

”それは・・・ピエモンテの郷土料理。”

そう言うと、とてもびっくりして

せっかく、日本に帰ってきたから、普段、食べることのできないようなお料理をと
思って誘ったのに、ごめんなさいなどと謝るから、

そんなことはなく、むしろ、日本で食べる洗練されたバーニャ・カウダは
とてもいい機会で嬉しいとそんな会話をしました。

日本のバーニャ・カウダ。たくさんの種類の生野菜で
とても美味しかったわ。ありがとう。

昨年の秋の終わりの光景を思い出していました。


バーニャ・カウダ Bagna cauda(caoda)は、
ニンニク、アンチョビ風味のオイルの土鍋に火をかけて生野菜を
浸して食べるピエモンテ地方のお料理と言われていますが

私の住む周辺では、バーニャ・カウダと言うと
生野菜のフォンデュのようなお料理というよりは、
むしろ火の通ったぺペローネ(ピーマン)の上に
添えられていることが多いです。


クーネオ出身のピエモンテーゼで、アグリツーリズモのコックさんだった
マリータが作ってくれたバーニャ・カウダ

マリータの家で














こちらは、先週の日曜日のバールで。
8mar 2009 バールで




















ロミーナがミモザのお花と一緒に用意してくれた小皿には
この火が通って柔らかくなったぺペローネの上にバーニャ・カウダソース。
それがパンの上に添えられていました。


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Bagna cauda(caoda):ニンニク、アンチョビの塩漬け、オリーブオイル、
ほんの少し牛乳(入れないところもあります。)

Topinambur(菊芋をはじめ、キャベツなどの生野菜。*Cardo gobboなど
私の周囲では、生野菜のフォンデュでなく、柔らかく茹でた
ぺペローネ(ピーマン)などの上に添えられて前菜に。

*カルド・ゴッボ:ピエモンテ州ニッツァ・モンフェラート
(Nizza Monferrato)地方のお野菜。セロリに少し似ています。
同じピエモンテ州でも私の地域では、見かけることは、ほとんどありません。


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今夜は、写真家ヴィクトリオの展示会に行ってきます。