雪がやむと、澄んだ冷たい空気と除雪後の雪のかたまりがたちまち氷となりました。
中庭から、教会前の駐車場の一部が凍っていて、真っ暗な中、滑らないようにと
ゆっくり確認しながら車の前まで行く。

途中通過する隣町の薬局の電光掲示板をみると氷点下6度で、まだ予報よりも暖かい。

ミラノ行きの高速バスが来るのを、高速道路の入り口の駐車場で、車に乗って待っていると
通勤仲間のクリスティーナに、運転手から5分遅れると電話が入り
待っている通勤仲間全員の車のところまで行って、ひとりひとりに伝えると
再び、車に戻っていきました。

通勤の高速バスの中から短い更新です。
*******************
稲作農家に残る水車の跡。
茶色の小さな姿が一瞬見えたのですが、あまりに素早く、写真に撮ることができませんでした。
野うさぎは、この下に行き、姿を消したので、ここに棲んでいるのでしょう。

水車


家に到着すると、いつものねこが、柱廊の下のレンガの床の部分に
雪だらけになった手を押しあてて、雪を一生懸命払っていました。

ねこ

ぴーちゃんは、手が冷たかったのでしょう。しばらく手をなめていました。

***************
冬は、毎日、違ったスープをランチだけでなく、休憩の時にも
キッチンに行き、温かいスープを飲んで本や書類などを眺めていると
オーストリアのウィーンに行った時に、よくカフェで過ごしていたことを思い出します。

それは、グヤーシュスープの時もあれば、
オレンジリキュールが入って生クリームが入ったカフェ、
チョコレートケーキとカフェ、そしてもちろんオーストリアの白ワインのこともありました。

カフェやスープ、ワインで新聞を読んだり長時間過ごしている人たちを見て
外国語ですらすらと新聞が読めたら、きっと多くのことが変わっていくだろうと
そんなことを考えていました。
季節は、夏や春に行ったことも何度かあったはずだけれど
私の記憶の中では、いつも透き通って冷たい空気の冬のウィーンばかりでした。

今日のスープ
お料理専門家でないので、普通の簡単なスープです。
ちりめんきゃべつ、パンチェッタ、じゃがいも、にんじん、コーン、マッシュルーム
豆、カラス麦、麦、牛乳、オリーブオイル、塩
スープ


*********************
冷たくなったねこの手を見て、幼い頃に読んだ"手ぶくろを買いに。”というキツネの童話を思い出しました。
2月に入って、まだ寒い日々が続きますが、体も心も温めて頑張っていきたいものです。
皆さんもどうか良い週末をお過ごし下さい。

blogランキング
に参加しています。
どうか、クリックして応援して下さい。