土曜日の夕方に。近所の牛舎で。

牛舎 14Mar2009



















1650年に、サヴォイア家の分家である富裕な一族が
この地に館、大きな農家、牛舎そして倉庫を築き、

それが、現在の町の中心です。昔からこの牛舎もありました。

私の小さな家もその敷地内にあり、自宅の丸くカーブを描いた天井は
レンガ造りになっています。

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土曜日の午後の3時間、この地域の農耕具の歴史、現在の稲作について
勉強する機会を町役場からいただき、たくさんの文献などを
読ませてもらっていました。

ちょうど、女性町長が(ミラノ市長のレティツィア(Letizia Moratti) に
少し感じが似ています。)部屋に入ってきました。

”RIEもいたのね。そうしたら、何かおやつの時間にしましょう。”

そういって取り出したのは、お米の粉で作った
クロスタータ(crostata:タルト、パイ)でした。

”何か、切るのあるかしらね・・・。”と取り出したのは
ゴルゴンゾーラチーズ用のナイフ。

”えっ。また賞味期限が近づいているの?”
”いやだわ。RIE(笑)。大丈夫よ、今回は。美味しいわよ。試食して。”

そう言って、白い紙ナプキンにそっと包んでくれました。
それは、アプリコットジャムがたっぷり入っていました。

”小麦粉より、崩れやすいから、気をつけてね。”

マヌエラがそれを見て
”えっ。ジャムのしかなかった?
ピエモンテのチョコレート入りのが美味しいのに。”

”まあ・・・。そんなにいいのがあったの。どこにあるのかしら。
探して!RIEもその棚を探してちょうだい。”

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そういえば、高校生のノエミちゃんの家では、夕食を作る時
お母さんがいつも、このゴルゴンゾーラ専用のナイフで
豚のロース肉を切っていました。

”包丁より、とても柔らかに切れて、手軽でとてもいいのよ。”

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週末なので、帰り道、まっすぐに家に戻らす、田園を散歩していました。

菜の花が一部、咲いていました。
まだ大半が緑色でつぼみの状態です。

彫刻家の夫は、常に大理石と対話をしているため
シンプルで自然な食生活を好み、

自生しているOrtica(イラクサ)のリゾットが好きで
いつもアグリツーリズモでもリクエストをしていたほどです。

そんな夫が、排気ガスのないアスファルトで舗装されていない地域で
まだ花の咲いていない菜の花を摘んでいたこともありました。

当時の写真。

P





















”黄色い花が咲いてしまうと、食べれないから、早く摘まないと”
大鍋で塩茹でして鮮やかな緑色になったものを小分けにして
次々と冷凍庫に入れていました。

そんなことを思い出し、帰り道、菜の花を摘んで

この日、菜の花のリゾットとこの地方のスパークリングワインで
春の味を楽しみました。

菜の花のリゾットと一緒に飲んだワインは、また次回に。

ブログを書いている今は、日曜日の静かな午後です。
でもトラクターが何度か家の前を通過していきました。

ヴィクトリオもルイージ、そしてクラウディオも農場で仕事で
春の水田の景色が、もう近くまで来ています。

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町役場のクリーム色の綺麗な壁をバックに
ヴィクトリオに写真を撮ってもらってました。

”RIEの新しいパスポートの写真だよ。”
”10年、この写真になるのよ。”

町長は、とても驚いて

”えっ。証明写真。まあ・・・ヴィクトリオ
いつからそんなサービスまで始まったの?(笑)
なら、私も頼もうかしら。”

10年間、大切にしよう。このパスポートの写真。

写真の規格で笑顔になっては、いけないので
町役場の人々に囲まれて、手をつねりながら
笑いをこらえている写真です。