春の準備に向かうピエモンテの水田地帯。
私は、もう蚊に刺されました。
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バルバレスコの町で、"ここよ。"と蚊に刺されてしまったところを見せると
"さすが、ノヴァーラ県の水田地帯は、早いわね。"と、ワインから蚊の話になってしまいました。
穏やかなピエモンテの春の日の午後のこと。
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以前、ブログに災害ボランティア募集について書きましたが
被災地までのガソリンについて、とても貴重なご意見をいただきました。
浦安市では、県外からの希望者が多く(60%近く)またそれに伴い
旭市でも遠方の多くの希望者があったようです。

現在、市内からのボランティアの参加の募集のみとなっています。

他の被災地でも、ガソリンを使わず、自力で、また電車などの交通機関を使い、
日帰りできる人が必要になっています。
また、被災地では、長靴(よごれてもよい靴)、
よごれてもよい動きやすい服装、軍手、マスクなども自分で用意して

水や昼食など被災地の人たちのものを消費することなく、自宅から
用意できることが大切です。
ボランティアの種類でも最も災害ボランティアは、難しく
確かな力になっていないと感じられても、これらのことを守って参加すれば
きっと何かの力になれることと思います。

実際には、被災地から遠く、多少、停電で不便であっても、被害が少なく普通の生活に戻りつつあり
被災地に協力したいという方が多いことでしょう。

今、現地にボランティアに行かれないことで、どうかその気持ちを止めてしまわないで下さい。

学生の方は、ボランティアに行かれない地域であっても、あらゆる分野で勉強していくことで
いつの日かそれが大きな力になっていくことでしょう。

私は、ずっと趣味の延長のようでもあった日本でのワインの仕事を
見直すきっかけにもなりました。

イタリアで働いて納税するだけでなく、この日本に設立した小さな会社を通じて、
少しでも日本の経済活動に関わっていかなければと思ったのです。
決算後、昨年も納税の期限の2週間前に帰国して、税理士さんに計算してもらって、
期限最終日に支払って、翌日イタリアに戻りました。

空港の貨物地区の税関にある机で何度も計算して、ワインの関税と酒税と消費税が大きく、
それが計算間違えでないとわかると呆然としてしまいました。

余裕を持っていったと思ったお金をすべて税関で使い果たしてしまい、
帰りに成田空港駅のATMでおろして、電車の切符を買ったりしたこともあり、
その時は、うらら・・・と帰りの電車の中で、納税の書類を悲しげに眺めていたけれど(笑)

春に帰国するのは、ワイン会やワインセミナー、営業、
帰国と同時期に輸入するワインの手続きもありますが、
メインは、日本に納税するための帰国です。

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